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脚本・ストーリー 2.0 /5.0(40%) | 1049位 /1087件中 |
キャスト 2.1 /5.0(41.8%) | 1072位 /1087件中 |
演出 1.9 /5.0(38.2%) | 1061位 /1086件中 |
音楽 1.8 /5.0(36.4%) | 1062位 /1087件中 |
感動 1.7 /5.0(34.6%) | 1031位 /1082件中 |
笑い 1.6 /5.0(31%) | 1014位 /1082件中 |
スリル・興奮 1.7 /5.0(34.6%) | 1047位 /1079件中 |
突然帰ってきた歩になんにも言えないお父さんにがっかり。言うことは言うキャラじゃなかったんだね。帰ってきた理由を1人くらいちゃんと聞いても良さそうなものなのに、みんなが腫れ物みたいにするのがよく分からない。田舎のギャルが東京で鼻をへし折られたってところでしょう。だからって自分の過去を否定して、崇拝してくれている子たちまで否定しなくてもいいよね。傷を癒すなら田舎は向いてないのかもしれない。歩のこれまでを全く知らないからイマイチ面白くない。
伝説のギャルも、東京で挫折したみたいだね。まあ神戸の震災でもいろいろあったのかもしれないけど、それとギャルの後輩たちは関係ないからね。高校生に対して7つも8つも年上の23歳くらいの大人が八つ当たりのような真似をするのは恥ずかしい。17歳が10歳にいちゃもんつけてるようなものだからね。
何にせよ自分の問題を他人に当ることで誤魔化すのは良くない。そもそも疎遠だった実家に逃げ帰ったってことは、結局はシェルターがそこにしかなかったってこと。逃げ腰の父親には相談できないかもしれないけど、母親や祖母には話せばいいのにね。
お母さんはお姉ちゃんを不良になったとは思ってないと言った。結の気持ちになったらそりゃないよって思わない?お父さんは何かにつけて歩のようにはならないようにと言い、おじいちゃんもだから歩はなんて言う家庭で育ったのよ?そしたら反面教師にして自分はそうならないようにって思うのが普通でしょ。だから姉もギャルも敵意を持っていたのでしょう。自分の夢なんか考えるよりも家族が喜ぶ農家になることを選ぶのも結らしい。子供は周囲の大人をよく見て育つ。なんかみんな勝手だなと思う。
神戸に帰るということは、神戸であったことと嫌でも向き合うということ。
結に何があったかは明かされていないけれど、神戸の震災を知っているものとしては、どう転んでも苦しい辛い記憶と向かい合うということだ。
姉のことを不良になったとは思っていないという母の言葉から察するに、身なりはギャルでも芯には何かを持っていたということなのだろうか。
たびたび夢を持つということが出てきているけれど、その頃から現実主義のような夢を語らない人が増えたような気がする。
決して悪いことだとは思わないけれど、四ツ木じゃないけれど寂しいかな。
結たちは神戸で、阪神淡路大震災で被災しているようですね。
東日本大震災で被災した身からすると、結が平穏を望む気持ちがわかります。こればかりはど真ん中で経験者した者にしかわからない強烈な体験だし、普通に過ごせるというのがいかに奇跡的なことか痛感するしね。
でも被災地を一度出た者が戻ってくるケースは少ない。他所に生活の基盤が出来て、進学したりすれば戻る理由がなくなってくるし、それはまさに平穏な日々でもある。そこからトラウマの残る所に戻るのは自虐に近い。それを批判しているわけじゃなくて、それだけ過酷な体験だということ。聖人にはそれ以上に逃げたという負い目があるのかもしれないけど、それも別に悪い事じゃない。
ギャルたちの件は、まあ当たり前っちゃ当たり前。ごく当たり前にビジネススーツを着ていても、良い奴も悪い奴もいる。ただそれだけのこと。ごちやごちゃ悩むのはむしろ自分の中に偏見があったから。まずは他者を鏡にして自分を見つめることだね、何ごとも。
せっかく家に連れてくるまでになった友達なのに結をスカウトしたのは歩のせいで、みんなが歩に夢中。それって結構辛いよね。結構年が離れてるのに付きまとう呪縛。しかも嵐のように去った姉を好きになれるかなー。自分の友達なのにみんなは自分を通して姉を見てるんだよね。結の微妙な顔がなんとも言えずかわいそうになってくる。そろそろ結じゃなきゃって方にシフトしてくれないと見てる方まで辛くなる。特にきょうだいのせいで嫌な目に遭った人は思い出してしまうかもね。
