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脚本・ストーリー 3.8 /5.0(75.4%) | 452位 /1087件中 |
キャスト 3.8 /5.0(75.8%) | 657位 /1087件中 |
演出 3.6 /5.0(72.4%) | 543位 /1086件中 |
音楽 3.3 /5.0(65.6%) | 660位 /1087件中 |
感動 3.0 /5.0(60.6%) | 557位 /1082件中 |
笑い 1.7 /5.0(33.8%) | 979位 /1082件中 |
スリル・興奮 3.5 /5.0(70.2%) | 354位 /1079件中 |
正直、「こーなると思った」って感じの結果でしたが、最初の頃のチームからそれぞれ離れていても、お互いを気にしてお互いを思いやるという仲間の絆がとても伝わる内容になっていて良かったですね。
「自分の事より仲間の事」「事件を必ず解決する!」という熱い気持ち、姫川という若くて儚げな女性の逞しい姿が印象的でした。
物語もスッキリ終わりましたし、モヤモヤすることもなく、変に謎を残して終わることもなく、とても見やすかったです。
姫川玲子の岩渕時生への説得、迫力あったな……
あんな過去を背負って生きているんだね、つらかっただろうね、と涙腺崩壊。
捜査中にひどいケガを負わされた菊田をお見舞いに行った玲子の表情が優しかった。
ただ、菊田は結婚したんだし、玲子のことより奥さんのことを考えてあげないとね!
ひとり雨の中を歩く玲子、最後までかっこいい女性だった。
でも、彼女にも幸せになってほしいから、すてきな出会いがあるといいなと思ったよ。
ブルーマーダーの木野がよかった。怒りとか悲しみとか苦しみを抱えて復讐してるだけかと思ってたら、今でも強い正義感とともに生きていて、ブルーマーダーが存在することで悪い人たちを牽制するところまで考えていたなんて驚いた。最後がんで倒れちゃったけど、やっぱり助からないんだろうか。その後の供述を聞いてみたかった。時生や茅野さんのこと、本当はどう思っていたんだろう。ただの暴力的な犯罪者じゃなかったんだと思いたい。
前回までとは全く違い、先行きがわからないのでとてもスリリングなために、このドラマで初めて最初から最後まで集中して楽しめた内容に感動し、このように初めからしておけばヒットした可能性が高かったのにと悔やまれる。
姫川の周りに必要不可欠な、主な登場人物の宿敵の刑事のガンテツに、粘っこい関西弁の井岡、スケベ心のある監察医の定之助と見せ場がたっぷりで、犯罪者のブルーマーダーの木野の必殺攻撃の凄さと、ガンテツとの銃撃戦にドキドキさせ、休む間もなく続く物語のテンポは素晴らしいの一言。
ただ、菊田の元にやって来た今泉が、菊田と姫川の事を恋愛関係と思っていた事を語る場面は、何故入れたのか意味がわからなかった。
やっと映像化されたブルーマーダー、やっぱり菊田の存在感がイマイチだな。菊田が結婚しちゃって姫川がショックをうける描写をもうちょっと丁寧に描いてほしかった。
亀梨君の菊田は表情がないのがさらにイマイチ。無表情な演技なのかもしれないけどぼーっとしてるようにしか見えなくて損してるんじゃないかな。相変わらず長いぼさぼさ髪も、結婚したんだしサッパリと切った方がいいよ。菊田と姫川が偶然会ったシーンで唐突に流れてきた亀梨君のエンディング曲、あれは本当にいらなかった。
玲子はどこに配属されてもチクチク嫌味を言われて大変だなと思います。それは玲子が優秀な上に曲がったことが嫌いだから、上の人は面白くないのだと思いますが...。警察の隠蔽が多すぎて、何が正義わからないです!ブルーマーダーの件も、あの人は警察に裏切られたとおもっているから起こした事件な感じですよね。次々人を殺すのはどうかと思いますが、警察官って上層様はこんなにブラックなのか?!と現実でも疑ってしまいそうです(笑)そして、菊田がいつの間にか結婚していてびっくり!玲子への気持ちは誰もが気づいていたのに、今の奥さんとは果たしてうまくいくのか心配です。
