『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜』での西田敏行 (小村二朗役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
西田敏行 (小村二朗役) は 「2024年1月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
自分の楽器たちを売って、オケの遠征資金を作ってあげるなんて格好良すぎる。大切なクラリネットだけはちゃんと手元に残しておくところも、小村の音楽愛が感じられて良かった。晴見フィルの皆を大きく包み込むような温かい雰囲気と、いざという時にこうやって力になってくれる頼もしさ、音を外して舌をペロっと出したり瑠李にご執心のチャーミングさ、西田さんにしか出せない味のある演技が毎回とても素敵でした。
やっぱり物語にこういう大御所さんがいることで層に厚みが出てとてもいいなと感じます。もう主役をやるには体力的に難しいと思いますが、こういう役でどんどん出てほしい。酸いも甘いも知っているからこそ出る慈愛に満ちた眼差しやこの年齢だからこそ出る愛らしさ。素敵です。
動画をバズらせた近藤をオケフェス出場決定の功労者として称えたかと思いきや、皆が近藤を褒め出すと面白くなくて動画の途中なのに画面を閉じてしまったり、オケのための募金活動でも5円しか入れない常連さんに「100円入れてけ」ってイチャモンつけたり、良いおじいちゃんなんだけどちょいちょい子供っぽい姿を覗かせるところがチャーミングで良い味出してます。アドリブのような自然で自由な芝居だけど決して周りの空気を乱さないところや、悪目立ちすることはないけど短い出番でも毎回しっかり存在感を残しているところもさすがです。
せっかく退院したのにオケメンバーとのわちゃわちゃが無かったのは残念だったけど、近藤とサシ飲みっていう珍しい姿が見られたのは良かったです。この二人の遠慮のない昔馴染み感、心地良くて好きです。高校時代の夏目との出会いのシーンも、声だけの芝居でとても短かったけど、仕方ないなあっていう顔をしつつ目元は優しいんだろうなとか、会場に入っていく夏目をニコニコ見つめてるんだろうなとか、その表情や仕草が目に浮かぶような温かさが感じられて印象に残りました。
バースデーコンサート、とても素敵でした。皆に演奏をカバーしてもらうたびにウインクをしたり軽く手を振ったりアイコンタクトをしたり、アクションがお洒落でチャーミングなところが二朗らしくて良かったし、誰がフォローしてくれたか、ちゃんと楽器の音色もポジションも把握している耳の確かさも長年音楽に携わってきた説得力を感じさせました。演奏後のホッとしたような、清々しい笑顔もとても良かったです。
コンサート会場が無いと嘆く団員たちに「梅まつりを乗っ取っちゃえ」と提案する、大胆で柔軟なところが二朗らしくて良かった。団員たちの反応を楽しむような、悪戯っ子みたいなワクワクした表情も可愛らしい。瑠李のハバネラは絶対に入れてとリクエストするブレなさや、打ち上げで「テーブルにあるお菓子は全部私の奢り」ってアピールする姿など、今回もコミカルさとチャーミングさでほっこり癒して貰いました。
「お家に独りぼっち~」と夏目を揶揄いつつ、「散々な時こそ笑ってた方が良い」と明るく励ます姿が二朗流の優しさを感じさせて良かった。慰めたかと思いきや「大ちゃんの部屋にいるよ」「二人、デキてんのよ」と爆弾発言連発するマイペースさも二朗らしい。突然やって来た響を温かく歓迎したり、やたらボディタッチが多くて「やめんか、エロじじい」って娘や孫に怒られちゃったり、見ていてほのぼのと楽しくて幸せな気持ちになれる演技がとても素敵です。
