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脚本・ストーリー 2.5 /5.0(49.2%) | 977位 /1088件中 |
キャスト 3.2 /5.0(63.8%) | 894位 /1088件中 |
演出 2.5 /5.0(50.2%) | 965位 /1087件中 |
音楽 3.0 /5.0(60.6%) | 767位 /1088件中 |
感動 2.3 /5.0(46.2%) | 902位 /1083件中 |
笑い 2.6 /5.0(52.2%) | 649位 /1083件中 |
スリル・興奮 2.3 /5.0(46.6%) | 920位 /1080件中 |
付き合い始めたから結婚、婚姻届と百瀬はやっぱり斜め上。結婚しないなら一緒に暮らす意味がわからないとか、偽装結婚で一緒に暮らしてたのはなんだったのか。百瀬の独特すぎる意見は見ていて疲れます。
秋葉も秋葉で一回結婚してたのに、付き合ってすぐ結婚はよくわからないとか何言ってるかわからなかった(笑)結婚という形に拘らない結末ならこれには意味があったけど。
"もう一度はもう二度とになっちゃう"とか"夫婦にはいろんな形がある"とか意味ある言葉がたくさん出てきたのに、結局好きだから結婚しましょうというオチで何だかがっかり。離婚届に判を押す必要あったのかなと思ってました。
はぁー回りくどい!!っていうのが見た感想(笑)わざわざ離婚しなくてもよかったよね。婚姻を紙一枚のことだと思ってるかもだけど、それに付随する手続きが山のようにありそれをやってまた結婚とか労力が無駄すぎる。気持ちの上で一からやり直そうと百瀬が初めから言っておけばグズグズ揉めることもなかったんだし無駄だったなー。前回のラブです!が決まったことだし、清野さんが妊婦さんだからウエディングドレスを着るっていうのもできないだろうからあそこで終わっててもよかったかなと思った。
祥子いわくの「好きは万能じゃない」というのはもっともです。ただ明葉の言動は支離滅裂ですね。自分の力で仕事をとかいう前に、そもそも仕事はひとりでやっているわけではないし、百瀬とのことですら、牧原や祥子をはじめたとした面々にフォローされて復縁したわけで、自分自分と言い過ぎです。仕事そして恋愛や結婚に限らず、人は互いに歩み寄らないと好意すら伝わらなくなります。まあ確かに結婚は紙に名前を書き、判を押すだけですが、そう単純なものではないと既婚者なら、みんなそう思っている筈です。既婚者も納得させる展開にして欲しかったです。なぜならこの二人は既婚者になったところから始まったのだから。
人生初の女友達ができたって喜んでた時の執拗な絡み方はうざいほどだったのに、本気になったから離婚しよう!って心のうちを見せずにサッと手を引いた百瀬さんについていくのは大変だと思う。あれから自分で線を引くように百瀬さんに冷たくする秋葉の行動は正解だし関わりたくないと思うのも普通。なのにそこにも気づかない百瀬さんにイライラ。いろんな人のアシストがあったからこそ結ばれた2人だけど、それがなければ難しかったのでは?良かったのは最後の告白くらいかな。
お互いが好きなら偽装結婚を止めよう、よし離婚だと言ったのは今までの百瀬の斜め上の考え方からあり得ること。でも離婚届を本当に出す必要はあったのか。離婚って女性はいろんな手続きがあって面倒極まりないのに、お互い好きでまた結婚とか言い出したら本当に馬鹿としかいいようがない。というか自分の中で気持ちに整理をつけるために他人が迷惑を被ってるかもとも考えない浅さに秋葉が可哀想だと感じました。
百瀬がやっと秋葉に想いを伝えれて、ここまでくるのに長くかかりすきだろと思っていたら人の家で即キスとかないわ。話をするために部屋貸していちゃいちゃしてたらドン引きなんだけど。やっぱり百瀬には常識がなかった。告白はすごくよかっただけに残念でした。
原作の行ったりきたり感は否めませんが、坂口健太郎くんの演技が
牧原どころか麻宮祥子にまで呆れられるほど、百瀬の感覚はかなりずれています。まあ彼なりのケジメというよりも、気持ちを整理するための儀式みたいなものなのでしょうが。コンペが形式だけというのはよくあることです。でも百瀬にとって形式だけだった結婚が、実はそうではなかったように、形式でもこだわるべきところがあると理解できたのは大きな進歩です。明葉のために土下座したこと以上に意味のあった行動だと思います。ようやく二人はハッピーエンドを迎えそうですが、まだまだもうひと波乱くらいありそうです。
百瀬の「離婚して下さい」発言は「相手を好きにならない」という掟を自ら破ってしまったからなんだろうけど、言葉足らずだし、ハグした直後でタイミング最悪だし、そこに至るまでのグダグダっぷりも含めて全く魅力的に見えない。拗らせてるとか鈍感を通り越して、何か欠落してるのかなってくらい相手の気持ちが汲み取れないし、思考回路が独特過ぎるし、ちょっと笑えないレベル。明葉もまだ知り合ったばかりの唯斗に偽装結婚をバラしちゃったり、口が軽くてデリカシーなくて共感出来ないヒロインだし、主役二人揃ってあまり魅力的に見えないところが勿体ないです。
やっぱり想像した通り"人として"、"ラブではなくライク"と勝手な思い込みを発揮した百瀬。最悪の想像だっただけに秋葉との温度さが明確で、うわーとしか思えなかったです。
百瀬は美晴に対しての想いは拗らせてるけど、会社では仕事が出来て上司と飲み会に行けるようなコミュニケーション能力もある。なのに何でこんなに"ラブ"がわからないんだろう?美晴に対しての想いは"ラブ"じゃないの??
