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| 脚本・ストーリー 3.8 /5.0(75.4%) | 478位 /1223件中 |
| キャスト 4.4 /5.0(87.6%) | 265位 /1223件中 |
| 演出 3.8 /5.0(75.4%) | 487位 /1222件中 |
| 音楽 4.1 /5.0(81.6%) | 176位 /1223件中 |
| 感動 3.8 /5.0(75.4%) | 186位 /1218件中 |
| 笑い 3.5 /5.0(69.2%) | 277位 /1218件中 |
| スリル・興奮 3.9 /5.0(77%) | 240位 /1215件中 |




3.85 / 5.0 (回答者数13人) 387 位 / 1220件中
| 脚本・ストーリー 3.8 /5.0(75.4%) | 478位 /1223件中 |
| キャスト 4.4 /5.0(87.6%) | 265位 /1223件中 |
| 演出 3.8 /5.0(75.4%) | 487位 /1222件中 |
| 音楽 4.1 /5.0(81.6%) | 176位 /1223件中 |
| 感動 3.8 /5.0(75.4%) | 186位 /1218件中 |
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| スリル・興奮 3.9 /5.0(77%) | 240位 /1215件中 |
やはりトキは雨清水家からの養子でしたか。まあ昔は本家筋からの養子って結構あったし、隠して実子として届け出ることもあったくらいだからね。
今なら血よりも、育ての親の方が大事だと思うけど、この時代は本家とか血縁は重要だし、しかもトキは雨清水の人たちに可愛がられてもいるからね。フミとしても不安になるのは仕方がない。
問題は銀次郎か。何かの拍子にポロリと口にしてしまうかもしれない。波乱の種になるかもね。
まあ放っておかれた三男としては、いきなり家を背負えと言われても感情的になるのはわかる。でも長男ならば生まれた時から勝手に背負わされるわけで、そういう世襲で家を継ぐというところが経済的にも精神的にも閉塞感となり、多くが田舎を捨て、今の核家族化につながっている面もある。そして世襲するのは政治家と芸能界と金持ちみたいになっている。日本の近代の成り立ちみたいなものをいろいろ考えさせられるね。
タエみたいな世間知らずのお嬢様が騙され、わずかに残った財産も無くしたなんて話はやまほどあるし、このまま三之丞が何もできないなら、トキに白羽の矢が立つかもしれないね。
銀次さんが実家を出たいがために婿入りした先はもっと武士や格式に囚われた場所だったのは笑えない。
家を出ることだけに心が動いて、他のことをきちんと見れなかったことと、なるべく本当のことを言いたくなかった松野家の思惑が重なったからだろう。
当のふたりが悪くない関係なのに、爺様が叩き込んだ格式がふたりの間の距離を離してしまうのが辛い。
当事者意識のない父親と爺様が浮世離れしているのは、そういう風に育ってきてしまってわからないというのもあるのだろうけれど、わかってしまうと生きていけないというか自分の根っこが無くなるからなのかもしれない。
時代が変わったから、もう本当は何の価値も後ろ盾も何にもなくて、何者でもないのだから。
雨清水家も長男出奔、工場が倒産の危機、そして傳さまのご病気。
女中もみんな解雇して、初めて襖を自分で開けたというおば様。
そして、目の前にたくさんの問題があるにも関わらずふわふわと実体のない三男坊。
少し松野家の男ふたりに似ている気がする。
あの三男坊では工場は何ともならないのだろうな。
辛い展開が続きそうで気が重い。
松野家の人々がすごく苦手。
特に爺さんと父親。
長く生きてきて何も学んでいない。
脚本が悪い。
新婚の初々しい2人が朝靄の中太陽に向かって手を合わせる姿のなんと神々しいことか。一部では画面が暗いという指摘もあるみたいだけどすごく光ともやの感じが好きだ。トキちゃんとの甘い新婚生活は戸一枚ない家族と雑魚寝で始まり、肉体労働に精を出しても大半を借金取りに持っていかれる始末。どこまで愛情で保っていられるかと心配になる。借金取りには馬車馬って言われるのはキツイよねー。働きてとしか見てもらえないって心が折れそうだ。
