私の家政夫ナギサさん

メイは２８歳を迎えたとたんに、急に身辺が華やかになってきた感じですね。結婚相手も向こうから転がり込んできそうだし。
でも肥後先生は、仕事熱心で人柄も良さそうだけど、どうしてもナルシシストな雰囲気が否めなくて、男性としての魅力には欠けるかなあ。自分が勤務先を変わればメイが担当MRから外れるところまでちゃんと計算してるとは、肥後先生はずっと狙ってたんですね。
本気告白の現場に居合わせてしまったハルト君は、いい迷惑というか。でもそもそも、存在無視されてた感じ？
カオルは押しも強いし、行動力もありますね。こういう女の子、きらいじゃない。だけど、田所さんはカオルに本当は興味がないなら、期待を持たせるような返事はNGでしょ。

さすがにナギサさんがお父さんというのは無理じゃないかな？と思いました。父親としては若すぎです。今回は実のお父さんが登場しましたが、そんなにインパクトがあるわけでもなかったですね。ナギサさんが仕事中なのにお酒飲んでるのが気になりました。ナギサさんの過去のお話も早く知りたいですがまだ引っ張りますね。
肥後先生の告白にびっくりしました。新人さんの前でまさか告白するとは！でした。でもあんなに爽やかに言われるとは羨ましいです！

自分のライフスタイルを1ミリも変えないでいいなら結婚も有りってなかなか清々しい発言よね。笑ってしまった。メイちゃんそれじゃ結婚はできないね。それなりに稼げて一人暮らしのペースができてしまうと他人と共同生活なんてできないかもしれないな。そんな頭でっかちの人が多くて未婚の人が多いのかもしれないね。でも家政婦さんとはいえ、家に帰れば電気がついていてあったかい食事も出てくる。しかも顔色まで見てさりげなく今日あった楽しかったことを聞いてくれる。それも居心地よいよね。メイちゃんにも他人と居心地よく分け合える幸せが分かってくるんじゃないかな。

原作のシュッとしたナギサさんと違うなと配役を観た時はチョットどうなってしまうんだろうと思ってましたが、ハマリました。ほっこり癒し体型の大森さんの「お母さん」まったく違和感を感じさせず…良いです。家政夫さんアリだと思いました。プロ意識高く、ものすごく丁寧に仕事してくれそう。原作との違いはまだまだあって、グッドスキルの独身男性三人にモテモテの多部さんも羨ましい。可愛い頑張り屋さん、もてないはずがありません。けど、彼女はそれよりなにより仕事が大事、主夫してくれる人でないと人生一緒に歩むのは難しそう。ナギサさんとのハッピーエンドはあるのかな？

肥後先生の押しの凄さに驚きでした。瀬川が一休さんの様に『無』の存在に徹していたのも面白かったですね(笑)
メイは肥後から・田所は薫から、それぞれ告白されたシーンがありましたが、同じレストランって事が如何にもドラマって感じでした。
個人的にはメイと田所がお似合いだと思ったんですが・・公園でコンビニのお酒と肴で1杯なんて楽しそうでお似合いだと思います。
今回少しナギサさんの謎が解けましたね～茂さん、ナイスでした！

母親からも会社の上司からも、「やればできる」なんて叱咤激励されるって、ありがた迷惑というかほぼ呪いの言葉ですね。メイは子供のころから、ずっとやらなきゃいけない状況に追い込まれ続けてきたんだろうな。仕事だけじゃなく家事までちゃんとやれと言われて、いっぱいいっぱいになって倒れるのは当然。
またその倒れた娘を目の前にして、悲鳴をあげてオタオタしてる母親が情けない。ミドリさんは家事が苦手なだけじゃなくて、母親としてというかその年齢の人間として持ち合わせてるべき器量もなさそう。でも、ちゃんと自分のふがいなさや出来ないことを認めて、できる人に託そうとするところは賢くもあるけど。
ヒゴ先生が交通トラブルで会場に到着できなくても、車の中から遠隔講演するとか、今時要素もちゃんと入ってますね。新人のハルト君は、頼りなさそうに見えて、なかなか頭の回転も気転もきく感じで、使えそう。

