おじさんはカワイイものがお好き

ワンレンメガネの冷酷男、これまでの桐山漣さんを知らなければ、嫌みたっぷりな演技に最初は嫌いになりそうでした。屈折した性格の鳴戸が真純くんとの出会いにより、回を重ねるにつれ、柔和さと人間的な感情の変化が見られて面白かったです。

仏頂面なのに猫好きなところにいつも萌えています。猫をいつも追いかけているところがかわいいです。桐山さんはものすごく正統派イケメンなのにコミカルなところも押さえていていいなと思います！小路課長への嫉妬心もうまく演じてますね。

イヤミったらしくて思いっきりヒネくれてた分、マスミと出会ってからの変身ぶりが際立ちますね。自分を理解してくれる人と出会えてヨロイが脱げて、ナルト君本来の可愛らしい性格が現れたって感じですね。自分を理解してくれた分、マスミのことも一生懸命鼓舞しようとしてる姿が、なんともチャーミングだった。

この作品は、どのキャラクターも生き生きとしていて好きです。中でも、鳴戸課長（桐山さん)は大変分かりやすくて面白いキャラクターです。猫好きで「実は構ってもらいたがり」なんだろうな、というのも見て取れます。個性的な役どころを、楽しんで演じているようにも感じられます。今の年齢の桐山さんだからこそ、ピッタリはまるのでしょう。20代だとギラギラしてしまって、観ていて辛かったかもしれません。

小路さん・ケンタと違って『堅い・素直じゃない』って立ち位置が良いですね～
見た目もそんな感じですし、すぐ「ぐぬぬぬ～」と悔しがるのが面白いです。
猫の前ではデレデレで、とても同一人物とは思えない(笑)
でもほんとは一番人間臭いかもしれないですね。

今回も面白いくらいにキレまくっていたね！出張先で後の二人がベッタリだからそれで焼きもちか？と思わせるようなBL要素を含んでみえるキャラクターの勝利かな。怒れば怒るほど絵面が冴えるというスパイスの効いた存在感が毎回楽しみ！

イケメンなのに、全くイケメンに見えない、キモキャラというか、嫌な感じを出す演技、表情の作り方など、とても上手だと思いました。振り切った演技ができている感じがとても良いと思います。本当は猫が好きという可愛い一面（ギャップ）もあるのが良いです。

あんなにもイケメンなのにこのドラマの中ではライバルである主人公小路さんに闘志を燃やし、そのくせ猫ちゃんを愛でるというとてもクセのある役。それを髪形をへんなふうに真ん中分けにして押しつけ、眼鏡をかけ、変にくるっと回ってみたり、壁にくっついてみたり。そのギャップが非常に面白く好感が持てます。イケメン役も好きですが、こんな変人役もやってくれて益々好きになりました。

主人公とは全くもって対称的でカリカリしたモラハラ男という雰囲気が全身から出ていたね。でも、野良猫にエサをあげるときの赤ちゃん言葉があまりにも気持ち悪かった！もしかして、主人公以上に身どころのある人物なのではないか？と展開に期待してしまうよね。

モラハラ、パワハラ当たり前で上から目線がとにかくカチンとくる感じはひと際目立っていたけど、野良猫にエサをあげる時の赤ちゃん言葉がかなりイタかった！人を追い込んでおきながら自分も性癖がありそうでこれからが楽しみなキャラクターだね。

こういう人いるよねー。っていうかだいたいの猫大好き男性ってこうなのでは？？ツンデレって言えばかっこいいけど、デレ方がハンパないとちょっと引いちゃうよね。でも猫好きはこうなっちゃう！だって可愛すぎるから！！