この場合、警察が見た目で判断しているって話はおかしい。
そもそも先に派手な格好の連中が恐喝をしているという情報があったから、警察は派手で目立つギャルたちに声をかけたのであって、これが30代で小太り男性というなら、そういう人に声をかけている。
つまり別に派手な格好をしているから不良という先入観で声をかけたわけじゃない。原因として疑うべき情報が先にあった。その結果、条件に当てはまりそうな彼女たちに声をかけた。なのに「見た目で判断」したと言ってしまうのは違う。
少なくともプロの脚本家がこういう何が原因で何が結果かを逆転させて、因果律を無視した理屈を組み立てるのはちょっと首を傾げる。
陽太のどう見ても実らなそうな片思いやほら吹きのじいちゃん、おばあちゃんの野菜染め教室までなんとごちゃごちゃした毎日なのだろう。先輩のもったいつけた話もでっかい蜂の巣もごちゃごちゃした中でなんの引っかかりもなく進んでいく。夢がなんちゃら。みんなが夢を持っていなきゃだめなのか?そんなこと言われてると結だって焦るよね。大事な農家さん候補が1人消えかけているけどそれはいいの?農家は夢がないみたいにならないといいな。
朝ドラのターゲット層はいわゆるF層の上の年代。前回の「寅に翼」なんかはF1層、つまり20~34才女性の視聴率が上がったこともあって、そういった年代にも受けるように意識してるのかもしれないけど、ちょっと内容が幼過ぎないだろうか。
それと平成16年が舞台とは思えない昭和っぽい牧歌的な雰囲気があったりと、アンバランス感が強いように感じる。特に「おむすび」というあだ名や陽太とのシーンは昭和の青春ドラマかよと突っ込みたくなる。恐喝騒ぎも陽太の先走りかな。
昭和の時代には永吉みたいな「大ボラ吹き」がいた。わからないように小さな嘘をつくというのではなく、周りの人たちもホラだとわかって笑っている、ある種のエンターテイメントとしての嘘をつく人だ。
でもその子どもにとっては周囲の人と同じように笑ってやれるかは難しい。ただ聖人の大学に生きたかったうんぬんは首を傾げる。だったら奨学金をもらえばいい。あるいはバイトしてお金をためればいい。そういう人はたくさんいた。そもそも希望はともかく大学に受かるくらい勉強していたのかも不明だし。
だからどっちもどっち。
どうして結はギャルたちと一緒にいるのだろう?
パラパラ踊っていても、カラオケにいても楽しそうに見えない。
陽太じゃなくても無理に付き合わされているように見える。
お母さんが楽しそうというのはどこを見て何だろう?
あの時以来というのは恐らく阪神大震災のことだろう。
ちょこちょこ震災を匂わせる描写が出てくるが、それがあの家族の心の底に傷として残っていて様々なことに影響しているのは想像つくのだけれど、あまり小出しにはしないで欲しいかな。
あの時の心の傷はやっぱりあまり小さなものではないし、しょっちゅう直視したいものではないから。
できれば短期間に集中的に丁寧に扱って欲しいと思う。
個人的な感想としては序盤のダッシュ力に欠けるなという印象です。
まず時代感が弱い。平成16年からスタートですが、今から20年前です。バブル崩壊後のいわゆる「失われた30年」の中にあり、ある意味で現在と同じ地平にある時期です。だからこそ脚本でも演出でも大事なのは、今とつながっているものと、つながらないものとの対比です。
ドラマとしてはそれをギャル文化を通して描写するのがひとつの意図の筈。ならば大前提としての平成のギャル文化をもっと理解しやすく、誰もが知っているレベルよりもう一歩先まで伝える必要があります。なのに20年前だから覚えているでしょ、とでも言うような雑さを感じます。
もう少し丁寧が欲しいかな。主人公の魅力もまだ足りない。
さすがに結のお母さんは慣れてるな。子どもたちとの距離感も、ルーリーが言うように良いお母さんだ。家庭に恵まれていない人から見たら羨ましいだろうな。
ただ、あそこからみんなとパラパラを踊りたいと思うのがちょっと良くわからない。ハギャレンに入りたいのか?彼女たちと一体何の話題が合うのかも良くわからない。そもそも陽太以外に友だちはいないのかな?
