『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜』での新木優子 (倉科瑠李役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
新木優子 (倉科瑠李役) は 「2024年1月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
皆が夏目の去就に迷い葛藤する中、「私はドイツに行って欲しい」と自分の考えをはっきり言えるところが倉科らしくて格好良かったです。ドイツに行ってさらに成長した夏目を見てみたいっていう期待も感じられて、恋愛対象としてだけでなく、同じ音楽家として夏目の才能と彼が作り上げる音楽にも惚れ込んで尊敬しているんだなって伝わってきたのも良かったです。
瑠李というキャラの悪女っぽい表面と、音楽に純粋で優しい本質の二面性がある。彼女には持って生まれた色気があり、それがいろいろ惑わすけど、本人はどちらかといえばそれを武器というより、自虐的に使っている。美人も損をする、そう感じるキャラでした。新木さんの雰囲気によく合っている役だし、わかりやすい性格づけなので、演じやすい役だとはいえますが、ここまでしっかりあざとさを出すのもそこそこ研究はいると思うので、好演したと言えるのではないでしょうか。
オケの練習場所を確保するために尽力する姿、頼もしかったです。使用料の代わりに無料でコンサートをする約束も取りつけ、演習場所だけでなくお客様の前で演奏する機会をしっかりゲットしてくる有能さもさすが。朋花に「良い仲間に恵まれて良かったね」と言われた時の誇らしそうな笑顔や、オケの皆に感謝された時のはにかんだような表情も素敵で、瑠李の晴見フィルを大切に思う気持ちが伝わってきてとても良かったと思います。
夏目の母親に「お母さま、これ良かったら」とよそ行きの笑顔で手土産を渡して、ちゃっかりアピールしてるところが可愛い。高校球児時代の夏目の写真を見て「可愛い~」って喜んでたり、夏目に話しかけるときだけちょっと甘えたような声になったり、そこかしこで夏目への恋心を覗かせる姿がチャーミングで微笑ましかったです。
弱気になる二朗を「皆、楽しみにしてるのよ」「練習とことん付き合うから」と鼓舞して背中を押す姿が頼もしかったです。つきっきりで練習に付き合うし、スパルタだし、でも時々ボディタッチしたりハグをご褒美にしてやる気を引き出したり、飴と鞭で二朗の扱いをしっかり把握してるところも瑠李らしくて良かった。「ご飯も喉を通らない」とため息ついて本気で夏目に恋しちゃってる姿も可愛らしかったです。
実家が無くなるみたいだとホール閉館にしんみりしたり、家族との思い出を切なげに語ったり、それぞれ新しい家族と過ごしている両親と再会した時の複雑そうな表情だったり、恋愛に奔放で自由というイメージとは違う、淋しがり屋で繊細な本来の瑠李が垣間見れたのが良かったです。ソロを吹き終えた後、客席の両親に向けた子供に戻ったようなクシャっとした気取らない笑顔も素敵でした。
恋の相手が指揮者だと明かしてもまるで気付かない夏目の鈍感さにイラっとしてる顔が良かった。その後に見せた気合を入れ直したような表情も、どんどん大胆になって距離が近くなっていくアプローチも、「これならどうだ」っていう倉科のプライドと負けん気の強さが滲み出ていて、他人事みたいにきょとんとしてる夏目との熱量の差が面白かったです。
甲斐甲斐しく夏目のお世話をする嬉しそうな姿が乙女で可愛かったです。「夏目さんと深い話がしたい」とグッと顔を近づけて囁くシーンもカルメンが本気出してきた感があって良かったし、夏目の鈍感さに呆れつつ、まだまだ諦めないぞって感じで気を取り直すような表情を浮かべるところも、狙った獲物は逃さないっていう倉科の情熱的な恋愛観を思わせて良かったです。
ピッチの悪さを「音痴」の一言で片づける遠慮のない感じが倉科らしくて良かった。説教するわけではないけど、猛者と切磋琢磨したいならプロオケに行けば?と羽野に進言したり、羽野が「何かが起こるかもしれない」と晴見フィルに期待をしていることを察していたり、相手をよく見ていて鋭いところも、駆け引き上手で恋愛体質な倉科らしさが感じられて良かったです。
演技がすごく上手いとは思わないけど、この気位が高い感じと可愛らしさ、どちらも醸し出せるところは新木さんならではの魅力でこの役に合っていると思います。夏目を見つめる視線も会話中の距離の近さも、ちょっと甘えたような口調も、色気を出し過ぎず媚び過ぎず、でもアプローチしているのはちゃんと伝わってくる絶妙なバランスで、頭の軽い安っぽい女性に見えないところも良かったと思います。
