相棒 season21

2023年1月期 2022年10月期
総合評価: 2.79 / 5.0 (回答者数29人) 864 位 / 993件中
※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 2.6 /5.0(52%) 887/994件中
キャスト 3.4 /5.0(67.4%) 798/994件中
演出 2.7 /5.0(54.6%) 874/993件中
音楽 3.0 /5.0(60.6%) 737/994件中
感動 2.4 /5.0(48.6%) 801/989件中
笑い 2.1 /5.0(42.6%) 790/989件中
スリル・興奮 2.9 /5.0(58.6%) 637/986件中
30コメント
30 | | 2023-03-16 11:07:56

何でしょう、右京さんの極端に団塊の世代をかばうような世代論は。右京さんの特徴は忖度せず、時に残酷なまでの公平性にあります。なのに今回の世代論はちょっと偏っている。ただ団塊の世代を代弁しているようにしか見えなかった。彼の公平性ならば功罪共に飲み込まないと。また両親の犯罪を明らかにした少年が、罪を償ったら家族に戻れるということを語ったけど、いつもの右京さんなら子どもに対してでも、可能性はあるけど難しいということをはっきり言うのではないでしょうか。小野田元官房長は喰えない最高のキャラではありましたが、ちょっと持ち上げ過ぎだし、悪い意味で情緒的すぎる最終回だったなと思います。

% Complete
100% Complete
3
29 | | 2023-03-12 15:08:15

小野田官房長が亡くなった時、亀ちゃんはいなかったんだなーと改めて思う。官房長との関係を思うと墓参りしたいと思うのは当然だけれど、まさか遺骨が盗まれている状態の墓に案内していたとは驚き。でも隠していたなら仕方ないかな。久しぶりに米沢さんも出ているし、神戸くんも出ているといよいよ本当に相棒が終わってしまいそうな気がする。13という数字にこだわっていそうだけれど、子どものいたずらっぽいという感想も出ている犯人像。上空からヘリで巡るのも理由もよくわからないけれど、最近よくある良く分からない犯人像なのか、それともなるほど!と思わせる動機が描かれるのか。

% Complete
100% Complete
2
28 | | 2023-03-09 09:59:22

死してなお小野田元官房長官の影響力は大きいですね。いいキャラだっただけに、やはりドラマ的にも早すぎた死だったかもしれません。神戸ががっつりと元祖相棒コンビに絡み、相変わらずの微妙な雰囲気を感じさせてくれました。このズレ具合がいいです。やはり神戸のキャラはいいですね。米沢さんも鉄道オタクぶりを見せ、米沢なのか六角さん自身なのかわかりませんでしたww杜が神戸に接触しているし、メインの人物たちの距離が集約されきつつあります。それはなんとなくこのシーズンのラストだから豪華というだけでなく、相棒そのもののラストが近づいている雰囲気も感じてしまいます。

% Complete
100% Complete
2
27 | | 2023-03-03 11:42:41

自殺をするのに爆弾とは考えたこともなかった。自分ひとりでは死ねないから、死刑を狙った犯罪を起こしたりするのは知っていたが、なるほど爆弾もある意味同じ方向だ。死にたい仲間同士で分かりあえて思いとどまるという場面もあったけれど、爆弾という準備が必要な方法をとることでコミュニケーションの時間がたくさんあったということなのかもしれない。歴代相棒と同じ名前の人物と途中出会ったのは次回への伏線かな。みんな出てくるといよいよ相棒が終わってしまうのでは。

% Complete
100% Complete
2
26 | | 2023-03-02 10:54:40

これはテロであって、自殺の延長上にある話ではないと思う。自殺を止めた連中だって、どんな理由であれ、少年のテロをほう助したことになるし、説教で終わっていい話じゃない。少年の主張も巻き込まれるであろうお年寄りを障がい者に代えれば、相模原の施設であった猟奇事件と似たような動機であり、それを強く否定しない内容はいかがなものか疑問に思う。若者の不安や焦燥なんて、いつの時代だってあるし、それ自体はずっと変わっていない。だからこそ通じるロジックを、右京さんだからこそ発して欲しかった。