自分に対しての相手がどう思ってるかもわからないのも変すぎる。家族からの愛情が"ライク"なら秋葉のはそれを遥かに越えてる。恋愛面だけおかしくしすぎ。やっと少し進んだけど、これで安心と言えないのが百瀬。怖いなぁ。
終盤にきて、だいぶラブコメらしいリアクションも見られるようになり、前半よりもテンポ感が良くなったように思います。でも百瀬の鈍感ぶりと他人に対する理解力のなさは行き過ぎですね。社会人として支障のでるレベルの筈ですが、仕事は出来るという設定に首を傾げてしまいます。元カノにダメ男と罵られる牧原の方がよほどしっかりしている。そんな中、明葉の祖母の話は含蓄がありました。恋愛というものの本質を言い当てているように思います。一目ぼれはともかく、愛情の多くはその瞬間には実感しないものなのでしょうね。
これを拗らせてるっていうのか?百瀬さんって拗らせてるっていうより宇宙人みたいじゃない?それか子供の時に事故で寝たきりになって目覚めた人。友達はいなかったって言うけど、外でちゃんと仕事して上司や同僚と飲み会とかにも行ける引きこもりではなかったわけじゃない。それなのに女性からの告白をラブかライクかが分からないなんてもう宇宙人でしょ。拗らせるって意味を知らない人が作ったとしか思えない。恋愛したことない人を馬鹿にしてるのか?なんだこれって感じ。
秋葉と柊の距離が縮まるにはもう一つ何かが必要。だけど美晴をこれ以上動かすと旭くんだけじゃなくて実家丸ごと大騒動になって遺恨が残るからと言うことでそっくりさん登場。似てるから惹かれるっていうのは悪いことじゃないと思うけど、それをわざわざジェネリックって言うのは失礼すぎないか?人に使う言葉としてありえないでしょ。その表現の仕方にドン引き。雨降って地固まるで秋葉と柊の意思確認までできたんだからよかったけど、ドラマとしての品位を疑うわ。
キスを嫌がっていたならキスし返すわけないという当たり前の感覚が百瀬にないのがこわい!百瀬は本当に美晴のことを好きなのかも少しわからなくなってきた。百瀬の常識とは違う感覚が想像以上なので、秋葉の最後の告白も"人として好き"とかどこか勘違いしているんじゃないかと思わずにいられませんでした。
美晴は陰りのない小悪魔さで香奈は腹黒い悪魔的な感じとしっかりとキャラが立っていたので一人二役も違和感はなかったけど"秋葉と暮らしていきたい"という結論を百瀬が出すだけならそっくりな人である必要があったのか少し疑問でした。
百瀬は明葉の自分への想いを知らないから「離婚届&大金=借金返済して離婚したい」という考えになるのは分かるけど、キスされた直後にその発想っていう思考回路がよく分からない。キスも嫌がらせの仕返しという謎解釈だし、毎回百瀬の価値観が斜め上過ぎてちょっと理解出来ない。想い人のそっくりさんが登場というのも、倉科さんの演じ分けはとても良かったけどド定番の展開で安っぽく感じてしまいました。
香菜の方が百戦錬磨だったとはいえ、百瀬はもう少し自分の立場や影響力を考えるべきです。偽装であれ何であれ結婚した以上、妻帯者としての責任はあるし、最低限の約束は守らないといけない。それでも香菜に似ていても関係ないとはっきり告げたことは正解だし、帰った後に素直な気持ちを明葉に伝えたのは良かったと思います。ただラブコメなんだからもう少し全体的にドタバタ感が欲しいですね。明葉が香菜について「ジェネリック」と表現したのはセンスがあるネーミングで笑えました。