結婚して、互いの関係は上々のようだけど、やはり経済的なものは大きいからね。しかも借金の総額について知らせていなかったというのはまずい。騙し討ちみたいなものだからね。婿殿は果たしてどれくらい耐えられるのだろうか。
やはり雨清水家も苦しいんだね。しかも跡取りが出奔か。おそらくトキは雨清水家から養子に出ているのだろうから、彼女にもいろいろ影響がでるのでしょうね。
二度目のお見合いの相手は武士で、なおかつ怪談好きときたらそりゃ決まっちゃうよね。
落ち武者頭のお父さんと散切り頭の新郎。
髷は武士の…というおじいさまの存在が気にかかるのだけれど、あの狭そうな長屋でみんな一緒に住むんだよね。
今ならストレスたまりそうと思うけれど、あの頃の人たちのど根性は桁違いだから何とかなるのだろうか。
まさかの怪談好き!うってつけの人物がここにいた!って嬉しくなるけどこの結婚が順風満帆だと八雲さんと夫婦になる未来は来ないわけで来週は辛い展開が待っているのかと思うと悲しい。でも今週も笑わせてもらった落武者からの鉄砲、そして普通止めるはずの奥さんやお父さんまでもが参加しての鉄砲で、牛乳で乾杯笑。もうこの家族大好きよ。そしてその家族を大好きと思っているトキをなにか言いたげに見る傳夫婦。タエとフミの視線。見どころがいっぱいで目が離せない。
「松風」っていう話、知らなかったので調べてみたけど、今ならストーカー殺人ってところかな。変に仏教説話っぽさが入っていないのがいいね。本当にこれに近い事件があって、松江の人たちが純粋に憐れんだ結果、語り継がれたのかもしれません。だからさみしさも感じる。なかなか怪談も奥深いものがあります。
そしてお久しぶりのシャーロットさんが登場。お元気そうでなにより。また日本語をしゃべるシーンはあるのですかね。
つまらないっていいなと思った。善悪でも損得でもなくてそれじゃつまらないって。自分の心が喜ぶ方をちゃんと選べるトキはすごい。とっても家族思いの優しい子に育ったと他人のコなのに涙が出そうになったんだから、それを聞いたお父さんはたまらなかっただろう。落武者には笑ったけれど、娘を幸せにする武士になる!はいい決意だね。貧乏でも家に武士が2人もいてもこんなに温かい家族なんだから、きっといいお婿さんが来るはず。いい出会いがありますように。
確かにトキのことを思うなら、髷を落とすよりも、まさに嫁に出すという選択肢も考えるべきなんだよね。
でもまあこれでトキが雨清水家からの養子なのは決定だろう。だからこそ雨清水家は彼女が心配だし、松野家は離したくない。もちろんトキ個人への思いもあるんだろうし。
何にせよ、見合いはうまくまとまりそうだ。とはいえ後ろ盾の雨清水家も「こんな時に」とぼやかれてしまうほど、厳しい状況にあるみたいなのが気になる。
今みたいに2人の家庭であるならいいかもだけど、婿に入るとなれば自分の人生がその家に染まることになるって考えると断るよね。今更また髷を結う生活に戻りたくないし、そこで思考が止まってしまった家に前途があるように思えないからね。大した恋愛もしたことがないトキがこの人が婿になるかもと胸を躍らせた人に即振られたんだからそりゃ泣くよ。父と祖父はその泣き声をどんな思いで聞いたのだろう。人に好かれる人のためになる武士か、2人に変化があるといいな。
やはり父と祖父の古めかしい装いと考えのせいで破談になったか。
本人のせいではないだけに周りはどう慰めたらよいかわからないだろう。
どれだけ武士をやっていても良いけれど、周りに迷惑をかけないで欲しいというのはトキの心の底からの叫びだ。
今回自分たちのせいで縁談がなくなってしまって少しは自らを省みて今後を考えるのだろうか。
ただ、あの二人を見ているとそういう方向には進まなさそうな気がする。
そして傳さまのお屋敷で、トキと傳さま夫婦で何やら話が。
いよいよあの話だろうか。
トキの言い分はわかる。別に勘右衛門や司之介が武士であることを自認し続けるのは構わない。好きにすればいい。でもそれによって起こったことへの責任は受け入れるべきだという主張だ。ただこの時代にそんな主張ができる人はまれだと思う。今の人がそれを当たり前だと受け入れられるのは、我々が教育を受け、この時代の知識人が悩んだ近代的自我をすでに乗り越え、更に民主主義の法治国家という環境で育ったから。