% Complete
100% Complete
2
25 | | 2023-02-23 19:16:33

演技じゃなくて殺してしまったことによる狂気を評価されてしまった犯人はなんだかな。その人を尊敬していた小桜が可哀想でもある。たまたま持っていたのが犯人からもらった小道具の刃物で。本物の刃物を持っていたら…と言っていたけれど、殺されたフリをして!と言っていたし、やっぱり彼女の犯行を阻止する意図があったんじゃないのかなと思ってしまう。なんだかよくわからない、頭に残らない話だったかなと思う。

% Complete
100% Complete
2
24 | | 2023-02-23 11:37:10

殺された仲間の復讐といっても、そもそも金を強請ろうとしたから殺されたのであって、復讐してやろうというのは筋違いなのではと疑問に思います。また犯人側も闇カジノでの賭博を暴露されたとして、芸能人だから社会的な打撃は大きいだろうけど、どう考えたって殺人の方がまずいに決まっています。現実社会でも罪の重さと見合わない短絡的な事件が最近多いけど、この脚本はそれを意図したわけではないでしょうし、仲間を描くならもう少し納得できる社会風刺を入れて欲しかったです。

% Complete
100% Complete
2
23 | | 2023-02-16 11:11:39

年上女性への憧憬というよりは、写真家として敬愛しているというのに近い描き方ですが、それは自分にインスピレーションをくれた男をかばう写真家の女性、そしてそれをかばう少年という入れ子構造になっています。それによってより思慕の念みたいなものがより強調されています。でもいかに世間知らずの少年だったとしても、明らかにヤバい奴だとわかっている者に誘われ、あんな不自然な場所にのこのこついてはいかないし、写真のデータもクラウドなどに保存して、自分になにかあればそのデータは警察がわかるようにしてあるとか、いろいろ策を講じると思うのですが。

% Complete
100% Complete
2
22 | | 2023-02-09 12:06:06

守銭奴・金の亡者と呼ばれる人から金目の物を奪い、それを持たざる人に配る。ちょっとした義賊っぽい話である。だが、犯罪は犯罪である。逃げ続け10年の時効を迎えた時の二人には大きな差ができた。時効を目前にして事故に遭い寝たきりになった男と、約束の場所を買い取ることで待ち続ける女。寝たきりの男は約束の場所に向かって日々何を考えていたのだろう。好きな人のことを思いながら死ぬまでというのは、現実的な変遷がないだけ幸せな気がするが、最後の言葉を聞く限りさみしさと悲しみを持ち続けていたのだろう。義賊が寄付をした施設で育った女が、その義賊を金目当てで殺すというのも何といういたずらだろう。良さそうに見えても、悪いことは良い循環を生まないのかもと思った。

% Complete
100% Complete
2
21 | | 2023-02-09 11:06:43

とにかく亀山くんが奥さん大好きというのは伝わってきましたww。義賊など気取ったところで、泥棒は泥棒。日本人はそういう本質をずらした言い換えが好きで、イジメは暴行や脅迫だし、万引きは窃盗。ひき逃げは見殺しにしたということです。また時効だからすべてがチャラというわけでもない。これはまるで因果応報みたいな話になっているけど、法はあくまでも人として守る最低限のことを規定したもの。その最低限を破った者は罰としてただ罪を償えば終わりってわけじゃなく、社会的にも個人的にもいろいろと代償を支払わされるのはやむを得ないと思います。ゲストの銀粉蝶さん、さすがの迫力でした。

% Complete
100% Complete
2
20 | | 2023-02-02 12:25:25

ヒロコママのイタズラから本当の遺体を発見する流れはよくある。そこへ、貧困やそこへのセーフティにも入り込む闇を入れ込んでいた。その上ゴーストライターかな?と思ったら、夫婦で入れ替わりでの執筆活動。なるほど取材も二人でとなる訳だ。少女向け小説は女性しか応募できないとか、社会の闇を暴くような社会派は男性でとか、なんとなくある思い込みってあるなと思う。結局、事件ではなく病死だったわけだけれど、夫のファンだった彼女に仕事を手伝ってもらうというのは悪くはないけれど、ちょっとすっきりしなかった。

