『いだてん~東京オリムピック噺~』での大竹しのぶ (池部幾江役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
大竹しのぶ (池部幾江役) は 「2019年10月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
いやー良かったですよね。自分の息子が死んでしまって残った嫁を手放したくなくて婿に迎え入れた赤の他人の息子。今まで付かず離れず見守ってきたんだなと言うのがよく分かりました。なのに母の心子知らず。もう私しかいないんだから諦めろ‥。泣きました。
さすが、大女優と言わんばかりの貫禄がすごかった!着物姿だと余計にバラエティのときとのギャップを感じた。結構強めな方言も様になっていて違和感が全くなかった!今まで見た大竹しのぶが演じる役で1番好きかもしれない。
千と千尋の湯婆婆のような迫力にいつも圧倒されます。奇妙な縁で養子にした金栗さんを無理にしばりつける事なく自由にしてあげている器の大きさ、きちんと人の心を見抜けるしっかりした目を持つゴッドマザー。凄いです。韋駄天韋駄天と持ち上げられていた金栗さんにその真の意味を教えてくれる重要な重石になってくれていますね。
熊本に帰ってきた四三を「なして帰ってきた」と鼓舞するシーンが格好良かったです。言葉はキツいけど、「お前はそんな男じゃないだろう」と諭すような雰囲気があり、四三の根性や人間性を認めているのが伝わってきて、義理の母としての愛情が感じられました。お腹からしっかり発声しているよく響く低い声は迫力があり、言葉一つ一つに説得力を感じさせます。
家族を気にかけて戻ってきた四三に対する言葉が見ている側にも突きささった感じです。厳しい言動に優しさがあふれ出ているパワフルな演技。これだけ勢いよく真っ当なことを正面から言われたら誰もが何かできることをしなくちゃと思いますよね。
四三の金メダルを願って神棚に手を合わせる姿が印象に残りました。穏やかですっきりとした優しい表情を浮かべていて、いつもは四三に手厳しいけど幾江なりに義理の息子である四三に愛情があるのかなと少しホッとしました。大事なスヤのためというほうが大きい気もしますが、どちらにせよ幾江の愛情深さが感じられたのが良かったです。
久々に帰省した四三を見つめるじとーっと重たい眼差しや、オリンピックの話が出た時のキッとした鋭い表情など、四三が思わず「参った~」と愚痴ってしまうほどの強い無言の圧力が最高でした。台詞がなくても迫力が凄い!好き勝手やっている四三の姿にたまにイラっとくる時があるので、これくらい分かりやすく態度に出してくれると見ていてスカッとします。
いいね、やっぱり上手いよね。あのドスのきいた声で怒鳴り込んで来られたら私でも縮み上がるわ(笑)出番は多くないのに存在感はバッチリ。あの大きな家を切り盛りする奥様ですからそのくらいの貫禄は当然だよね。それに驚く獅童さんや勘九郎さんも面白い。いいスパイスだね。
スヤが東京から帰って来ないと子供みたいに不機嫌になったり、実次に八つ当たりしたり、「ご懐妊たい!」と大喜びではしゃいだり、感情丸出しの全力投球の演技は見ていて気持ちが良いです。強烈キャラだけど悪目立ちし過ぎないし、でもちゃんと存在感があって印象に残る。そのさじ加減が絶妙です。普段の大竹さんはぽわんとした雰囲気で口調ものんびり穏やかなのに、こんな低くドスが効いた怒鳴り声も出せるんだすね。さすがベテラン女優さんです。
スヤの手をとって「実次~っ!」と怒鳴りこむシーンが迫力満点で凄かったです。よく通る低い声で早口でまくしたてる姿はまさに怒り心頭といった感じで、幾江にとってスヤがいかに大切な存在なのかが伝わってきました。どんなに感情が昂ぶっても声に芯があって裏返ることがなく、台詞一言一言がしっかり聞き取れるところがさすが舞台経験が豊富だなと感心しました。「覚悟しとけ」という捨て台詞も勇ましくて格好良かったです。
鍋を洗うスヤを見つめる優しい眼差しや「どこにもいかんで」と抱き締める姿にスヤへの深い愛情が感じられました。スヤの四三への想いを知った時の表情も印象的で、驚きと、少し寂しさも滲んでいるように見え、重行の母としての複雑な心境が垣間見れたのが良かったです。
こわーい。じとっと見られるとたまらなく逃げたくなってしまう(笑)その品定めされているような眼差し。流石の貫禄です。もっと優しいおばさんの役もやりたいだろうけど、意地悪なおばさんをうまくできる役者さんが少ないから重宝されるだろうな。
自分より遅く起きたスヤを注意するシーンがありましたが、全然ネチっこくなくて嫌味な感じがしなかったのが良かったです。幾江のサバサバとした大らかさや器の大きさが伝わってきました。いつも思うのですが、大竹さんは方言が本当にお上手ですね。どんな方言もまるでその地方の出身者かのように自在に操っていて毎回驚きます。
