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脚本・ストーリー 3.9 /5.0(78.4%) | 355位 /1089件中 |
キャスト 4.1 /5.0(82.6%) | 428位 /1089件中 |
演出 3.9 /5.0(78%) | 348位 /1088件中 |
音楽 3.6 /5.0(72.8%) | 426位 /1089件中 |
感動 3.7 /5.0(73.4%) | 205位 /1084件中 |
笑い 4.0 /5.0(80.6%) | 88位 /1084件中 |
スリル・興奮 3.6 /5.0(71.6%) | 327位 /1081件中 |
脚本・ストーリー 3.9 /5.0(78.4%) | 355位 /1089件中 |
キャスト 4.1 /5.0(82.6%) | 428位 /1089件中 |
演出 3.9 /5.0(78%) | 348位 /1088件中 |
音楽 3.6 /5.0(72.8%) | 426位 /1089件中 |
感動 3.7 /5.0(73.4%) | 205位 /1084件中 |
笑い 4.0 /5.0(80.6%) | 88位 /1084件中 |
スリル・興奮 3.6 /5.0(71.6%) | 327位 /1081件中 |
守護天使問題が解決するだろうという回の冒頭からふざけ過ぎてて、でもふざけ方がマジというか、本気であの役になりきった状態で川合に鑑識とはと説いていて、伊賀崎の突っ込みがなかったら真面目に見ちゃったかもと思いました(笑)
川合の噛み具合と緊張感満載な木村の会話は重要なのに笑ってしまいました。そこからは伊賀崎のマジのターンでとてもハラハラさせられてカッコよかったけど、木村は本気で死ぬ気があったのかというほどあっさり捕まったので、藤の今までは何だったんだろうと少し思ってしまいました。
ハコヅメがウケたところはギスギスした世の中にこんなに優しい世界があるんだと癒されたところだったと思う。氷河期以来会社は人を育てるということをしなくなった。常に人手不足できない人は切り捨てられ、できる人だけ残ればいい。それでも足りなくなったら責任を負わなくていい非正規を増やせばいいのだ。そんなその場凌ぎの世の中で、河合を優しく厳しく褒めたり諭したりしながら育てている先輩たちが温かくてそんな世界が羨ましいのだ。ここにはパワハラもない、大きな声を出すだけで大抵のことを動かしてきた世代はもう要らないのだ。こんな世の中であってほしいと思っている。
源と藤の鑑識コントは笑えました。川合と守護天使との噛み噛みな問答も、この緊張感あるシーンでよくやったと思います。全体を引き締めたのが伊賀崎でした。拳を握りしめ、静かに逃がさないと語るシーンは恰好良かったです。それにしても伊賀崎って何者なのでしょうね。そこは謎のまま残されました。警察の仕事をよく知るからこそ、桜の退職を止められない藤や源に対し、まだルーキーだからこそ怖いもの知らずの川合が動くというのは、若さの特権だろうと思います。軽妙な掛け合い、時にシリアスな内容、絶妙なキャスティングと、是非とも続編を期待したいドラマです。
桜さんのひき逃げ事件は、藤さんがしつこく3年も追っていたものの証拠はなく、ハコ長の勘だけを頼りに守護天使を捜査したら、まさに犯人であっけなく逮捕された流れは、刑事モノだったら今ひとつだけど、経験の浅い川合ちゃんが一人で犯人に立ち向かう羽目になって、なぜか上手い具合に自供させちゃったのは、可笑しくもあり緊迫した場面にもなってて良かった。現場に向かう川合ちゃんと源さんのドタバタなやりとりも面白かったし、ハコ長がパトカーの後部座席で静かに拳を握って犯人への憎しみを表してたのもグッと来た。最後にアホなペアっ子を演じて、後輩への怒りを呼び起こして桜さんの退官を引き止めるなんて、川合ちゃんすっかり警察官として賢くなったね。