% Complete
100% Complete
2
19 | | 2023-02-02 11:01:03

ヒロコママさん、強烈なキャラですが、あしらい方が亀山らしいですね。でもヒロコさんがゲイだというのは、ジェンダーの問題が解決の鍵だとあらかじめヒントが提示されていたということになります。かつては男らしさや女らしさみたいなものは、今と比べ物にならないくらいの圧力としてあったし、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアみたいに性別をごまかした作家は実際にいる。だからこの作家夫婦のように役割を交換するというのは荒唐無稽とまで言えません。その結果、こういう悲劇が起こるのは皮肉な話ですけど。

% Complete
100% Complete
2
18 | | 2023-01-29 13:07:00

反省も後悔もない犯罪者。これって本当にどうしたらいいのだろうと思う。処罰感情ももちろん理解できるし、少しでも関わってしまった人たちの後悔たるや想像するだけで胸がつぶれそうになる。ただ、自分のせいだと責める気持ちまでは理解できても、犯人に接触し自分の気持ちを殺して獄中結婚はちょっと。それにしても脳卒中で介護が必要になったのは計算外だっただろう。思い通りに死なせるのは罰ではなく救いにさえなってしまうから。介護をする中で情が芽生えてしまった風な彼女ですが、死なせないように立ち回ってしまっているのは加害者である夫の望みには反するので、意図せず罰している状況なのかもしれない。ただ、寝たきりになって主導権が彼女にあるというのがある意味救いな気がする。

% Complete
100% Complete
2
17 | | 2023-01-26 10:40:16

はっきりとは明言しない結末だったけど、つまりは面倒をみているうちに、復讐しようとしている相手に何らかの情が移ったということですね。まあその感情がストックホルム・シンドロームに似たものなのか、死を求め、偽悪的になる元加害者への同情から生まれたものなのか、いずれにせよなかなかわからない心理です。そもそも元加害者が贖罪の気持ちから自分の死を求めているのか、思うようにならない自分をただ捨てたいだけなのかわかりません。そう考えると奥さんの方も判断できないから、簡単には死なせたくないという心理も含まれているのかもしれません。何にしてもいかにも陳腐で安易な、生きるのが贖罪っていう主張がされなかったことだけはよかったかな。

% Complete
100% Complete
2
16 | | 2023-01-19 10:20:14

結局のところ、亀山くんとコソ泥だけが芸術を理解したということになりますかね。世間に周知され認められなければ芸術ではないか、という疑問は常に残るところです。ゴッホは生きている間、自分の絵でほとんど稼げていないのに、今は何億もの値がついているわけで、芸術家の評価なんてつまるところ、他人任せなんですよね。だからこそこの奥さんのように、伝説となるようなエピソードをねつ造して価値や評価を高めようとしてしまう。本当の意味で芸術家を支えるっていうのは、ゴッホの弟のように相手が生きている間に何をするかなんだと思います。

% Complete
100% Complete
2
15 | | 2023-01-12 10:55:46

右京と亀山の「昔ならこうだった」というフリと、「相変わらず」というオチは、思わずニヤリとするものがありました。メインストーリーですが南野という男は基本的に善人なのでしょうね。ただ悪人と犯罪者がイコールではないように、善人が成功者とは限りません。彼女との件だって悪い奴なら正直には言わず適当に騙して捨てていた筈です。だから少年は南野の善良さに惹かれたのではなく、罪悪感に苦しみながら生きる姿に信頼をよせたのかもしれませんね。

% Complete
100% Complete
2
14 | | 2023-01-05 10:45:22

元旦スペシャルは大掛かりな話が多いので楽しみにしていました。今回も大物政治家でしかも因縁の相手。しかし、予告状と警察を排除の動き、何度も映されるブロンズ像などから早い段階で犯人は読めてしまいましたね。ただ、袴田議員が実は清廉潔白な政治家を目指そうとしていたけれど、妻・虹子によるプレッシャーや婿としての肩身の狭さなどといった黒い政治家へ至った背景が描かれていて、そこは面白かった。金塊が無くなってからの袴田議員がトゲがとれて穏やかな顔をしていたのが印象的だった。次回からいよいよ亀山薫の完全復活!今までと変わらなさそうだけれど、それでも楽しみ。

