※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 3.6 /5.0(71.4%) | 564位 /1088件中 |
キャスト 4.0 /5.0(80%) | 489位 /1088件中 |
演出 3.4 /5.0(68.6%) | 645位 /1087件中 |
音楽 3.4 /5.0(68.6%) | 572位 /1088件中 |
感動 2.7 /5.0(54.2%) | 736位 /1083件中 |
笑い 1.6 /5.0(31.4%) | 1010位 /1083件中 |
スリル・興奮 4.3 /5.0(85.8%) | 78位 /1080件中 |
脚本・ストーリー 3.6 /5.0(71.4%) | 564位 /1088件中 |
キャスト 4.0 /5.0(80%) | 489位 /1088件中 |
演出 3.4 /5.0(68.6%) | 645位 /1087件中 |
音楽 3.4 /5.0(68.6%) | 572位 /1088件中 |
感動 2.7 /5.0(54.2%) | 736位 /1083件中 |
笑い 1.6 /5.0(31.4%) | 1010位 /1083件中 |
スリル・興奮 4.3 /5.0(85.8%) | 78位 /1080件中 |
最後まで見てもやはり展開が駆け足すぎて、原作ストーリーがよかっただけにもう少し丁寧に描いてほしかったです。
警察にとっても、百合亜の家族にとってもかなり都合のいい終わり方だったので、最後の百合亜が微笑むシーンに爽やかな未来ではなく闇を感じてしまいました。
少女を無事に保護できるかも百合亜が危険に晒されないという保証もないからこそ徹底して捜査員を配置させてた割に、一樹が逃走を図った場合のことを考えていなかった演出にはゾッとしました。呼び出されたビルの全出入口を見張ることもできなかったことや、永井が戻ってきていないのがまるで指示を無視して遊んでいたかのような田辺の怒りようもまるで理解できませんでした。
新たな誘拐が起こったのは百合亜のせいではないのに刑事があからさまに責任を植え付けようとする空気感や、その問題を解決しなきゃいけないのは警察なのに最後まで、犯人を殺して全てを終わらせるところまで百合亜頼りになってしまった流れに言葉がなかったです。しかも一樹がどうなったのか知るはずもないのに、逃げてきたであろう百合亜が家族と共にいるのを見て全て解決したみたいな満足げな顔をしていた田辺には引きました。
未来を見て生きていくとは言っても、中学校さえ卒業できているのか定かではない27歳の女性の未来がそんな簡単なわけないと突っ込みたかったです。
百合亜が13年の間にあったことを話さなかったのが、信じられないけど家族のためだったとわかり、胸が苦しくなりました。13年間の異常な生活環境のせいで過剰に成長しなきゃいけなかった部分もあれば、まったく成長させていない13歳に近い部分も残っているという感じが表現されていて、やっと説明不足だと感じていた部分が見えてきてすっきりしました。
でも田辺だけは今回もキャラに一貫性がなくて登場するだけで不快さを感じます。百合亜や永井には上から目線で態度もでかく自分の想像を押し付けるのに、麻美に対しては百合亜が事情聴取に答えないのは仕方のないことと優しく言ったり、自分の想像をより過剰にした意見を言う上司に対して驚いてみせたりと、そんなキャラだっけと突っ込みたくなる要素が多くてげんなりしました。
相変わらず百合亜さんへの警察の追及が厳しくてかわいそうでした。確かに殺人事件に関わっているかもしれないけれど、それでも被害者で心の傷がある彼女に対しての態度としてはひどいなといつも思います。犯人はわかってるので早く捕まえてほしいです。いちばん悪いのは誘拐して監禁した一樹なのに。今回は事件の真相が少しわかり、ドキドキしました。一緒にいてせっかく仲良くなった弟をなんと殺さなければいけなくなるなんて。。百合亜も弟くんもかわいそうでした。
13年に及ぶ監禁生活の最も謎な部分が彼らの関係性であることに着目し、動き出した警察に対し頑なに口を閉ざす百合亜は何をひた隠しにしているのだろうか。相関関係もより複雑に展開してゆく中で結末が増々、分からなくなってきたよ。相依存的な関係が見え隠れするなかで黒川の弟が不審な死を遂げていた事実がさらに謎を深めているよね。短いスパンの内容ながらフィナーレを迎えるまで気の抜けない展開が待っていそうな雰囲気だけは感じ取れたよ。
永井が田辺を追いやって百合亜に"君がわかってもらえないと諦めていたらそれまでだ"みたいなことを言ったシーンは、渉以外でやっと百合亜の心に言葉が届いたと感じられました。でもいくら素早い展開が求められていて百合亜が26歳の大人だったとしても、疑っていることを隠そうともしない刑事と監禁場所に行くのは意味がわからない。なぜ百合亜は有益な証言をするわけでもないのに刑事2人の指示に素直に従うのか、脚本の流れが謎すぎます。
それに不安定さを表す演出なのか百合亜は自分は変わってしまった、汚れていると考えているわりに渉に簡単に触れたので驚きました。ですが渉と百合亜が抱き合っていたのを問題だと感じる人は正直ミサだけじゃないかと。百合亜が化粧してお洒落した姿を見て"監禁されてた子だ"と思われるような写真付きで報道されているとも思えないので、たまたま見かけた人が拡散するというの無理がある気がしました。13年ぶりに会えた渉に気を許してる百合亜に対して過剰にマウントをとるミサには狂気性を感じたので、ミサがやったならやったことが後々渉にバレる展開が見たいです。
今まど見たことのない、ドラマのストーリーに衝撃を受けながらも見いってしまう内容です。私にも14歳の娘がいるので、母親の気持ちが重なって見えるところがあり、一つ一つを考えさせられます。
世の中では隠されて、公にならないことがたくさんあります。
監禁され、見つかったその後はどうなるのか何て普通、想像もつかなくわかりません。非日常を描いていること、だけど自分の回りにも起こりうることだから、考えさせられます。
また、それぞれの心情や感情も分かるところもあるのでなんとも言えない気持ちになります。
シリアスなゆりあの演技、不気味な感じを出さないかずきもリアルで演技力が素晴らしいです。
"衝撃のクライムサスペンスを全4話でスピーディーに見せる"という言葉がサイトにあったので展開が早いことは予想していました。ですがほとんどの登場人物が憶測、想像、勘、何となくで動いているというか、なぜそう思ったのかきっかけのシーンも説明もないので、意味がわからない。
自分から男を誘った云々は噂や想像でしかないのに、13歳から13年間監禁されていた人をどうして最初から疑いの目でしか見ないのか?意を決して戻ってきたのに周りからそんな目で見られたら誰も信じられなくなっちゃうし、百合亜に寄り添おうとする人がまったくいない状況は気分が悪かったです。
それに田辺は百合亜を少女ではなく女だと認識しているのに、誘拐犯を怒らせないように女として望まれるままに生きるしかなかったとは考えていないところが引っ掛かりました。百合亜に傷痕や悲壮感がないならともかく、過去を思い出そうとして過呼吸になってた。けれど心療内科やカウンセリングに通わせる流れがないことや、犯人が誰かもわかっていないのに監禁されていた場所がわかった展開は違和感を覚えます。
バラバラだった家族を嘘で装おうとした母親はリアルに見えたけど、DNAが一致したから連絡がきたのに千帆が会う前から受け入れる気持ちがないのを隠さなかったことに異常さを感じました。何かを隠している百合亜と同じくらい、周りの人たちも怖いです。