姫川玲子は強いなあ……柳井健斗は死んでしまったし、牧田も殺されちゃって悲しみに沈んでてもおかしくないのに。玲子が変装して「白鳥ですっ!」って関西弁になったのは笑った。変装した姿もかわいいし、こういうはじけたところももっと見てみたい。玲子って愛想振りまいたりしなくて冷静なところがいいんだろうけど、悩みを内に秘めちゃってるようなシーンが多かったから、明るい彼女も見たいな。
どうして短い時間に多くの事を詰め込んでしまったのか、制作側の意図がよく理解できなかった回に思えた。
もっと長くても良いはずの内容を削り過ぎていて、冤罪事件を記者会見で暴露した和田課長の思いに応えるガンテツに今泉、悩む姫川をいつもの嫌みな口調で和らげる管理官の橋爪など、見どころがあったものをたった30分程度にしてしまうのが残念でならなかった。
所轄で働く姫川が、事件の始まりと犯人の行動の流れを説明して、解決に至る取り調べと、全てをほぼ単独でやりきってしまう所に驚き、斬新と言えば良く聞こえるが足早すぎるために楽しめなかった。
姫川の女の部分と刑事としての正義、葛藤が見どころだった。
ヤクザの親分牧田と惹かれ合う、本人のブレーキが効かない思いにハラハラドキドキしながら
彼が真犯人かもしれないと逮捕へ踏み切る心境が切なかった。
問いただす場面では「俺たち2人のこともか?」と愛には偽りなど無いと見つめる牧田の眼差しがまた切ないし、山本さん扮する牧田がセクシーで男っぽくて、2人に幸せになってもらいたいと想い、ヤクザだとか刑事だとか事件とかのしがらみがかなり苦しい。
2人の何かを互いに秘めた中で、愛と正義と疑いと願いが交錯していた時
刃物を手に姫川を亡き者にしようと襲い掛かる牧田の側近に気づき姫川を庇い刺されてしまった牧田に、姫川への愛を確信したが
運命的な出会いをした牧田を失いたく無いと泣く姫川が悲しくてどうしようもない。
姫川を単なる上司としてだけでなく好意を持ってサポートしている菊田は、姫川の想いに気づきながら複雑だろう。
牧田が死んでしまうのがもったいない。短いながらもラブシーンもあって好きだった。
性的な部分でトラウマがある姫川だけど、辛い過去を乗り越え 殺意と言うキーワードで同じ匂いがすると始まった恋愛が素敵だった。
牧田、死んじゃうの?無事で駆け落ちしちゃうくらいの熱いサイドストーリーとかも見たかったなぁ。
主役の二階堂ふみが若くて小さくて可愛すぎて演技力でカバーしようとしても「できる女」設定の無理さが先に立ってしまいます。警察組織の大がかりな隠蔽と対立しつつ真相を追究するのにはキャラが弱い、フォローするチームのメンバーの動きも見えにくい演出でした。暴力団幹部と知らずに芽生えた恋愛感情、禁断の愛に走るかというシーンも役者2人の色気不足は否めません。視聴者がもっとドキドキするような場面のはずなのに残念です。警察組織の憎たらしい幹部は少ない出演シーンでもきちんと憎たらしくて良かったです。
全体的にインパクトが薄くて残念かな。昔の竹内結子さんの「ストロベリーナイト」が好きすぎだったから、
できるだけ先入観を自覚して見てたけど、ネタのわかってるミステリーほど面白くないものはない!ってことがわかった。
犯人わかっちゃってるから、全然見どころがなくて何に注目したらいいのかさっぱりだった。
だから映像化初の、後半戦楽しみにしたけどいまいちどうってことなくて、なんかもうただただ画面が暗くて楽しめなかった。
キャスト一新して作り直すメリットってなんなんだろ。
原作も知らなくて、最初のドラマも知らない人の感想こそ聞いてみたい。
山本耕史さんの牧田、すごいはまり役。かっこよすぎ。
いつも、つい前作と比べてしまうけどインビジブルレインだけはドラマの勝ちだな。
「嘘だと思うのか、俺たちのことも」っていうセリフがもう。泣いちゃうでしょ。
相変わらず菊田の存在感がイマイチだけど、大塚のことを思い出すシーンだけはよかったな。
みんな大塚のこと忘れてなくて、姫川主任を支えるっていう目標を思い出すのが嬉しかった。
大塚の素直な一生懸命な気持ちをみんなも持ち続けていてくれたことに感動した。
このドラマは、前半、土台に大きな連続したテーマはあるもの、毎回単発で事件が解決して話が終わる形でした。