志帆にプロポーズした相手が団員の中にいる、音に乱れがあったヤツが間男だと夏目を焚きつけたり、コンサート会場のレストランに志帆を呼び出したり、その結果、古谷を追い込んでカオス状態の演奏会にしてしまったり、悪気はなく良かれと思っての行動なんだろうけど、ちょいちょいお節介が過ぎるところが、二朗らしくて良かたです。余計なことしてより問題を大きくしてるけど、何だか憎めない不思議な魅力のある人で、この独特なチャーミングさや存在感は西田さんにしか出せないものだと思います。
ヴァイオリンを弾く天音の後ろで、その音にゾワゾワしてムンクの叫びみたいに顔を抑えてる姿が面白かった。ピッコロは短すぎる、トロンボーンは手が届かないなど、文句ばかり言って次々と楽器を辞めちゃう飽き性なところも二朗さんらしくて良かったし、その文句が子供みたいにしょうもないところも何だか可愛らしい。2度も美しい歌声を披露して下さったのも嬉しかったです。
まず芝居の間が絶妙です。西島さんは共演者のリズムに引きずられることが多い役者さんだけど、西田さんとのシーンは絶妙の間合で、安心して見ていられます。声の強弱のつけ方も素晴らしく、声に表情があります。顔の表情のつけ方やちょっとした動きも、この役柄をしっかり自分の中に取り込んだものになっています。さすがベテランですね。そして歌手としても活躍しただけあり、歌が上手い。情感たっぷりだし、声の響きもいい。ドラマに落ち着きをもたらす名優です。
夏目に興味深々な倉科を見て、頬を膨らませて拗ねている姿が可愛らしかったです。かまってもらいたくて何度も声をかけたり、おでこをペチって叩かれた時も嬉しそうにしていたり、膝枕で慰めようとしたり、終始デレデレしていてセクハラまがいの発言もあったけど、ネチっこさがなくて全くイヤらしくなく、何をやってもチャーミングに見えてしまうところが西田さんならではの魅力だなと感じました。
気さくで温かみのあるキャラクターが西田さんにぴったり。どうして指揮者を辞めたのかなど、他人のプライバシーにズカズカ踏み込んでくるけど、サラリと何気ない口調で全然嫌な感じや無神経な感じがないのも良かった。「アマポーラ」の歌唱も変わらぬ美声で素晴らしかったです。
自分の楽器たちを売って、オケの遠征資金を作ってあげるなんて格好良すぎる。大切なクラリネットだけはちゃんと手元に残しておくところも、小村の音楽愛が感じられて良かった。晴見フィルの皆を大きく包み込むような温かい雰囲気と、いざという時にこうやって力になってくれる頼もしさ、音を外して舌をペロっと出したり瑠李にご執心のチャーミングさ、西田さんにしか出せない味のある演技が毎回とても素敵でした。
やっぱり物語にこういう大御所さんがいることで層に厚みが出てとてもいいなと感じます。もう主役をやるには体力的に難しいと思いますが、こういう役でどんどん出てほしい。酸いも甘いも知っているからこそ出る慈愛に満ちた眼差しやこの年齢だからこそ出る愛らしさ。素敵です。
動画をバズらせた近藤をオケフェス出場決定の功労者として称えたかと思いきや、皆が近藤を褒め出すと面白くなくて動画の途中なのに画面を閉じてしまったり、オケのための募金活動でも5円しか入れない常連さんに「100円入れてけ」ってイチャモンつけたり、良いおじいちゃんなんだけどちょいちょい子供っぽい姿を覗かせるところがチャーミングで良い味出してます。アドリブのような自然で自由な芝居だけど決して周りの空気を乱さないところや、悪目立ちすることはないけど短い出番でも毎回しっかり存在感を残しているところもさすがです。
せっかく退院したのにオケメンバーとのわちゃわちゃが無かったのは残念だったけど、近藤とサシ飲みっていう珍しい姿が見られたのは良かったです。この二人の遠慮のない昔馴染み感、心地良くて好きです。高校時代の夏目との出会いのシーンも、声だけの芝居でとても短かったけど、仕方ないなあっていう顔をしつつ目元は優しいんだろうなとか、会場に入っていく夏目をニコニコ見つめてるんだろうなとか、その表情や仕草が目に浮かぶような温かさが感じられて印象に残りました。
