『ハヤブサ消防団』での麿赤児 (江西佑空役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
麿赤児 (江西佑空役) は 「2023年7月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
展子について語るシーン、住職らしい落ち着いた語り口だったけど、時折深いため息のようなものが混じったり、声の調子が強くなったり、詫びるような弱々しいものになったり、ほぼ台詞だけなのにこれまでの江西の深い後悔や悲しみが全部伝わってくるような素晴らしい演技で見応えがありました。展子の遺骨を撒く時の「おかえり」という優しさと哀しみが入り混じったような穏やかな声音と表情もグッときました。
麿さんを唐十郎の状況劇場にいた時代から見ているけど、その前に暗黒舞踏の土方巽に師事していたから、その肉体的な表現力は本当にすごいものがある。そのせいか80歳になった今も、背筋が伸び、体幹がしっかりしているから、まるでちゃんと修行を積んだ坊さんのように見える。ただ見えるということだけでも、ちゃんとしたバックボーンが必要だというのがよくわかります。さて麿さん演じる江西和尚が、実は大きな鍵を握っていたのですね。教団受け入れは無念を弔うためにもやむを得ない選択でしょう。苦悩がにじみ出ていました。
元々の風貌で袈裟を掛けたら、どこのお寺から出てきても違和感はないでしょうね。喋り方もどっしり重みがあって説法などとても説得力があって聞き入ってしまいます。みんなの平和を祈りつつ他の人のアリバイを探る役は悲しいですね。
ピンと伸びた背筋や落ち着きのある佇まい、丁寧だけど親しみを感じさせる語り口が江西の人あたりの良さや人望の厚さを感じさせました。三馬のファンでサインをお願いしたり、作品の感想を熱く語る姿も親近感が湧いて良かった。浩喜の話になった時の意味深な表情や「もう本人は何も言えんからね」という含みのある物言いも印象深かったです。
展子について語るシーン、住職らしい落ち着いた語り口だったけど、時折深いため息のようなものが混じったり、声の調子が強くなったり、詫びるような弱々しいものになったり、ほぼ台詞だけなのにこれまでの江西の深い後悔や悲しみが全部伝わってくるような素晴らしい演技で見応えがありました。展子の遺骨を撒く時の「おかえり」という優しさと哀しみが入り混じったような穏やかな声音と表情もグッときました。
麿さんを唐十郎の状況劇場にいた時代から見ているけど、その前に暗黒舞踏の土方巽に師事していたから、その肉体的な表現力は本当にすごいものがある。そのせいか80歳になった今も、背筋が伸び、体幹がしっかりしているから、まるでちゃんと修行を積んだ坊さんのように見える。ただ見えるということだけでも、ちゃんとしたバックボーンが必要だというのがよくわかります。さて麿さん演じる江西和尚が、実は大きな鍵を握っていたのですね。教団受け入れは無念を弔うためにもやむを得ない選択でしょう。苦悩がにじみ出ていました。
元々の風貌で袈裟を掛けたら、どこのお寺から出てきても違和感はないでしょうね。喋り方もどっしり重みがあって説法などとても説得力があって聞き入ってしまいます。みんなの平和を祈りつつ他の人のアリバイを探る役は悲しいですね。
ピンと伸びた背筋や落ち着きのある佇まい、丁寧だけど親しみを感じさせる語り口が江西の人あたりの良さや人望の厚さを感じさせました。三馬のファンでサインをお願いしたり、作品の感想を熱く語る姿も親近感が湧いて良かった。浩喜の話になった時の意味深な表情や「もう本人は何も言えんからね」という含みのある物言いも印象深かったです。