6秒間の軌跡 花火師望月星太郎の憂鬱

昔の威厳のあるお父さんではなく友達親子のような関係が見ていてほのぼのとしました。一生さんとたわいもない話をとうとうとしている場面は小気味良くてずっと聞いていたいと思うほど。星太郎を心配しているところを見透かされると照れるところもチャーミングでした。

よくもまぁ悪びれることなくたんたんとあんなことが言えたもんだって感心したよ。子供の気持ちを考えたことあったのかねと怒りさえ湧いてきたね。そりゃ星太郎さんも怒るよなーと思ってみてました。開き直ったところが憎らしくて良かったです。

自分が知らない間に子供が傷つけられていたなんてショックですよね。それを大人になってから聞かされて、出た言葉が「そりゃ辛かったなー」だった。お父さんとしての慰めの言葉は星太郎さんにどこまで寄り添えたのかわからないけど伝わった。ただ乾燥した印象もあった。それは時が経ちすぎたってことを表していたと思う。