※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 3.3 /5.0(66%) | 697位 /1058件中 |
キャスト 3.9 /5.0(78%) | 571位 /1058件中 |
演出 3.4 /5.0(68%) | 653位 /1057件中 |
音楽 3.2 /5.0(64%) | 684位 /1058件中 |
感動 3.4 /5.0(67%) | 366位 /1053件中 |
笑い 3.0 /5.0(59%) | 477位 /1053件中 |
スリル・興奮 3.5 /5.0(70%) | 348位 /1050件中 |
脚本・ストーリー 3.3 /5.0(66%) | 697位 /1058件中 |
キャスト 3.9 /5.0(78%) | 571位 /1058件中 |
演出 3.4 /5.0(68%) | 653位 /1057件中 |
音楽 3.2 /5.0(64%) | 684位 /1058件中 |
感動 3.4 /5.0(67%) | 366位 /1053件中 |
笑い 3.0 /5.0(59%) | 477位 /1053件中 |
スリル・興奮 3.5 /5.0(70%) | 348位 /1050件中 |
誠士はどこまでも汚い男で唖然とした。未知子と付き合っていながら子供ができたというと未知子の親に言い出す勇気もなくシングルの道を歩かせる。君がいいならみたいなことを言うのに虫唾が走る思いがした。その上いづれ結婚できるようにするからなんて言いながら未知子とありすを邪魔に思い殺害。しれっと姉の蒔子と結婚して玉の輿に乗る。クズもいいとこ。間違ってもありすが誠士と暮らすことがなくて良かったと思った。心護と暮らせたことがありすの一番の幸福だったね。
まさか誠士の自作自演で出世の為とは。貧しく育ったと言っても、ここまで心も貧しくなるなんて元々こういう人だったのだろう。誰をも大切にしない愛しない誠士がありすの父親だなんて悲しすぎる。それでも、ありすが誠士のことを生物学上の父親であっても父ではないと言い切ったのには本当にすっきりした。倖生との関係もちゃんと続けて行けそうだし良かった。牡蠣ときくらげ、トマトときゅうりのくだりはもう可愛くて。ミステリーもあってドキドキもしたけれど、キュートでほっこり癒されたドラマだったな~。
障害を持った子が自分の特性を最大限に活かして洞察力と科学の力でみんなを元気にしていく食堂の話で良かったのに、障害を持った子の恋愛や自身の出生の秘密や謎多き事件まで幅広くなっちゃって美味しそうな料理も出番が少なくなってしまってとても残念です。かもめ食堂のようなほっこり系を期待していたのに。今や二つや三つテーマを持たないとドラマって成立しないんですかね?どこに重きを置いているのか流されるままに問題にぶち当たっている感覚。なんだかなーです。
ありす母が亡くなった火事は放火で、その火事の原因となった薬品を発注したのが心護。そしてラボに入れたのが本当に限られた人たちで。なんか嫌な結末しか待っていない気がする。ありすの本当の父が誠士で、過去のデータを買い取って焼却したのは家族を守るためだと顔色変えず言った蒔子が少し怖い。蒔子は誠士のことが好きだったようだし、火事の中からありす母を助けようとしたのが誠士ってことを考えると、誠士を奪うためにありすや妹を狙ったのかと恐ろしい想像をしてしまう。心護が事件に変な関わり方をしていないこと、ありす大好きだからこれ以上傷つかないことを祈る。
ありすの父親って誰なのだろう。ありすもあれだけお母さんにこだわっていたのにお父さんという単語さえ出てこないのはとても不自然だと思う。そのお父さんが最大の謎を解く鍵になるのだろうか。ここにはありすと心護や倖生と晃生、和紗と子供達のようにいろんな親子が出てくる。親が子供を思い育てていく温かい思いを随所に感じられるからドラマ自体も温かくほんわかした空気になっているのがとてもいい。五條製薬のドロドロに最後まで飲まれないでほしいと思っている。