私は、竹内結子時代のストロベリーナイトを観ていなかったこともあり、前半は何の気なしに、まあ観ているという感じでした。
でも、後半に入って一つの話が連続しだし、どんどん話が盛り上がって、引き込まれて観ています。
二階堂ふみと山本耕史の関係、並行して、二階堂ふみと亀梨和也との関係が、今後どう展開していくのか、そこもこれからの見どころだと思います。
惹かれていた相手が殺人犯だったなんて、つらすぎる……!まったく関係もない、恨みもない相手をお金のために殺しちゃうなんて不可解。牧田かっこいいのに残念だな。牧田が玲子を守ろうとして身を挺したのはいいけど、ストーリーは予想外でがっかりな感じ。玲子のショックは想像できるし、玲子も捜査してきた姫川班も報われないな……悲しい運命を背負った柳井健斗は信じてた牧田に裏切られるし、ほんとに重い話だった。玲子が牧田のこと相手にもしてなければまだ傷つかなかったのにね、かわいそう。
玲子の前に現れた謎の男の牧田が気になる。あんまり会ってもいないのに玲子、牧田が好きになっちゃったの?菊田が気を揉んでるな……からんできた暴力団員を殴って、そのまま玲子の手をとって逃げる牧田のシーン、シリアスなんだけどなんか笑っちゃった。外に出たらすごい大雨で、あまりにもドラマティック過ぎる演出で作り物っぽかった。いつもクールな玲子が牧田には笑顔を見せたり、玲子の違う面が見られるのはいいんだけどね……牧田がこれから事件とのかかわりを話していくのかな。がんばってる菊田が暗い表情しててちょっとかわいそう。
男っ気のない姫川のラブストーリーが絡む展開で、好きなストーリーだけに竹内結子版とどうしても比べてしまう。キャスト陣はやっぱり前の方が好きだけど、サーガの方はこれはこれでアリだと思うし、新旧比べる楽しみがあってよい。逆に前の作品がとても見たくなってしまったけれど。このドラマの二階堂ふみはぐっと大人っぽく見えて、ようやく姫川が板についてきたと感じた。紅一点の存在感もちゃんとあって、女性としてキレイでかっこよく見えた。
警察の隠蔽のために動きづらくなってしまった姫川班ですが、やはり真実を知りたいと思うのは当然で、1人で頑張ってしまう玲子を見ていてすごくハラハラしました。菊田も心配そうに見ていましたが、勝俣主任に関してはやり方が謎すぎる!情報屋にお金を渡してまで調べていますし、前の回でいい人な部分もあるんだーと思ったのを撤回したいくらい態度がでかい(笑)そして危険な男に手を引かれて走っていった玲子を見た菊田の切なげな顔がなんとも言えませんでした。
どうしようもないくらいの絶望感、涙がどんどん出てくる。今の社会のことなど、考えさせられた。いつも、「このドラマ、暗いよな」と思った後で、「人が死んでるんだから当たり前か」とも思った。他の、サスペンスや刑事物だと、犯人探しや謎解きに夢中になり、人が死んでいるということを、忘れていたと気づかされた。実際、捜査一課の刑事さんたちは、いつも、殺人事件と向き合っているから、気持ちのコントロール大変なんだろうな。普通の一話完結では、リセットされてるけど。これは、続いている。重苦しさも、持ち味。
前あった、竹内結子&西島秀俊版を超えることはないだろうけど、原作ファンだし?前はやらなかったエピソードもやるみたいだから?一応見てみるか(あまり期待はせずに)
と思って、キャストへの違和感を抱えたままこれまで見てきた。(菊田いつまで空気なんだよとか、玲子ちゃんのトラウマ描写が前よりマイルドだな、とか。)
で、まあ最近はそれにも慣れて、私の中で、ほぼ、二階堂ふみが玲子で亀梨が菊田に上書きされてまして、ストーリーも割とすんなり入ってきてたわけですよ。
今回は原作エピソード初映像化!だったし。その状況で今回の胸糞展開。誰も救われない。作中でもあったけど、
せめてあの母親が死んでればもうちょいすっきりしたっていうのに完全同意。疲れて帰ってきて飯食いながら見たくないよこんなの。
でも悪くない。疲れるけど、ありそうで怖い、ってかマンションの同じフロアの別の部屋とかで似たようなことが起こってそうな怖さと、そういうことに考えを至らせる力があった回だったと思う。
第6話は、被害者よりも、加害者の可哀想な過去にスポットが当てられていたように感じました。