川合の最初のナレーションで"藤さんと何でも通じ会えるペアになれた"という表現があって、まだ新人の粋も出てないのによく言えるなと少し驚きました。それに"通じあってる"なら自分を囮にするわけないという否定から入るはず。結局まだまだ藤が何考えるかなんてわかってないじゃんと思った。
ペアになれたと言う反面で藤を疑い続ける川合が相談するとみんなが優しい答えを川合に言っている状況はすごかった。藤がどんな人かわかっていたら疑わないだろとは怒らない。川合が成長するときなんだと感じました。
藤の最初の想いは想定外だったけど、それを受け入れて"おこがましい"の言い合いは笑って泣けた。
交番ものだからというのもあるけど、警察ドラマにありがちな権力争いや足の引っ張り合いがなく、皆がそれぞれ正義感を持っていて仲間思いな人ばかりなのが見ていて気持ちが良いです。コメディ要素も強くて沢山笑わせてもらえるから、見ていてむず痒くなるような熱血過ぎる感じがないところも魅力です。いっぱい笑ってホロっと心も温まって、疲れが出始める週の真ん中に見るのにちょうど良いドラマだと思います。
源と山田は本当に前世でどんな大罪を犯せばこんなことになるのでしょうか。こういうイタいところを見られてしまうところがこのコンビらしくて面白かったです。そして藤の武器を持つ者としての責任感が、川合の迷いを絶ったようです。藤が素直になったこと以上に、川合が本物の警察官としての自覚が芽生え、独り立ちしはじめたのだとも言えます。伊賀崎の配慮、源のフォローと、彼女たちは良い同僚に恵まれています。問題は守護天使ですね。藤と川合の奮闘に期待しましょう。
今回もいろんな小ネタで笑わせてもらった。川合が月五万もする保険に入らされそうになったり。川合がストラップになったり。だけどきちんと物語も進んでいく。すごくバランスがいいんだよね。藤さんの趣味は川合かー。いいなー。でも与えた愛情を受けて川合がスクスク育つから可愛くて仕方なくなるんだと思う。だからこそ藤さんは川合にペアになった経緯を話すのに勇気がとてもいったと思う。だって自分の全てを与えたくて大事にしてる川合だもん。失いたくないもんね。だけどこれまで大事にしてきた成果は出てたね。仲直りできてほんとによかった!
ハコヅメもあと2回かー。今期1番好きだったから終わっちゃうの嫌だな。めいちゃんがお休みした回もあったから実質は2話削られちゃったのか?そこはほんとに残念。桜さんの事件が明らかになるにつれて、伊賀崎さんが河合さんが轢かれそうになった時にどうしてあんなに必死になったのかとかいろんな伏線が繋がってきて脚本も面白い。河合さんがひな鳥のように藤さんを慕っているのも藤さんが利用してるかもって思ったらざわざわが止まらない伏線なのでは?でもそれは当たらないでほしいな。
川合を心配して泣いた藤を見ている源も驚くような山田の川合囮説には開いた口が塞がらなかった。藤は同僚を出し抜いて犯人確保はするけど、山田が言うようなパワハラをするより可哀想なものを見る目で見つめるような人だと思う。男には。
同期の源が警察官になれたのだって藤のおかげ。仲間を売るようなことは絶対ないと今まで見てきて言い切れるから、言い切りたいたから、藤の交番への移動は新人の川合を守るためだったという流れになってほしい。
でも山田の発言を聞いてしまった川合はどうするんだろうか。役に立てると思うのかただ悲しむのか。今まで藤を見てきた川合の成長が見れるといいなと思いました。
「地産地消デカ」のシーンも面白かったですが、何といってもシリアスでハードボイルド風に変態事件を話し合うシーンは最高に笑えました。なにげに伊賀崎が優秀だったり、源がいい奴だったり、それぞれの違う一面が見えたし、藤と桜の抱えていた問題もはっきりしました。でも元相棒なのだし、山田の最後の発言はいただけません。他人の複雑な思いを勝手に単純化してしまうと、それはチェリーピッキングと同様の悪意です。まあ源がたしなめてくれるのに期待するとして、立ち聞きした川合がどうするのか気になるところです。
最高。