晃生の横領事件はえん罪だったのか。横領したお金で治験データを改ざんした報酬を支払っていたという構図だろうか。蒔子は以前のことを知らない風だったけれど、本当に知らなかったのか知らないふりをしたのか。過去のデータを買い取って処分していたから、誰がやったのかの目星がついているということなのだろう。ありすの母親も事故ではなく殺されたとは穏やかじゃない。誠士が現場から救い出したということだが、すぐ近くの廊下にありすは居たわけだし救急隊員が気づかなかったのは不自然なような。一体何があったのだろう。ありすの父が出てきていないから、そこも何かありそうに思う。
SNS効果が一瞬だったのが笑えた。倖生が殺人犯の息子とか横領とかそんな置き土産を残してブームは去っていったのね?心護と倖生の父親が不倫だったっていうのも驚き。倖生の母は旦那がずっとゲイだったことを隠していたのも衝撃だっただろうけど、倖生は2人の子供なら全部を真っ黒にしなくてもいいのにと思うし倖生にそれを言っちゃうのもかわいそうかな。ルーツを否定するようなことは言っちゃダメだよ。それが丸ごと倖生の自己肯定感につながっているように思えて悲しかった。
倖生はお父さんの復讐のために心護さんに近づきたくてお勝手でアルバイト始めたんだね。でもありすと心護さんの関係見ていたら心揺らいだだろうなと思う。SNSの投稿きっかけであんな風に出ていってしまったけれど、元々純粋で繊細そうだし、ありすとは相性良さそうに見える。ありすのピンチに駆けつける姿はやっぱり好きなんだなと思えるし。ただ、最後の心護さんの告白はどこへ向かうのか。倖生のお父さんが濡れ衣なら、着せた人がいるわけで。ありすの母の火事も何か裏がありそうだし。これ以上ありすが傷つかないといいなと思ってしまう。
あかりさんも悪気はなくてむしろこんないい店があるよ!って宣伝してくれたんだろうけどそれがSNSっていうのが怖いところよね。不特定多数の人が一斉に興味を持ってくれるのはいいことだけど、ありすの店には向いてないかなと思うので今後が心配。好意があっさり裏切られたとか期待はずれとかに変わるのも一瞬だから。でも一旦ああなかっちゃったものは取り戻せないから一回予約制にしたらいいかもね。コウセイとの恋は‥なんか微妙だな。別に恋愛にしなくてもいいと思うけどなー。
意図しない拡散で恋愛成就のお宮さん状態のお店。美味しいものを食べたら幸せな気分にもなれるし、それが自分の体調に合わせてとなるとさらに幸福度あがるのもわかるから、いずれ繁盛しそうではあった。でもSNSでの流行り廃りってサイクルが早くて、ありすのお店には合わなさそうで。取材に来た人も、食事が目的ではなく自閉症スペクトラムの女の子がお店をやってることに対する興味本位のように感じた。百花みたいな反応多いんだろうな。だから、あの記者の書いた記事も世の中には違和感なく受け入れられてしまいそうで。冷めてしまった食事を美味しいと食べてくれる倖生の姿に泣きそうになった。
結局ありすの持っている障害ってどんなものなんだろう。いろんなタイプの障害があることは理解しているし程度もいろいろあるのは分かるんだけど、なんかいいとこどりのような気もするんだよなー。障害をいいように利用してありすというキャラを作っているように感じてこれでいいのかな?って思う。コウセイがこの店に来たのは偶然じゃないんだね。お父さんがゲイっていうのも斬新だけどいろんな設定が渋滞気味。お母さんの火事も関係するよね。伏線回収が大変だ。
芝居がかっているのではモヤモヤしなかったけれど、本当にハプニングが起きた時ありすにも心の変化が起きて。それがどういうものかわからなかったけれど、お客さんとのやり取りの中で理解できた。そこで倖生さんが好きです!と言ってしまうのがありすらしい。一方で心護さんの動きが何なんだろう。誠士さんとは火事がどうのと言ってもいたし、最後には倖生に殺したのは自分だと言っていた。あれってどういう意味だろう。心護の愛した人のことだと思うのだけれど。アウティングできなくて異性婚したというところから、最後の話へ飛んでしまっていて頭がついていけていない。
やっぱり親から愛されるって人としての根本になるほど重要なことなんだね。ありすとお母さんのことは悲しい事件があったから言えなかったのだろうか。でもそのことを隠すことで大事なお母さんのありすへの思いも隠されてしまっていたんだよね。やっと真実をありすが知ることができてお母さんも喜んでいるかな?ところでお父さんの話は出てこないよね?お父さんの愛情は重要じゃないの?って世の中のお父さんは悲しんでいるかもしれないね。