加害者の悲しい過去に、涙がとまらず、ドラマの第6話までの中で、最も加害者に同情しました。
姫川班が毎回一致団結して事件の真相に迫っていくところに、まるで自分がその場にいるかのような臨場感と緊張感を味わえます。
第6話では、葉山奨之さん扮するノリが、自分の過去の悲しい体験を話し、それが事件の真相にたどり着く大きな糸口となったわけですが、姫川班のメンバーは、過去の事件のトラウマを抱えながら、同じような事件に遭遇した場合に、自分の悲しい体験を踏まえて、当事者に寄り添って事件を解決していくところが、見る者の心を掴んでいるのだと思いました。
つらい事件が続くけど、今回の事件は特にやりきれないな……白昼の連続殺傷事件なんて身の毛もよだつし、ひどい母親も出てきてドラマとはいえ演じるほうも大変だなって思った。みんないろいろな事情をかかえて生きているんだけど、姫川玲子や姫川班のメンバーは事件のたびに他人の人生と向き合わなきゃいけない。飲みの席でひとりだけ物思いに浸ってる玲子の気持ちがわかる気がした。菊田もしっかりしてきてて、玲子のことも理解しようとしてる。雨の降るラストが暗い気持ちになった。
親子関係や兄弟愛について、考えられるストーリーでした。途中で弟の存在が出てきたのは意外だったけど、恵まれない環境で育った子供が親を恨むというストーリーはよくある話だなーと感じました。
ただ、最後に姫川が被害にあった母親の気持ちもわからなくはないと言っていて、そこは肯定してはいけないような気がしました。産んだのなら、責任をもって育てるべきであるし、一人で厳しければ頼れるような環境を社会全体で整えていくべきなのに、最後は育児放棄している母親も仕方がないと言っているようで残念でした。
葉山のトラウマ、いつになったら乗り越えられるのかな。
被害者に一生懸命語り掛けるのが切なくて、頑張ってほしくて、悲しくなった。
被害者を助けたい気持ちが伝わって本当によかった。
それにしても菊田の存在感が薄すぎる。もっとどーんとどっしり構えた大人の男のはずではなかったかな。
アイドル感が出すぎててものすごい違和感。ぜんぜんしゃべらないのは何でなの?
菊田の良さが早く出てくるといいな。
ちゃんと姫川を支えてあげてよね。
亀梨君の菊田に、かなりの違和感。湯田さんが「菊田さん」って丁寧に呼ぶのも変な感じ。
亀梨君は髪も長くてジャニーズっぽさ全開だし背も低いし、どうしても前シリーズのキャストと比べちゃう。
超能力でダイイングメッセージを打ったんじゃないかっていうのはストロベリーナイトっぽくなくて正直面白くなかった。
ただ暗い雰囲気で話が進んでいくだけで、殺されたマジシャンの生きる苦しさとかがあんまり伝わってこなかったのが残念。
キャストのせいか、全体的にチャラい印象のストロベリーナイト・サーガ。もっとシリアスでもいいのになって、物足りなさを感じています。原作はすっごくグロくて読んでて震え上がるんですが、ドラマだと描写が甘く人間関係をメインにしがちなので、犯人の闇もありきたりな感じがします。
そんな中でも、マジシャンの刺殺体のストーリーは見ていて面白かったです。数年前に放送されたドラマにはなかったストーリーで、新鮮さもありました。うまくガンテツと絡めて複雑になっていく感じも、刑事モノとしては見応えありました。これまで見た中で、この回だけ良かったと思います。
今回の話は、原作を元にした、オリジナル要素が色々足された話でした。
なんだか、原作や、前作を知っているものとしては、全体的にまとまりがつかないようなイメージでした。
もともとの原作は、ミステリアスな話なのですが、ドラマとして編成するとなると、どうしても、メインキャラクターたちを登場させないといけなくなるので、今回も、原作を踏まえつつオリジナルでキャストたちを動かすしかなかったのかな、と、感じました。もう少し、脚本など考えて欲しかったです。
前のが良かった。
二階堂ふみは頑張ってる。
亀梨和也は、もードラマはやめとこーや。
批判ではなく、まじめに、視聴率取れないやん。
ジャニーズで、毎回主演やって視聴率が1桁ばっかりなのは、亀梨と、錦戸の2人のみ。
わざわざ調べたわ。まー、錦戸の方が酷いけどな。
