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脚本・ストーリー 3.3 /5.0(66.6%) | 687位 /1087件中 |
キャスト 3.8 /5.0(76.6%) | 628位 /1087件中 |
演出 3.2 /5.0(63.4%) | 767位 /1086件中 |
音楽 2.8 /5.0(56.6%) | 861位 /1087件中 |
感動 3.7 /5.0(73.4%) | 204位 /1082件中 |
笑い 3.8 /5.0(76.6%) | 152位 /1082件中 |
スリル・興奮 3.7 /5.0(73.4%) | 276位 /1079件中 |
背中に刺青のある男が、結局ずっと身内にいた城助だったという展開は予想外で面白かったです。ただ城助が柳沢吉保の血筋であるというシナリオは、伏線もなく最終回で登場し、唐突過ぎてしかもその後の成り行きが回収されるということもなかったので、不要だな、と思いました。
ベッキーがハーフなのにくのいちとは変ではないか…と思っていたのですが、だからこそ起きるキリシタン事件というのもあり、また「蛍火」の使い手という設定からも違和感なく見ることができました。
お蛍の人生としては失恋というには激しすぎる展開で、それを最終回に全部詰め込んだところには、なかなかびっくりでした。それでも、少なくとも3人娘のくのいちは全員無事だったので、よかったです。
城介が蛍に惚れているならば、だましていることにずっと屈託があったはずです。彼が暗い演技をしていたのは、姉の安否を気遣っているためだと思っていたので、3人娘と一緒に自分も完全に騙されていて、なかなか唸らせるオチでした。
忍法帳という事で忍法が多数出ていた所は良かったが最後は忍法のオンパレードで有り難みもない。主要な人物が早めに出ていたので誰が黒幕という面白さが半減した。またせっかくの主人公が兄弟と再開するのにあっけなく兄弟殺してしまうし、そんなときは例え罪があったにしろ自害する方が最後の主人公別れで感動的なんではないかと思う、しっかりCGなども駆使して映像も良いのに全体的にコミカルに映ってもったいない。もっと改善の余地はあったと思う。
少しづつお螢のキャラクターが変化してきていて面白いです。今までは流儀が第一だったのに、少し逆らってまで人助けをしたりしていて、くのいちとしてより人間として動く、という要素が見えていて、面白いです。またきゃぴきゃぴしていただけに見えた三人娘の得意技もはっきり見えてきて、長く続いたことでドラマがしっかりしてきたのかなあと思えます。
お螢がずっと探していた姉がそろそろ登場するので、物語もこのシーズンの山場が楽しみです。
主人公のお螢が珍しく上司であり憧れの男性でもある城助に歯向かうところが、なかなか面白かったです。城助にも過去のトラウマがあるような雰囲気が見えてきたので、今後楽しみです。自分の守りたいものと、忍者・くのいちとしての掟がずれた場合にどう動くのかということはよく取り上げられるテーマですが、仲間に守られつつも自分の筋を通し罰を覚悟しているあたり、定石通りで良い良いストーリーだと思います。
そろそろ最後の入浴シーンは要らないので、別の締めを考えてくれればいいなぁと思います。
ベッキー演じるお螢が尼に変身するという異色の回。毎回お色気があるようでいて控えめですが、今回は尼装束なのでコスプレ的な色気があって面白かったです。くのいち三人衆にもだんだん個性が出てきましたが、今度はなんとなく機敏であるべきくのいちらしさは失われてきているようでした。でもそのゆるい感じが魅力の一部かもしれません。お螢の思い人の城助の気持ちが見えてきたのですが、逆にお螢の我慢を揺るがせているようで、ちょっと気の毒になってしまいました。