俺の美女化が止まらない!?

晴臣くんはここのちゃんの、ここのくんは晴臣くんの、お互いのために自分ができることを一生懸命やってあげてたところがすごく良かったと思う。これで本当に2人が親友になったんだなと実感できた。若い頃好きだからやってみたいと思ったことがいいことか悪いことかも分からなくて、自分に自信がないことも当たり前。それを一緒に共有できて共感してもらってみんなで強くなっていくんだよね。まいみちゃんも誤解が解けていい笑顔が見れた。最高のエンディングだった。

そりゃないよ、まいみちゃーん！ずっと見ていた者として思うけど、自分が晴臣だって言い出すベストなタイミングなんてまだなかったよ？騙された！裏切られた！って言うなら、いつ本当のことを言ったら良かったのか逆に教えてほしいくらいだよ。すごく調子良かったのに、あんなにキレることないのにね。逆に晴臣くんの方が傷ついたと思うよ。知ってる男子だから急にびっくりしたし夢から醒めちゃったのかもしれないけどあの態度はない。まいみちゃんが嫌いになってしまった。

そっかー、お店の中だけの女装と外に出る女装では全然違うのね。歩き慣れない靴で歩くだけでも大変だし、座り方や食べ方も男女では違うんだ！それを自然にできる元々の性ってすごいんだな。最初はもろ男に見えたハルくんがどんどん努力で仕草がきれいになっていくところが良かった。ただレディースデイサービスのあるところで働いたことあるけど、それで試すのはやめていただきたい。綺麗に着飾っても骨格で分かるのよ‥。値引きとかだと難しいんだよね。

ハルくんは多分自分からは飛び込まなかった世界だけど、女装の世界に入れて良かったね。自分に自信がない人が他人を演じることで自分を表現できることってあるし、自分の知らなかったところに気づけることだってある。苺美ちゃんの前で張り切りすぎてしまったのはご愛嬌。強そうに見える苺美ちゃんにも悩みがあるんだね。2人は似てるって言われて意識しちゃうなんてかわいい、青春だなー。ナイスアシストの末デート決定！ウキウキしちゃうよね。

お父さんに似た大嫌いな目か‥。お父さんに似た小さい目が嫌い？ほんとにそれだけかな？大人の都合で実のお父さんなのに会えなくなっていろいろ複雑な時期を過ごしてきたのだろう。彼女の中でも昇華したくても自分の目を見るとお父さんを思い出してしまうとしたらなんかかわいそうだね。ただ嫌いといいつつ、お父さんって単語を何回も使っているから嫌いでもないのだろう。見知らぬおじさんの中に懐かしいなにかを感じてくれたらいいな。

いよいよ大学入学。人見知りで赤面症の晴臣くんにはハードルが高いよね。でもせっかく入学前から仲良くしているココノがいるんだからそこを活かして大学生活も楽しんでほしいな。女の子が絡まれているのに何にもできない自分、そこを通りかかってスッと助けたい女子大生に一目惚れ。なのにその子はそこで助けずに見ていた晴臣を覚えていて嫌われる。はーなかなかうまくいかないもんだよね。メイクは自分を綺麗に見せ自信をくれるものでもある。晴臣も赤面症を隠すことができて一歩前進するかもね。

高校卒業したてで上京した男子がやるバイトが女装バーって今後の人生狂わせちゃいそうよね（笑）ただ着飾ることで別人になれる、なりたい自分が出せるならそれもアリかな。女装すれば女性と話すのも問題なさそうだしね。っていうか女装すればしゃべれるのはなんでなの？恋愛対象じゃなくなるからなの？そこで深く女性を知れば男性でいる時も上がらなくなるのだろうか。これからは大学生活も始まって男女の切り替えも見どころになるのか？楽しみだ。

イロモノかなと思って観たけど伝えたいメッセージは結構素直で直球で面白いと思いました。引っ込み思案な息子が都会に出たら女装バーで働いてたなんてご両親はびっくりしてひっくり返っちゃうかもしれないけど、女装して別人になれるからこそなりたかった自分になれるってこともある。そこに気がつきつつある初回は面白かったです。出てくる子もみんな可愛くて個性的。心も体も女の子になりたい子や女装が趣味な子などそれぞれの考え方も違って面白い。多様性の極みだわね。