% Complete
100% Complete
2
13 | | 2022-12-23 18:07:42

保護司だったという雑貨屋さんは、あの男がどういう理由で赤ちゃんを連れてきたと思ったのだろう。たとえ誰かに頼まれたとしても連れてくるような感じには思えないのだが。欲しくてもできなかった赤ちゃんが突然目の前に現れて、考えなしに手放したくないと思ったということなのだろうか。いったい保護司になる基準は何なのだろう。どう考えても不適当だとしか思えないのだけれど。子どもを誘拐され、お金もとられ、人殺しになり、それでも子どもを探し続けた結果が誘拐になるなんて。不運や不幸なんて言葉では足りないくらいの酷さだと思った。

% Complete
100% Complete
2
12 | | 2022-12-22 10:36:59

結局、一番ダメなのは元保護司の雑貨屋であって、偽証も犯人隠避も時効だし、まったく罪に問われないというのはすっきりしませんね。結局、被害者が加害者でもあるのは何とも皮肉です。そして偽善者が小さな罪を隠すために、より長く大きな罪を引き起こすけど、結局最大の被害者は子ども。将来、彼女は誰を母と呼ぶのでしょうか。あの小心者の偽善者を父と呼ぶのでしょうか。少なくとも後者については認めたくありませんね。育てられた感謝はあっても、それが砂上の楼閣では。

% Complete
100% Complete
2
11 | | 2022-12-15 11:26:40

結局、相談できる大人がいないっていうけれど、それはすべての大人が薄情だとか理解してくれないとかいうことではなく、相談者として選ぶべき大人を間違えているということなんだろうと思います。それに大人もまた間違いを犯すんだと知ることも大事。シナリオとして都市伝説とひきこもりをつなげたのは、なかなか凝っているけど、結末は予定調和。それが悪いわけではないけど、これだけ長いシリーズになるとかつて見たようなデジャヴに陥ります。毎回新しさを求めるつもりはありませんが、せっかくだから新しい右京と亀山を見たい。

% Complete
100% Complete
2
10 | | 2022-12-08 10:42:18

時々ある、身内が事件と深く関わるパターンでした。今回は伊丹さん。まあ恋愛感情でないことは予想できましたが、それでも自首に期待するところは伊丹らしいところなのでしょう。間接的とはいえ、右京に刑事として褒められたことは本人も嬉しいでしょうし、直接たしなめられたところは、何だかんだ言って先輩と後輩という感じでした。ストーリーで気になったのは、結局旦那を殺した女性ですが、伊丹が自分に好意を抱いているかもしれないという勘違いと、自分に有利な証言をしてくれるという期待と、その両方がまったく逆だったことは犯罪を犯した意味以上にショックだったかもしれませんね。

% Complete
100% Complete
2
9 | | 2022-12-01 11:32:06

右京さんに関心を抱かせたというだけで、もう20年逃げ続けた犯人も終わり。その意味でこの保健師さんの目論みは成功でした。でも警察内部による犯行というパターンは正直「またか」という感じがします。証拠となったのは付着していた砂の分析によるものですが、実際にはこれだけだと弱い気がします。裁判では苦労しそうです。親友を目の前で殺されれば、それば遺族と同様に犯罪被害者とも言えます。だからこそ贖罪ではなく、親友の母と共に先に進むことができたことは救いです。

% Complete
100% Complete
2
8 | | 2022-11-29 12:18:18

今回の相棒シリーズ、楽しく見てはいるんだけれど、なんだか心に何も残らないんだよね。なんでだろう…なんとなく昔の相棒の世界に近くて見ている間も心地いいのだけれど。今回はお笑いコンビの二人ともが落ちるところまで落ちていて、という物悲しい話だった。死に顔が笑顔というだけで、すぐに犯人もわかってしまったし。犯人捜しではなくて、笑顔の理由探しに特化してもよかったような。

% Complete
100% Complete
2
7 | | 2022-11-17 10:47:16

お笑いの世界に生きた人でなくても、人生の最期かもしれない時に、あんなふざけたものを見たら、確かに笑ってしまうかもしれません。それにしても偶発的とはいえ、縁あって相棒だった者を殺すというのは、ある意味で自分の人生の否定でもあり、まだ終わっちゃいないという言葉は皮肉です。芸能に限らず、芽が出る出ないは才能なのか、努力なのか、運なのかわかりませんが、少なくとも成功者以外の者たちも含めた下支えがないと、文化としては花開かない。息子がお笑いの道へ行くのは、そういう土壌に咲いた新しい花なのかもしれません。ただドラマとしては平凡な内容でした。

