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脚本・ストーリー 1.9 /5.0(38.8%) | 1062位 /1088件中 |
キャスト 2.6 /5.0(51.6%) | 1030位 /1088件中 |
演出 2.0 /5.0(39%) | 1060位 /1087件中 |
音楽 2.2 /5.0(43.8%) | 1014位 /1088件中 |
感動 2.1 /5.0(41.2%) | 971位 /1083件中 |
笑い 1.5 /5.0(29.6%) | 1027位 /1083件中 |
スリル・興奮 1.8 /5.0(36.8%) | 1036位 /1080件中 |
賢秀の騒々しいプロポーズは置いておくとして、優子から清恵への言葉の中に、賢秀について「わがままで」などと彼の性格について話していましたが、そう思うなら子どもの頃にちゃんと理解させ、学ばせるのは母親の責任だろうと改めて思います。また暢子の出産シーンですが、出産経験のない黒島さんにリアリティを求めるのも難しいけれど、過去にはそれでもいい演技をした女優さんはたくさんいる。うまく演じられないなら、あえて待つ人たちだけの場面でもいけたように思います。どうせナレーションベースで終わっている重要場面が、これまでだってあったのだし(苦笑)
私が知っている限り最低の朝ドラ。
あと2週ほどの放送なので、ハッピーエンドに向けて着々と帳尻合わせという感じでしょうか。暢子の出産との兼ね合いがあるせいか、店の成果が出始めるのが早いです。SNSもない本来の意味での口コミだけの時代です。わずか数週間で結果が出るとは思えません。ドラマとして子どもが生まれる前にある程度まとめたいことがあるからなのでしょうが、ちょっと無理があります。お客さん役で登場の古舘寛治さんは、いつもながら飄々として良い味をだしていたと思います。
賢秀が養豚場に受け入れられていたのも清恵のことがあってのことで、清恵と一緒にいることで賢秀も生きなおそうと思ったということなのかな。何度もやり直せるというメッセージは良いと思うけれど、なんとなく過去に何かあった人は同じような人とだけやり直せるようにも受け取れて素直に喜べない。清恵の金髪姿は痛々しかったし、養豚場に戻れたのは良かったと思うのだけれど、なんかスッキリしないのがこのドラマらしいのかな。お父さんの照れ隠しのコントのような場面もそんなに何回もやらなくてもいいのにな。
オウンゴールばかりの賢秀が、ようやくゴールを決めました。どの口でそんな偉そうなことを言うか、そもそも養豚場はお前のものじゃないとか、いろいろ突っ込みたいところもあるけど、とにかくゴールに関してはよくやったという感じでしょうか。しかし、いただけないのはその後の経緯がすっ飛ばされて、ナレーションベースで暢子が豚肉を手に入れたこと。そういうところのディテールが大事なんじゃないんでしょうか。たとえば優子と良子の東京来訪こそいらなかったと思う。やはり脚本と演出の考えが、よくわからない。
あー、もう、茶番が酷すぎる。千葉から家出して東京へ、その時点で探し出せる人ってどのくらいいるだろう。清恵は歩いていてちむどんどんを見つける、みんなの悩みの種だった豚肉の入った袋を持って店に入る、別の日にはちむどんどんの店の前で賢秀と鉢合わせ‥。そんな偶然あるかね?なんかもう呆れて何にも言えないよ。昔していた豚の世話が今にいきて立派に?働けているのにそれが恥ずかしいってなんなの?スーツ着てバリバリ働くのがかっこいいと思ってるんだろうけど、グレートだのビッグだの意味のわからないことばかり言ってるから養豚場が恥ずかしいってことになってきてるよ?養豚業はとんだとばっちりだよ。