制作費は安めだと思うし軽い感じなのに、一人ひとりのキャラや心情、一つひとつのエピソードが丁寧に描かれている。
配役も皆さんぴったり。
永野芽郁のどこが良いのかわからなかったけど、この役にはすごく合っていてかわいい。
夫婦でリアタイ視聴しています。
あと2回で終わるのが残念、part2を熱望。
チャイルドシートに乗せなかったから起きた惨事、ライトな作りのドラマには重いテーマだったからかかなりさらっと終わったね。注意喚起の意味があるとすれば、生々しくする必要はないけれどもうちょっと嘆き悲しむ当事者の姿があってもよかったかもしれない。メンタルヘルスの講習なんてあんな程度のもので何が救われるんだろう。警察官だからって心まで強くなるわけじゃない、自助努力に任せるのは時代錯誤だろう。もうちょっとそういう業務の人々に寄り添う制度があってもいいんじゃないだろうか。
大事な存在なはずなのに、面倒とか大変とか忙しいという言葉で子供を危ない目に合わせている親って結構いる。他人に何かされれば火がついたように文句を言うし、警察を前にしても言い訳したり怒鳴ったりして何とか免れようとするけど、どうしたら逃げられると言うだろう。自分のしてること棚に上げちゃダメ。そういうことを改めて考えなきゃと思わせてくれた川合の成長がよかったです。
川合が子供を助けるために事故に合って、藤が泣いたのには驚きました。"誰かがやらなきゃいけない仕事"でもその被害者が身内や知り合いだと精神的にくるのはわかるから一緒に泣きました。面白いけどリアルなのがこの作品の魅力だなと思いました。
いったい伊賀崎はいくつ資格を持っているのでしょうか。パターン化してきたけど面白い設定です。藤の「おおむねプリキュア」というセリフが伏線となって、最後まで生きていますね。川合にとっては大きな試練だったと思いますが、どんな職業でも壁はあります。それを乗り越えさせるため、周囲のちょっとした心遣いが、壁そのものよりも彼女を成長させたと思います。それにしてもなんだかんだ言って藤と源のコンビは良いですね。笑いも涙も誘います。藤と川合コンビからも目が離せませんが、この二人の関係からも目が離せません。
ハラハラドキドキとまではいかないけど、巡回の範囲の人たちとそれなりの距離感を持ちつつ、踏み込むところは踏み込む、そういう関係は今の世の中だからこそ必要な気がしました。
三宅夫婦の違和感には気づけたし初デートをすっぽかしてまで動いたけど、自分がしたかったことを先にやれてしまう藤をもう少し観察して、藤が周りをよく見てる様子を川合も意識できるようになっていったらいいなと思いました。
でも山田は武田のことを知っていたはずなのになんで女性関係について言わなかったんだろう。恋しちゃって浮かれてた川合は信じなかったかもしれないけど、藤たちもいたんだし、協力するなら悪いとこも言えよと突っ込みたかったです。
いい職場で羨ましい。そこでスクスク育つ川合ちゃんがまた羨ましい。ピンクのワンピースかわいかったねー。藤さんと買いに行ったんだよね。それを全然興味がない男2人。もう完全に兄ちゃんじゃん。初恋をなんとか実らせようとする場面も微笑ましい。訓練でのアシスト、川合ちゃんのファーストキスをみんなで見てしまう気まずさ(笑)皆さんの表情が豊かすぎて、見守る目が温かすぎて大笑いさせてもらってます。なぜか張り切るハコ長!伏線なのか?気分なのか?気になる。
軽快なお笑い全開の前半とシリアスな後半と、良い具合にミックスされていました。ギャグの応酬となった川合の初合コン、そしてうまくいかなかった初デートでしたが、あのワンピ姿はとても可愛らしかったです。そして川合が老々介護をしている夫妻の小さな変化に気が付いたことは、彼女の警察官としての成長を感じさせます。基本的に民事不介入の警察官ができることは、藤のようにアドバイスをするだけですが、それが地域に密着した交番の本来の役割だったように思います。また藤の同期たちと飲み会で語られた川合に似ているという同僚の女性ですが、今後より大きな物語の鍵になるようです。