無駄のないテキパキした動きとハキハキした口調、いつもより低めに作られた声で、短い出番ながら家業を一人で切り盛りする幾江の逞しさや頼もしさをしっかり表現していたのがさすがだなと思いました。オリンピックのことがよく分からないのに大金をポンと貸してくれる懐の大きさ、柔軟な考え方、賢さも感じられ、とても格好良かったです。
いやー良かったですよね。自分の息子が死んでしまって残った嫁を手放したくなくて婿に迎え入れた赤の他人の息子。今まで付かず離れず見守ってきたんだなと言うのがよく分かりました。なのに母の心子知らず。もう私しかいないんだから諦めろ‥。泣きました。
さすが、大女優と言わんばかりの貫禄がすごかった!着物姿だと余計にバラエティのときとのギャップを感じた。結構強めな方言も様になっていて違和感が全くなかった!今まで見た大竹しのぶが演じる役で1番好きかもしれない。
千と千尋の湯婆婆のような迫力にいつも圧倒されます。奇妙な縁で養子にした金栗さんを無理にしばりつける事なく自由にしてあげている器の大きさ、きちんと人の心を見抜けるしっかりした目を持つゴッドマザー。凄いです。韋駄天韋駄天と持ち上げられていた金栗さんにその真の意味を教えてくれる重要な重石になってくれていますね。
熊本に帰ってきた四三を「なして帰ってきた」と鼓舞するシーンが格好良かったです。言葉はキツいけど、「お前はそんな男じゃないだろう」と諭すような雰囲気があり、四三の根性や人間性を認めているのが伝わってきて、義理の母としての愛情が感じられました。お腹からしっかり発声しているよく響く低い声は迫力があり、言葉一つ一つに説得力を感じさせます。
家族を気にかけて戻ってきた四三に対する言葉が見ている側にも突きささった感じです。厳しい言動に優しさがあふれ出ているパワフルな演技。これだけ勢いよく真っ当なことを正面から言われたら誰もが何かできることをしなくちゃと思いますよね。
四三の金メダルを願って神棚に手を合わせる姿が印象に残りました。穏やかですっきりとした優しい表情を浮かべていて、いつもは四三に手厳しいけど幾江なりに義理の息子である四三に愛情があるのかなと少しホッとしました。大事なスヤのためというほうが大きい気もしますが、どちらにせよ幾江の愛情深さが感じられたのが良かったです。
久々に帰省した四三を見つめるじとーっと重たい眼差しや、オリンピックの話が出た時のキッとした鋭い表情など、四三が思わず「参った~」と愚痴ってしまうほどの強い無言の圧力が最高でした。台詞がなくても迫力が凄い!好き勝手やっている四三の姿にたまにイラっとくる時があるので、これくらい分かりやすく態度に出してくれると見ていてスカッとします。
いいね、やっぱり上手いよね。あのドスのきいた声で怒鳴り込んで来られたら私でも縮み上がるわ(笑)出番は多くないのに存在感はバッチリ。あの大きな家を切り盛りする奥様ですからそのくらいの貫禄は当然だよね。それに驚く獅童さんや勘九郎さんも面白い。いいスパイスだね。
スヤが東京から帰って来ないと子供みたいに不機嫌になったり、実次に八つ当たりしたり、「ご懐妊たい!」と大喜びではしゃいだり、感情丸出しの全力投球の演技は見ていて気持ちが良いです。強烈キャラだけど悪目立ちし過ぎないし、でもちゃんと存在感があって印象に残る。そのさじ加減が絶妙です。普段の大竹さんはぽわんとした雰囲気で口調ものんびり穏やかなのに、こんな低くドスが効いた怒鳴り声も出せるんだすね。さすがベテラン女優さんです。
スヤの手をとって「実次~っ!」と怒鳴りこむシーンが迫力満点で凄かったです。よく通る低い声で早口でまくしたてる姿はまさに怒り心頭といった感じで、幾江にとってスヤがいかに大切な存在なのかが伝わってきました。どんなに感情が昂ぶっても声に芯があって裏返ることがなく、台詞一言一言がしっかり聞き取れるところがさすが舞台経験が豊富だなと感心しました。「覚悟しとけ」という捨て台詞も勇ましくて格好良かったです。
鍋を洗うスヤを見つめる優しい眼差しや「どこにもいかんで」と抱き締める姿にスヤへの深い愛情が感じられました。スヤの四三への想いを知った時の表情も印象的で、驚きと、少し寂しさも滲んでいるように見え、重行の母としての複雑な心境が垣間見れたのが良かったです。
こわーい。じとっと見られるとたまらなく逃げたくなってしまう(笑)その品定めされているような眼差し。流石の貫禄です。もっと優しいおばさんの役もやりたいだろうけど、意地悪なおばさんをうまくできる役者さんが少ないから重宝されるだろうな。
自分より遅く起きたスヤを注意するシーンがありましたが、全然ネチっこくなくて嫌味な感じがしなかったのが良かったです。幾江のサバサバとした大らかさや器の大きさが伝わってきました。いつも思うのですが、大竹さんは方言が本当にお上手ですね。どんな方言もまるでその地方の出身者かのように自在に操っていて毎回驚きます。
無駄のないテキパキした動きとハキハキした口調、いつもより低めに作られた声で、短い出番ながら家業を一人で切り盛りする幾江の逞しさや頼もしさをしっかり表現していたのがさすがだなと思いました。オリンピックのことがよく分からないのに大金をポンと貸してくれる懐の大きさ、柔軟な考え方、賢さも感じられ、とても格好良かったです。