※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 4.2 /5.0(83.6%) | 196位 /1088件中 |
キャスト 4.1 /5.0(82.4%) | 438位 /1088件中 |
演出 3.9 /5.0(77.6%) | 365位 /1087件中 |
音楽 4.5 /5.0(89.4%) | 54位 /1088件中 |
感動 3.8 /5.0(75.2%) | 174位 /1083件中 |
笑い 3.9 /5.0(77.6%) | 135位 /1083件中 |
スリル・興奮 3.8 /5.0(75.2%) | 245位 /1080件中 |
脚本・ストーリー 4.2 /5.0(83.6%) | 196位 /1088件中 |
キャスト 4.1 /5.0(82.4%) | 438位 /1088件中 |
演出 3.9 /5.0(77.6%) | 365位 /1087件中 |
音楽 4.5 /5.0(89.4%) | 54位 /1088件中 |
感動 3.8 /5.0(75.2%) | 174位 /1083件中 |
笑い 3.9 /5.0(77.6%) | 135位 /1083件中 |
スリル・興奮 3.8 /5.0(75.2%) | 245位 /1080件中 |
深夜帯のドラマは不思議な魅力があるんだなぁ。ゴールデンタイムの時間帯によく見る俳優たちの顔も、一味違うように感じたりします。仲里依紗はやっぱり幸薄系ヒロインのカテゴリーならばNO.1ではないでしょうか。田中哲司のフェミニスト風なセリフを言うくせにキレたら死ぬほど怖い役どころも迫力があって怖かった。ミスジは軽薄だけど筋が通っていないことは徹底的に嫌うし心は温かい。一見ひ弱な咲田の優しさも魅力的だったしマサカネのキャラクターは私的にツボで「こういう演技ができる俳優っているんだな」と目からウロコでした。続編を強く希望します。
まさかの地雷客が友達の小田ちん、という設定に笑った。お互い電話でやり取りしてるんだから声で分かるとは思うけど、デリヘル店長をしていても態度を変わらず友達のままっていうのがすごく良いです。えみとも仲直り出来て、また3人で飲みに行くことが出来て安心。そして、ついに咲田はえみを自身の店に引き抜くことを決意したことに驚きを隠せない。えみのおい立ちや借金を考慮して辞めさせることはしなかったんだ。えみの母親のクズっぷりにイラつきました。
一番気になる主役のえみちゃんがフルーツ宅配便に逃げ込むように入店して「そかそか、よかった」と思っていたところに、欲に駆られて女性をなめきって下半身の遊び好き放題の既婚会社員とその会社員を純な気持ちで信じる妊娠疑惑のスモモちゃんの問題が浮上。最初はシリアスな展開になるのかな?と思いきやフルーツ宅配便サイドの仕返しの仕方がめちゃコメディ色が強すぎでちょっと拍子抜けしました。、、、と思ったのも束の間、ラストに近づくにつれてやはり沢田が渾身の仕返しをしてくる予告が流れ、短い時間枠の中で存分に楽しませるテレビ東京の制作室、すごいなぁとしみじみ感じました。最終回も目の前、なんだかすでに拍手を送りたい気持ちになっています。
ドラマでは初のマサカネ君のホンワカした恋だったのでしょうか。今回はさらにとことん従順を貫く男っぷりが存分に出ていました。その純粋さゆえに百戦錬磨一歩手前のデリヘル嬢であっても彼の純真さを前にすると騙しきれない気持ちになるんでしょうね。ダンスシーンはちょっとした座興めいていたけどまあ悪くなかったかな。疑問だったのはデリヘル嬢に逃避行を求められたときアッサリOKした素振りを見せたこと。その時のマサカネ君にはミスジへの忠誠心はあったのか、なかったのか。今でも私の中でちょっとした謎になっています。
純粋ってこういうことを言うんだなぁと考えさせられました。確かにマサカネ君は物事を深く考えない。もし騙されたと知ってもすぐ考えを切り替えて「今、自分が何が欲しいか、何をしたいか」ということを考えるんじゃないだろうか。人から受ける恩は恩として忘れていないようだけど自分がお礼を言われる立場になったときは、意外と無頓着を決め込む。自分が思う最低限以外の欲がない。これ以上の純粋ってなかなかないんじゃないかなと思いました。やっぱりマサカネ君最高です。
マサカネの秘密が早く知りたくてしょうがなかったんだけど、マサカネってやっぱりちょっと発達障害っぽいのかなと、そちらの疑惑が黒く塗られたような気がしました。どこまでも純粋でまっすぐで空気が読めなくて、かわいいなぁとしみじみ感じるんです。「いつでも喜んで騙されてあげるよ」、そんな優しさを持っていてなんだかじわ~っとこみあげるものがありました。扱うテーマは風俗だけどめちゃ純情で純真なドラマだと思います。
レモンちゃんの恋が叶って本当に良かった!相手はちょっとキモいおっさんだけど。でも2人ともお似合いで楽しそうで幸せそうなので良かったです。そして、遂に伝説の風俗嬢フルーツポンチさんが登場!まさかの掃除のおばちゃんだったという設定。相手した営業職のお客さんのお仕事が上手くいったということで、ラッキーを運んでくれる人なのかな。これで宝くじに当たらないかなあ。この業界の辞めどきが難しい、という言葉が風俗業界の大変さを感じました。
