時空探偵おゆう 大江戸科学捜査

闇薬を巡る殺しが実は藤屋の後継ぎ騒動にまつわる店主の思惑が絡んでいたことを見抜かれた時の何とも言えない表情は絶妙だったね。幾度もシーンに登場しては自分からヒントを投げ掛けていたり、物語に奥行きを持たせる意味で大切な人物であることは間違いなかったね。

全体的に年齢の若めなキャストが目立つなかで、一人いぶし銀の演技で奥行きのある存在感を醸せるのはさすが！地味な厄どころながら若手に胸を貸すような懐の深さは安定感としか言いようがない余裕ぶり。でも、その目の奥に何か宿っている感じも今後の鍵を握っている感もあり？

いつも姑息な役が似合ってしまう役者さん。なんか隠したんだろう？っていつも疑いたくなってしまう（笑）私が好きなのは時代劇での立ち振舞いがとても綺麗なところ。着物を着て立ったり座ったりやお辞儀の仕方など慣れてないと格好がつかないのだ。そういうところの所作がとても綺麗でいいなと思う。