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脚本・ストーリー 4.0 /5.0(79%) | 343位 /1087件中 |
キャスト 4.3 /5.0(86.6%) | 271位 /1087件中 |
演出 3.9 /5.0(78%) | 348位 /1086件中 |
音楽 4.0 /5.0(79.4%) | 234位 /1087件中 |
感動 3.8 /5.0(75.4%) | 166位 /1082件中 |
笑い 3.0 /5.0(60%) | 438位 /1082件中 |
スリル・興奮 3.7 /5.0(74.4%) | 257位 /1079件中 |
脚本・ストーリー 4.0 /5.0(79%) | 343位 /1087件中 |
キャスト 4.3 /5.0(86.6%) | 271位 /1087件中 |
演出 3.9 /5.0(78%) | 348位 /1086件中 |
音楽 4.0 /5.0(79.4%) | 234位 /1087件中 |
感動 3.8 /5.0(75.4%) | 166位 /1082件中 |
笑い 3.0 /5.0(60%) | 438位 /1082件中 |
スリル・興奮 3.7 /5.0(74.4%) | 257位 /1079件中 |
珈琲が好きでカフェに勤めているので見始めたドラマです。最初はほっこり、途中はハラハラ、でどんな結末を迎えるのか?とわくわくしていましたが、エンディングは期待を裏切らず本当に素敵でした。たこさんの生きざまは本当に男気があって感動。そして青山さんの穏やかな人柄とつきまといのようにそばにいるぺいが見ていてほっこりしました。珈琲は入れる豆や器具によっても味は変わりますが、入れる人によっても本当に味が変わります。そのことがストンと胸に入ってくる内容でした。
前半のぼっちゃんに拘束されている話もワイルドな青山さんが見れて良かったのですが、後半の青山がたこさんの家を訪ねる話が最終回にふさわしい話ですごく良かったと思います。特にたこさんと奥さんの話は泣けました。たこさんの奥さんが骨を珈琲に入れて飲んだときの一言が沁みました。
若いころのたこさん役を前田旺志郎さんがやっているのもすごく雰囲気に合っていました。
最初の方はすごく好きだったのに、どんどん面白くなくなったのは初めてかもしれない。っていうか方向性変わったもんね。光浦さんが出てきた頃までが1番面白かったのになー。中村倫也さんの正体が何者かなんて全然分からなくて良かったのに。謎の移動販売のお兄さんがそれぞれの町でそれぞれのお客さんに合ったコーヒーを淹れて人生をちょっとだけ変えるっていうので良かったのに。ヤクザだったとかそういうのはいらなかったなー。ただたこじいさんの奥さんにたこじいさんを思い出させるコーヒーを淹れてあげられたことは良かったと思う。
恵子の夫は恵子のことを育児と家事と介護をしてくれる使用人くらいにしか見てないのは明白。夫婦だからこそ"話し合う"というコミュニケーションが必要と説いたところで、この夫がこれまで恵子にばかり押し付けていたと反省して育児、家事、介護を手伝うまたは率先してやることになるなんて、奇跡でも起きなきゃ無理。恵子の病気を治す支えから始めたとしても結局、恵子の負担が減らなきゃ意味がない。俺は仕事してるんだぞという上から発言が飛び出す未来しか想像できなかったです。
史絵の旦那も長年自分の言うことを聞いてきた存在が自分の立場を危うくさせるなんて思ってみなかったと完全に妻を下に見ていて、裁判長という存在に正しいことを説かれたからって長年の自分史上主義が変わるとは到底思えなかった。
みちおのしたことが意味があったようには見えず、中途半端な作品だなと感じてしまいました。
スマートでかっこいい暴力なんてない、と青山がぼっちゃんに言ったあたりから、とても良い話が続いてじんわり感動しました。青山はたこ爺さんから珈琲の淹れ方だけじゃなくて、感じる心ももらった。それはたく爺さんが愛する人から教えてもらったもので、そしてその人を守るために自分を犠牲にした。自分で守れなかったのは悲しくて悔しかっただろうけれど、二人は同じ方を向き、同じものを見ていた。たくさんの珈琲が通り抜けていったから喉ぼとけ。それを持ってきた青山も充分に小粋でPOPだ。大切な人に心を込めて珈琲を淹れたくなった。
