『恋せぬふたり』での高橋一生 (高橋羽役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
高橋一生 (高橋羽役) は 「2022年1月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
お野菜王国を作るって夢もかわいかったけれど、それを咲子に提案された時の表情が切なかった。今の生活が楽しいからそれが続けられなくなるような提案が受け入れられなかったんだよね。咲子にそれでいいの?って聞くのと同時に恋人でも夫婦でもない絆のもろさに顔が曇る。その聞き方は自分を特別と思ってほしい顔だった。傷つきやすいナイーブさに惹き込まれた。
僕は人とは違うんですって目で言ってる。そこから入ってくるなって言っている。その態度はちょっと高飛車な気もしていたけど、人恋しいけど踏み込めない自戒のような気もしてきた。人しれぬ葛藤が俯きがちな目線に、言葉の端々によく表れている。
言葉少なに手や表情で語る情報量の多さに息できないくらい引き込まれた。羽さんとして生きてるから、監督も手だけで表現しようとかそういう演出もできるんだろうね。
咲子が一くんと話すからといって先に帰されちゃって料理をしながら咲子を待つ高橋さんが、咲子が帰った時に見せた表情がとても良かった。あれだけ人と関わることが苦手なのに、咲子の帰りをそわそわ待っていたんだね。顔を見た時ホッとしたような顔で優しく微笑んだのがとても良かった。
語らずとも演じるキャラクターをきっちり表現できるのが一流と言われる人の仕事なんだろうと思います。作品の軸をしっかりつくってくれるので、安心して楽しめます。
この方はなにやっても素晴らしいです
アロマンティック・アセクシャルという背景があり、それをすでにしっかりと受け入れている高橋羽という人物をちゃんと高橋一生さんなりに掘り下げているように感じます。ごくナチュラルに演じているようでいて、芝居としては表情が乏しく、目はあまり笑っていません。そこには譲らない強さも感じさせます。おそらくここに至るまで、羽はなかなか理解されないことで、たくさん傷つき、怒り、嘆いてきたのだと分析し、極端な感情表現はしないけれど、それでも筋は通す強さを持った人間だろうと考えた役作りなのだと想像します。高橋一生さんの役作りの深さを感じさせる演技です。
うどん生地ふむリズムだけで気分を表現してて良かった。何気ないけど心に残る表現が上手。そこに引き込まれることが多い。
人生から恋愛とか結婚とか他者との触れ合いとかを排除しての孤独感とか、同じ姿かたちをしているのに誰とも交われない心のドアの固さを視線ひとつで現してしまう。あの視線で跳ね返されたら大抵の人はそれ以上踏み込めないだろうな。
かなり難しい役ですね。それでも求心力のある演じ方できてるって凄いと思います。ドラマ内で無理なく、こういう人もいるよねって思わせてくれる俳優さんですね。
身近にノンセクの子がいて、その子が私から見るとどこか中性的に見えるんだけど、その雰囲気を再現しててびっくりした。昔ながらの所謂男らしさみたいなのに囚われてなくて中性的に見える感じ。うまく捉えて演じてるなって驚きました!
とつとつと話す中に人に理解されたいと願いながら失望を繰り返したような諦めが見て取れる。寂しさが常に付き纏い染み付いている。高橋さんの苦悩がすごくよく分かります。でもそれを表に出さない強さもよく伝わりとても魅力的です。
脚本が結構テンプレで新鮮さもないんだけど、この方が発すると台詞に説得力があって役への「擬態」が素晴らしくてドラマの質もあがってると思う。
庶民役久しぶりに見た。今回体重も増やしているのでは。カメラも必要以上に演者をキレイに撮らない質感の演出になってるので年相応な一般人な感じに馴染んでてとても良い。
いたって普通に見える。あえて言うなら少し中性的。だから、高橋さんの言葉は引き込まれるし、入って行きやすいし感情移入もしやすい。難しい話題だと思うのだけれど、彼がやるとスッと入ってくる。
作品の質感に馴染むように醸し出す雰囲気も顔つきも合わせてくる素晴らしい俳優さんだと思う。今回は少数派の性的指向かもしれないけど普通の市井の人の役柄だなと思ってみていたのだが、一部の人が今回の役についてめんどくさい役、こじらせた役、変わり者の役やると最高だと褒めているのを見かけた。少数派の性的指向がめんどくさくて、こじらせてて変人だと言っているようで当事者の方たちがその感想見て傷つかないか心配になった。俳優さんもそのつもりでは演じてないでしょうし。フラットに見てもらえるといいな。
