失踪人捜索班 消えた真実

結局、大きな闇といいながら、刑事部長の大崎がラスボス？

副大臣は汚職を認めることで長瀬社長に捜査の手が伸びる訳だけれど、それがなければ上手いこと逃げれてたってことか。
まあ、そもそも犯人ではなかったし。
会社を守るために犯人を隠したり、証拠を消そうとしていただけとも言える。

退職後の天下りなんて話たくさんあるし、もっと大きな話かと思っていたけれど意外とこじんまりだったなという感想。
副大臣も中途半端だったな。

奥澤があれだけ城崎の奥さんの件など捜査させない方向に動いているのは、本人が関わっているか、どこかから圧力がかかっているかのどちらかだと思っていたから、今更警察が関係していると言われてもそうだろうなとしか。

扉の外で笹塚が電話の内容を聞いてしまっていたけれど、それでもまだ情報を奥澤に上げるのはなぜ？
恵子さんを保護したとか言わない方が良いと思うのだけれど。

警察内の人間関係がまだ変わるのかな？

日野は確かに命の恩人かもしれないけれど、仕事辞めてまでというのが良くわからない。

結局は甥が認知されていない孫をそそのかして資産をかすめ取ろうと誘拐していたということなのだけれど、あのまま頑なに資産を贈与することを拒んで亡くなっていたら、それこそ1円ももらえなかったのでは。
もうそろそろ薬の関係のタイムリミットが迫っていたし。
ちょっと計画がずさんだなと思った。

今回の舞台のお店が反社の関係ということで、恵子たちが調べていたことも裏社会と関りがあるのかな。
深町の座右の銘を思い出したことでクラウドが開いた。
ここで一気にという訳ではないらしい。

笹塚の提案をことごとく却下する課長は何か知っているのだろう。
副大臣秘書が絡んでいるから、議員あたりから圧力でもと思ってしまう。

健康で事件性がなさそうな成人の場合、ほとんどが捜索されないのはこういったトラブルで身を隠したいと思っている人がいるからだと思う。闇雲に探すだけ探して引き渡したところで問題は解決しないし、拗れることだってあるから安易に踏み込めないのだろう。家出が悪いことばかりではないしね。そこまでしなければこの夫だって本気になってはくれなかっただろうし。まぁあの状況を異常と思っていなかった夫に少しの不安はあるが、この場合は丸く収まった。お腹の子供も喜んでいるだろう。

あそこまででなくても主導権握りたがる義母、義母の言うことに反論できない夫って世の中にはいっぱいいると思う。

やっぱり傷つくし、最終的に離婚考えるのも良くわかる。
どれだけ優しい人であったとしても、これからどれだけ傷ついて行かないといけないか、とかいっぱい考えてしまうし。

今回は失踪というより家出で、夫が探さなかっただけなんだと思うけれど、少しだけ城崎の奥さんの足跡が辿れた。
警備会社からどんな大きな闇につながるのだろう。

妻との記念日にケーキ持って帰ったら、ついさっきまで居た形跡があるのに姿が消えている…
これって一番ダメージ強い失踪パターンかも。
それも近くで妻の先輩が殺されてる。

そう簡単に捜索を諦められる状況じゃないよなと思う。
警察だから…なのか、警察なのに…なのかは今はわからないけれど、組織から離れて独自に捜索するという流れはわかる気がする。
でも、メンバーが言うようにどうやって収益化するつもりなんだろう。

今回はお人好しの専門バカ的な人が妬まれて罠に落ちてそそのかされて失踪させられていた。
そんな人から捜索費用出るとは思えないし。
奥さんの行方と、その裏に大きな力がありそうなのは気にかかるが、どうやって捜索メンバーの経費をねん出するんだろうというところが引っかかってしまうな。

そう、今の現状だと健康で事件性が見られない失踪人は行方不明届を出したって探してはくれない。あんなのは身元不明の事故や事件に巻き込まれた人と照合するためのようなもので、多くは自らの意思でいなくなったと取り合ってもくれない。だから城崎が警察を辞めて自ら探すっていうのは理に適っていると思った。警察としての王道の捜査も分かりつつ、警察にいたらできないグレーの捜査もできるんだから一石二鳥だ。奥さんに辿り着くまでどんなドラマがあるのか楽しみだ。