ひよっこ

現実でもドラマの世界でも、ともに大物女優感が出ていて、違和感なく見ることが出来ます。さすが、演技派女優だと感じます。また、大物女優という凛とした役柄の中で、孤独や辛さという人間らしい一面を兼ね備えている点が妙にリアルで引き込まれました。

昭和の大女優といった雰囲気がとても素敵ですね。記憶を無くした実さんに、安らぎを感じながら、みね子の父親とわかって、別れなければならない辛さが、とてもよくわかります。そして、毅然とした態度がとても格好よくかんじました。

名前は知っていましたが実際演技を見たのは初めてでした。演技を見て後で名前を確認し「ああ、これが菅野美穂か」と再認識しました。ドラマのポイントで重要な役をさらりと演じていて「さすが」と感心しました。後々まで映像が印象に残るスマートな演技でした。

初登場した時から、何て存在感があるのだろうと、役柄が大女優だからという事を差し引いても
登場した時の画面の雰囲気が一変したことは印象に残りました。
凛としてどっしりとしていて大女優の雰囲気をしっかり出していて、実際の彼女も大女優になりつつあるからこそ醸し出せる雰囲気なのだなとも感じました。