最終回らしくいろんな人の絆を感じさせる話でした。ぼっちゃんにつかみかかる青山さんの狂気が本当に恐ろしくて中村倫也さんだからこそ放てるオーラだなと思いました。ぼっちゃんのお父さんの亡くなったあとの思いも切なかったです。たこさんの好きだった人に再会できて本当に良かったです。彼がなぜホームレスなのかも気になりましたが、奥さんを助けるために自分を犠牲にしたんですね。珈琲がまた人の絆を結びつけたんだなと思うとすごくあたたかい気持ちになりました。
ドラマに出てくる美味しいコーヒーの匂いを想像しながら倫也さんの声に癒されて眠るのが好きだったのにいつのまにかこんなドラマになっちゃって残念。金髪にしてても坊ちゃんに話す言葉は丁寧でどうしてそうなったかは知らないけど育ちは良さそうだよね。坊ちゃんのお遊びが過ぎるのがこわいし、大切な仲間を傷つけられそうになってく中でどんどんトラモンが覚醒していく様子に鳥肌が立った。緊迫しているシーンの中でいられるかほさん。芯が強いよねー。
10歳という幼い年齢で世話係とはいえカッコいいと憧れた大人とした約束に執着する気持ちはわからなくない。けどヤクザという一般常識の通じない世界でした約束を、大きくなってもまともに受け取りすぎなぼっちゃんの子供っぽさが怖いなと思いました。10歳で「家の力には頼らない」と言っていたぼっちゃんのほうが大人だった。
駄々っ子のように青山に"ずっと側にいて"というぼっちゃんの病み具合が異常で、結局お前が真相を話すならこうなる前に言っておけよと、ずっと黙っていた夕張が話し始めて少し苛っとしました。
たこさんの願いを叶える直前で、監禁されてしまった青山さん。しかも中華テーブルにぺいちゃんはまだしも垣根さんまで連れてくるとは用意周到な三代目ぼっちゃん。恋人じゃない分、青山さんとしてはむしろ巻き込むのはツライ相手かも。とはいえ毒を入れた珈琲のロシアンルーレットを用意したら、強要する前にいきなり飲んじゃうサイコパスな垣根さん!強いな。寂しかったぼっちゃんにとって、いつも一緒にいてくれて、誘拐されそうになってもすぐに相手をボコボコにして助けてくれた青山さんはヒーローだったのに、ケジメの指切りを渡されて突然いなくなって、組長のお父さんも亡くなって、青山さんへの愛情が憎しみになってしまったのかも。ぼっちゃん可哀想だけど、青山さんを自分のところに縛り付けてはおけないよ。
子どもの頃のぼっちゃんが、組長の息子であることを隠していて、その力に頼らずに生きていると言いながら、逆上がりなど努力をすることをしながらも、青山に泥水で作った珈琲を差し出したり、約束を破ったら自分の分とお父さんの分の指2本をと言ってしまうあたり、とても空恐ろしくて。年齢に合わない幼さと狂気とゆがみを感じて怖かった。実際に届けられた指2本を見て、父の言ったことは理解できず裏切られたことに対する怒りを自分の中で増幅させていて。いつもはとても珈琲が飲みたくなる作品なのに、今回は泥臭く苦くてえぐくて飲めなくなってしまった。早く青山の淹れる美味しそうな珈琲が見たい。
ぼっちゃんを演じる宮世くんがちょっと狂気なところがあるところに合っていて引き込まれて見てしまいました。青山との懐かしい過去がほっこりさせられた反面、やはり特殊な環境で生きているので、少しひねくれてしまったことが切なくなりました。青山くんを大切に思っているのに、愛情が歪んでしまったんだなと思いました。珈琲牛乳が飲めなかったくだりをもう少し見たかったです。昔の青山くんも周りに実は好かれていた、というところが意外でした。
あーあ、せっかく月曜日の夜はすごくいい香りのするコーヒーを思い浮かべながら寝られたのに。なんでこんな血生臭いドラマになっちゃったんだよー。最近のドラマは1話完結のストーリーともう一つの長いストーリーが並行してるのが多いけど、別にそんな複雑なのはいいんだけどな。ただ仕事も終わってくつろぐ時間に柔らかい雰囲気に包まれてイケメンのイケボにキュンとしながら美味しそうなコーヒーを愛でる。そんな至福の時間を戻してくれ!!