昭和レトロな背景での、平成チックなあざといバックハグって、この脚本家はもう炎上上等で遊んでいるとしか思えませんね(笑)それはともかく、嘘をついたとか、本当のことを話していないとか、大したことではありません。人は生きていく中で必要な嘘や沈黙があるし、それもまた必要です。そこをあれこれ詮索するのは無粋というもの。何でも知って欲しい、あるいは何でも知りたいというのはある種の病気。見るべきは、そして知るべきは、今のその人であり、未来の在り方だと思うんだけど。とにかく、頑張れ、賢秀。
にいにいが先ず反省してリリーと結婚して養豚場を守り立てる、少しは見直す、親兄弟の借金返済すること、迷惑掛けすぎたから、赤ちゃんを立派に奮闘して店を立て直せるようガンバルこと。
智はどうして賢秀を足止めしてちむどんどんに入らせなかったのだろう?お店を休んでいることを伝えてないだろうから隠したかったとかかな?あちこち流れがぶつ切りだからイマイチわかりにくい。清恵は賢秀とのやり取り懐かしくて、暢子の店だとわかっていて足を運んだんだね。でも、賢秀の妹の店なんだから当然兄が出入りするとか思わなかったのかな?それとも養豚場にいた頃に迷惑かけたから暢子の店に顔出せないとか言ってたりしたのかな?店の前で出会った2人。賢秀がどんな声の掛け方するのか気になる。
清恵は賢秀から「ちむどんどん」のことを聞いていたようですね。でもそうだとしたら余計に店に入るをためらいそうです。賢秀に会うのかもしれないのだから。それでも入ったということは、彼女も内心どこかで賢秀に会いたいと願い、かつての生活に戻れたらという淡い期待を抱いているのだろうと解釈できます。だから彼女が豚肉を理由に再び店を訪れるのも必然だと言えるでしょう。あとは賢秀がしっかり彼女の気持ちに寄り添えるかですね。もうすぐ終わりだし、いい加減、少しは良いところを見せてもらいたいものです。
お母さんが作って持って来てくれたお重の料理からヒントを得て、メニューを考え直したということだと、素朴な沖縄の家庭料理のお店にするということなのかな?それだとイタリア料理店での修業は意味があったのだろうか。それにしても問題の解決方法が向こうから勝手にやって来るばかりで、ただただ暢子の運の良さを見せられているばかりでなんだかな。
繰り返し言われていることですが、何度でも言いたいのは、お金の問題です。優子と良子一家が東京にやってきましたが、良子と博夫は少し前に暢子のため、200万円の開店資金を出しています。それからすぐ4人で東京観光って、どれだけお金を持っているのでしょうか。博夫は教員、良子も教員とはいえ短大卒なので2種免許、年齢的にもそれほど高給取りなわけはなく、優子だって借金がまだある筈。そんなにほいほい飛行機で東京に行けるとは思えません。時代的に当然LCCはないし、円高の時代で海外旅行は安くなったけれど、国内はむしろ割高に感じていた頃の話なのに、どうしても首を傾げたくなります。ちむどんどんに偶然清恵が訪れる都合の良さはドラマのお約束として許せるけど、それを許すための背景作りがいい加減だとダメ。それならいっそ博夫ではなく金持ちの息子の方を良子の旦那にすべきだったと思う。
即座に謝罪できる智はよかったし、矢作も男気を見せたと思います。しかしもやもやするのは、やはり脚本が破綻しているからです。矢作が迷惑をかけた相手はフォンターナであり、大城オーナーであって暢子ではありません。となれば矢作が暢子に義理立てしている理由は、彼女が矢作を捨てて置かなかった、立ち直りきっかけをくれたからということになります。それを視聴者に納得させるためには、暢子は一貫して矢作を信用すべきで、「矢作さんのようにはならない」と言い放ったり、メニューについて相談できずにいるといった態度をとるべきではなかったと思います。朝ドラは日々たった15分の積み重ねなのだから、信頼しているというのならその態度も積み重ねないと、視聴者はエピソードごとにバラバラな印象を持ってしまいます。だから暢子は場当たり的で魅力を感じないのだと思います。
