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脚本・ストーリー 2.3 /5.0(45.6%) | 1071位 /1161件中 |
キャスト 2.6 /5.0(51.2%) | 1090位 /1161件中 |
演出 2.2 /5.0(44.4%) | 1081位 /1160件中 |
音楽 2.4 /5.0(48.8%) | 1014位 /1161件中 |
感動 2.1 /5.0(41.2%) | 1019位 /1156件中 |
笑い 1.6 /5.0(31.2%) | 1077位 /1156件中 |
スリル・興奮 2.5 /5.0(50%) | 915位 /1153件中 |
臓器移植って本当に難しい。正規のルートだとしても誰かの死を待つような形にはなってしまうし、まして貧しい国の子供たちが犠牲になると知ってしまえば手は出せない。でも目の前で消えようとする我が子の命を思うとってところが悩ましい。崎久保の父はどんなことを思いながら他人の子供の手術をしていたのだろう。臓器移植をテーマにするのであれば崎久保一家のもうちょっと深いところまでやったら面白かったんじゃないかなと思った。
一番致命的なのは、進藤以外のキャラクターが魅力的じゃないこと。
特に崎久保は身勝手かつ感情的かつ視野狭窄、更に未熟な正義感を振り回す攻撃性は、苛立つことはあれ、魅力がない。少なくとも必死で移植を勧めたいなら、クラウドファンディング以外にも、メディアの力を使って、進藤のように母親を探す方法なんかにも気が付いたはず。ところが結局は進藤を追い詰めようとする私怨の方が強いから、犯罪に手を貸すなんて安易でくだらない方向に乗っかった。
更におかしいのは、崎久保は明らかに父親と連絡を取り、犯罪の事実を知っていて隠していたのだから、犯人隠避になるのでは?少なくとも結果的に犯罪にならなかったとはいえ、その成立に積極的に加担した以上、社会的責任はあるし、頭を下げたのみで処分対象にすらならないのはあまりにも変だ。
別に主演女優の不倫騒動なんてどうでもいいけど、このキャラ、この演技は、どうにかして欲しい。
ここで崎久保の過去と進藤との因縁が出てくるのですね。ルール違反ではあるけれどその人の立場になってみると手段を選んではいられないってことはありますよね。この場合なら父親は絶対に娘に肺をあげたかったはずだし、世論を味方につければなんとかなるかもと勝負に出た母親の気持ちは痛いほど分かる。いかんせん時間がない中での強行突破だから後でアラが出てきて大騒ぎになる。ニュースは生ものだから鮮度が命、取捨択一が難しい。確かな目を進藤だけが持っているとは思わないけどね。
後からとってつけたような展開が残念。進藤と崎久保のギクシャクがジャーナリストとしての信念の相違ではなく、私怨によるものであったことで一気にドラマの芯が変わってしまった。
ニュースゲートの放送の様子もただのおまけみたいになってる。そして番組の会議も全然中身がない。そもそもテレビ局が報道番組作成の内情をドラマ化するということ自体無理があるのではと思ってしまう。実際にはいろんなしがらみがあるだろうから。
この展開は個人的にダメ。崎久保のエゴが強すぎて、うんざりする。
これって崎久保に感情移入する人ってどれくらいいるのでしょうね。どう考えても進藤に対する逆恨みから、真弓に加担している。
そもそも違法な臓器移植を受けて生き残ったとして、自分のせいでどこかの国のひとりの子どもが臓器を売り、そして移植の順番待ちをしていた誰かが間に合わずに死んだかもしれないことを背負い、この娘はまっすぐに生きられるのでしょうかね。
それでもまあ真弓の母親としての気持ちは十分に理解できます。でも崎久保は自分のゆがんだ正義に多くの人を巻き込んでいる。彼女の過去には同情すべきところもあるけど、彼女の母親はリスクを受け入れて行動したわけで、そのリスクが現実になったのはそもそも違法移植をするリスクであって、進藤のせいではない。進藤を人殺し呼ばわりするのはあまりにもお粗末。
そんな社会を変えたければテレビ局になんて就職せず、議員秘書になって政治家をめざせばよかった。少なくとも進藤VS崎久保の構図は、ジャーナリストとしての土壌でやって欲しかった。
本当の正義ってどこにあるのだろう、このドラマを見ているといろんなことが不信に思えてくる。ニュースゲートというメディアの中でさも真実のように語られてしまえばい被害者だって容疑者のようになってしまう。暴力を受けた側がこんな人なら暴力を受けても仕方ないよねなんて風に世論を動かすことができてしまう怖さがある。正義を謳っている進藤だって忖度があり情報を操作する能力がある。進藤が黒といえば黒な世界にみんなが踊らされているとしたらめちゃくちゃ怖い。
腑に落ちないのはどうあれ竹野署長も犯人隠避をほう助したわけで、懲戒処分は免れないはずだし、これだけの問題になれば自主退職という形になると思うよ。
この手のドラマで問題なのは、「正義」という定義のあいまいさ。「善悪」は法に基づけばいいけど、「正義」は統一された基準がない。要するに個々に「正義」の主張があっても否定する材料がないということ。だからこそこういうドラマでは主人公とか、対立軸になる人側の「正義」を、明確に提示してもらわないと、ただあいまいさが助長されるだけ。
崎久保の正義感がずっと空回りした感じで、説得力がないのは彼女の「正義」がわからないから。それは安藤にも言えるし、梶原にも言える。
ジャーナリズムとは何なのか、もう少し根本からぶつかる内容じゃないと、ただのお仕事ものドラマで終わるかな。
子供にできるだけきれいな道を歩いてほしいと願うのは後ろめたいことをしてしまうとその嘘を隠すための嘘が増え自分ではどうしようもなくなってしまうからなのだ。今回の入り口はカンニングだったけれど、その入り口は無数にある。子供が相談しやすい親でいたいと思うけど親だから言えないこともある。自己責任で片付けないで困った時に相談できる大人が増えてくれるとありがたい。進藤も海馬も人の親、どちらがいいって話じゃなくそれぞれの愛情の示し方があってよかった。
登場人物のまとまりが無くバラバラでチーム感がない。
毎回のエピソードも手垢のついたネタばかりでドキドキしない。
次回からリタイアします。
カンニングをばらされることと、盗撮に協力することでは、罪や結果が釣り合わないんだよね。カンニングは刑事事件にはならないけど、盗撮に協力すれば警察沙汰になる。そういうバランスって考えないものなのかな?