メイのMRとしての仕事内容だけでなく、MRを支えているというセリフもあった薫の学術担当という仕事にも興味があったのですが仕事的には縁の下の力持ち的なポジションだと思っていた薫も、憧れるほど素敵で広い家に住んでいたので仕事内容より収入面が気になってしまいました。ドラマ特有の盛った演出なのかもしれないけど、口を開けば"結婚"と言っている薫が美容や将来のための貯金よりも家賃の高い家に住むことを重視しているとは思えなかったので少し違和感がありました。
それと独特の服装で家事をせず女子力の低さを見せているメイが外では男性たちから異常にモテるのはドラマにありがちな展開なのでまだ見ていられますが、オジさんと呼びつつ母性を感じていたナギサさんともラブっぽい展開になりそうなのはちょっと納得いかないというか少し気持ち悪いなぁと思いました。
ストーリーはとてもいいのでナギサさんとメイはほのぼのした関係でいてほしいです。

メイちゃんのお母さんが家事も仕事もやりなさい、は妹さんの言うように本当に呪いだなと思いました。メイちゃんみたいに家事ができない人もいるでしょうし、今の時代稼げればナギサさんのような家政婦さんもいますしね。お母さんがおしゃれすぎて専業主婦には到底見えないです。しかも家事が苦手なんて。。ナギサさんが「本当はお母さんになりたかったんです」発言の真意が気になります。講演会に出てくれた肥後先生がかっこよくて素敵でした！

田所くんとメイの恋愛模様がどう展開していくのも新しい魅力ですが、メイにとってナギサさんの評価がぐっと上がっていく様子が自分のことのように嬉しい。当初は家に知らないおじさんが居るというシチュエーションに本気で気味悪がっていましたが、ナギサさんの嫌みのない優しさと気遣いが疲れで自宅で倒れてしまったメイの気持ちに寄り添ったのでしょう。お母さんがナギサさんを彼氏と勘違いしていたシーンはかなり面白かったです。

メイが「今日から生まれ変わる！」って息巻いていましたが・・。家事と仕事の両立をしたいって『女性あるあるだな』って思いました。
でも28年間ずっと出来なかった事が出来る訳ないのになぁと思っていたら、お母さんの言葉「やればできる子だから」がずっとあったからでした。
「やればできる子」って言葉は、子供に対しては『魔法』にも『呪い・毒』にもなるんですね。
しかもメイやお母さんじゃなくって、唯が前からそれに気づいていたって事が皮肉だなって思いました。

おじさん、おじさんってなんか聞いているうちにおじさんじゃない私もイライラしてきていたからやっとなぎささんって呼び始めてホッとしてる。これ、男女逆だったらすごい問題になるのにおじさんならオッケーなの？？どんなにかわいい多部ちゃんでも嫌いになりそうだったよ。ガッキーのドラマは、家政婦でもちゃんと女性として気遣われていたけど、こっちはもろ仕事の人。まぁ実際こんなもんだろうけど、現実を見た！って感じかな。

ナギサさんの雰囲気にほっこり、見ていてなぜか癒されます。出過ぎず、控えめにメイにアドバイスする優しさはまさに理想のお母さんって感じ。ナギサさんの片づけをメイのお母さんが75点と評価、満点じゃなかったことにショックを受けていたのが笑えました。
一方、ライバルであるはずの田所が思った以上に好青年だったのは、予想外。ナギサさんとメイと田所の三角関係に発展しそう？でも、ナギサさんにはずっとメイのお母さん的存在でいてほしい。

従業員仲間の姉妹とはいえ距離感が近すぎたりとかナギサさんの家政夫としての行動もちょっと引っ掛かるところがあるけれど、メイが嫌悪感を示しているわけではないのでまだ納得しています。でもメイの仕事中の服装は個性的すぎて一瞬固まっちゃいました！
仕事ができるからってハイブランドっぽくて着こなしの理解できない服装だと強い印象は残せても良いものではなさそうだし、誰もあの服装に突っ込まない演出は不自然です。それにイヤーカフはパッと見可愛いけど、自己主張が激しくてそっちにばかり目が行ってしまいました。仕事に対して物凄く真剣に取り組んでいるからこそ、見た目で判断されないかひやひやしちゃいます。

田所さんを徹底的に魅力的な良い人に描いてるのが印象的。見た目も良くて、性格も良い、仕事もできると非の打ちどころもないうえに、さらにはライバル会社の新人にも仕事の仕方を教えてあげる器の大きなところや面倒見の良さまで加わると、もう神さま仏さまって感じ？　誰もが魅了されないではいられない感じだけど、メイはそれほどでもないのかな。彼女のように仕事にシャカリキになってる女性は、同じくらい仕事の出来る男よりもナギサさんみたいな温かみと癒しを感じさせてくれる相手に惹かれるのかも。
瀬川君は単にグズな面倒くさい新人かと思ってたら、田所さんの影響を受けてやる気満々にアイデア出しも積極的で好印象。若いうちにどんな仕事の先輩に出会うかって、ほんと大事。