あれ?暢子のための会に歌子がいない。もしかして沖縄に帰ったとか?そばにいた歌子がいないのに賢秀が来る。貸切って書いてあるのに堂々と入ってきて自分の席を要求する浅ましさが我慢できない。どうしてこうも図々しいキャラにしてしまったのだろうか。とても残念。でも猪野さんの豚の話はすごく良かった、こういういい話があるのにそのエピソードを膨らませられない脚本がダメ。清恵を探すっていって出てきたけどその間豚の世話は誰がする?穴だらけの脚本にがっかりしている。
なんで賢秀は投資会社とか嘘をつくのだろう?養豚業だというのがそんなに言いにくいのだろうか?今までの悪行を考えたら、そんな小さなことと思ってしまう。正直に清恵さんがいなくなったから探していると言えば、いろんな人の協力得られると思うのだけれど。房子オーナーも独立した人にはアドバイスしないと言いながら、暢子にはヒントのようなことを言ってあげてて身内だから甘いのかなと思う。それにしても和彦が夫でありながらどことなく暢子と距離を感じる。もっとお店のこと必死になっても良いと思うのだけれど。今日も暢子は食べていなかったような気がする。大丈夫なのかな。
かなり不愉快。海から来た豚の話は良かった。けれど矢作に対する従業員たちの仕打ちは、プロとして店と自分たちの価値を下げることになる。プロならば客を見て味を変えるのではなく、美味さで黙らせるべきだし、誰が来ても変わらない接客をしてこそプロ。フォンターナが一流の店ならば尚更そうあるべき。それは矢作がどういう人間で、何をやったかとは関係ない。プロとしての矜持の問題だと思う。また賢秀もどうあれ親の前で、しかも理不尽な理由で、娘の悪口を言うべきではない。親父さんの気持ちになればいたたまれないはず。どちらも自分勝手で、視野が狭い。このドラマが不人気な理由がよくわかる回だったと思う。
開始3分で改めて賢秀が嫌いになります。自分の思っていたことと違ったからといって、清恵を責める資格がお前にあるのかと言いたいし、どうしてもっと他人に優しくしてやれないのでしょうか。賢秀の子どものような性格は、同時に子どもの持つ素直すぎるがゆえの残酷さを体現しているように感じます。暢子の店ですが、閉店するのは当然でしょう。今後、出産と子育てもあるし、再開はなかなかハードルが高いと思いますが、まあ豚の仕入先はフラグがたっているし、いずれもう一度トライすることになるのでしょうね。それまで人として成長を見せてもらいたいものです。
確かに人は感情的になり、思わずひどい言葉を吐いてしまうことはあります。矢作の言うようにすぐに謝罪出来るのは美徳かもしれませんが、だからといって許されるかどうかは別問題だし、相手次第です。天真爛漫とか純真無垢といえば聞こえはいいけど、それは軽率で無神経ということの裏返しです。そういう配慮に欠いた無神経さは、このヒロインがあまり視聴者に好まれないポイントなんだろうと思います。清恵ですが、まだ過去の経緯はわかりませんが、若いうちの失敗からどう立ち直るか。比嘉家の三姉妹以外はそういう挫折を乗り越えてきているのに、彼女たちは天運に恵まれている。そろそろ暢子も運だけでなく、人として力をつけて欲しいものです。
開店当初は物珍しさも手伝ってどことも人が入る。それが無くなってからが本当の人気。しーちゃんの言ってた言葉から察するに個性がなく、特徴のない味になったのかな。東京の人に味を寄せていったら、それは沖縄料理から離れていってしまうし、沖縄料理が好きな人すら来ないことになりそう。自分が本当に美味しいものではなくて、東京の人ってこういうの好むよねーで作っていっているのは、東京の人にもある意味失礼な気もする。それにしても、客が減ってきても2か月ほど何もしなかったのだろうか。
まあ当然、店はこうなりますよねえ。暢子みたいに考えるよりもまず行動ってタイプが、日本ではより良いとされることが多いけど、それって人を使う側の論理です。小さい店とはいえ経営者ともなれば、最低限、出来る範囲の市場調査なり、いろいろな人に意見を聞く機会をつくるなりして、さまざまな情報を集めて判断することを、あらかじめしないとね。「なんくるないさ」で済まされる問題じゃない。そのくらいは和彦がアドバイスしないと。まあドラマ的にも昭和っぽい展開すぎますねえ。きっと暢子の店のポイントは豚の味ということになり、その豚は間違いなく清恵のところのものになる。そして清恵の傷を癒して賢秀もハッピーエンドになるんだろうけど、先が読めすぎるのもどうなのかと思います。