バースデーコンサート、とても素敵でした。皆に演奏をカバーしてもらうたびにウインクをしたり軽く手を振ったりアイコンタクトをしたり、アクションがお洒落でチャーミングなところが二朗らしくて良かったし、誰がフォローしてくれたか、ちゃんと楽器の音色もポジションも把握している耳の確かさも長年音楽に携わってきた説得力を感じさせました。演奏後のホッとしたような、清々しい笑顔もとても良かったです。
コンサート会場が無いと嘆く団員たちに「梅まつりを乗っ取っちゃえ」と提案する、大胆で柔軟なところが二朗らしくて良かった。団員たちの反応を楽しむような、悪戯っ子みたいなワクワクした表情も可愛らしい。瑠李のハバネラは絶対に入れてとリクエストするブレなさや、打ち上げで「テーブルにあるお菓子は全部私の奢り」ってアピールする姿など、今回もコミカルさとチャーミングさでほっこり癒して貰いました。
「お家に独りぼっち~」と夏目を揶揄いつつ、「散々な時こそ笑ってた方が良い」と明るく励ます姿が二朗流の優しさを感じさせて良かった。慰めたかと思いきや「大ちゃんの部屋にいるよ」「二人、デキてんのよ」と爆弾発言連発するマイペースさも二朗らしい。突然やって来た響を温かく歓迎したり、やたらボディタッチが多くて「やめんか、エロじじい」って娘や孫に怒られちゃったり、見ていてほのぼのと楽しくて幸せな気持ちになれる演技がとても素敵です。
志帆にプロポーズした相手が団員の中にいる、音に乱れがあったヤツが間男だと夏目を焚きつけたり、コンサート会場のレストランに志帆を呼び出したり、その結果、古谷を追い込んでカオス状態の演奏会にしてしまったり、悪気はなく良かれと思っての行動なんだろうけど、ちょいちょいお節介が過ぎるところが、二朗らしくて良かたです。余計なことしてより問題を大きくしてるけど、何だか憎めない不思議な魅力のある人で、この独特なチャーミングさや存在感は西田さんにしか出せないものだと思います。
ヴァイオリンを弾く天音の後ろで、その音にゾワゾワしてムンクの叫びみたいに顔を抑えてる姿が面白かった。ピッコロは短すぎる、トロンボーンは手が届かないなど、文句ばかり言って次々と楽器を辞めちゃう飽き性なところも二朗さんらしくて良かったし、その文句が子供みたいにしょうもないところも何だか可愛らしい。2度も美しい歌声を披露して下さったのも嬉しかったです。
まず芝居の間が絶妙です。西島さんは共演者のリズムに引きずられることが多い役者さんだけど、西田さんとのシーンは絶妙の間合で、安心して見ていられます。声の強弱のつけ方も素晴らしく、声に表情があります。顔の表情のつけ方やちょっとした動きも、この役柄をしっかり自分の中に取り込んだものになっています。さすがベテランですね。そして歌手としても活躍しただけあり、歌が上手い。情感たっぷりだし、声の響きもいい。ドラマに落ち着きをもたらす名優です。
夏目に興味深々な倉科を見て、頬を膨らませて拗ねている姿が可愛らしかったです。かまってもらいたくて何度も声をかけたり、おでこをペチって叩かれた時も嬉しそうにしていたり、膝枕で慰めようとしたり、終始デレデレしていてセクハラまがいの発言もあったけど、ネチっこさがなくて全くイヤらしくなく、何をやってもチャーミングに見えてしまうところが西田さんならではの魅力だなと感じました。
気さくで温かみのあるキャラクターが西田さんにぴったり。どうして指揮者を辞めたのかなど、他人のプライバシーにズカズカ踏み込んでくるけど、サラリと何気ない口調で全然嫌な感じや無神経な感じがないのも良かった。「アマポーラ」の歌唱も変わらぬ美声で素晴らしかったです。