いろいろ良くわからないけれど、思い入れも感情移入もおこらないから、ながら見には良いのかも。
ギャルの問題は置いといたとして、お父さんが過保護すぎるけど高校生になりたての子と親の関係ってあんなもんじゃない?行動範囲が一気に広がってどんどん進んでいく子供に戸惑ってるんだよね。いつまでも畑仕事を一緒にするなんて無理なのもお父さんだって分かってると思う。自分たち家族よりケータイの誰だかしらない子からのメッセージで飛び出していく娘を寂しそうに見る親。過渡期だなー。ここから新しい関係ができるんだよねって共感できるけど、ギャル
前の「寅の翼」は、心に残る言葉があったり自分なりに考える部分があったりして、一日に何度も見たりしたのだけれど、この「おむすび」はほとんど心に残らない。
話がなかなか進まないのと、ありふれた日常だからかもしれないけれど、これで震災の話なんて入ってくるのかと思うとうんざりしてしまう。なんだかトラウマだけが掘り起こされそうでちょっと恐ろしいとまで思ってしまう。
ギャルだろうが誰だろうが悩みがあるのは当然だろうし、それぞれの置かれている立場もステレオタイプすぎてリアリティが欠けると思う。
ホームランは残念でしたww。昔の野球少年あるあるだけど、20年後に振り返ったら、恥ずかしくて身もだえすると思うよ。
それにしても過保護な親も困ったものだけど、結のところは全然話し合う余地がある。一方、ハガャレンギャルのルーリーの親はしょうもない。こういう無関心も立派な虐待行為。夫婦の問題を子どもに押し付けるなと言いたくなる。
まあ昔はね、今ほどうるさくなかったから、しょうもない親も多かったのは確か。いや、しょうもなさの質が違うだけかな。
聖人はどうしてそんなに過干渉なんだろう?何にしてもギャルだった歩と何があったのか知らないけど、それは歩との問題であって結との問題ではない。そこを理解しないと結との距離は余計に拡がるだろう。
聖人もダメだけど、結もダメだね。歩のことで家が揉めて空気が悪くなった時代があったとしても、家族であれ生きる道はそれぞれである以上、ぶつかることがあるのは当たり前。それが無い家なんて、よほど相性がいいか、洗脳だよ。
みんなある程度は角を削り合って、おさまるべき形におさまるの家族なんじゃないのかな。
ハギャレンを抜けるのも許さない、それでいて認めないって意味が分からない。入って欲しいと頼んできたのは彼女たちの方なのに。あゆの妹だったら一度見ただけで踊れるだろうとか、嫌がらせにしか感じない。そもそも家まで迎えに来たりまでして。
お父さんは、あゆの時にあのような出かけ方をして朝帰りとか経験したりしてたんだろうな。心配するのもわかるような気がする。
けれど、さすがに学校でも家でもハギャレンでも姉と比較されて、重ねて見られて、とんでもなく窮屈だろうなと少し同情する。
別に憧れてもいない姉がどうだったとかこうだったとか言われてもただムカつくだけよね。結を見ているようで見ていないのよギャルたちも、そして父親も。残念すぎる。書道部でだって楽しい青春は送れそうだしギャルはやらなくてもいいのでは?でもこれは既定路線なんだよなー。ギャルに憧れてなる人にもいやいや参加されたら失礼なのでは?と思うし見るのしんどい。あとオープニングが壊滅的にダサい。ほんと橋本環奈の無駄遣い。もったいない。
結への対抗心とか反発というよりも、結の姉への周囲のリスペクトなんかも含めた嫉妬心みたいなものなんだろうけど、少なくとも友だちになろうと誘われて、それなりにつきあっているのだから、いきなり一方的にちゃんとやれと言われてもね。面倒くさいと思うのは当然。でも結衣はパラパラ踊っちゃうのかな。環奈さん、踊れちゃうだろうし。
それは置いといて、父親は姉の方によほどトラウマがあるようだね。ギャルになったことが問題なのだろうか?いくら田舎に見えても大都市福岡のすぐそばだし、そこまで保守的なのかな?それとも神戸で?いずれにしても早晩、親子で衝突しそうです。
ギャル達の押し付けがくどくてしんどい。用もないのに電車で1時間かかる場所に呼び出すって感じ悪いなーと思ったし、呼び出しておいて来るか賭けるとか駆けつけたら笑うとか友達にもなりたくないレベルでしょ。そんなのによく結も付き合ってるなと思う。結って友達いないのかな?このままじゃ結の家庭までギクシャクすることになるのに、今度は脅すって‥絶句。見てられない。ギャルになるならないでここまで引っ張られてもついていけない。