% Complete
100% Complete
2
6 | | 2022-11-10 10:39:52

確かに大学は目先の利益先行で、大事な基礎研究に研究費が回らないという実態はある。それは国家行政の問題。でもかつて私大が儲かっていた時代に教授たちが自分たちの収入にして、大学の投資に回さなかったという話も聞いている。いずれにせよ重大な事件を起こして問題提起しようというのはどうかと思う。結果として自分が死んだけど、全能ではない人間に万全はない以上、他人を巻き込むテロ行為にもなり得た。なので正直、あまり同情はできないかな。

% Complete
100% Complete
2
5 | 宮田順次 | 2022-11-09 21:12:38

相棒が大好きでずっと見てきましたが、最近はゲームみたいに作ってあって現実離れしていて感動しません。
前からスペシャルの時がこんな感じでした。 
現実的なストーリーの方が良いと思います。

% Complete
100% Complete
2
4 | | 2022-10-28 14:22:12

羽柴の気持ちもわからなくはない。売人の紹介はまずいけど、自殺を事故死と証言した心情は、間違いなく塩見に対する敬意だった筈。他に手はなかったのか、そこはもちろん右京さんの言う通り。でも亀山の強弁にはちょっと違和感も残る。前回、アイシャの殺害を乗客と天秤にかけて強く止められなかったわけで、今回の「どうあれ(犯罪を)止めるべき」という理屈とは矛盾している。まだ脚本家もニュー亀山の人間像がうまくまとまってないのかなと感じる。頑張って体を張っているけど、さすがにちょっときつそうです。それにしても伊丹は亀山が好きですね。そのうちこの二人を組ませたいと考えているのかな?

% Complete
100% Complete
2
3 | | 2022-10-26 08:01:16

亀ちゃん、お帰りなさい。いい感じに二人ともが歳をとって、でも根底の凸凹な関係は変わっていないと感じられました。また亀ちゃんが暴走しては右京さんに怒られるシーンが見られたりするのでしょうね。亀ちゃんが異国で成そうとしていたこと、そして成したことがちゃんと描かれたことは嬉しかった。一番亀ちゃんが教えたかったことを学んだアイシャは散ってしまったけれど、何かは残ったんじゃないかな。ミウは嫉妬はあったかもしれないけれど、強かでいて悪人ではないように思えるから。

% Complete
100% Complete
2
2 | | 2022-10-21 15:57:09

ミウがなにやら企んでいるのはわかり切っていましたが、素直にアイシャを妬んでいたからと見るのは単純過ぎるかもしれません。友人でライバルだったからこそ、これから厩谷みたいな魑魅魍魎みたいな奴らが山ほど寄ってくる中、アイシャでは優しすぎると思っていたから、最後にあの独白と行動があったのだろうと思います。死んだアイシャの代わりに、ミウにしか出来ない方法を取る決意を持って、思い出の教室にいたのでしょうね。さて亀山くんですが、嘱託職員ですか。しかも伊丹が土下座して頼み込むなんて、伊丹さん、ホント良い人ですね。まあ亀山の言う通り、どうせ特命には捜査権はないんだし、良いオチでした。

% Complete
100% Complete
2
1 | | 2022-10-19 14:02:52

感動である筈の亀山くんとの再会シーンは、さすが右京さんという淡々とした感じが良かったです。でも全体としては右京さんらしくないし、亀山くんも刑事を辞めて随分たつとはいえ、革命政府が成り立つような不安定な国にいたのだから、もっと警戒心があってもいい。少なくとも国賓が自殺してしまうような環境を作り出してはいけなかった。間違いなく予想できる範疇だったし、特に亀山くんは警戒しておくべきだったろうと思います。またポイントはいわゆる「トロッコ問題」ですが、それに対する答えで右京さんと亀山くんの答えは割れます。亀山くんの答えの方がより人間的な揺れが感じられるようにすることで、彼の個性を強く押し出したのでしょうが、その結果、目の前にいる自分の手で助けられる人を助けられなかったのは、亀山くんらしいのかどうか、意見のわかれるところかもしれませんね。

% Complete
100% Complete
0

関連レビュー

『相棒 season21』のキャスト一覧