百瀬のキャラに違和感しかない。引っ込み思案で恋愛もしてこなかったってキャラなの?でもさ、引っ込み思案なら初対面の人に結婚申し込まないよね。しかもアキハが初めてじゃないし。恋愛だってずっと片想いはしてきたんでしょ?それにあんなに高身長イケメンって隠しきれるもんじゃないから言い寄られたことくらいありそうじゃない?なのに女友達ができたって気持ち悪いくらいの変貌するし、ハグするしキスするし意味わからん。冷凍保存でもされていたのかってぐらいその方面だけ知らなすぎるのがおかしいと思う。
またしても意味のわからない脚本。どこでキュンとすればいいのか、どこで笑えばいいのか…。
問題を起こすのかと思った秋葉の母親はお金はくれるわ、偽装結婚を見抜くわ、秋葉が百瀬を好きなのも察知するわで笑いもへったくれもなく、ただのいい母親でお仕舞い。
唯斗はよっぽど自分に自信があるのか勝手にキスしようとするし、しかも友達として励ますためって何なの?いつそんな時代になったの?本当に考え方がヤバい奴でしかない。百瀬も都合よく常識がなくなって勝手にキスするし、頭のおかしい男しかいなくて怖すぎ。
展開が突飛過ぎてついていけない。
ラブコメらしい妄想や騒々しくマイペースな両親登場、そして借金を返済できるだけのお金が手に入るなど、ドタバタの小道具や設定はいろいろ出そろいました。更に百瀬に対抗心を燃やして煽りまくる牧原という具合に、明葉と百瀬の恋が進展しそうな要素万歳で、ついに百瀬が明葉にキスをしますが、「ざわつかせないで」という返しはダメでしょう。それ以前に勝手に明葉がひとりでざわついていたわけだし、せっかく小道具も状況もラブコメらしく整ってきたのに、もうひとひねりして欲しかったです。
明葉へのセリフで百瀬の気持ちを知ってる気がしてならないけど、美晴が父親に似てる要素の多い百瀬を避けたのは正しいと思いました。百瀬の美晴への想いは端からみて異常なほど。でも手に入ったら明葉に明け透けなく文句を言うように美晴にも同じことをするかも。明葉が怒られるのには理由があるけど、美晴には"君ならもっとできると思った"とかモラハラになりそうな面を秘めてる気がしました。美晴がちゃんと自分の気持ちに気づけて、旭のところに戻ってくれてホッとしました。
百瀬は自分で旭に発破かけて、美晴が戻ってしまって何やら呆然としてたけど、まだ不毛な恋から覚めないのかな?
夫婦関係が何年も続いて妊活なんてものをすれば多かれ少なかれ壁にぶち当たることなんてザラにあるよね。相手の些細な言葉に傷ついてそれを言えなくて溜め込んで、なんでこの人と一緒にいるんだっけ?と分からなくなる。それをそもそも好きじゃなかったかのように義理に弟に相談するって嫌だわ。美晴はきっと柊の気持ちに気付いていて都合のいい時ばっかり柊だったらとか考えちゃってるんじゃないの?シロクロ付けなくてもなんて清野さんの前のドラマを持ち出すあざとさ(笑)美晴、只者ではない!