カンニングを知られることの方が恥ずかしいんだとしたら、バカなんじゃないのと思ってしまう。カンニングなんて学校の中だけの話。盗撮となったら下手をすれば人生に大きく影響する。
闇バイトとかブラックバイトなんかもそうだけど、収支が合わないことは拒否することを子どもに教えないとね。そしてそのフォローを大人がやらないと。
なんかひとつひとつの作り込みが浅くてちょっとガッカリ。日曜劇場らしくない。何処かであったネタをトレースしてる感じ。見る前と見た後で何も変わらない残らない。残念。
モチーフになっている事件、懐かしいなー。大きな成果を残さなければ研究費がもらえないし、難しいところですよね。でも最後の和気藹々とした研究室を見てお金のことを気にせず研究だけできればみんなが力を持ち寄っていい研究ができるみたいな綺麗な終わり方はちょっと御伽噺すぎるかなと思った。のんさんの久しぶりの地上波登場がとても嬉しかった。あまちゃんの時となんら変わらない透明感が眩しかった。細胞はあると言い切った時のキラキラした目が忘れられません。
STAP細胞の事件をモチーフにした内容でした。もう10年以上前のことだから、知らない若い人もいるだろうしね。
研究の世界の問題点はいくつかあるけど、指導教授が絶対的な権限を持っていることが多い。その後のポストには限りがあるから、影響力の強い教授の言いなりに研究するケースがかなりを締めている。
そのため新しい学説や研究が生まれづらくなっている面がある。だから学生のレベルは関係なく、基礎研究の機関としての大学が多いのは悪いことじゃないんだよね。国力のベースになり得る。でもそれがわからない人とか企業が多いから、学生のレベルの低い大学やらすぐに結果の出る研究分野を持たない大学の予算が少なくなり、せっかくの発見や技術も海外に売るしかなくなる。
本橋の主張は感情的だったけど、おそらくどんな職業でも「違和感」は無視できない。そこを徹底的に追求できるかどうかがクオリティに関係する場合が多い。彼はプロとして大事な経験をしたといえるんじゃないかな。
てっきり選手が八百長をやってると思ったけど違ったんだね。コーチ?トレーナー?が選手の状態を知っているからって試合の結果まで分かるもんなのかね?まぁ最後まで誰までが黒で誰までが白なのかとドキドキしながら見れたから面白かったけど、進藤に踊らされた感はあったかな。最後は犯人のインタビューも取れたし、感動の友人とのシーンも取れたし、国外逃亡も防げたしで一石三鳥。スピード感があって1時間があっと言う間で面白い。
小池の気持ちもわからないではないけど、賭博を疑われるくらいならカミングアウトしてもよかったと思うけど。
そもそもおめでたい話だし、誰も批判したりしないと思うんだけど。まあそれぞれのファンがいろいろ言うのは仕方がない。
それよりもポイントは市之瀬も進藤のペースに乗り始めたことだね。こうしてみんな変わっていくのだろう。でも進藤は・・・という展開かな。
今まで実際にあった事柄をネタにしていてなんか安易な感じ。生放送の報道番組であんな展開はあり得ないし、毎度毎度番組スタッフが大声出して混乱する展開がこれからも続くのだろうか。だとすればもうおなか一杯なんだけど。いろんな疑惑もなんか薄っぺらいし。
毎日がエイプリルフールでみんなが嘘をつく。そんな世界でこれだという真実を見つけることってできるのだろうかとこの物語を見て思った。なんか途方に暮れた。そして進藤に疲れた笑。崎久保は焚き付けられれば燃えちゃうタチだからまんまと部下その1に収まったけど、新年度が始まっていろんな人間関係で疲れている今、見たくないって人もいるかもしれない。刺激が強いのは紙一重。初回かましてついて来れる人だけ連れてくタイプか?次回で見定めかな。
キム ムジュンとか言う韓国人がシレっと出ている!!
日本のドラマに寄生虫のように出演しててウザイ!!
韓国人が出ている以外はストーリーも面白いし、いいドラマだったのに…
今から70年ほど前に、テレビ番組は低俗なものばかりで一億総白痴化だ、と論じたのは日本のジャーナリズムに大きな影響を与えた大宅壮一だけど、この主人公の進藤も似たようなことを言っているのに、その意味するところはまったくの別物。要するに言葉ってそういうものなんだよね。同じような言葉でもその時や人や状況によって聞こえ方が変わるし、見え方が変わる。
それに真実と事実は違う。ある人が本当に赤だと思ってそう主張した場合、それはその人にとっての事実。でも実際は他の人が見ると違う色だったとして、それもまた事実。それなら真実は何かといえば、それぞれの事実があるといことが真実ということになる。
崎久保はにわかな正義感で、SNSなどに横行する一部の事実をとりあげ、すべての真実だと錯覚している。そこが危ないと言われたところでもあるのに。もちろん政治家に買収されるのは善悪でいえば悪だけど、ジャーナリズムは善悪のためにあるわけじゃない。少なくとも政治家とはそういうものだという事実を明らかにしているわけだしね。