たことの過去の話を聞いて珈琲の沼にハマってしまったんだなと、すごく理解しやすいセリフがあって少し笑ってしまいました。
ただ、たこが空腹を満たすためだけに食事をしていると指摘したシーンで、仕事内容を考えたら食事に重きを置けなくなると思いより青山の状況がはっきりとして、穏やかなたことの時間にも現実を忘れさせない描写が突き刺さりました。そして自分の人生を見直そうと思ってしまった青山が仕事に集中できるわけもないという流れがぴったりすぎて苦しくなりました。
ホームレスのたこ師匠に「お前のこと大切だと思っている」と言われて、怒って飛び出した青山。師匠と一緒に過ごす中でいろいろな気づきがあり、本当はとてもとても動揺していたと。それが師匠との最後で、師匠のこと大切だと思っていたことを亡くなって初めて気づいたのだろう。青山の独白は、どんなに酷い状況下に居てもきっかけと気づきさえあれば人は変われるということ、好きという感情はすごいことだと改めて感じた。青山は師匠の夢を代わりにかなえようとしているのだろう。ぺいが体をはって知らせてくれた手がかりの先にはぼっちゃんが。罠だったのだろうか。
青山さんと珈琲の師匠との絆を感じられました。彼との出会いで本当に人生が変わったんですね。私は珈琲はあまり飲まないので詳しくありませんが奥の深い世界であることも伝わってきました。たこさんがあっという間に亡くなってしまいびっくりしました。垣根さんが好きなんです、と言った時は青山さんへの告白かと思いましたが、ちょっと違ったみたいで肩透かし感がありました。このふたりの関係もどうなるか気になりますね。ラストで登場した宮世くんが活躍しそうな来週が楽しみです!
青山が珈琲によってこちらに帰ってこれてよかった。
依頼を受けて相手を殴っているときの青山の表情は知っている人なのにゾッとした。ぺいの過去を知って、そんな青山をカッコいいと思ったペイを責めることはできないと思ったし、ナイフを出してわざと怪我をした姿なんて見せられたら哀しくて堪らなくなった。
青山がしてきたことは許されることじゃないけど、自分がいる場所が異常だと気づいて逃げ出した根性はすごい。ただぺいも連れていってあげてほしかった。カッコいい先輩のためにギリギリを生きてるぺいにぐっときました。
過去を知ったら、珈琲の移動販売で微笑みながら温和に敬語で対応している青山さんに、ぺいが違和感を覚えるのも理解した。垣根さんが「わたしは青山さんの美味しい珈琲に救われたんです!」と必死で訴えても、すべてをバラされてうなだれて「事実です」と言うしかない青山さんが悲しかった。珈琲の神様が淹れた珈琲を一緒に飲んでも、底辺な人生から抜け出せなかった自分を「俺は馬鹿だから置き去りにされた」っていうぺいの哀しみも心に刺さる。ぺいも青山さんも幸せになって欲しい。
青山さんの過去が想像以上にハードでちょっとびっくりしました。でも金髪の中村倫也さんもめちゃくちゃかっこよかったです。ぺえの初恋珈琲もすごく切なくて甘酸っぱい思い出で胸きゅんしてしまいました。お相手の女の子がとても可愛かったです。実は大きくなって再会していたのもなんとも切なかったですね。志麻さんが入れてくれた珈琲はとても美味しそうでした。明らかに怪しい人から入れてもらったことで人生が変わるとは何が起こるかわからないものだなと思いました。
昔バラエティーでよく光浦さんを見てたけど、最近は大久保さんばかりでどうしてるのかなと思ったら、すごくいい味の女優さんになっててびっくり。あの白髪は本物なのかな?あれは違うよね??なんとなく居住まいがもたいまさこさんにも似ているね。コーヒーはアクセサリーでもインスタ映えでもなく五感で感じるものだよね。猫のフンのコーヒーはちょっと勇気が出ないけど、あんな素敵なカフェなら行ってゆっくりとコーヒーを味わってみたいな。
