仮面の王 イ・ソン

テモクの最後の演技が圧巻でした。この人物が出来上がるまでの背景が見えるようで素晴らしかったです。序盤でもう少しそこの部分が詳しく見れたらもっと良かったかも。主人公の結末は韓国ドラマにありがちなあっさりとした結末でしたが、脇を固めるベテランの俳優陣がなんともいい味をだしていて、くすっと笑いたくなるような所、重い雰囲気の所、主人公達より良かったと思います。個人的には身代わりの王の姿勢の悪さが気にかかりましたが、彼にも幸せな結末があれば良かったなと思います。

これまでの流れで、あんなにしっかり愛を確かめあったピョンスとカウンだったのに、ピョンスが世子イ・ソンとわかった途端のカウンの変貌ぶりがあまりに冷たくて、世子イ・ソンを見ているのがつらいです。イソンもカンウ欲しさに、テモクや大妃を味方につけてやりたい放題。世子イ・ソンの苦しみを知りもしないで・・・と思うと、許せなくなってきます。
唯一の救いは、世子イ・ソンにはウボ先生や仲間が付いていること。まだまだヤマ場が続くと思われるのですが、最後はハッピーエンドになることを心から期待します。

身代わりの王イ・ソンと本当の王様イ・ソンが交替する時期が迫っていると感じました。
しかし、テモクの悪行や支配が想像以上に大きく、１つ解決してもまた新たな問題が生じて、イ・ソンたちを阻んでいるのが見ていてイライラしました。
今まで助けてくれていたファグンがテモクの孫であることが発覚しましたが、今後、本当の王様イ・ソンと敵対するのかどうか気になります。
テモクに嘘をついて守ってくれた所を見ると、これからも陰ながら助けてくれるのかなという印象を受けました。
本当に交替できるのか先が気になります。

4角関係が回を追うごとにどんどん進行していて、ハラハラしてしまいます。あまりに大きな敵、辺首(ピョンス)会を倒すべく、そして大切な人を守るために、一人一人それぞれがまっすぐな気持ちで選ぶ道があまりにも過酷で見ていて切なくなりました。特に今回はカウンとファグンの2人の女性の決断にグッときました。まっすぐで聡明なカウンと愛する人を守るためならどんなことでもしてしまいそうなファグン。それぞれの決断がどんな結果をもたらしていくのか、とても楽しみです。

とても感動でき悲しくなるストーリー、見ていると切なくなったり、胸が苦しくなったり、悲しくなったり、自分がその場にいるような感覚になりはらはらドキドキします。今回の主人公とヒロインが離れ離れになるシーンはとても胸が苦しくなりました。音楽もいいタイミングでかかるので余計に悲しくなりました。ドラマの最後の方ではいつも泣いてしまいます。主人公が自分の好きな俳優さんなのでとても毎週たのしみにしてます。はやく次の回を見たくて毎日うずうずしてます。

今回もハラハラドキドキのストーリー展開！時は流れてそれぞれの生活もそれなりの形になってきてるとは言え、相変わらず世子の辛い心境を考えるとこっちまで泣けてきます。言いたくても言えない、このもどかしさ。カウンを見つめるスンホ君の切ない視線、カウンもまた同様世子を見つめる視線の切なさはたまりませんね。ファグンとのこれからの三角関係も気になるところ。私的にはもっとファグンと世子の関係が深くなってくれることに期待。テモクもそれで悩めばいいんだ。