この数年ずーーーっと1桁。
もーやめときなよ。歌だけにしとけ
犯人が誰かじゃなくて、被害者が実は超能力者だったのかも?っていうラストにおもしろさを持ってきたかったのかなあ。犯人が見つかるまでがあっけないし、殺された背景も詳しく描かれないからよくわからなくて消化不良。犯人を見つけた姫川はダイイングメッセージを解き明かしたのかと思ったら、真実は闇の中で刑事ドラマとしてはいまいち。ただ姫川の悩みを聞いてあげる今泉は優しくてすごく救われるシーンだった。今泉としては、姫川に今以上にしっかりした刑事になってほしいんだよね。
超能力者やマジシャンとしての吉原が描かれていたので、過去シーンにもそれが描かれていないことに多少物足りなさがありました。
ちょっとだけ久しぶりに感じた勝俣の登場もいきなりの犯人扱いで面白かったです。
勝俣の言葉は姫川に対して煽ってるようでもあり動揺を隠せない様子でもあり、色んな状態に見える怪しさに渋さも重なって良かったです。
頭のキレる葉山の過去が突然出てきた感じでした。
重要参考人の谷口を取り逃がしたところで一旦気持ちが切れてる感じに見えて、葉山自身の問題がどうなって行くのかもいきなり楽しみになってきました。
犯人だった渡辺は凄く普段を用心してるように思えました。
捕まってからの逆ギレが政治の話にまで言ってしまうとこに言い訳にも程があるなと思ってしまいました。
「20年も前の事」と終わらせてる言い方や自分は良くて盗まれる吉原の思いを全く感じないところにも怒りを感じました。
渡辺が思わず立って来た時に姫川を庇う菊田がさり気なく良かったです。
最後の最後に「もしかして」を感じる終わり方に妖しさがあって、雰囲気も暗かったし怖さを掻き立てる演出が良かったです。
続きを見てみたい思いがしました。
違法薬物が検出された事件の内容よりも、主人公の女性刑事の姫川玲子のプロモーションビデオ的なキャラクター紹介の1時間だったように感じられた。
生意気な売春女子高生の美樹は、姫川ビデオの始まりのきっかけ作りにしか見えない程、美樹が関わった事件内容も簡単な捜査でわかってしまう設定には驚いた。
刑事は姫川たちの班だけで解決に向かうため、登場人物が少なくすぎて画面上寂しさ漂う雰囲気に、番組自体が打ち切りなのかと思ってしまったので、姫川にまとわりつく井岡だけでも出しておけば良かった気がする。
玲子の感情を押し殺したような、一見、冷徹で何かに取りつかれたようなキャラに、何か過去のトラウマがあるとは、想像していましたが、4話にして、彼女の過去が明かされ、胸のつかえがとれた気分です。
法廷で、加害者側の弁護士から、「強姦されて抵抗しなかったのは、合意の上だった」と主張され、ブチ切れた玲子が、「刃物で脅かされ抵抗出来なかったのが、何故、合意の上なのか」「(犯人と格闘になって)殺された佐田刑事が、死んで2階級特進して良かったというのか」と弁護士に飛び掛かって羽交い絞めにされ、更に火に油を注ぐように下坂が、「ただの殺人じゃないか」と発した言葉に、玲子の右手のこぶしが、かろうじて下坂の顔をかすめて壁にぶち当たった瞬間は息を呑む緊張の場面でした。
刑事としての最後の一線を踏みとどまった玲子には、世の中に不条理が存在する限り、自分だけじゃない、佐田の無念さをも晴らす自分の役目が終わっていないという思いが、ひしひしと伝わってきます。このドラマのテーマ曲「RAIN」は、玲子の「涙雨」だったのです。
姫川の消えない傷が明らかになった今回。
姫川の苦しみとは真逆のことを遊び心でやっている女子高生。
パパ活という言葉が乱用されている《スマホというバーチャルの世界》しかし《繋がる相手は生身の人間》であるという現実。
若い子たちはバーチャルの世界と現実の世界の線引きを、どのようにしているのだろうか?出来ているのだろうか?
姫川は「一生忘れられない出来事」だと母親に告げた。
女子高生は「悪いのはバカな大人たち」だと姫川に言った。
相手は同じ汚い大人の男なのに、利用された姫川と利用した女子高生。しかしいつ姫川側に転んでもおかしくない危うい女子高生。
姫川が壁に放った右の拳は、誰に向けてだったのだろうか?
愚かな考えの女子高生にだったのだろうか?
