100万円の女たち

少し変わった考え方を持つ女たちの中で、一番年相応の考えを持つキャラクターの雰囲気をよくつかんでいたと思います。道間慎に優しく微笑む場面では、高校生らしさが出ていました。

武田玲奈さんが演じている姿をはっきりと観たのは今作が初めてでしたが、自然に演技をされる方だなと思いました。
鈴村みどりという人物は、複雑な生い立ち故に大人として振る舞うことを極端に意識していますが、ふとした時には見せる年齢らしい笑顔や照れの表情がとても愛らしく見えました。

演技が少しなりきって無いかなと。
思いました。
例えば、仕草とか場面場面の台詞とか。

ただ、今の時代はこんなものなドラマなのかもしれないという頭があるため、そのような感想になります。

あまりにも、ガチガチな演技も可笑しいが。

高校生役ですが、高校生にしてはちょっと落ち着きすぎているかな、こんな女子高生いるのかなという印象でした。
ドラマを観ていると、いろいろと過去があるようなので、影がある感じはうまく演じていると思います。
同居している女性達に対して、嫌悪感を抱いていたり、辛口な言葉を発する時の表情などはいいと思います。
どんな過去があるんだろう、どうしてこんなに無表情なんだろうと思わせる、不思議な役を上手に演じていると思います。