ダウントン・アビー５ 華麗なる英国貴族の館

まず、主題歌を聞くだけで、ワクワクドキドキします。衣装やセットも素晴らしくまるでテレビを見ているだけなのに、タイムスリップしたような感覚です。登場人物たちも個性的で素晴らしく、つらいことも裏切りもありますが、皆さん一生懸命生きているところに心打たれます。あと、皆さんが美男美女で羨ましいです。

イギリス貴族の日々の暮らしの中での出来事が興味深い。
シーズン５は次女のイーディスが娘のマリーゴールドを預けてある家に何かと様子を見に行く姿がせつない。
とうとう娘をフランスの学校に入れることを決心して祖母や両親にもその存在が知れる事になる。
母親のコーラは絵画の収集家に教われそうになり夫ロバートに窮地を救われるが、その後は二人の仲がどうもしっくりと行かないようだし、
次女のアンナは殺人事件で警察の追及を受ける事になるし、
次から次へといろいろな事件が起こり、視る人をあきさせず、あっという間に放送時間が終わってしまう。

シーズン１から観つづけています。基本的に英国の一つの伯爵家で繰り広げられる人間模様なのですが、登場人物がテンポよく入れ替わるのでまったく飽きは来ず、次が気になってしょうがなく毎週日曜日を楽しみにしていました。みんなそれぞれに恋をしたり悩みをかかえていたり、時代も国も違うのに感情移入して観れます。英国のキャサリン妃もファンだというだけのことはあるなと思います。

イギリス貴族の生活を生々しく描いていて、おもしろい作品でした。お城のような邸宅を舞台とし、貴族のタブーや時代の変遷をリアルに再現し、俳優たちのキャスティングも
個性的で芸達者ぞろいでいつも楽しく見ていました。

イギリス貴族の繁栄と豪華な日常をユーモアを交えて描かれていて、毎シリーズ楽しみにみていました。
特にマギー・スミスの伯爵夫人は、キュートで可愛くって、頑固でプライドが高くって、それでいて家族のことをいつも考えていて、皮肉ともユーモアともとれる憎まれ口もたたいてと、とても愛すべき女性です。

ずっと見続けているシリーズです。20世紀初頭の英国貴族の生活を描いていて、とても興味深いドラマです。今期も色々とあり、とてもハラハラして面白かったです。カーソンとヒューズさんの接近、アンナとベイツの問題(アンナが拘留されたこと)、おばあさまの昔の恋やイザベルの結婚問題、長女メアリーの恋、次女イーディスの子供の問題……。挙げたらきりがないほど色々ありました。私が一番悲しかったのは最後、ブランソンがアメリカに発ってしまうことです。伯爵家の中で、皆のバランスをとっていたように思うので、彼がいなくなった伯爵家はどうなるのかと、次の第6シリーズも気になります。

以前から見ていて、シリーズ3あたりから主要人物が少しずついなくなってしまい、今回は誰がと思いましたが、どちらかと言えば嬉しいハプニングが多かったです。特に最後のクリスマスで姿を消していたベイツさんがアンナの元へ戻ってきたとき、そこが一番個人的に嬉しかったです。

シーズン４で事故と結論付けられたはずのギリンガム卿従者の死について、新証言により再びベイツ夫妻に試練が降りかかりそうな展開です。
マシュー亡きあと中々踏み出せなかったメアリーは、やっとギリンガム卿と再婚する決意をしたかと思いきや一転その未来はないと思い始めていたり…。
今シーズンも問題が山盛りで楽しく見ています。

ダウントン・アビーはずっと見ているシリーズです。時代が変わり変化せざるを得ない貴族の生活を知るのにちょうどいいドラマです。表面上でしか学ばなかった世界史を、貴族の生活を通してみれる楽しさがあります。
伯爵夫婦の絆が壊れそうになったり、次女イーディスとその子供がどうなるかも気になります。長女メアリーはギリンガム卿と婚前旅行。でもおばあさまにバレてしまい、また結婚を断りそうでどうなるのか心配です。デイジーが数学の勉強を始めたのは応援したい気持ちでいっぱいです。色々な出来事がある中でも、アンナとベイツの問題が一番気になります。アンナを強姦したグリーンをベイツが殺したんじゃないかとすごくどきどきしながら観ています。アンナのことを私は一番好きなので、幸せになってほしいのに、なんでこんな揉め事に巻き込まれちゃうのでしょう。相変わらずどろどろしていて面白いドラマです。