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| 脚本・ストーリー 3.8 /5.0(75%) | 488位 /1228件中 |
| キャスト 3.8 /5.0(76.6%) | 666位 /1228件中 |
| 演出 4.0 /5.0(80%) | 276位 /1227件中 |
| 音楽 4.2 /5.0(83.4%) | 144位 /1228件中 |
| 感動 3.5 /5.0(70%) | 316位 /1223件中 |
| 笑い 3.4 /5.0(68.4%) | 292位 /1223件中 |
| スリル・興奮 4.0 /5.0(80%) | 172位 /1220件中 |




3.73 / 5.0 (回答者数11人) 470 位 / 1226件中
| 脚本・ストーリー 3.8 /5.0(75%) | 488位 /1228件中 |
| キャスト 3.8 /5.0(76.6%) | 666位 /1228件中 |
| 演出 4.0 /5.0(80%) | 276位 /1227件中 |
| 音楽 4.2 /5.0(83.4%) | 144位 /1228件中 |
| 感動 3.5 /5.0(70%) | 316位 /1223件中 |
| 笑い 3.4 /5.0(68.4%) | 292位 /1223件中 |
| スリル・興奮 4.0 /5.0(80%) | 172位 /1220件中 |
久しぶりに良いドラマを見れて、すごく感激している。 「ドラマだから!現実にはありえないドラマだから!!」と自分に言い聞かせないとならないくらいハマりました。 最初はありきたりの痛女子のドラマかなと・・・思ったんですが、「あの両親」が出てきた段階で、「お?」と思った。 大都市の大企業の役員の家といえば、世間体第一なのであるが、カヲルと関わったことにより「世間体第一」で回っていた家族が「自分の本当の気持ち」に向きあうようになる。 特にあのおとなしいママが、ホストクラブに行って、酒を飲んで酔っ払って帰り、パパに叱責されるも「昭和か!!」って言い返したのは痛快なシーンだった。 恋愛ドラマとしても面白いし、家族ドラマとして見ても最高に面白い上出来のドラマであります。
愛があれば人は変われるってことかな。女なんてと思ってた川原や愛実の父が変われたように、カヲルも変わりたいと願う。物悲しい音楽に切なさを煽られていい恋愛にまとまっているとは思う。感動作なのだろう。ただ愛実が教育者だったと考えれば字が書けない人を救う道は根性だけじゃない。もっと違う世界を見せてあげられたのではとそこだけは残念だ。不器用でまっすぐな愛に見ている人は弱い。ただこれを悲恋にするためにその障害が使われたとしたら残念だ。
この脚本の何がすごいって完全な悪人がいないってことなんだと思う。愛実の父親も会社では暴君だったかもしれないけど本人なりにも悩んでいるみたいにも見えるし愛実を心から愛しているのは嘘じゃない。川原もクズを自覚したクズで、力ずくで愛実を奪うのかと思いきや背中を押してあげる方に回ることができる。愛実が学校を去ることになったのも良かったね。ご都合主義じゃなくて筋を通すところはきちんと通す。一人一人にちゃんと血が通っているのがすごい。
川原何某のイメージ爆上がりの回でしたね。今まではこの先どうなっちゃうんだろうと思うほど愛実に執着していたのに諦めるんだね。それもあの親父がやばそうで離れるとかそういう自分のメリットを考えた策略じゃなくて、純粋にカヲルと愛実の思いの強さに身を引いたって感じがして良かったな。そういうふっと力が抜けた時にいい相手が見つかるものだから、川原さんにも幸せになってほしい。カヲルと愛実はどうなるのだろう。妄想の通りどこか遠い街で2人で暮らすラストだったらいいな。