智は大したことなくてよかったですね。まあそうだろうとは思いましたが。暢子の店もスタートは順調のようです。当然、このまま順調に行くはずはないのですがね。問題は清恵です。友だちのことだと言った話は、本人のことのようです。これもお約束というか、あるあるですね。ここはトラブルメイカーの賢秀が、最後にようやくひとりの男として頑張るというところでしょうか。まあそれでも賢秀への評価は上がらないけど、清恵のために頑張ってもらいたいものです。恰好良くいかなくても、泥臭く、しっかりと守ってやればいいと思います。
フォンターナって銀座の一流店なんだよね?チンピラが通りがかりにふらっと入れる店なのか?あの小さいドアからよく清恵がいたのが見えたよね。銀座にはあの当時いきなり乗り込むチンピラがウロウロしてたってことなのか?賢秀は切羽詰まらないと何事も決断できない男だから、清恵に危険が及ばないと結婚するとか自分のものにするとかいう決断ができない。そのためのきっかけづくりのためのチンピラだと思うけど、フォンターナの価値がどんどん下がって気の毒だ。
矢作さんが歌子ちゃんに優しくしている場面を見るとそこまで悪い人ではなかったのかと思って違う一面が見られてよかったです。矢作さんが独身だったら良かったのにと思うほどお似合い。智はネーネーのお古だから??いやいやそんな深い関係じゃなかったし失礼極まりないよね。ただ案外そういうデリカシーのない人っているんだよね。いくら酔っ払ったとはいえ止める人がいなかったのが残念。和彦はそういうことには敏感だと思っていたからガッカリ、情けない男だね。
酔ってゲスな話をする奴は論外だけど、智も何かといえば「暢子」って口にするのはデリカシーがないのではないでしょうか。本人はどうあれ周囲の人間はそれを未練だと思うでしょう。沖縄人のオープンな性格は、うまく表現しないとただの無神経に見えてしまう面があるように思います。これでは沖縄応援にはならないのではないかと感じます。ただ博夫は良い面を見せてくれましたね。智の事故ですが、暢子への電話内容が誇張であればいいし、歌子が責任を感じすぎなければいいのですが。
智っていじられキャラなのかな?あまりそんな風には見えないけれど。なのに暢子の披露宴に無理やり担ぎ込まれたり、今度は歌子のことで陰で滅茶苦茶言われてたりひどい扱いだなと思う。歌子は周りを和ませるって、暢子が言うの唐突な感じで。智が落ち着くって言ってたから、それに合わせての感じなのかな。それにしても歌子に歌って欲しいというのを和彦がお酒買いに行かせるのはどういったことなんだろう?もっとひどい酔い客とかなら気を利かせてとかありそうだけれど、歌子の歓迎会だったはずなのに本人に行かせるの不思議な感じがする。
歌子と智の恋模様がじれったいほど初々しくて可愛い。姉に振られたから妹へ、に見えるしカッコ悪いという智の気持ちも分かるけれど、自分の中で両者が違うことが明確なら良いのではと思う。善一さんの言葉がとても良い。自分を見つめてもがく姿はカッコ悪いし、ある意味恋するのはカッコ悪い自分と向き合うものなのかも。しかし、道路に突っ伏した智にブランケットかけるの沖縄ではアリなのか?あたたかいから風邪はひかなさそうだけれど。
暢子は妊娠していなかったら一人で店をやるつもりだったのか!あの広さで、厨房も接客もとなったら目も回るような事態だろう。あまゆで手伝ったり、フォンターナで働いたりしていて、自分一人で何とかなる範囲って感覚で身につかなかったのだろうか。セルフサービスならまだしも、そうでないなら無理としか感じない。智がわざわざ沖縄の優子に知らせるのもなんだかな。結局、優子か歌子が手伝いに行く感じなのだろう。まあ、お産を手伝いに母がというのは昔からあったから、それの拡大解釈かな。
