死役所

セリフが棒読みなのと、演技がくさ過ぎて学芸会レベルでした。特に間のとり方がドラマの流れと合ってなかったです

亡くなり方にも存在にも、全く重要性を感じませんでした。
ただただおせっかいというかうるさいだけで、
年齢性別関係なく、他の方の話は心に深く残り、たくさん考えさせられましたが、
彼女の話には、感情移入出来ませんでした。

自分が死んでいないと思い込んでいるミチルは、黒島結菜さんらしさが見られました。明るく物おじせず、好奇心旺盛で、死役所の係の人に「私は死んでないですよ。」と言ったり、案内人の秘密を探ったりしていた姿が、このドラマの中で、唯一、生き生きしていました。アルコール中毒で死んだことを理解した後は、以前より落ち着きが出て、変化がよく表れていたと思います。黒島さんは、以前、誰でも信用してついていってしまうと番組で話していましたが、この役の演技を見て、その通りだなと思わせてくれました。

瞳の綺麗な女優さんという印象。芯が強くまっすぐで、かつ透明感があり、清純な役柄がはまっていた。亡くなった人の痛みに寄り添って涙するシーンなんかは、彼女のもつ強さや優しさがうまく表現できていたように思う。

私はこの方を知らなかったのですが、
ミチルを見ていてかなりイラッと来たので、人をイライラさせる演技がとても上手いですね。
早く成仏してくれ！と思いながら見ていました。
公式Twitterでクランクアップと書いてあってホッとしました。

ミチルの鬱陶しいキャラクターを、上手に演じられていると思います。シ村をはじめ、シ役所の人に色々興味を持ち、ちょっかいを出すのは、自分の死を受け入れられず、寂しい思いをしているのかな？と感じました。でも、成仏したので、前をむいて幸せになってほしいですね。

殺伐とした異空間に華を添える存在だね。彼女の屈託ない笑顔は本当に癒しだよ。赤ちゃんに接する時の何とも言えない自分自身の無力さも儚さがあって味わい深かった。もっと、シ村にかみついてこの空間の知られざる事実を明らかにしてほしい！