愛実のお父さんが家にいる理由は謹慎だったのね。あれだけパワハラ気味ならどこにいっても隠そうとしない域まで達しているだろうし、会社じゃ問題だろうね。その人がコンプラ担当なんて笑わせるわ。愛実を溺愛しているのは確かで自分で婿も見つけてきたし生涯そばに置いておくつもりなのだろう。だから自立を阻んだ。そこでお母さんがナイスフォローをするんだよね。普段はいいなりなのにここぞと言う時にはちゃんと味方をしてくれるから悲劇にならなくていい。
念書ってなんなのだろう。書くのは容易くてもらった人だけが満足するものなのか?愛実は申し訳ありませんと頭を下げ念書もスラスラと書いたが、その後大雅が怪我をしたことを知りすぐに電話をかける。念書の意味ないじゃん。大雅と会っていた言い訳も口だけの謝罪も全てが薄っぺらい。そりゃ生徒に嫌われるわけだ。大雅と母親のやり取りを見ていれば愛実が優しいお父さんだったらなんて口が裂けても言えないだろう。愛実の全てが甘い。ここらで自分の人生をよく考えた方がいい。
あぁ学校なんかでイチャつくからそんなことにとしか思えないけど、スマホの電源を切って思いきり体も心も逃避行してからの現実がエグい。お別れ遠足はお互いの好きの気持ちが溢れていてキラキラしていてすごく素敵だった。どんどん相手のことを知ってどんどん距離が近づいて絶頂期にさよならしなきゃいけない。映画にでもなりそうだ。電車に乗る乗らないのシチュエーションまで甘さがあったのに、その後の急展開についていけない。川原さんが逃げ切りは許したくないな。
大雅も愛実もこれ以上進んだらいけないと思ってお互い突っ放してみるけれど、引き寄せられてしまう。これが本物の恋なのだろうか。どう転んでも幸せになりそうにない2人の行く末はどこに辿り着くのだろう。そんな刹那的な恋はやめて、川原と結婚して幸せになれるかと言われると違う気がするしね。まず触れられたくないと思っている相手と結婚は無理でしょ。その二択しかないところが救えないのよね。第三のちょうどいい誰かが現れなきゃ幸せになれないと思う。
愛実は大雅のことをどう思っているのだろう。ホストとしてどハマりしているわけじゃないし恋愛対象として見ているようにも見えない。手のやける生徒だろうか。何十人も自分の生徒がいるのに一生懸命自分を曝け出したってあんまり手応えがないから大雅を育てたいと思ってる?愛実の中でも説明がつかないんだろうな。だから百々子に近づくなと言われればムキになる。根本は私だけが特別と思われたい姫と変わらない気がする。だめだと分かっているけど近づきたいってもう地獄に足を突っ込んでいるとしか思えない。
ホストのことを考えるより自分の結婚のことを真剣に考えなきゃいけないよね。この先一生一緒にいる相手を決める大事な時期によそ見が多すぎる。なんでこの人でいいなんて思ったんだろう。いつか川原の浮気がバレた時どう思うのか今から心配だ。安定のためにする結婚の相手を良く見ないまま先に進むとか、ホストと関わりを持つとか潜在的に破滅したいという願望でも持っているのだろうか。所詮ホストと夢から醒めた高校生の方がよっぽど大人に見えた。
経済状況で言えば上流だしお嬢様育ちも自負していると思う。ただ家庭内を覗けば父親のモラハラで母親のメンタルは崩壊寸前だし愛実自身も羽目を外すことなく世間一般では幸せな部類だけどどちらかと言えば不幸せな顔をしている。そしてつまらない結婚をしようとしている。そこにホストという刺激物が加わる。でドロドロとホストにハマるんじゃなくて2人は違う繋がりを持つ、そこに素の2人が出てきそうな雰囲気がいい。なんかハマりそうだ。
カオルが文字を書けないのはディスグラフィアってことなの?それとも学校にまともに行ってないからなの?数字は得意って言ってたからディスグラフィアなのかな?とは思うけどそこら辺が分かるとよかったかなと思った。ホストに高校生がハマって親の金で遊ぶとかどんどんやった方がいい。社会問題なのにずっと目を瞑っている問題だから、ドラマにすることでもっと注目されるのはいいことだ。お嬢さん育ちの愛実とホストの恋ってありがちだよね、そこにどんな変化球が入ってくるか楽しみにしている。