美晴の言う通り、大事なことに「どっちでもいい」という返事はダメだし、それは優しさとは言わないと思います。ただ夫婦の「愛情」は「愛」から「情」を育てるもので、それは旭がやけどをしたと聞いた時に感じた「いつもあなたは」に通じるものだと思います。百瀬は祥子の言う通り、美晴を自分がと思っていたのでしょうが、そんなことをすれば美晴は彼ら兄弟のもとを去り、兄弟の関係も壊れます。美晴曰くの「白黒つけちゃダメ」というのは、たとえばイカサマであれ、振ったサイコロは元に戻らない、ということなのだと思います。
好きで好きで、ただ好きなだけで結婚する人のほうが少ない気がする。美晴の言う完璧な家族を作れそうとか綻びがないとかそういうのを考えているほうが、結婚がゴールと思っていない現実味があってとてもいいと思った。だから打算的に兄と結婚したと聞いてショックを受けてた柊のことを子供だなと感じたし、自分が思ってた人と違ったから幻滅って勝手すぎ。相手のことあなたが何も知らないだけでしょと突っ込みたかったです。でもここまであまりちゃんとした人ではなかった秋葉が"イメージと180℃違ってもどっちも本物"とまともなことを言ったのは少し違和感がありました。
美晴の旭くんなら完璧な家族を作れると思ったって動機で結婚するって別にいいんじゃないかな。誰もが好きで好きで堪らないって相手だけと結婚してるわけでもなかろう?恋愛と結婚は別って考え方もあるよね?旭くんを愛してないわけじゃなく夫婦仲良く仕事も一緒なんてうまくいってるじゃない。その裏で柊くんと不倫してるわけでもない。節度を持ったお付き合いなら特に問題はないでしょう。完璧な家族を作ることが夢であったなら問題じゃないと思うけど変かね?
序盤は明葉がミイラ取りがミイラになってしまう、立場逆転の様子が面白かったです。百瀬役の坂口健太郎さんはようやくコメディらしい演技に変わってきましたし、友情の膝枕はラブコメらしくてにやりとしてしまいました。何かを隠していたらしい美晴ですが、ここにきて倉科カナさんを起用している意味が生きてきました。いずれにしてもそもそも世の中なんて、見た目通りにすべてが進んでいるわけはなく、人は誰しも隠している事実や一面があることくらい、当たり前。とにかく美晴には何らかの事情がありそうだし、百瀬や明葉の関係にも影響しそうです。
清野菜名、演技ヘタすぎる。
同じ親から生まれてどうして自分じゃなくて兄だったんだろうって思ったかな?同じように美晴さんを好きになって自分の方が近くにいたはずなのにいつの間にか兄と結婚していたってすごくショックよね。兄へも嫉妬しただろうし、後悔もあっただろう。心の整理がつかないまま家族と距離を置くこともできたのに、シュウくんは家族が好きなんだな。おんぶしてあげれば?なんて大胆なアキハちゃんの提案にも乗らず美晴さんに触れないシュウくんの好感度は上がった。
秋葉の人間性が理解できません。美晴に自分の想いを悟られないようにするためだけに、誰でもいいから結婚したいと言っていた百瀬と美晴を近づけようとするなんて。百瀬に怒られるまで、それをしてあげた自分って何て優しいんだろうとか思ってたなら最低としか言えない。
しかも自分がやらかしたことで仕事も滞らせるとか何を考えているんだろう。最初はもう少し常識があるように見えたけど、婚姻届に名前を書いてからどんどんおかしくなってる。笑える失敗ではないのが怖い。コメディ要素はどこにあるんだろう…。
ラブコメの場合、コメディパートはわざと大袈裟なくらいに演じることで、ここぞという時にトーンを落とせばシリアスなラブパートが成立し、そこが際立ちます。要はギャップを作れば、胸キュンするということです。しかしコメディパートは清野さんが頑張っているものの、坂口さんは終始シリアスすぎます。坂口さんの芝居というより演出の仕方に疑問を感じます。たとえば偽装結婚だからこそ、明葉が唯斗とハグしていたのを目撃した百瀬は、それを誰かに見られるといろいろ困るし、どう反応すべきか混乱するのが普通だと思います。コメディとしてはそこで冷静さを装いながらも、少しおかしな反応をするくらいのギャップが欲しかったです。
秋葉って社会人なのに仕事できないんだなと。プライベートはごちゃごちゃだったから百瀬の実家のお弁当屋の手伝いも仕事ではなく家族と仲良くなるみたいなプライベートの延長線だったように感じました。"言わる前にやる"と"報連相"は別。
怒られて離婚だ!と言っていたのに、玄関にカプセルトイが置かれていただけで感動してと短絡的すぎて感情移入し辛かったです。
知らない人にも契約結婚のことペラペラ話しちゃうし、バレたらいけないことなのに危機感がないのも怖いです。百瀬も口を滑らしそうと言いながら美晴が好きと認めちゃうし、2人の精神年齢?が低いのかついていくのが大変です。
