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脚本・ストーリー 2.7 /5.0(53.4%) | - 位 /1127件中 |
キャスト 3.3 /5.0(66.6%) | - 位 /1127件中 |
演出 2.3 /5.0(46.6%) | - 位 /1126件中 |
音楽 2.7 /5.0(53.4%) | - 位 /1127件中 |
感動 2.0 /5.0(40%) | - 位 /1122件中 |
笑い 1.7 /5.0(33.4%) | - 位 /1122件中 |
スリル・興奮 2.7 /5.0(53.4%) | - 位 /1119件中 |
脚本・ストーリー 2.7 /5.0(53.4%) | - 位 /1127件中 |
キャスト 3.3 /5.0(66.6%) | - 位 /1127件中 |
演出 2.3 /5.0(46.6%) | - 位 /1126件中 |
音楽 2.7 /5.0(53.4%) | - 位 /1127件中 |
感動 2.0 /5.0(40%) | - 位 /1122件中 |
笑い 1.7 /5.0(33.4%) | - 位 /1122件中 |
スリル・興奮 2.7 /5.0(53.4%) | - 位 /1119件中 |
村上春樹さんの作品はハマる人にはハマると聞いてはいたけれど、今まで読んだこと無かったので興味を持って見ました。
さすがに文学作品だけあって、今どきのドラマと違って難解。
神戸の地震のニュースも当時を思い出させるような稀にみるリアルな感じで、当時奥さんと同じように食い入るように見ていた。
ああいう見方は魂持っていかれてしまうんだよね。止めないと…と思っていたら離婚。
旦那の無関心も気になったけれど、どうしても自分事でないとああなりがち。
なんでも自分事にしてしまう人は心病むし、どっちもどっちなんだよね。
どうして行き先が釧路だったのだろう。
そもそも本当に奥さんはいたのだろうか。
何もかも幻のようで現実味がなくて、幾通りにも解釈できそうなお話だなと思った。
分からん、さっぱり分からん笑。最近とんとこの手のふわふわした真意を掴めないような難しい物語から遠ざかっているから最後までモヤの中にいるような感覚になった。分かりやすいものばかり見ていちゃ退化するんだなと実感。取り憑かれたように災害のニュースから離れられなくなった奥さんはどこへ行ったのか?あの箱の中身は奥さんの骨だったらどうしようなんて思いながら見ていた。初対面なのにぐいぐいくる女子たちが怖くて引いた。
村上春樹さんが原作ということですが、これまで村上作品の映像化はあまりうまくいかないというのが定評です。オムニバスの単話ということで、それぞれどう表現されるのか気になるところです。それにしてもNHKはなかなか冒険的ですね。しかも唐田えりかさんをキャスティングしています。
さて初回ですが、主人公と奥さんのすれ違いが決定的になったのは、阪神淡路大震災のニュースなわけですが、
ここで問題になるのは、テレビを通してということでは同じ距離感にいる二人なのに、そこから受け取るものには差があるという点です。もちろん主人公の方だって心を痛めてはいるのだろうけど、それは自分の日常を侵食するほどではない。でも奥さんの方は食事もしなくなるほど侵食されていた。
もちろんこれは家出の単なるきっかけに過ぎないけど、主人公にはわけがわからない。その距離感を釧路への旅で自分の肉体にまで侵食してくることで理解していく感じでしょうか。
原作が文学作品だからか、ちょっと意味深かつ丁寧に描こうとしていたのかもしれないけど、全体的に間を取り過ぎてちょっと冗漫だったかな。もっと序盤は普通に自然に描き、最後の方でゆっくりめにした方が、マジックリアリズムっぽくなったように感じます。