来世ではちゃんとします

プライベートでどんなショックなことがあっても、明るく前向きな性格は桃江らしかったし、内田理央さんのナチュラルな魅力に近いのかなと好感を持ちました。性に奔放な女性は白い目で見られることも多いが、毎日一生懸命仕事に打ち込み明るさを失わない素直な彼女には共感を覚えたし、同じような境遇でいる20代~アラサー女子には希望の星になったと思います

モデル出身の内田理央さんが、この役をやられると聞いた時は驚きました。
なかなかハードな役柄だったと思いますが、立派に演じていました。
まずドラマのポスターが衝撃的で、本人にも多少なりとも抵抗感はあったかもしれませんが、とても良かったです。

かわいいし仕事もちゃんとするのにどうしようもない、桃江のいいところを全部しっかり実写化してくれているなと感じます。原作以上に面白く桃江をキャラ立ちさせられていると思いますし、ついついダメな恋にひっかかってしまう演技が最高に魅力的です。

会社で働き疲れるアラサー女子という世の中のリアルな女性の反動から来る、性に自由奔放な女性を可愛らしく、うまく表現していたと思う。ベットシーンやかなり癖のある性癖のシーンもあるので、テレビ東の深夜枠ではありますが、女優としてかなりリスクのある役を演じていることには素直に頭が下がります。

性に奔放でちょっとアホアホな行動から目が離せない！大体、タイプの違うセフレが五人もいるのに悪びれる様子もないのがおかしいんだけど、それもブラックな労働によるものなのか、本人の性質によるものなのか…。初回から緊縛というのもぶっ飛びすぎ！

忙しく奴隷のように働く現代の女子を等身大であくまで自然に演技をしていて、見ていてじんわり温まるような安心感とリアリティがあって良い。「セックスはお金のかからない合理的な趣味だ。」というセリフに代表されるよう、自由奔放に性癖について同僚に語るシーンがとても愛らしかった。

桃江は色々とだらしない女性ですが、演じているのが内田理央さんだからか、嫌みがなくて不思議と嫌な感じがしないです。可愛い顔して、過激ですごいセリフをさらっというのは、さすがプロだなあと感心してしまいました。