コタローは1人暮らし

子役でありながら主役を任され、あの歳で殿様言葉も交えた長台詞をやってのけるのが凄いと思いました。横山裕さんのとのシーンでは空気感を大事にする場面が多いですが、それもわざとらしくなく醸し出していて感心します。

もうもう、コタローちゃんにすっかり夢中です。田丸さんが、「コタローきゅん」って呼びたくなるのもすごくわかる(笑)。もちろん、良い脚本などあってのドラマだとは思いますが、川原瑛都くんだからこそ、これほど面白いドラマになったと思います。かわいいだけじゃなく、美月のためを思って考える事ができる芯の強さ、健気さも持ち合わせているコタロー、そのもののような気がしています。彼女に引っ越しを勧めた時の、凜とした瞳！しっかりとした口調！泣きました。でも、もちろんまだ幼いから、母のような女の人を、強く慕っているのですよね。一緒におやつを作る幸せタイムが、もっと続いたらよかったのに。

かわいいながらも一人でなんでもやろうとして強がっているところがとても健気で見ていて切なくなります。5歳であんなに身の回りのことがすべてできるのかと感心してしまいます。古風な話し方も似合っていますね。現実ではお母さんに思い切って甘えていてほしいですね。

漫画の原作を見ていてそのイメージがあるので、大人っぽさと子供っぽさ両方を持っているコタローの雰囲気は出ていないような気がします。
子供っぽいたどたどしいセリフの話し方がコタローのイメージに合っていないのかもしれないです。子供だから当たり前といえば当たり前ですけど・・
普通のドラマの子供役なら十分演技派だと思うのですが、陰のある子供のコタローの感じは出てないかな。まぁ見ているだけでも可愛いから癒しにはなるのですが。

正直、漫画よりもめちゃくちゃ愛らしいです！
殿様言葉を話してて、強がっているところがまた可愛らしい～
見てて「どうするんだろう」ってハラハラするシーンもありますが、そこを何とか乗り越えようとしていじらしいなぁ。
あの丸いほっぺに触れたくなりますね！

殿様口調の喋り方をずっと崩さなくて、本当にこの役者さんは子どもなの？と途中から疑うぐらいセリフ回しが達者で、ドラマにグッと引き込まれました！ヘンな同情を引いたりせず、こんな風に自立した子どもが本当にいるのではと思わせる演技力は天才的！大人が圧倒されちゃいますね。

「カンナさーん！」で初めてみて、なんてかわいい子なんだと思っていたので、コタロー役抜擢、嬉しいです。相変わらず、ぽっちゃりほっぺとくりくりお目め♪紅白の帽子も似合ってるし。殿様語使いもキュンとします。テレビでアニメを見ながら、踊る姿も微笑ましかった。あと、コタローが、引っ越しの挨拶に高級ティッシュを配ってたけれど、それもいいものだなと、リアルに参考になりました(笑)。

さとうコタローは5歳で一人暮らしを始めるというありえない設定ですが、近所に配るティッシュの数を数えて確認して、満足する動きも、あいさつするのも自然だと思いました。殿様言葉も上手で、タイムスリップしてきたのかと思うほどでした。でも、テレビの前で、キャラクターになりきって刀を振り回すのは普通の5歳児でした。無表情が多いですが、少し寂しい様子をしたり、泣いていた美月のために急いで冷たいものを買いに走ったり、これからさまざまな表情がでると思います。