特にこういう実在した歴史的な人物ものに、今の感覚とか価値観を安易にはめこむべきではないと思うよ。それって知識とか知恵だけタイムスリップしているようなもの。意味があってメタ的に組み込むのならありだけど。
トキの生まれについて、妙な間があった。調べてみたらモデルになったセツさんは養子になっていたらしい。それなら多額の借金を背負っても、それなりの家から婿をとることができるのも説明がつく。要は雨清水家から松野家へ養子に入った娘ということなのだろう。
でも婿にしたら、松野家が貧乏なのは変わらないし、その上で雨清水家にも気を遣わなければならないし、すごくやりづらい。しかも松野家の男子はいまだに髷を結ってるしww。
トキも松野家も前途は多難だね。
小泉八雲の怪談ファンなので楽しみにしてましたが期待はずれになりそう。
朝から怪談は苦手の視聴者に考慮してか、コミカル調でハーンが登場しても、怪談の世界観がうまく出せるのか疑問です。
どれだけ良い縁談だとしても、本人同士のつながりではなくて家のつながりが大事な時代だ。
傳さまが取り持った仲だとしても、前を向いて歩きだした家と後ろ向きの家では格は同じだとしても釣り合わないだろう。
その場は取り繕ってはいたけれど、時代錯誤の装束で現れた一家に婿入りするなど余程の弱みでもない限り破談となるだろう。
女が生きていくためにはお嫁に行くか身を売るか…という言葉が思い出される。
あとは女中奉公などもあっただろうけれど、それも士族の誇り高い家だけに難しいだろう。
いよいよあの恋占いが現実になりそうだ。
それと、傳さま夫婦への疑いはいよいよ大きくなった。
きっと史実通りトキは養子なんだろうか。
いつの時代もこんな風に時代の変化についていけない人たちというのが一定数いるわけで、大きく変わった明治の初期は当然こういう人はたくさんいたのだろう。
つながりも士族は士族とだろうし、身分相応というのは私が生まれたころでもひそやかにあったことだから、生活を良くするために縁談をといっても結局は同じような没落士族しかいないのではないか。
いち早く「サムライ」を諦めて他の生きていく手段を選んだ人だってきっと大きな葛藤やらしんどさを抱えていたのだろうな。
軍隊やら警察やら、まだ「サムライ」に近しい職業につけた人は良かったのかもしれないけれど、そうでなかった人のことはあまり考えたことがなかったから、少し新鮮な気持ちで見ている。
フミさんのタエさんへの言動が解せなくて思わずWikipediaを読んでしまった笑。事実通りならタエさんが生みの親でフミさんが育ての親なのではないだろうか。だから自分を差し置いてトキの縁談の世話をしようとしていたことに引っかかったのでは?と推測できる。そうなると母娘のたわいのない会話の中で出た「私が嘘をついたことある?」の聞こえ方も違ってくるから怖い。昔は今ほどもらい子が珍しくなかった時代とは言え、もしそうならショックだろうなー。
とんでもない借金を抱えていて婿探しって言うけど、借金返済のための労働力としてわざわざ婿入りする奴なんているのかね?今更士分だったなんて魅力にはならないし、彼女と好き合っているとかいうのでなければ、ただの罰ゲームだよ。
それでも婿入りするメリットとか理由があったのだとしたら、蛇とカエルに語らせるべきだよね。でないと無理があると思うんだけど。
明治18年になってもまだ髷を結ってたお父さん‥このまま天然記念物入りするのだろうか。明治の終わりに生まれた祖母は死ぬまで頭を結い上げ着物を着ていたから不思議でもないのかもしれない。どんな悲惨な話もオープニングで幸せな絵を見た後なのでこの後の幸せを思えば心が辛くならないで済む。そして家族の明るさに救われる。どんなに辛くても家に帰れば母がいて褒めてくれる。笑いが絶えなくてなんて幸せな家族だろうと思えてくるから不思議だよね。
ヒロインの少女時代、短いうえに中途半端な気がする。最近の朝ドラは昔の「おしん」なんかとは違って、あまりにも悲劇的な姿は描かないようにしている感じだけど、没落士族の悲哀は日本中であったことだし、もう少し描いてもいいんじゃないかな。コメディ仕立てにしたいから、あえて悲劇をスルーするのではなく、悲喜劇としてほどよくの料理するのが、脚本家や演出の手腕なんだと思うのだけど。