お母さんはアリスを助けて亡くなったんだ。そして、お母さんと思っていた人はお母さんの姉だったということか。どうして心護はお母さんのことをアリスに教えてあげなかったのだろう。お母さんが亡くなった時のことを思い出させないためとも考えられるけれど、それだけじゃないのかも。道隆がアリスを認めていないこと、心護が五條製薬の二人を拒絶していることから、その間には何か大きなことがあるんだろうなと感じる。それはアリスが自閉症だということだけではなさそうで。アリスの周りには優しい人がたくさんいて守ってくれているけれど、自分の血のつながった人たちから拒絶されるのって辛くて悲しいな。
名前の由来か。親が最初にプレゼントしてあげるのが名前だと聞いたことがある。由来を知る時にどんな子に育ってほしいとかその子のことだけを思って考えた幸せな時間もセットで話してあげたらいいよね。空くんが自分の名前は空っぽと言ったのがとても寂しかった。お母さんだって遠くで頑張って働いているお父さんだって、あんなに厳しいおばあちゃんだって空くんのことが大好きなのに。うまく噛み合わないだけでこんな悲しい思いをさせてしまうんだなと思った。最後は空くんのいい笑顔が見られてよかった。
倖生は、和紗が休みでも頑張ろうとしたけれどいっぱいいっぱいで、うっかりお尻のポッケにいれた通帳のこと忘れてしまったんだね。どうしてありすたちのところへ来たのかわからないけれど、それでも根っこは優しいのだと分かる。追い詰められるお母さんと、そのお母さんを開放したくて万引きしようとする子ども。その子にもそっと寄り添って話を聞いてあげて、自分からは事の顛末を話さない。周りから見たらじれったいけれど、子どもが傷つかないことを一番に考えている。そんな倖生だからありすは信用しているんだろうな。ありすの発言は思いっきり告白のようで、周りは慌てていたけれど、あれぐらいの信頼がないと一緒に住むのは難しいのだろうとも思った。
ありすのようにこだわりが強い人にとっては他人との共同生活はストレスが多く大変だろう。それでも自分のこだわりが強いことも理解していて譲歩できるありすはすごい。突発的な大きな音とかは別としても後からでもちゃんと人の気持ちを分かって反省すべきところはできる素直なところを見習いたい。自分ができることを最大限にできるように周りの人が整えてくれていることへの感謝もあった。全ての人が生きやすい世の中はこういう優しい世界にあるのだろう。
一緒に暮らすことはお互いのルールをすり合わせることかもしれない。それを一方的に破ったらやっぱり腹が立つし関係が壊れる。壊さないように話し合って二人でルールを作って、それをお互いに守ることで信頼関係を築く。言葉でいうのは簡単だけれど、長年染みついたクセなどはなかなかに難しい。それでもルールを守ろうとする姿勢や、相手を理解しようとしている態度があるだけでもずいぶん違う。アリスが相手のやり方を受け入れると表明したこと、その時に相手の目をきちんと見ていた様子には心打たれた。少しずつ育まれる優しい世界がとても好きだ。
昨今細かく障害を分けるようになって発達障害を持つ人が格段に増えたような気がするが、その人の特性を見極めて生きやすいようにフォローすることができるからそれもいいのかなと思いました。ありすのできることを最大限に活かし、できないことはみんなでフォローするところはすごく理想的だなと思いました。酒江もまだまだ隠し持った怪しいところがありそうですが、一目見ただけでその人の体調や困っていることを分かるありすが拒否しないなら悪い人ではないんだろうな。
ここまで特徴的ではなくても、大きく苦手なことの一つや二つ誰でもあるような気がする。大きな音が苦手なのは私もなので。外にいる時は制御できるけれど、家に居たら震えて縮こまっていたりする。結局のところ制御できるかできないかくらいしか違いはない。本当に生きにくいなと思う。周りの協力がなかったら生活できない。普通の側からすれば、それは犠牲や献身のもとにということになるのかもしれないけれど、でも協力があればこんなに素敵な世界があるのかもと思えた。アリスが言うように、普通ってすごいことだと思う。