聖人は本物の農家じゃないと永吉に言われたことを、随分と気にしてますね。この頃には兼業農家なんて普通だし、そもそも何をもって本物なのかなんて決まったものはない。だから気にしなければいいんだけど、どうしても気にしてしまうのは、聖人自身が心のどこかでそう感じていたところがあったからなのでしょう。でも永吉は大人げないよね。この時代の大人はデリカシーってものがなかったww。基本的に幼かろうが、成人しようが、子どもには厳しくする時代だったから。きっと今の若い人なら耐えられないかもなあ。
体調が悪かったギャルを助けたことで少し距離が近くなるのはわかるけれど、書道部とギャルの二重生活とか理解不能だ。だいたい少し距離があるからって、毎週のように一緒に居たら隠しておくことなんて無理だろうし、誰か知り合いが見ていることだってあるだろう。本当に嫌だったら、緊急招集なんてメールで電車乗ってまで会いに行くだろうか?結の行動は見ていて理解が追い付かない。おいおい分かっていくのだろうか。お父さんは爺さんから言われた言葉を噛み締めて今後を考えているっぽい。神戸に帰りたいんだろうな。それにしても素敵な先輩と結が言っている風見が胡散臭そうに見えてしまって。ちょっと残念。
前作と比べているわけではない。
しかし、こっちの都合を無視したしつこく押しつけがましいギャルの存在がいたたまれない。朝から見たくない。
もう1週間もこれが続いている。
苦痛すぎる。
離脱します。
セリフなど脚本も全くひねりもなく、
かっこいい先輩に胸をときめかせているけど、橋本環奈の方が数倍可愛くて、選び放題だろ!と突っ込みを入れたくなる。
設定が不自然すぎる。
橋本環奈が無駄使いで、かわいそうすぎる。
音楽もなんで今更B,s???
もう古臭くて終わってる。
音楽も主人公も新人を起用して冒険してみてほしい。
先週まで憲法とはとか堅い内容だったのでギャルになるとかならないとかで1週間を使うおむすびにまだなれない。妹だからと担ぎ出されるのは迷惑だし、結は結の人生があるわけでお姉ちゃんの人生をなぞらされるのは辛い。余計に反発したくなるだろう。姉との関係も微妙だったことは明らかで、それなら尚更ギャルに憧れなんてモテないだろう。そしてやっぱりギャルになるってなんなの?って思うしね。でも既定路線であるならさっさと話を進めてほしいとも思う。
悩みのない人なんていないし、歩きやすいようにひかれたレールから外れるのはそれなりの理由があるのは当たり前と思う。若いからそこへ思いが至らなかったと言えばそれまでだけれど、米田家の呪いのお節介のおかげでギャルの一人の事情はわかった。でもそれだけで友だちとか、一緒にプリクラ撮ったりとか、元々ギャルとの親和性が高かったということなのかな?それと一人取り残された先輩も気になる。そもそもちょっといやらしい雰囲気漂わせているし、なんか自信過剰っぽいし苦手だな。
他人の人生の機微なんて、たかが15歳の少女にはわからない。80歳にだってわからないだろう。だから「わからない」ということを知るが、まず大人への第一歩。多分、恋愛よりもそっちの方が人として大事です。農家の人の友だちが農家とは限らないし、床屋の友だちが床屋だとは限らないように、とりあえずギャルの友だちがいたっていいと思う。姉にコンプレックスなり、トラウマなりがあるようだけど、姉は姉。あのギャルたちは別の人。積極的に交わらなくてもいいけど、邪険にしなくてもいいんじゃないかな。
ギャルと廃棄野菜を対比させて、クズとは?と考えるのは悪くはないけど、そんな単純なことではないと思うのだけれど。お父さんも震災で諦めたことがあるようで、元々は散髪屋さんだったのかな?半分仕方なく田舎の戻って農家を手伝っているとかなんだろうけれど、さすがに爺さまの言葉はきつすぎる気がする。まあ婆さまに怒られていたけれど。災害は遭ってみたらどれだけ後引くかわかるのだろうけれど、周りから見たら「もう9年」なんだろうな。マツケン楽しみに見ているから、今日のたたき売りとカラオケはなかなかのサービスシーンで嬉しかった。