それとも、過去に負わされた傷に対してなのか?
ドラマの女子高生のように、軽い気持ちで知らない大人と簡単に二人きりになる若い子たちに言いたいです。
いつかその愚かな行為が、あなたを一生苦しめるからやめなさい。そして、命があるうちに気付きなさいと。
姫川と日下が追いかける、戸部の異様な人間性が溢れかえる様にクズという言葉がピッタリ合い、見ているだけで腹を立たせる演技力は素晴らしいと感じた。
戸部の下劣な言葉に対する耕介の怒りが高まり、殴り続けるさまも痛いくらいに気持ちが伝わり、美智子が止めに入らなければ本当に殺害するのではと思わせる演技力も高く、短時間のやり取りだったものの引き付けられた。
耕介を思い高岡が戸部を手にかけてしまう場面も、血の繋がらないながらも、欠けがえのない日々を過ごした思い出を振り返る所は、戻れない事を噛みしめ悲しい思いが溢れる心が伝わりとても良かった。
いきなり部下を失うことになった衝撃の1話だったので、2話もビクビクしながら見ていました。案の定人は何人か死んでいるし、手首や飛び降りなど描写が怖くて半泣きでした(笑)未だに菊田の活躍が特にないので、次週こそ何かアクションを起こしてほしい。保険金目当てだったのか、父親の仇なのか、色々な理由であのカップルが怪しいと思っています。
二階堂ふみの姫川玲子、どうなることかと思ってたけどぴったりじゃないですか。
こういう重たい雰囲気も似合うんだね。
ショートボブと真っ赤な口紅が姫川玲子っぽくてすごくいい。
以前のストロベリーナイトの竹内結子のイメージで見てたけど
いい意味で前のイメージを払拭してくれたなぁと思う。
原作や前シリーズと同じストーリーなのでそれほどハラハラドキドキはしなかったけど
大塚くんが事件に巻き込まれるシーンは相変わらず胸が締め付けられる思い。
遺体の状態や犯行が行われた異様な雰囲気は、この物語の特徴を存分に出せていて良いと思った。
ただ、俳優だけを変えただけだったのか、何処が新しくなったのか個人的には全くわからず、ほとんどの部分でドラマ内容が先読みできてしまい、サスペンスならではのハラハラ感は皆無と言っていいほど。
付け加えれば、姫川と新しく仲間になった菊田が同じ背丈であるために見ずらく、姫川と対峙する偏屈な刑事のガンテツがスマートでカッコ良くなってしまったのが不思議でこの構図は理解できない。
血生臭い!ストロベリーナイトとはそういうことだったのか!暴力系、出血系が苦手な人には血の気が引く情景がたくさんありしんどいです。今時首を掻っ切って血がスプレーのように出るドラマをこの見やすい時間帯に放送するとはかなりの決断ですね。竹内結子さんのは一度も見てないので比較はできませんが好き嫌いがすごく分かれる作品だと思います。私は後者なのでもう見ないかな‥。一度引きずられたら底なしの暗闇って感じのがお好きな人にどうぞ!
リメイクを意識し過ぎた気がします。二階堂ふみは、演技上手いはずなのに、竹内結子の姫川とどうしても重ねてしまって、初回シリーズが、人間のドロドロした部分や、闇を描いて、そこに、竹内結子の美しさが重なって完璧なドラマだったのに、新しいストロベリーナイトが観れると期待していた分、裏切られてしまいました。周りの俳優も、演技派の江口洋介とかを揃えているのに、新しさが出ていない気がしました。本に忠実といえばそれまでですが、1話の最後のシーンは、姫川を連れ込んだ犯人が、東大卒のエリート新人警察官という衝撃な場面なのに、全く同じ雰囲気の現場で、動きも同じ感じで、新鮮さが感じられませんでした。新しい話も追加されるようですが、もう少し、原作を飛び出してオリジナル感を出しても良いと思います。
すぐに事件を解決するのかと思ったけど、謎が多い。殺人事件の被害者の遺体の描写が怖いし、漂う空気がなかなか重たい。犯人の姿を見せないから、視聴者が「なんだろう?」って思うようなシーンも多い。
主人公の姫川のきりっとした表情はいいし、負けん気が強くて行動力もあって魅力的。部下を殺された無念さが見ていて辛かった。犯罪者が捕まらずに逃げ回っているのは腹立たしいし、もやもやする。本格的なサスペンスだけど、シリアスな場面ばかりでちょっと疲れる。