こないだの特別編は源たちの職場だったからまだストーリーからそんなにズレなかったけど、今回は山田くんとハコ長のコンビだったから即興コントが間に挟まってるのかなと思うほどライトな作り?いや、もはややっつけ感がありました。でも嫌いじゃないよ。もしかしたらめいちゃんが陽性になったから関わりが深かったキャストさんも待機になってたりしたかもしれないしね。でも最後には元気な河合ちゃんの声も聞けた、いつものほんわかした声に早く会いたくなった。
今回は警察ものの作品というのを忘れたのかなと思うくらい面白さに走っていて、ちょっと残念でした。真剣な中に笑いがあるから楽しかったのに…。余興は真剣に考えないといけないものかもしれないけど、結局モノマネで捻りもない。
伊賀崎が自分で考えてあだ名がくそダサいとじゃなくて中二病レベルでドン引きだったし、山田のつけたあだ名は悪口にしか聞こえず、ぜんぜん笑えない。笑いに走ってるのに何でこんなに笑えないの?と思ってしまいました。
折角の新エピソードを無駄にされると特別編としては残念でしかないです。3話と4話の名場面があって逆にホッとしました。
特別編の第2弾は伊勢崎VS山田のミニコントがなかなか笑えます。アドリブも有りなのか、演じているムロさんは山田さんを本気で笑わせにかかっているようなシーンもあり、2人のバトルが見ものでした。特に伊勢崎へのあだ名はレーズンというのが最高に可笑しい。彼にピッタリです。まあ今は身体的特徴を揶揄するのはまずいのかもしれませんが。それに比べてドラゴンは滅茶苦茶にダサい。それが格好いいと思える伊勢崎の感覚もまた笑えます。また川合の似顔絵ショーは見たいけど、確実に怒られるでしょうね。ともあれ最高のコントでした。
ドラマの特別編はほぼ総集編でプラスアルファもなく、リアルタイムで見ると何だか損した気分になることが多いけど、ハコヅメの特別編は本当に特別でした!
面白かった"通常点検"のシーンがフルで見れたので、笑いが止まらなかったです。絶対失敗するなと思うところでしっかり失敗するのに顔はキリッとしてたり、心の声や顔芸がコントかなと感じるくらい上手く纏まっていたのが最高でした。
源の藤に対して"マウンテンメスゴリラ"とか普通に言っちゃう雰囲気が好き。藤も大概口悪いから、2人の掛け合いはいい距離感で嫌味なく見れるのが楽しいです。
まさかまたバースデー点検を見られるとは!!もう永久保存版にしたいくらい好きです。あんなの川合ちゃんが落とした手錠をささっと拾えば何でも無かったものを、拾わずになんとかそのまま進めようとしたからおかしくなったんだよね。それにしても皆さん顔芸と心の声が絶妙すぎて面白すぎます。川合ちゃんがホテルのベッドの上で源さんを見つめる目も大好き。これだけで笑える。まだまだ女の子って感じの川合ちゃんがどう成長していくのか楽しみだわ。
閑話休題となった特別編ですが、捜査1係メンバー4人のそれぞれの個性が伝わってくる新エピソードはなかなか面白かったです。牧高が新撰組好き全開で、源は安定の女の子好き、鈴木はちょっとキモい牧高好き、そして北条は愛犬ラブちゃんが大好きでした。また藤との関係について、源がアンパンマンとバイキンマンに喩えましたが、二人の関係性がよく伝わってきます。誰が考えてもアンパンマンは藤の方ですが。ただの総集編で終わらせないが工夫が良かったと思います。
面白い内容だし役者さん達もテンポよくコミカルに演じていて好感がもてるんですが、犯人を捕まえるときの映像の撮り方/編集があまりにも臨場感とかスリルがなくて放送事故かと思いました。スリルを売りにしたドラマじゃない事はわかるけどそれにしてもこれは。。それとタイトルに女子/男子と付けるのはセンス古いし、なんだか気持ち悪いのでもうやめてほし。日本はドラマ制作する人の能力とかセンスが低いです。
捜査本部が設置されるほどの事件に川合が関わることになるとは思わなかった。おかっぱだし、良い意味でスーツ姿の似合わないこと(笑)