自信を感じさせるすらっと美しい立ち姿や、オケの男性メンバーと交わす意味深なアイコンタクト、女性が乗り込んできた時の悠然とした態度、修羅場慣れしてそうな余裕のある雰囲気など、倉科のやや問題ありな倫理観や恋愛体質なところが短い出番でもしっかり伝わってくる演技が良かったです。
皆が夏目の去就に迷い葛藤する中、「私はドイツに行って欲しい」と自分の考えをはっきり言えるところが倉科らしくて格好良かったです。ドイツに行ってさらに成長した夏目を見てみたいっていう期待も感じられて、恋愛対象としてだけでなく、同じ音楽家として夏目の才能と彼が作り上げる音楽にも惚れ込んで尊敬しているんだなって伝わってきたのも良かったです。
瑠李というキャラの悪女っぽい表面と、音楽に純粋で優しい本質の二面性がある。彼女には持って生まれた色気があり、それがいろいろ惑わすけど、本人はどちらかといえばそれを武器というより、自虐的に使っている。美人も損をする、そう感じるキャラでした。新木さんの雰囲気によく合っている役だし、わかりやすい性格づけなので、演じやすい役だとはいえますが、ここまでしっかりあざとさを出すのもそこそこ研究はいると思うので、好演したと言えるのではないでしょうか。
オケの練習場所を確保するために尽力する姿、頼もしかったです。使用料の代わりに無料でコンサートをする約束も取りつけ、演習場所だけでなくお客様の前で演奏する機会をしっかりゲットしてくる有能さもさすが。朋花に「良い仲間に恵まれて良かったね」と言われた時の誇らしそうな笑顔や、オケの皆に感謝された時のはにかんだような表情も素敵で、瑠李の晴見フィルを大切に思う気持ちが伝わってきてとても良かったと思います。
夏目の母親に「お母さま、これ良かったら」とよそ行きの笑顔で手土産を渡して、ちゃっかりアピールしてるところが可愛い。高校球児時代の夏目の写真を見て「可愛い~」って喜んでたり、夏目に話しかけるときだけちょっと甘えたような声になったり、そこかしこで夏目への恋心を覗かせる姿がチャーミングで微笑ましかったです。
弱気になる二朗を「皆、楽しみにしてるのよ」「練習とことん付き合うから」と鼓舞して背中を押す姿が頼もしかったです。つきっきりで練習に付き合うし、スパルタだし、でも時々ボディタッチしたりハグをご褒美にしてやる気を引き出したり、飴と鞭で二朗の扱いをしっかり把握してるところも瑠李らしくて良かった。「ご飯も喉を通らない」とため息ついて本気で夏目に恋しちゃってる姿も可愛らしかったです。
実家が無くなるみたいだとホール閉館にしんみりしたり、家族との思い出を切なげに語ったり、それぞれ新しい家族と過ごしている両親と再会した時の複雑そうな表情だったり、恋愛に奔放で自由というイメージとは違う、淋しがり屋で繊細な本来の瑠李が垣間見れたのが良かったです。ソロを吹き終えた後、客席の両親に向けた子供に戻ったようなクシャっとした気取らない笑顔も素敵でした。
恋の相手が指揮者だと明かしてもまるで気付かない夏目の鈍感さにイラっとしてる顔が良かった。その後に見せた気合を入れ直したような表情も、どんどん大胆になって距離が近くなっていくアプローチも、「これならどうだ」っていう倉科のプライドと負けん気の強さが滲み出ていて、他人事みたいにきょとんとしてる夏目との熱量の差が面白かったです。
甲斐甲斐しく夏目のお世話をする嬉しそうな姿が乙女で可愛かったです。「夏目さんと深い話がしたい」とグッと顔を近づけて囁くシーンもカルメンが本気出してきた感があって良かったし、夏目の鈍感さに呆れつつ、まだまだ諦めないぞって感じで気を取り直すような表情を浮かべるところも、狙った獲物は逃さないっていう倉科の情熱的な恋愛観を思わせて良かったです。
ピッチの悪さを「音痴」の一言で片づける遠慮のない感じが倉科らしくて良かった。説教するわけではないけど、猛者と切磋琢磨したいならプロオケに行けば?と羽野に進言したり、羽野が「何かが起こるかもしれない」と晴見フィルに期待をしていることを察していたり、相手をよく見ていて鋭いところも、駆け引き上手で恋愛体質な倉科らしさが感じられて良かったです。
演技がすごく上手いとは思わないけど、この気位が高い感じと可愛らしさ、どちらも醸し出せるところは新木さんならではの魅力でこの役に合っていると思います。夏目を見つめる視線も会話中の距離の近さも、ちょっと甘えたような口調も、色気を出し過ぎず媚び過ぎず、でもアプローチしているのはちゃんと伝わってくる絶妙なバランスで、頭の軽い安っぽい女性に見えないところも良かったと思います。
自信を感じさせるすらっと美しい立ち姿や、オケの男性メンバーと交わす意味深なアイコンタクト、女性が乗り込んできた時の悠然とした態度、修羅場慣れしてそうな余裕のある雰囲気など、倉科のやや問題ありな倫理観や恋愛体質なところが短い出番でもしっかり伝わってくる演技が良かったです。