結は、阪神淡路大震災のトラウマを抱えながら生きているという設定なので、前作のフェミニスト向けに特化した内容より応援したくなる。
20年前の福岡市を再現したCGは良かった。
結のギャルたちに対する態度はいただけない。このキャラへの好感度が一気に下がります。
そもそもああいう説教は大人だから許されるところがある。たとえ勘違いや間違いだとしても、いろいろな経験則からの言葉だから、そこにはある種の憂いとか相手を思う心がある。でも結にそれはない。しかも恋愛に浮かれて、興味のない部活に入るのが悪いとは言わないけど、結だって特に大したことは考えていないんだからギャルたちに説教できる立場じゃない。
過去にトラウマになるようなことがあったとしても、他人に八つ当たりするように怒りをぶつけてはダメ。それこそが甘えだし、ろくな奴にならない予兆みたいなものなのだから。
お父さんが「9年前」というのを「9年2カ月と20日」ときっちりとした日にちに訂正した時に感じた少しの違和感。そういえば神戸だと主張もしていたし、好きで帰って来たんじゃないとも言っていた。結が「平穏に」というのもすべてあの日があったからか。崩れた家の一部が映っただけであの日のことが昨日のことのようにうわ~っと頭の中に広がった。震災のトラウマをやるのだろうか?もしそれをやるからこその全体的なバランスで軽々しさということだろうか。実際にそのころ神戸で子どもだった人で物は壊れるからと執着しない人がいたし、周りの糸島の人たちとは生き方が少し違ってくるのはあるんだろうな。それでも青春できるといいなと思う。
いつも半年の朝ドラが終わった直後は次の朝ドラに期待しつつもまだ前作に引っ張られることが多く不利ではある。また虎に翼とテイストが違いすぎて乗り切れない部分もある。ただこういうのが朝ドラだったなーとちょっと懐かしくもある。偉業を成し遂げなくたっていい、元気に遊んだり悩んだりするヒロインを見てるだけでもいいもんだ。結のトラウマは震災で、形ある物は崩れることを知っているから何かを作り上げることに臆病なのかな。神戸以降たくさんの震災があってたくさんの結ちゃんがいる。その子たちの希望になってくれたらいいな。
結なりにトラウマというか、何か思うところはあるようだけど、同じように他人にもさまざま思うことはあるわけで、うっかりだとしても批判的なことを口にするのは良くないね。格好いい先輩に魅かれて部活に入ろうとするのを不純な動機というつもりはないけど、少なくともギャルたちの動機を否定できるほど立派なものではない。まあついついという感じなんだろうけど。姉へのコンプレックスかな?
気になるのは環奈さんの芝居。やっぱり上手くはないね。それを上回る魅力を出せるかどうかが課題だろう。
ギャルか。平成時代を代表する女のコ文化でした。
姉が伝説のギャルとはね。田舎では兄弟姉妹は同じ小学校と中学校に行くし、高校の数が少ない地域では高校も一緒ってことになる。そうするとみんな兄姉のことを覚えてたりするから、下の子はいろいろと面倒なんだよね。それって下の子あるあるだと思う。このギャルたちが結にどんな影響をあたえるのだろうね。
そして早速のひとめぼれ。書道部というのは意外性があるけど、高校生の書道パフォーマンスって面白いし、いずれそういうシーンにも期待しましょう。
環奈さん、さすがに高校1年生は厳しいけど、まだ高校生はいけてる。小柄で童顔の女優さんは、年齢不詳なヒトが多いよね。
始まりの舞台が福岡っていうのも出身地だけにやりやすいだろう。それにしても糸島って大都市福岡からさほど離れていないのに、あんなのどかな環境なんだねえ。ただ港町の子どもなら、釣り竿で海に落とした帽子を引っかけるくらい簡単にやると思うけどね。少なくとも昭和時代の子はそうだった。結が海に飛び込む姿はそのまま昭和だ。
まだ初回なので評価は普通ということで。
新しい朝ドラは平成の中ごろから始まるのね。ギャルとか携帯が折りたたみのガラケーだったりとか、なかなかに懐かしい光景。ナレーションで「朝ドラヒロイン」は自虐っぽいけれど、あのシーンは何につながるんだろう。おにぎりの姉が問題児だったっぽいし、そのことがちょっとした生きにくさにつながったりするのかな。今日だけ見た感じだとあまり心躍らないけれど、しばらくは背景とか説明が多いだろうし気長に見ることにしようかな。