他の人と関わりたい、けれど自分の決めた線からは入って来ないでほしいという警戒の目が高橋を物語っていましたね。そしてまたイケメンだから今までいろいろなことがあったでしょう。押しすぎな咲子と絶妙な間合いを取っているのが面白かった。
お野菜王国を作るって夢もかわいかったけれど、それを咲子に提案された時の表情が切なかった。今の生活が楽しいからそれが続けられなくなるような提案が受け入れられなかったんだよね。咲子にそれでいいの?って聞くのと同時に恋人でも夫婦でもない絆のもろさに顔が曇る。その聞き方は自分を特別と思ってほしい顔だった。傷つきやすいナイーブさに惹き込まれた。
僕は人とは違うんですって目で言ってる。そこから入ってくるなって言っている。その態度はちょっと高飛車な気もしていたけど、人恋しいけど踏み込めない自戒のような気もしてきた。人しれぬ葛藤が俯きがちな目線に、言葉の端々によく表れている。
言葉少なに手や表情で語る情報量の多さに息できないくらい引き込まれた。羽さんとして生きてるから、監督も手だけで表現しようとかそういう演出もできるんだろうね。
咲子が一くんと話すからといって先に帰されちゃって料理をしながら咲子を待つ高橋さんが、咲子が帰った時に見せた表情がとても良かった。あれだけ人と関わることが苦手なのに、咲子の帰りをそわそわ待っていたんだね。顔を見た時ホッとしたような顔で優しく微笑んだのがとても良かった。
語らずとも演じるキャラクターをきっちり表現できるのが一流と言われる人の仕事なんだろうと思います。作品の軸をしっかりつくってくれるので、安心して楽しめます。
この方はなにやっても素晴らしいです
アロマンティック・アセクシャルという背景があり、それをすでにしっかりと受け入れている高橋羽という人物をちゃんと高橋一生さんなりに掘り下げているように感じます。ごくナチュラルに演じているようでいて、芝居としては表情が乏しく、目はあまり笑っていません。そこには譲らない強さも感じさせます。おそらくここに至るまで、羽はなかなか理解されないことで、たくさん傷つき、怒り、嘆いてきたのだと分析し、極端な感情表現はしないけれど、それでも筋は通す強さを持った人間だろうと考えた役作りなのだと想像します。高橋一生さんの役作りの深さを感じさせる演技です。
うどん生地ふむリズムだけで気分を表現してて良かった。何気ないけど心に残る表現が上手。そこに引き込まれることが多い。
人生から恋愛とか結婚とか他者との触れ合いとかを排除しての孤独感とか、同じ姿かたちをしているのに誰とも交われない心のドアの固さを視線ひとつで現してしまう。あの視線で跳ね返されたら大抵の人はそれ以上踏み込めないだろうな。
かなり難しい役ですね。それでも求心力のある演じ方できてるって凄いと思います。ドラマ内で無理なく、こういう人もいるよねって思わせてくれる俳優さんですね。
身近にノンセクの子がいて、その子が私から見るとどこか中性的に見えるんだけど、その雰囲気を再現しててびっくりした。昔ながらの所謂男らしさみたいなのに囚われてなくて中性的に見える感じ。うまく捉えて演じてるなって驚きました!
とつとつと話す中に人に理解されたいと願いながら失望を繰り返したような諦めが見て取れる。寂しさが常に付き纏い染み付いている。高橋さんの苦悩がすごくよく分かります。でもそれを表に出さない強さもよく伝わりとても魅力的です。
脚本が結構テンプレで新鮮さもないんだけど、この方が発すると台詞に説得力があって役への「擬態」が素晴らしくてドラマの質もあがってると思う。
庶民役久しぶりに見た。今回体重も増やしているのでは。カメラも必要以上に演者をキレイに撮らない質感の演出になってるので年相応な一般人な感じに馴染んでてとても良い。
いたって普通に見える。あえて言うなら少し中性的。だから、高橋さんの言葉は引き込まれるし、入って行きやすいし感情移入もしやすい。難しい話題だと思うのだけれど、彼がやるとスッと入ってくる。
作品の質感に馴染むように醸し出す雰囲気も顔つきも合わせてくる素晴らしい俳優さんだと思う。今回は少数派の性的指向かもしれないけど普通の市井の人の役柄だなと思ってみていたのだが、一部の人が今回の役についてめんどくさい役、こじらせた役、変わり者の役やると最高だと褒めているのを見かけた。少数派の性的指向がめんどくさくて、こじらせてて変人だと言っているようで当事者の方たちがその感想見て傷つかないか心配になった。俳優さんもそのつもりでは演じてないでしょうし。フラットに見てもらえるといいな。
他の人と関わりたい、けれど自分の決めた線からは入って来ないでほしいという警戒の目が高橋を物語っていましたね。そしてまたイケメンだから今までいろいろなことがあったでしょう。押しすぎな咲子と絶妙な間合いを取っているのが面白かった。