チア☆ダン

このドラマの役柄にとても合っていてよかった。主張しない佇まいなのに画面の中で常に存在感を醸し出し、ふんわりしたものの言い方、眼差しが若いキャスト達の少し未熟な演技を優しく包み込み、ドラマ全体のヒューマニティをより奥深いものに導いていたと思う。

温かくて優しい先生の演技すごくよかったです。先生の温かさがにじみ出ていて、笑顔が素敵でした。何よりも声が良かったです。なぜあんなにいい先生なのに、前の学校で生徒とトラブルが起こったのか疑問なところはありました。最後の方で主人公の女の子が悩んだ時、お前はどうしたいんやと諭す場面がありました。生徒を信じて認めてあげる姿が感動的でした。私は先生をあまり信じていたタイプの生徒ではなかったけれど、こんな先生が顧問だったらもっと楽しい高校生活だったのかなーなどと思いました。

久しぶりにオダギリジョーさんのドラマを見ました。カッコいいとは思ってませんでしたが、今回の役はオダギリジョーさんにあっていて、良かったと思います。大人な男の人って感じで、少し影のある先生役もはまってました。生徒たちの思いも感じとれる、優しい先生役は、良かったです。途中あまり、出なくなったのが残念でした。ずっと、出てて欲しかったです。

まるで本当の先生のようでした。気の弱い先生をきちんと表現されており、でもどこかで芯の強い部分が垣間見れた演技をされていたと思います。
特に3話で主人公達が落ち込んでいるとき、前を向かせるために一人一人に話していたシーンはその芯の強さを感じることができました。

いつもそっと生徒たちの様子を伺って自分になにが出来るのか考え行動する、実は熱い先生というのが凄く伝わってきます。太郎自身もROCKETSの生徒たちに心を突き動かされて、行動派になって生き生きしていく様子は見ていて優しい気持ちになれます。自分のダメな部分を話せる太郎は、共感できる部分も多く、逆に生徒を勇気づけてくれる存在になっていると思います。