犯人の似顔絵もあるのに新人が書いたからとあまり信用がなかったのが気になった。目撃者が似てるって言ってて、その似顔絵に酷似した男もいるのに捜査が進まないからと容疑者のマークを外すのは意味不明。犯人たちだってすぐ次をしたらヤバいことくらい知ってる。川合を信じた藤を信じて源が張り込んでなかったらと思うとゾッとしちゃう。
事件は恐ろしいものだったけど、警察官の日常生活で笑わせてくる演出が合間にあって少し息がつける流れがとてもよかったです。
めっちゃ面白い。めっちゃ好き!!あんなかわいいお巡りさんがいたら酔っ払ったおじさんが常連で寄っちゃうかもね(笑)今回は性犯罪か‥。日本では結構軽視されがちだけど被害者の傷って大分深いし長引くのよね。それでも心ない人は夜遅くに一人で出歩いてるからだとか、そんな短いスカート履いているからだとかいうんでしょ。どうして被害者が責められるのか?セカンドレイプがあるのなら自分一人で抱える方がマシだと考えるのはおかしいことではないだろう。あの怖さをどうやったら男性に分かってもらえるのか、いいドラマだからそこまで踏みこんでほしかった。
上司の役割というのは自分が目立つことよりも、チームとなる部下の力をどう引き上げるかだと思うのですが、伊賀崎は上司として見事に部下をフォローしています。それは強面の特別捜査本部のトップとして川合らに厳しく当った上司の方も同じことで、ただより犯人逮捕の責務を背負っている違いがあっただけだと思います。その意味で川合は良い上司に恵まれています。でも最も良き先輩である筈の藤に何やら大きな隠しごとがあるようです。伊賀崎の言葉からすると川合と関係があるのは間違いありません。気になる伏線となりました。
あんなに優しい職場羨ましいな。河合ちゃんが一生懸命でかわいいからっていうのもあるかもしれないけど、先輩の藤さんも甘やかすところは甘やかして、良いところは伸ばしてくれて締めるところは締めてくれる。山田さんだって失敗をただ叱るだけじゃなくて、きちんとどうしたら良かったのかその理由はなんなのか説明してくれる。こんなふうに新人を育てられたら辞めないでまっすぐに育ってくれるんだろうな。殺伐とした世の中でこんなふうにできる会社はどれほどあるのか。現実を思うとため息がでるわ。
交番が舞台だからいろんな事件が起こる。1つの事件に特化してないからどの人が、どの事件が大事に繋がっていくのかわからないのも魅力だなと感じた。
体を張って犯人を逮捕出来ても、別の事件で一人だからと不安を抱えながらした事情聴取は真実を聞き出せていなかった。自分の不安より、知らない男に変なことされた女子高生が事情聴取で落ち着いていることに目を向けるべきだった。
性被害は同性だろうと話しにくいこと。二人きりになる状況をわざわざ作って、川合に"覚悟"の本当の意味を教えた山田はカッコよかった。
川合の初手柄とそして大きな試練。被害者には怒り、屈辱、恐怖などさまざまな感情が渦巻くだけに、接し方を間違えるとこじれてしまうのは、凶悪犯罪に限らず、いじめやSNS上でのいやがらせなどでも起こりうることだと思います。それにしても川合の周囲の人間たちは優しいですね。彼女を非難するのではなく、成長を促すための忠告ばかりです。気になったのは藤の休日の行動です。川合に嘘をついてまで、何かを調べています。車に残る事故痕を探っているようですが、彼女とどんな因縁があるのか興味深いところです。
学校内の見回りで歌を歌って怖さを粉らわそうとしたり、お化けだと思って人から全力で逃げる川合の警察官の職務を完全に忘れちゃってる言動が振り切っていてよかったです。さらに学校荒らしのことも源と山田がここに張り込んでいることも藤は全部わかっていて川合を学校に放した気がしてならなかったので、完全に横取りだけどそれを感じさせない手際がカッコいいなと思いました。
カップルを装っているのにラブホに入るのを全力で拒否するポンコツさから一転して、理紗の気持ちを思い遣る川合の覚悟の上の真剣さはギャップがあって、ちょっと感動しました。