どうあれ雇用主への態度としてはいただけませんが、矢作の文句もわからなくもありません。そもそも資金が少なくても個人経営の店がやっていけるのは、家族経営で人件費がかからないから。それなのに暢子の店は元手もないのにいきなり大きすぎます。一度、自分の店を潰している矢作からすれば、暢子のお気楽ぶりにイライラするのも理解できますね。周囲には多江さんや大城オーナーなど、お店を経営してきた人もいるわけで、どうして相談しなかったのでしょう?ちむどんどんするのも結構ですが、自分の家族の生活は勿論、矢作の生活もかかっているわけで、経営とは人の人生も背負うことになります。大城オーナーからその自覚は学ばなかったのでしょうか。
ニーニーとネーネーが落ち着いていると思ったら今度は歌子。智とそろそろくっつくのは既定路線だけど、天才的に歌がうまいと思われていた歌子の歌がちっとも上手くならなくてイライラ。何年計画でレコード歌手を目指しているのかそろそろ教えてほしい。
そしてオーナー、随分甘くなったね。店の権利書まで盗んだ人に退職金まで払ってこちらが悪かったとはすごい、お釈迦様にでもなったのかと思ったわ。
で、唯一良かったのは矢作さんがコックとして復帰したこと。ところで暢子はつわりないのかな。
駄作
矢作の素直になり切れない態度は、キャラとして受け入れるとして、大城オーナーも実は暢子に負けないくらい甘いかな。警察に突き出さないまでも、何らかのペナルティはないとね。そういうのがないと矢作自身もケジメがつけづらい気もします。まあ矢作のため以上に、矢作の奥さんを心配してのことだと考えれば、どちらも苦労人で女性同士だし、頷けなくもないのですが。暢子の方も給料は矢作の言い値でっていうのは、店のオーナーとしていい加減すぎ。どんな世界も過大すぎたり、過少すぎたりはトラブルのもと。ちゃんと適正な待遇で雇うのがオーナーの責任です。
あがり症の人にとって、飲食店での演奏は自分に100%の注目が集まらないという点で緊張が半減するので少しリラックスできるので、お店の選択としては悪くないと思う。ただ、お酒が入ると当然絡んでくる人がいるのでそれが難だけれど。周りの騒音で、あれで沖縄を表現しているのだとしたら少し残念。気づかない人の方が多そうだし。信用金庫の人に多めの融資で良かったでしょうと言われていたけれど、どんなに契約前に見ても実際使っての不具合はたくさん出てくるものだし、当然そういうことを考慮すべきなのはお店じゃなくても分かりそうなものだと思うし、改めて言うようなものかな。
お酒も出るような狭い店で、人のざわめきが聞こえるところで弾き語りをするのは、そこそこ経験がある人でもなかなかやりづらいものです。初めてという歌子なら尚更だと思いますが、経験を積むという意味では良かっただろうと思います。歌子にとって智は初恋の相手だし、その恋が実るとすれば批判の多いこのドラマの中で、一番歓迎されるエピソードになるかもしれません。そして矢作ですが、セカンドチャンスを与えるということに反対ではありませんが、無条件にチャンスを与えるのではなく、かつての行為に対する何らかの贖罪は必要だと思います。
人の気持ちのわからない発達障害のおじさんや悪い意味で昭和のままの気持ち悪い価値観のおじさん3人が集まって、昔のドタバタドラマやドリフや寅さんや吉本新喜劇の上辺だけ真似してツギハギしたゴミみたいな駄作を、なぜ沖縄本土復帰50年記念作と嘯いて、民放深夜の実験枠でもなく朝ドラ枠で流したのか、マスコミは取材してほしい。
NHKにドラマは不要と言う人もいるが朝ドラや大河のような長丁場の作品を作るノウハウも時代考証スタッフも民放にはないだろうしこの枠は守ってほしい。で、そういうノウハウも考証も使わず枠をぶっ壊すような駄作を作るのはなぜなのか。夜ドラなどはちゃんと作れるのだからまともな演出や制作統括を朝ドラにも回せ。人手が足りないなら新作は半年にして、残りの半年は過去の名作を再放送すればよい。民放で視聴者の価値観とズレたくだらないバラエティやワイドショーを作っている業界人と同じような、他者への配慮のない無神経さや視聴者を馬鹿にした下品さを感じてとても不愉快。