穏やかな微笑みを浮かべ優しいコーヒーを出す青山。毎回少しづつ彼の過去が分かりますが、やはり裏社会の人間だったのがはっきりした今話。組事務所でオレオレ詐欺電話のかけ方を厳しく指導している様子にはちょっと笑ってしまいました。役者の心意気を求められるのですね。運転手・菊川がなぜコーヒーを断っていたのか。家で向かい合っている妻の様子に違和感がありましたがそんな悲しい事情があったとは。「なんで僕と結婚してくれたの?」の問いに「笑った顔が可愛かったから」という妻の答えに泣きだす菊川があまりに悲しく、見ているこちらも涙が溢れました。地味な男の存在感を伝える野間口徹の演技力は圧巻でした。
亡くなった奥さんのことを考えながら過ごすトラック運転手さんはすごく切ないなと思いました。亡くなってもなお愛されている奥さんはうらやましい気もします。コーヒーがふたりの絆を繋いでいる気がしました。白髪の光浦靖子さんが案外演技が自然でしっくりきてびっくりしました。インスタ映えしか気にしない生徒を一括した時はドキドキしましたが、伝わってくれる人がいて良かったですね。青山さんの過去はびっくりしましたが、どうして彼が珈琲にたどり着いたかもう少しきいてみたいところです。
会社の上司が筋トレしたりオシャレに気を遣ったりってかなりハイスペックか個人的に好意を抱いていないと正直興味も持てないことくらい少し考えればわかるのに(笑)どこで自分は周囲に慕われていると思ったのかものすごく気になったけど、陰口を一度聞いただけで今までの自分を見つめ直せるなら幸せになれそう。
あけみママ役の滝藤賢一さんは指の先まで所作がきっちり女性らしくて世界観にぐっと引き込まれました。外見では遠藤の方が真っ当に見えるけど、中身はあけみママのが清らかですよという対比が素晴らしく、青山の活躍シーンもあってかなり満足した回でした。
青山さんの車がパンクして困ってる所に、ゴミ出しに来たアケミさんが通りかかって(パンクはアケミさんがゴミに出したワインのビンのせいだけど)、そこからどうやってアケミさんのお店の助っ人に入る流れになったのか、そこが知りたい。でも青山さんはカクテルも珈琲みたいにゆっくり作るし、あんまり助っ人にはなってなかったような。しかしアケミさんのカラオケのパワーはモーレツだった!昔の同級生の遠藤は、先にアケミさんのことを調べ上げて、ヘンな商品を買わせるためにお店に入って来たのかしら。常連の客に売れば儲かるから!なんてそそのかすの、最低だった。青山さんが追い払ってくれて良かった。
なんかふんわりとした話でスカッとするわけでもそうかーと思うわけでもないドラマ。だけどじんわりくるのは何でだろう。みんな誰しもすごいエピソードはないとしてもそれぞれの人生を丁寧に寄り添ってみればそれぞれ味わい深いってことがいいたいのかな。今回で言えば、一昔前にヨンさまなんてちょっと持ち上げられちゃったからそこからそのまま引きずってるおじさんの話。だれだっていつまでもイケてたいしモテてたいし、仕事だってできるやつと思われたい。そんなあがきが面白かった。おじさんも頑張ってるんだなと愛おしく思えた。
以前、「凪のお暇」のドラマにどっぷりハマり、それと同じコナリミサト原作×中村倫也出演とのことで、とても期待しながら観ました。
が…少し期待しすぎてしまったのか、なんだかグダグダっとして少し退屈に感じました。いまいちキャラクターの個性が薄く、ハラハラドキドキ感やスピード感もあまりなく…のんびり鑑賞するにはいいかもしれませんが、心にぐっとくるものを求めてしまうとちょっと物足りません。
原作の漫画も少し読みましたが、キャスティングについてはイメージにぴったりで、とても良いと思います。
未来に向かって夢いっぱいの女のコと自分の夢の途中で頓挫してしまった女性。どちらの気持ちも、自分に身に覚えがあり良くわかります。一度挫けてしまってからもう一度立ち直って行くのは本当にキツイと思うけど、吹っ切れた様な表情に、大成功!とまでいかないけど、今後明るい未来が待っていて欲しいと願いたくなる回でした。また、中村倫也さん扮する移動する珈琲屋さんが今回も絶妙な存在感。怒鳴る訳でもなく、静かに微笑むようにそこにいる。そこにいてくれる事で支えて貰えてる。画面越しにこちらまで胸いっぱいになりました。