初めは塩対応が濃いほどデレれからの落差が激しいから百瀬さんはあんな感じになってるんだろうけどあんまり魅力を感じない。アキハの人懐っこい性格はいいんだけどいきなり実家の手伝いでお肉の注文をしちゃうのも怖いと思った。しかもほぼ初対面の人にも契約結婚ってことを話しちゃうアキハは無謀すぎる。秘密はどこから漏れるか分からないんだから親友の1人にだけ言うとかにした方が良かったと思う。なんだかアラが目立って2人の話にワクワクしない。
注文ミスをしたのは悪いけど、話もろくに聞かずに相手の存在を全否定する相手役に、社会人何年やってんだって突っ込みたくなるくらいホウ・レン・ソウの概念が欠落しているヒロイン。主演2人のキャラクターに全く共感出来ないのでイマイチ嵌りきれないし、百瀬に魅力を感じないから何でこんなに早く明葉の気持ちが動くのかもよく分からなかったです。美晴や旭、牧原など、脇役が魅力的なのと相変わらずのおもちの可愛さは良かったです。
明葉の百瀬が思い続ける相手に関する妄想が面白かったです。そしてその相手はすぐにわかりました。問題の相手となった美晴ですが、百瀬と明葉が良縁だと盛り上がるシーンは、さすがに百瀬も心が痛かっただろうと思います。いずれにせよすぐに感情的になり、明葉を完全否定する百瀬は、ただの八つ当たりだし、自分が練った計画なのに勝手すぎますね。美晴が兄を選んだのも納得です。ただ明葉と百瀬がいろいろな出来事を経て、少しずつ近づいていくのはお見合いの恋愛みたいで悪くないと思います。とはいえ明葉が百瀬にときめくのは早すぎでしょう。そこまで百瀬は良い奴に感じないし、もっと丁寧に小さな触れ合いを積み重ねさせるべきだと思います。
偽装結婚は逃げ恥、仕事に夢中で片付けや家事が苦手なヒロインはちょっとナギサさんっぽい?セットは着飾る恋のシェアハウスに似てるし、歴代の火10ドラマが混ざり合ったような印象で、初回なのにあまり新鮮味がなかったです。価値観がまるで違う上に相手は片思い中という中で、2人がどんな夫婦になっていくのか、互いにどんな影響を与えてどう変化していくのかは興味深いなと思いました。
今どき偽装結婚なんてと思ったけど、好きな人は結婚できない相手で、ただそばにいるだけで良いんだけどいつまでも独身だと周りがうるさいから、という理由は共感できない事もないな。でも実際に婚姻届に判を捺すのはお互いにリスクが高いなぁ。これまで交際歴が無いどころか知り合ったばかりの人との共同生活自体もかなりの賭けだし。だけど、明葉のデザイン事務所に迎えに来た百瀬さんが「本物の夫婦じゃないからこそ、遠慮なく言い合って、僕達なりの夫婦になっていきましょう」と言ったのは、普通に、素敵だなとキュンとしてしまった。「愛」ではなく「借金」でつながった結婚だけど、これも立派に夫婦かもねと思った。
とりあえず出会った女性に婚姻届まで出してプロポーズするっていう絵はシュールで面白かったけど、それ以外クスッと笑えるところもない。
お金がなくて家具やらを買い取りに出すシーンで冷蔵庫も電子レンジも炊飯器も買値がついてて、自炊しないでどう生きていくんだろうと思ってたらただの考えなしだったという明葉の適当さには唖然としました。
明葉の明るさと適当さとは真逆な百瀬は異常に暗く感じるし、正論を並べる面倒くさい演出は何なんだろう?他人の生活には干渉しないと自分で言っておいて、普通にあの爆音の目覚ましをかけられるなんて何か矛盾してる。
ここからどうやってコメディになっていくのか気になります。
まぁどうにかこうにかあまり知らない相手と交際0日婚をしなきゃいけないって設定だから仕方ないにしても、おじさんの700万の催促は見ていて気持ちの良いものではなかったな。おばあちゃんも自分の死期が近づいてるって分かってるから急ぐっていうのは分かるけど、初対面の孫の彼氏に結婚を迫るとかあり得ないでしょ。大切な孫なら、自分がいなくなると考えているなら尚更相手のことをよく知りたいと思うはず。あきはちゃんの親族、どうかしてない?
「逃げ恥」の変形、契約結婚コメディといった内容ですが、コメディのわりに百瀬がちょっと重くシリアスな感じがして笑えません。もちろんある程度シリアスでないとギャップによる笑いは生まれませんが、あまりに重いと単に明葉がうまくはめられた要素が強くなってしまい、ハプニング感が薄れます。最後になって百瀬が贈り物のように、はにかみながら電池を渡すシーンは、コメディらしくて良かったと思います。ここからはそのシーンくらいの重さで進んでくれると、もっと微笑ましい感じになると思います。