猪突猛進な上に独善的な良子に、他の人と相談することの重要さを教えたことは、優子がようやく母親らしい「教育」をしたなと思います。何か新たなことに取り組む時、関係する人たちとのコミュニケーションは必須です。歌子に対する智の優しい嘘や、暢子の矢作に対する寛容さには、人それぞれ賛否があるかもしれません。ただドラマの展開としてはありだと思います。でもありきたりだなとも感じます。長期間のドラマだから描けることと、1回15分だから飽きさせないことと、朝ドラはそのふたつを満たすのがもっとも重要なスタイルなわけで、少なくとも前者を満たしたものではないですね。後者もディテールがいい加減。
どんなこともパーフェクトな準備完了を待っていたら、タイミングを逃してしまうことが往々にしてあるから、時に勢いに任せることも大事なのは確かです。でも暢子の妊娠、和彦の失業が重なり、大城オーナーの条件のひとつは料理人を雇えということ。まあそれは矢作ということなのでしょうが、博夫に助けてもらい、資金はぎりぎりの筈なのに、人を雇えば人件費が増えます。本来、それを削るための家族経営なわけで、このタイミングで人を雇うなんてあり得ません。暢子はどこかにパトロンでもいるのでしょうか?このドラマ全体に言えますが、金銭感覚がバブル期みたい。庶民の感覚ではないです。
つくづく暢子は能天気な人間だと呆れてしまう。いくらおめでたいことでも無職になった和彦と人生の一大決心で開店するお店のことがあったら普通は不安で仕方なくなってしまうものなのにそれが一切ないから共感できない。暢子は妊娠が初めてだから多少舞い上がるのも仕方ないとしても、三郎夫妻や優子が妊娠は病気じゃないけど流産などの危険もあるってことをきちんと教えてもあげないで応援するのもモヤモヤする。料理に詳しくない人たちがこのドラマを作っているとニュースで見たが、妊婦にも多分詳しくはないのだろう。っていうか何に詳しい人が作っているのか知りたい。
なんだか現実離れした空間を見せられているようだ。今では夫婦で産婦人科へ行くこともあるけれど、当時それが一般的ではないと思うのだけれど。しかも待合室で二人で抱き合って喜ぶとかありえん!奥にいた二人もカップル。オーナーがあのように言ってくれたからまだいいようなものの、周りがみんな暢子たちを応援するの一辺倒なのが変だ。無責任に外野が応援しているというならわかるのだが、そうしたら三郎たちが軽薄な人たちと言うことになってしまう。いろいろ矛盾が多すぎるのだ。優子の言葉も優しいが、よく聞くととても無責任だ。言わなければいけないことを他人に押し付けているようにも感じる。
妊娠中は味覚や嗅覚が変わってしまう人も相当数いるというのは常識。店のイメージを決める大事な初動の時期に、味覚や嗅覚がズレた状況になったら、失敗は決定的です。それくらい子どもを4人も生んでいる優子が気づかないでどうするのでしょう?いくら好きなことをやったらいいと言っても、物事は時期を選びます。それは暢子だけでなく、良子にも言えます。世の中は自分だけで動いているわけではないので、何かを変えようとするなら事前に情報を集め、各方面を調整し、根回しするのが社会人のやり方。まあ教師という特殊な仕事しか経験していないのだから、その辺りは仕方ないとしても、どうしてこのドラマの登場人物はそろって未熟なのでしょう。もちろん誰にだって未熟な時期はあるし、それが悪い事ではありません。でも年齢相応あるいは年相応の知識がないのはただの非常識です。そしてそれを自覚するならば、反発したり対立するのではなく、もっと学ぼうと謙虚にならないとダメなのでは。
ニーニーの呪いは和彦にも!出店前にお金も取られるし、和彦が退職に追い込まれるし災難続き。そして暢子が妊娠??これは出店するタイミングは今じゃないと言われているようなもんなんじゃないの?