あー、今回も笑った笑った。今季のドラマ一押しはこれです。はじめの学校でのシーンでもう爆笑。あれじゃ子供の肝試しだよ(笑)なんとなく恐怖を紛らわせるために歌った歌が警察学校の校歌、その後の全力ダッシュはもう完全に職務ってことは忘れちゃってたよね。囮捜査に向かうために偽デートに行くのに変なTシャツしかもってないし、ホテルに連れ込まれるのにあんなに嫌がってたら逆に通報されそうだし。もうほんとにかわいくて面白い。見たらみんなハマると思うな。
レベル1の自分なりにできること、結局のところ、そこがポイントだったと思います。確かに警官が幽霊を恐がっていては仕事にならないし、時には捜査でラブホテルに連れ込まれることもあるでしょうが、レベル1だからこそ一般の人たちに近い感覚で犯罪やそれに関わる人たちを見ることができます。そんな川合の思いが理沙さんに届くかどうかわかりませんが、すぐに評価されることだけに価値があるわけではありません。それにしても女子寮での美女三人のシーンがいいですね。芝居ではなく本当の女子会みたいです。
刑事ものではなく交番のお巡りさんがメインというのが新しい。刑事ドラマの事件が起こって解決していく展開が当たり前になっていたので、お巡りさんが事件になっていない事案を解決する様や装備品によって消えない痣ができるなど知らない事実が知れて新鮮でした。
やはり刑事課にいたこともあって、所々で問題の原因を探る藤の目にベテラン感があって頼りがいがあるなと感じました。
ラストで当事者に感謝されて辞めるのをやめた川合の悩みの軽さには笑っちゃったけど、お巡りさんも一人の人、制服を着ているときは必死に警察官という面構えをしているだけ、少しづつ成長していけば良いと諭す藤はカッコよかったです。
原作コミックが大好きなので、原作破壊系だったらどうしようとかなり心配していたのですが、原作の単発エピソードをぎゅぎゅっと詰め込みつつちゃんとつながりも維持されていてすごくよかったです。辞職願をめぐってもたもたするくだりが追加されていたのは余計でしたが、主人公のキャラクターの軸的なものを1話で無理なく説明するためには仕方なかったのかなと思います。藤部長と牧高さんの顔つきは原作とまったく違うのに、動いている姿があまりにも原作通りでびっくりしました。
なにこれちょー面白いじゃん!犯人を追いかけながら私に捕まえられるかなって思うところとか、暴言を吐かれながら密かにこっちも暴言を吐いているところとか。そうよ、そうなのよ。警察官にとどまらず制服着てるからって人間じゃないわけじゃないじゃん!そういうの分かんないで暴言吐く人多すぎなんだよね!!めいちゃんと戸田さんがいる交番なら通いたいって男性が続出しそうですか?そんなところにムロツヨシ、これが毒でも害でもなくてほんわかしてて最高です!!
警察ドラマは数あっても交番ドラマはあまりなじみがなかったのですごく新鮮で面白かったです。殺人事件が必ずしも起きるわけではないけれど、いろんな通報に、時にふざけた内容にも丁寧に対応していく姿がすごく心にしみました。でもまだまだ男社会で縦社会の警察には本当に理不尽なことばかりなんでしょうね。署長の誕生日の集合は意味がわからなかったですね。新人の川合さんが毎日やめたいと思いながらもなんとかくらいついていくところも良かったです。敏腕刑事だった藤さんがすごくかっこよかったです。なぜ彼女が交番勤務になったのかとても気になるところなので、これから楽しみです。
交番勤務を始めたら、一生懸命やればやるほど嫌われる職業に心身ともに疲れて、退職願を出すタイミングを計っていた新人警官の川合だけど、それでもいつも健気に頑張ってるし、犯人を追いかけても途中で転んでしまって、報告書には反省の言葉ばかり書き連ねていたシーンには泣けた。警察官になった動機は弱いけど、真面目ないい子なんだよなぁ。新しく来た指導員の藤さんによって、少しモチベーションがあがったみたいだから応援したい!