ルックス、営業力共に抜群なライバルを目の当たりにしてストレートに焦燥感や敵対心が表現されていましたね~。これほど明確に出しちゃうのも監督のセンスがモノを言うのでしょうか。市会議員が便宜を図ったお礼に性風俗の見返りをもらっていたっていうのもほんとに下世話で情けないよね。前回に引き続き風俗業界の裏側もちょっと見えたような気がした回だった。そしてマサカネのボケっぷりと空虚で何も見ていないような目の演技ってすごい!ボケる時も独特の間合いを知り尽くした希少な俳優さんだと思います。
毎回観て思うんだけど、いつも中味がちゃんと入っているドラマだなぁと感心します。そんな中で一点だけ「えみ」の過去についてだけど血の繋がった実母が生きて居るのに未成年の中学生が一人暮らしをして自活するって日本では本当にあることなのかなぁと少し濃いめの疑問が残りました。ストーリーでは、店の掟を破ってジカビキ行為をしたスダチに激怒するミスジ、その理由について語られた時「ああ、理想の上司だ」と思わずつぶやいてしまいました。
風俗業界の裏側を見れた回だと思います。接客業は接客業でも引越しも出来ないのは大変ですよね。風俗に関して肯定とはいえないですが、性犯罪が少なくなるという点ではやはり風俗嬢は偉いなぁ、と思います。マサカネくん、謎で天然キャラで馬鹿ですが強いし素直で良いなと思います。シングルマザーとして働くみかんの息子に、引越しが出来なくなっちゃった、と告げても悲しがらずに嘘を付いて笑顔を見せたシーンが切なくて胸が痛くなりました。
たしかに人生においてリタイヤの年齢になるということはかなり深い事だと思う。打ち込んできた仕事の一線から退いて生涯の伴侶も失ったばかりとなれば焦燥感も喪失感も半端ないものだっていうのは、わかるんだけどね。だけど虚しさとか寂しさなんかを、他人の存在や心に寄生しちゃうようなカタチで「満たそう」とか「充実させよう」と思ってしまうと痛い目に遭うんだなって勉強させられた気持ち。勘違いしないで生きていかなきゃだってことじゃないかな。
悲哀あり、おとぼけあり、シリアスあり、タイトルソングもエゴラッピンといい(これは一番最後でいいけど)肝心なストーリーはひとつもヒネって居ないながら、退屈ゼロ。なかなか大人のドラマなんだと感心して見ていました。不倫ドラマなら22時台でオンエア出来るのにデリヘルネタとなれば、やはり超深夜オンエアなのは仕方ないことなのだろうな。マサカネのあの風貌、あれは本当に演技なのでしょうね。すごい役者だなと思います。舞台がデリヘル事務所だから仕方ないのかもしれないけどセリフが常にヒソヒソ話みたいでちょっと聞き取りにくいかも。
このドラマの良いところは風俗をテーマにしていますが、そういった絡みのシーンはほとんどないところだと思います。人間模様や大人の汚い裏側などがリアルに描かれていて見応え充分です。スイカちゃんのはっきりブスと言えないちょうど良い顔が好きです。里親である大切な母親にご飯をご馳走していたのに、デリカシーのないおっさんが会話してきたシーンは涙が出てきました。お母さん必死になってご飯を食べていたから、気付いちゃいましたよね。
ここのところやっとこのドラマの世界に入りこめてる気がしてる。人間は生きて行くうえで「強さ」と「優しさ、思いやり」が必要なんだなと思わされた。職業としてはダーティな職種で裏側的な世界観の中で繰り広げられる人間ドラマだけどドライでクールな割り切りが出来てナンボの世界だけに「いざ」となった時、助け合う姿が心に染みる。普段は食べてばかりでノホホンに見えるマサカネがいい仕事していた。本当にかっこいい。彼はノホホンとしているけど人を傷つけない。冒頭にも書いたことだけど人間は生きていくうえで「強さ」が必要なわけでオーナーであるミスジはちゃんと見極めが出来る男だったという証明。
顔にコンプレックスがあるスイカと借金返済のために働く美人のモモ。
「ブスで明るくナイスボディな女と、美人で暗く借金がある女と、どっちがいい?」といった感じが面白かった。
未来を明るくイメージしながら働くのと、現状の苦しさから逃れるために必死で笑顔もなく働くとでは違いがある。
けれど男性を相手にする仕事は、ブスで明るくてもやはり暗くて美人の方が稼げる率が高い。現実が見えた気がした。
スイカは「フルーツ宅配便」では合わない職場だったが、顔を覆って豊満な体を武器として働けるお店がみつかり
人は良い部分を活かして働ける所は必ずあるものだ、と少し微笑ましく思えた。
咲田のデリヘル嬢に対しての同情は一般社会でも難しいが、特にいらぬお節介になる世界なのかもしれない。
舞台のお店で、本番をしたら店の評判が悪くなるからと、首になった女性がいた。夫の暴力で顔にアザがあるので、それを引け目に感じてのことであった。お店もアザが治ってから雇用するべきでなかったか?また、如何わしいお店に子供連れで出勤を認めるのもおかしい。同じ店の女の子にも子供がいる人もいた。彼女は子供を家に一人残してきてるようだ。なんか不公平なんじゃない?それに、お母さんが仕事の間に面倒をみる他の従業員は迷惑だろう。なんか、そんな小さなところが気になってしまった。
わたしの生活とは関係ない世界のお話だけど、なんだか共感できるところもあったりと、心が動かされました。濱田岳さんの演技がとてもいい味を出しているなと思いました。ゆずさんの借金のためにお金を用意したけれど、保証人になることをお願いされ、お金を持って逃げるシーンは妙にリアルで、人間ってこうやってダメになっていっちゃうんだなって考えさせられました。また、夜の世界の話が、いいふうにも悪いふうにも偏らずに客観的に描かれているところが面白いなと思いました。