※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 4.8 /5.0(96.6%) | 11位 /1200件中 |
キャスト 4.8 /5.0(96.6%) | 26位 /1200件中 |
演出 4.8 /5.0(96.6%) | 11位 /1199件中 |
音楽 4.5 /5.0(90%) | 46位 /1200件中 |
感動 4.8 /5.0(96.6%) | 6位 /1195件中 |
笑い 4.3 /5.0(86.6%) | 43位 /1195件中 |
スリル・興奮 4.5 /5.0(90%) | 39位 /1192件中 |
脚本・ストーリー 4.8 /5.0(96.6%) | 11位 /1200件中 |
キャスト 4.8 /5.0(96.6%) | 26位 /1200件中 |
演出 4.8 /5.0(96.6%) | 11位 /1199件中 |
音楽 4.5 /5.0(90%) | 46位 /1200件中 |
感動 4.8 /5.0(96.6%) | 6位 /1195件中 |
笑い 4.3 /5.0(86.6%) | 43位 /1195件中 |
スリル・興奮 4.5 /5.0(90%) | 39位 /1192件中 |
母の待つ里は息子の帰りを待つ里でもあったんだね。ちよさんは息子たちが帰ってくるのを待っていたと思うけど、4人にかけた愛情も本物だったと思う。そしてお客側の4人がかけた愛情も本物だった。だからこそ葬式にも列席するし、いなくなってもこの里に来ようと思うのだ。家族の定義や嘘と本当など考えさせられる部分が多い。設定は全部嘘でもそこで手をかけ愛情をかけてもらったことは真実だ。最後はあの世で息子に会えたのだろうか、温かな余韻にいつまでも浸っていたい素敵なドラマだった。
最後、田村のエピソードがもう少し欲しかったけど、名優が勢ぞろいの見事なドラマでした。やはり原作が浅田次郎さんだけあって、本がしっかりしているというところも大きいのだろうと思います。
藤原にとって、松永たちはいつか帰ってくるかもしれない息子の変わりでもあるけれど、やはり別人であることへの落胆も隠されている。お金をもらって演じている以上に、その勝手な期待と落胆をどこかで恥じていたのでしょう。
一方、松永たちは偽物であろうが、自分を満たしてくれる藤原の温かさは本物であり、家族の本質とは何かを問う内容でした。
3.11の津波で行方不明になっている人は、今でも2500人を超えています。原発の話も大事だけど、宮城では1万人を超え、岩手では6000人近い死者行方不明者を出した津波の悲劇を、直接的ではないのによく表現しているなと思います。
被災者のひとりとしても、高く評価したいです。
いやーすごい世界だよ。さすが浅田次郎だね。疑似故郷の疑似お母さんに出会ってすぐ魅了される人々。初めはからかっていた室田は会ったこともない父さんの墓に入りたいとかここに越してくるとさえ言い出して誰よりものめり込んでいく。その都度母が困った顔をするのがなんとも言えない。このままどうなっちゃうんだろうと思っていたところに千代さんの訃報が3人に届く。室田は手を叩いて見事だと笑う。千代さんが死んだことにすればこれ以上深入りはしないという策なのか?それとも‥。母さんの最後をしっかり見届けたい。
豪華メンバーによる4回きりのドラマだけど、さすがによくできている。
個人的にはずっと地元で生きてきたので、故郷というものはそこを離れた人が思うものであって、ある種の幻想だと思っています。このドラマの設定はまさに「幻の故郷」です。「幻」は心地いい。だから松永も、古賀も、室田もそこに偽物だとわかっている筈なのに、本物の手ごたえみたいなものを感じている。
でもきっと藤原は違う。海を見るシーンから想像するに、彼女は震災で故郷を失ったのではないでしょうか。それなのに故郷を演じている。
藤原が亡くなり、何が語られるのでしょうね。
一泊50万であなたをふるさとへ!!本当にあるとすればすごい企画。古びた町もそのまま商品になるんだからすごい。そして次々とリピーターを増やすお母さんもすごい。今回はなかなか馴染めなかったなつをどうやって村人やお母さんがその世界へ誘うのかが見られて面白かった。最初はおぼつかなかった関係が疑似以上になっていくところも面白い。50万は高いけれど、これだけ深く入り込むならそれなりに客を選ばないと危険なのも確か。お母さんは何者なのかなんて野暮なことは聞かないで夢の世界を堪能したらいい。
40年ぶりに実家を訪ねた息子と母の物語だと思って見始めたらとんでもない。あれ?と思う違和感がそこかしこに転がっていてその秘密が終盤に明かされる。ぼーっと懐かしいななんて見ていたら騙されちゃうかも。まさか集落丸ごと嘘をついているなんて思わないからね。ふるさとを一泊二日で体験なんて不思議な世界に迷い込んだような気持ちになる。途中眠れない息子に話す昔話の最後に聞いた「どんと晴れ」の言葉で遠野だと思い出す。その民話と繋がるのかね?