少女マンガな雰囲気が満載で見ていて楽しかったです。メイちゃんが「私やればできるんです」と自分で言っちゃうところがびっくりしました。もっと控えめかと思ったのに。新人くんも意外と頑張っていて関心しました。そしてライバルの営業マンの瀬戸くんですが、完璧すぎて面白くない。。実は少しあくどいところがあるくらいが人間味があっていいなと思ったのですが。。ナギサさんがちょっとメイちゃんを意識してるところがかわいかったです。

原作の漫画よりも大森南朋さんのナギサさんが愛らしい～！実写が漫画を超えてますね！
メイとお母さんのドタバタ劇は如何にもありがちでしたが、クローゼットの中で足がつってしまうナギサさんは年齢のせいですね(笑)
それにしてもライバル企業の田所が、まさに非の打ち所がない好青年で。これは男女ともに「惚れてまうやろ！」です。
こんな殿方がいたら絶対に自慢だな、なんて思いました。
唯とお母さんは何かありそうですが・・その分、お母さんはメイにこだわってそうだな、って思います。

逃げ恥の再放送から続けて放送という形になったので、設定が男女逆転しただけのように感じました。
ですが多部未華子さん演じるメイが、母親に対しての諦めや仕事面で期待された時の興奮と焦り、新人に対する苛立ちなど感情豊かで魅力溢れるキャラクターだったので、設定は似ていてもまったく違う作品として見れそうだなと思いました。
でも指名して家事を頼むにはかなりお金が掛かかるのではと金銭面が心配になるほどナギサさんの仕事ぶりは完璧で、どうやって二人が関わりを持ち続けるのか疑問でした。それにメイの仕事内容は周知されているものではないのでナギサさんの行動一つ一つが細かく見られるため、例えば下着を触っていたシーンや寝言でお願いされたからと女性と一夜を共にした描写などはもう少し考えてほしかったです。

多部さん演じるメイちゃんが仕事にすごく真面目に頑張っているところが良かったです。期待に応えようとして頑張りすぎちゃう女性はたくさんいますよね。そんななかでナギサさんみたいな家政夫さんがいて掃除や洗濯、料理をしてくれたらかなり嬉しいです！大森さんみたいにかっこいい家政夫さんはうらやましいと思っていましたが、下着を洗濯されるのはさすがに嫌かも。。それに夜中じゅうずっと手をつないでいるのもちょっとどうかな、と思ってしまいました。こっそり帰っても良かったのに。。瀬戸くん演じるライバル会社の営業さんはなんだか笑顔の裏に何かありそうですね！隣人に今まで気づかなかったのもどうかと思いますが。。次回も楽しみです！

どの部分にもちゃんとリアリティが感じられる思いがけずしっかりした仕立てのドラマで、最初から最後まで惹きこまれて見た。
仕事はデキるのにその分私生活は完全におろそかになっていて、ごみ屋敷寸前みたいな部屋でも平気で暮らしてるとか、
部屋の中で見つけられないモノを新たにいくつも買ってしまうといったようなエピソードからも、メイの性格や人物像が伺える。
一方で、ライバル会社の田所は、彼の身なりや立ち居振る舞いからも、きっとものすごく整った部屋に暮らしてるに違いないと想像できるかな。
新入社員の瀬川も、「こういう子、実際にいるいる」と激しく納得。人の顔を見ないところや、何でもスマホに入力するところ、ちょっと否定されただけですぐに「向いてない」って落ち込むフリするとか、今時にありがちな新卒社員を思いっきりデフォルメしてる感じで、見ててイライラはするけど面白い存在。
登場人物全てに「現実に存在してそうな感」があって、感情移入もしやすいかんじ。

まぁ、よくドラマではありがちな展開ではありますが。
実際に家におじさん家政夫がいたら、妹が頼んだとはいえ拒否りますよね。
依頼人が妹だから契約解除できない、ってどんな会社なの？って思いました。
しかもラストでは、田所がメイの隣の部屋に住んでる事が発覚！・・って、普通すぐに気が付くでしょう！
と、ツッコミどころが満載ではありましたが、レジェンド家政夫・ナギサさんが愛らしくって癒されました。
大森さんの佇まいが可愛くって癒しの存在ですね。