ずっと育ってきた当たり前の日常って特別感どころか飽きてしまう。だけどそんなに離れたくて、自分の可愛さが都会で通用すると思うなら、人の車に勝手に乗り込んで強引にことを進める必要はなかったはず。青山も仕方なく乗せていくことにしてたけど、正直親が訴えたら誘拐になってしまう事柄な気が…。こういった本当は問題あることを情に流されたとかで受け入れちゃう展開をドラマで普通に放送するって倫理的にどうなんだろうと、ゆったりするどころか悪い意味でドキドキが止まらなかったです。
でも礼が雅が持っている未来へのわくわく感を自分はいつ失ったんだろうと考えている心の内が伝わってくるような気がして切なくなりました。礼役の臼田さんの出す雰囲気がとてもよかったです。
夢を持ってキラキラした雅と厳しい現実を知って夢を諦めた礼。対象的な二人が青山のコーヒーと出会ってそれぞれが大切な何かに気付く姿が印象的でした。燻り、心が荒んでいた礼がもう一度頑張ってみようと前を向けたのも良かったです。その礼とペイが知り合いだったのはびっくり。ペイも礼とつるんでいたチンピラも青山を「人殺し」と言っていたけど、彼は一体何者なのか、どうして追われているのかも気になります。
ピンクの頭の雅ちゃんがかわいかったです。でも田舎から珈琲屋さんの車に乗って東京についてきてしまうなどかなり危なっかしいですね。それによって本当に危険な目に合ってしまいますし…。ピンチ!というところに登場する青山さんがかっこよかったですが、まさか尾行するなんて…というのは少しやりすぎかもしれませんね。さらに自宅でのエスプレッソを入れてくれるなんてサービスもやってくれるなんてかなり太っ腹だなと思いました。2人とも夢を持つということにとらわれていすぎているのかなと感じました。
東京はキラキラでふわふわな場所だと信じて、移動珈琲屋さんの車に忍び込んでまでやってきたみやびちゃん。その子の夢を簡単に潰そうとした礼さんも、元は同じように夢を叶えるために東京にやってきた女の子だった。珈琲屋の青山さんの優しさがしみる、ヒリヒリした物語の2本立て。礼さんが荒んでいく様が、気持ちはよくわかるというカンジ。エスプレッソマシンを掃除しながら身の上話を聞いてもらうだけで、立ち直れることもあるのかもしれない。とにかく青山さんが素敵でした!
昔から口を酸っぱくして言っている、知らない人について行ったらダメだよって言葉。今は通じないんだなと改めて思う。SNSを使えば世界中のどこにいても友達ができる。会ったこともないのにそのツールの中で親友になることもできる。便利な反面簡単に騙されたりすることもある。ど田舎で育った子には、東京でシェアハウスして暮らしているおしゃれなお姉さんにチヤホヤされたらイチコロだろう。実際は散々なモノで、若い子も騙される手前で救われてよかった。だけどその子の東京で流されないためには根っこがしっかりしてないとダメなんだって気付きはよかった。数年後のこの子はきっとしっかり自分の足で立ってるだろうなと思う。
地味で目立たなくて一見無駄だと思えることでも、ちゃんと誰かの心に届いているという、押し付けがましくないメッセージにほっこりしました。青山はそれを体現する存在だと思いますが、彼が愛情込めて淹れてくれるコーヒーをすごく飲んでみたくなりました。見ず知らずの彼にいきなり悩みをぶっちゃけるヒロイン達には少し驚きましたが、青山には全て受け止めてくれそうな包容力を感じるので、彼とコーヒーの味と香りに癒される時間がとても尊いということがよく伝わりました。
ただただ自分の為だけに思いを込め珈琲を煎れてくれる。画面から挽きたての豆と、お湯を入れた時に膨れ上がる蒸気の中のいい匂いが伝わってきました。まだストーリー展開より、最初の珈琲の一杯がとても印象的だった。仕事場にあんな屋台があったら私だったら毎日行くけれど、他にもお客さんがいたら嫌だな~とかいろいろ溶け込んでみてしまいました。中村倫也の優しい雰囲気とコーヒーの癒し、最高のマッチでした。そこそこおいしいではなくて、丁寧に生きることの深みを感じました。