私は仕事に生きる!と智を振りながら和彦と結婚し、お店を出します!と言ったところで妊娠‥なんくるないさーの精神ってこと?なんか行き当たりばったりの人生に共感できない。
和彦も新聞記者ならもっとねずみ講の組織を弾圧するとかもっともらしいことしてほしいね。
いったい何を見せられているのだろう。朝からお金・お金…。さすがにうんざりです。ねずみ講だとオーナーがビシッと言ってくれて、和彦も知らされていたにも関わらず相手にお金が渡ってしまうことに。暴力をふるったことよりも、お金を渡したことの方が問題なのではと思うし、次の日にいるお金を失ったのに、良子のお金はいつ暢子の手元に渡ったのかもよくわからない。フォンターナを卒業って、メンバー見てもさっぱりわからないのは、フォンターナが描かれてなかったということなのだろう。なんか見たいと思っている所とずーっとずれたところを見ているんだと思う。そこじゃないのよ…
毎日毎日、ツッコミ満載ですね。
沖縄が嫌いになりました。
主人公はワガママだし、やりたい放題で平気な顔をして、イライラします。
役者の演技も下手だし、ウンザリします。
ある意味で人生をかけた勝負として店を出すという時に妊娠?いくら子どもは天からの授かりものだとしても、普通ならそこはコントロールするよね。これだからツッコミたいわけじゃないけど、ツッコむしかないんだよね、この脚本は。それに和彦の退職。だから殴込じゃなく、記者の身分を明かして、ネズミ講連中の違法性を堂々と問いただせば良かった。取材なら問題ないし、その上で殴られたのなら、暴力による言論の抑圧だと主張できた。そもそも刑事事件になったわけでもないので退職にはならないと思うし。盛り上げたいのはわかるけど、妊娠よりも当時の沖縄料理の認知度や理解不足から営業不振というような課題の方が、沖縄と本土の間にある問題を提示できるし、和彦も沖縄料理や客との出会いなどから、より沖縄に興味を持って退職する方が、このタイミングで沖縄を取り上げた意味があったと思う。
賢秀が改心(?)し、博夫と良子が盗られた開店資金を出して、何となく丸くおさまった風にしているけど、どうもすっきりしません。賢秀は暢子に申し訳ないと言っていってますが、もし彼に騙されてねずみ講を始めて被害を被った者がいるなら、その被害者に申し訳ないのが一番であって、そこに謝罪しないのならば、家族思いだから許してというわけにはいきません。だいたいコツコツ働いて返すというなら、「倍にして返す」ではなく、「毎月、少しずつ返す」のが正しいのでは?しかし教員に過ぎず、しかも子どももいて、博夫はよくそんなにお金を貯められましたねえ。この脚本家はお金で苦労したことがないんだろうな。
和彦と智はいったい何のために暢子についていったのでしょうか。これではただの乱闘要員です。デスクからいろいろ聞いている和彦が、記者である身分を明かして、マルチ商法について逆に問いただし、出るところに出ようと警察なり、弁護士に連絡するとブラフをかければ、たかが賢秀ひとりでこじらせたくはないから、開放される可能性はあった筈。少なくとも暢子がたまたま開店資金を持っているなんて、知っているわけはないので、すぐに用意できないと答えて、時間稼ぎだってできた。そもそもマルチ商法を直接暴力団が運営することはないし、脚本家は闇金業者と勘違いしてませんかね。それに携帯電話もない時代に、どうやって良子たちの電話番号を知ったのでしょう?賢秀が吐いたとは思えないし、家電なのだから市外局番で良子が遠くに住んでいることくらい、すぐにわかる筈。シリアスな展開なのに、ツッコミどころ満載で笑えてきます。唯一、大城オーナーが賢秀にガツンと言ったシーンだけが救いでした。
