ふるカフェ系 ハルさんの休日

人気ブロガーという設定ながら謙虚でお邪魔させてもらっているという雰囲気が出ているのがいいですね。お店の中をくまなく観察して奥にまで入っていくけれど、きちんとお店の人に許可を取り失礼のない態度がとても気に入りました。

渡部さんの、演技とは感じられない演技が古民家カフェの雰囲気と馴染んでいます。カメラを持ち、ラフな格好で道に迷いながらカフェを探していくのが好きです。地元の野菜がふんだんに使われているランチが美味しそう。古民家内のインテリアもいいですが、壁や柱など建築士材にも話が及んで、興味を持ちました。

有名ブロガーだけど、お店に入って店主やお客さんと話すときはどこかおどおどした小心者な若者という感じのギャップが面白いです。心の声と実際の振る舞いの違いを楽しむことができて、古カフェが大好きな感じが凄く滲み出ていると思いました。

最初にこの番組を見た時は、これがドラマなのかな？と不思議に思いました。そしてこの番組での彼の存在も役柄も演じ方も不思議と言いますか
ひょうひょうとしていて掴みどころがなくのほほんとかゆったりした雰囲気を醸し出していますが、それが1番の魅力だと思います。
そのおかげでゆったりとした気分で視聴する事ができますので。

こちらの番組を見てから渡部豪太ファンになりました。
幼い頃に放送してたNHK教育テレビ【たんけんぼくのまち】を彷彿させてくれますね。
浅草の古カフェの回は特にわざとらし過ぎて、あれれっ、、、って感じでしたが、渡部豪太さんのナレーション楽しくて良いですし、エキストラの話を聞く時は自然な感じで良いですね。

この番組は旅番組の中で演技をするような形なので、自然なせりふ回しでとてもよかったです。
セリフの内容も爽やかで好青年って感じです。役柄は本当に全く怒らないタイプの人間なので、かえって難しいんじゃないかと思うんですが
上手くこなせていると思います。

おそらく、渡部豪太くんのせいでなく、演出家とか監督のせいだとは思うのですが、ハルさんの演技がとてもわざとらしく不自然な感じがしてイマイチでした。妄想したり、変顔したり。でも、古民家カフェをまわるという設定は好きだし、店主や町の方々と話す時の渡部豪太くんは自然体で好きです。

一言で言うと、癒されました。自然体の感じが良い。地元の皆さんたちとのかけあいもナチュラルです。また、お店のお菓子などを召し上がっているシーンも、とてもおいしそうで、やわらかな笑顔に毎回幸せな気持ちにさせてもらっています。

渡部さんのゆるい感じが作品と合っていてとても素敵だなと思いながら、毎週楽しみにしていました。
カフェの雰囲気だけではなく、その街や地元の方々の雰囲気も伝わってきて、いつか行ってみたいなと思わせられることが多かったです。
渡部さんだからこそ引き出せた魅力なんだろうと思います。

主演の渡部豪太くん絶妙です！ドキュメンタリーとドラマの間を上手に行き来して、ふるカフェのあたたかな雰囲気にとっても似合っていて、最高です。

原作がないドラマで、その中で真田ハルという人物像を確立しているのが良い。
いちゃつくカップルに嫉妬したり、古民家の趣に興奮したり、妄想癖が酷いキャラなのに渡部さんだとなぜか許せる。
私は渡部さんの他の出演作を全く知らないので、渡部豪太=真田ハルになっています。

古民家カフェめぐりが趣味で、行ったカフェのことをブログに書くのが趣味という役が渡部豪太さんの雰囲気にめちゃくちゃ似合ってます。
本当にこういう人がいそうだと思えるくらい自然。
お茶をのんでほっとしている表情が幸せそう。