垣根の置かれた状況に共感しかない。正確で綺麗で丁寧に物事をこなしていると日常的に"良い"と言ってくれる人はいなくなる。相手は読んでもないかもしれないお礼文でも考える時間も仕事のはずなのに"余計なことに"と小言を言われることもあるので、自分の能力を周りが認知していることを知れる機会があった垣根は珈琲を飲んだときくらいホッとできたんじゃないかと思えた。
早野の生活も自分の日常かと思うくらい共感できた(笑)いつもしないことに誘ってくれる人はいないけど、早野が前向きになったのを見てルーティーンのような毎日を少し変えてみようかなと思えました。
期待通り、面白かった!中村倫也さんが珈琲を入れる姿は、堂に入っているし、かっこいいし。
ストーリーは、さすがコナリミサト先生!リアルなところをついてくるなあと思いました。
誠実に丁寧に仕事をしている志麻。人としては好きだけど、同僚としてはどうかなと思うところもある。要領がいい馬場の気持ちもわかる。どっちもいい点もあれば、どうかなと思う点もある。それぞれの生い立ちとか背景も違うし、それぞれ違う個性があるんだから。そんな微妙なところを、どちらかを悪者にするのではなく描くコナリ先生のストーリーに深く共感しました。
美咲の気持ちもすごくよくわかりました。社会の歯車のように仕事をしていると、死にたくなるまでいかなくても、どうしようもない虚無感に襲われることがあるんですよね。それを、何か大きな出来事じゃなくても、新しいお店に入るとか、そんな事でも気持ちは切り替えられるんだよと思い出させてもらいました。気持ちが下がっていると、それすら思い出せないというか。明るい表情になった美咲を見て、こっちも気分が晴れました。
もう、たこ珈琲に夢中です。
なんだこのとてつもない癒しの空間は!!あんな移動カフェがあったら世の中の女子が吸い寄せられちゃって仕事にならんだろ(笑)連ドラには珍しい2本立てなのも面白い。丁寧すぎる女子は会社にいたらちょっとめんどくさいって思っちゃうな。その人は納得いくまで仕事ができるかもしれないけど、そのあぶれた分は誰かがやらなきゃいけないんでしょ?そういうことを考えられないんだったら単なる自己満足でしょ。こだわりのコーヒーを丁寧に淹れてくれるのはそれを待てるお客さんがいるから成立する話で全然別の話だよね。ちょっとイラッとした。
中村倫也さんの佇まいや見た目が本当に原作の雰囲気そのままで驚きましたが、いざ喋って動き出すと私が原作を読んでいたときに感じていたイメージとは全然違ってがっかりしました。ドラマ全体の演出の影響もあるのかもしれませんが、もう少しふわふわとして、同時に不穏な雰囲気はもう少し隠し気味に、そこはかとなく漂っていてくれたらドはまりするのになあと感じました。肝心の珈琲があまり魅力的に映っていなかったのも残念でした。
美味しいコーヒーと青山の紳士的で落ち着いた接客は、男女問わず疲れた社会人の心に沁みるだろうなあ。丁寧にゆっくりコーヒーを淹れる過程は画面越しでも香ばしい良い香りがしてきそうで、見ているだけでホッとします。うちの会社の近くにも来てくれないかなあって志麻や美咲が羨ましくなりました。ぺいの不敵で悪そうな笑みも気になるし、青山にも何やら秘密の過去がありそうだ市、ただほっこり癒されるだけではない空気も醸し出していて、今後の展開が楽しみです。
中村倫也さんの穏やかな笑顔で迎えてくれる珈琲やさんがとても癒されました。仕事で悩む女子たちが癒されるのがとてもよくわかります。彼女たちの悩みもなんだかよくわかる気がします。自分が仕事をしていた時のことを思い出してしまいました。クレーム対応の仕事をしているOLさんは本当につらい仕事だと思いますが、頑張ってるところはすごく伝わってきました。そんな頑張ってる人たちに丁寧に入れた珈琲。しみそうですね。