それにそれほど苦しい生活には見えないよね。スタッフも貧困を知らないからなのかな。貧乏と貧困は違う。描かれているのは貧乏。あれだけの借金があって、家族が離散していないのも奇跡だ。雨清水の支援のおかげなのだとしたら、そこはカステラ程度ではなく、もっとはっきり語られるべきだね。
小道具として使われているしじみだけど、昔は漁協なんてないし、天然物を自分たちで採りに行けばいいんじゃないの?昭和40年代だって、地方ではそうやっておかずになる貝を掘っていたけどね。
なんかいろいろ首を傾げる。
当時の情緒がなく、ガチャガチャしているだけで、面白くない。
昔、見たNHKドラマ、日本の面影の足元にも及ばない。
うさぎバブルが弾けたかー。幸せな時期が短すぎて切ない。お父さんになんでもいいから生きていてほしい!と懇願するまでは良かったけど、そのあとが最悪。学校やめて明日から働けって言うんでしょ。武士の娘が台無しじゃないか。時代が変化した時に柔軟に舵を取れない人はそれまで何にも考えてなかった人なのかな。今や武士は趣味にしかならない。よく8年も内職だけで細々と暮らしていたよね。がむしゃらに家族のために働くお父さんは武士よりかっこいいと思うけどね。
子どもに見つかるようなところに隠れてもねえ。現実逃避という意味では有効かもしれないけど、現実としてはあまり意味がないかな。経済活動に関わらなかった武家なんだから、謙虚に欲を出さず、儲かったところで手を引けば良かったのにねえ。まあ投資はギャンブルに似たところがあるからね。
でも本当の貧しさっていうのはここからだ。現代人の多くは貧しいって、欲しいものが買えないことレベルだけど、本当の貧困はそんなもんじゃない。それをコメディまじりにどえう描くのか、演出の見せどころです。
朝ドラって、頼りない(ぼんくら)親父の設定率が高いですね。
今のところ、普通。
もう少しコメディ色を無くして、しっとりした雰囲気が好みです。
やったことない人が商いとか、それも生き物を扱うとかもう危うさしか感じない。橋の向こうは貧しい人が住むとか数珠つなぎになって売られていく人などこれからの布石じゃないといいなと思うけど、最後に中洲に佇むお父さんを見ると胸騒ぎしかしないよね。タエさんもトキのお父さんとおじいちゃんも時代に乗れず佇んでいる。変えたくないのに時代だけが変わっていく寂しさが仄暗い画面から伝わってくる。それなのに寂しさだけで終わらないのがすごい。
小学生の頃、あの「耳なし芳一」の話を書いた小泉八雲が、外国人だと知った時の驚きは忘れられません。それほどあまりにも日本的な話だったからです。その八雲と日本人妻の話をコメディ調で展開するというのは楽しみです。
司之介はいわゆる「士族の商法」って奴かな。武士階級が没落する典型的なパターンだ。私の父方も似たような形で没落したと聞いているww。
うさぎバブルは実際にあった。まあ明治だからというのではなく、江戸期にも金魚とか朝顔とかのバブルがあった。その顛末を学んでいれば、適当なところで手を引けたのにねえ。地方であってもそれくらいのことは学べた筈。武士階級の不勉強というより、ぎりぎりまで時代の動きを読めず、いきなり準備もなく動いたゆえの失敗なのかな。
時代ものは今と概念が違うので価値観のずれもあんまり気にならなくて気軽に見られるのでいいですね。まんぷくでもお母さんが事あるごとに武士の娘ですからと言っていましたが、気高くお金のことなど言わずに家族を支えるのが武士の娘の努めだと出てきました。それなら父に思いきり武士でいてもらうために自分が教師になって稼ぐのは理にかなっていると思ったのですが、違うんですかね。かすみでも食べるおつもりか?と聞きたくなりますね。
オープニングで一気に前作の影を忘れさせてくれるかわいらしいほのぼのとした気持ちになりました。どの写真も素敵です。あさイチでの指摘もあった通り俳優さんたちの名前が小さいのは尤もで、この指摘を受けて変わっていったら面白いなと思います。時は明治。この時代の武士はみんなお役御免ですから大変だったでしょう。士農工商で身分が初めから決まっていた時代で、いきなりあなたは何になりたいですか?と聞かれたって驚くばかりでしょう。時代に乗れない家族に共感する人もいると思う。