細かい事だけど、「マルチ商法」と「ねずみ講」は厳密には別物で、前者は即違法ではなく、後者は違法です。年代からして「天下一家の会」というねずみ講による大きな事件が話題になっていた頃の筈で、普通にニュースを見ている人なら、賢秀の仕事がそれに類するものだとすぐに気付くだろうと思います。暢子はともかく記者の和彦や平良さんもいて、黙って見逃してしまうのはどうなのでしょうか。そろいもそろって世事に疎い人の集団にしか思えません。わざわざねずみ講に関する法律が成立したとの話も出ているから、それはフラグで賢秀が警察に摘発される可能性もありますね。だとしても同情はできませんね。大人になれば無知は免罪符にならないことをしるべきです。
独立するのも、沖縄料理の店を出すのも、別にいいけれど、それを決めてから独立に必要なことを考え始めるのではなくて、まずは必要なことを考え、ある程度の準備をしてから独立するのが普通の手順だと思います。それが暢子の性格だとしても、和彦は旦那なのだから口先だけで応援していると言うだけではなく、もっと具体的な形として、準備段階で必要なことを手伝ってあげるべきではないかと思います。少なくとも和彦には実家や仕事上、いろいろなコネが暢子よりもある筈だし、最終的に暢子の意思を尊重するにしても、提案できることはたくさんあると思うのですが。賢秀も設定からすれば、もう30才前後の筈。いい加減、根はいい人では済まされない年齢です。人が良くて騙されるのではなく、無知だから騙されると言われても仕方がありません。脚本家はただの痛いバカのまま終わらせるつもりなのでしょうか。まあ今更、改心しても評価は上がりませんが。
ドラマガイドによると、脚本の羽原大介がプロットを作成し、制作統括の小林大児、演出チーフの木村隆文らが脚本を作成したとのこと。脚本家が仕事をせず、統括と演出が不快な脚本を作って演出の仕事はせず、各役者が自分で考えてやっているから、視聴者が感情移入しやすい繊細な演技をする役者もいればコントに振り切る役者もいて、ドタバタなのに笑えずリアルな不快感のある作品になっているのではないか。脚本家だけの責任ではない。東京制作は毎回、実績ある脚本家を起用して期待外れの作品になっているのだから、いい加減朝ドラも他の時間のドラマのように真面目に作ってくれ。
もう結婚までのグズグズが酷すぎてここで終わるのもありなんじゃないかと思っている。結婚には興味がなかったはずの暢子が結婚して、長年思いを寄せていた智にスピーチを頼むって心が痛くならないもんかね。って思ったけど最後の宣言に前言撤回。勝手に沖縄料理屋をオープンさせることをみんなの前で言っちゃう勇気すごいわ。あまゆのライバル店誕生だよ。完全に自分だけの式にしてたもんね。どこまでも暢子節が炸裂していて、もうお腹いっぱいです。