IP サイバー捜査班

人質に取られて怖がってる表情から確実に気づいてもらえると確信した目に変わったところで恐怖心が消えていてイマイチでした。閉じ込められて爆弾がもう爆発するというときも高い声のせいか緊迫が感じられなかったです。

深刻なシーンでも一人だけ声が高く、可愛く話しているのが気になって仕方ないです。安洛が異動になるかもという話を聞いてからのあからさまな落ち込みかたが下手すぎて見ていられませんでした。

役柄があってない、女子高生役等子供の役をやるべき。監督やキャスティングする人の才能が全く無い。

安洛が父親かもしれないということから、娘かも知れない立場として、また仕事の部下として、それぞれ距離感の違いを表現するのが難しいと思いますが、娘かもしれない立場としては憂いや怒りの表情を、部下としてはやや冷めた表情を見せているところが良いと思います。更に物語の展開次第では表現が変っていくだろうと期待させる細かな演技です。

「自分の父親かもしれない」という、あくまでも可能性があるだけの時点で、もうすでに安洛が父親だと判明したかのような無作法な態度は何なの？　それも職場でプライベートを問い詰めるとか、仮にも安洛は上司なんだし、特にタテ社会の警察組織内では有りえないでしょ。

曲者揃いのサイバー犯罪対策課の中でひたむきな姿がかなり好感触だったし、いつもは見せない様な真剣な眼差しが印象に残ったね。ホッと一息ついたときに見せるリラックスした表情もまた本来の魅力が感じられて良かった。