純愛ディソナンス

運命だか純愛だか知らないけれど別れたてホヤホヤの元奥さんに抱きつかれてする能面の様な顔にイライラ。そっちが悪いのにその顔はない。そしてそれを冴に見られて大きな声で呼びかけて追いかけるってどんな神経してるの？ムカつくわー。

冴にまなみと生きていくと告げたところは潔くてものすごくカッコよかったし誠実さが際立っていました。自分をそれでいいんだと奮い立たせているようにも見えたから、その後まなみと路加の密会に崩れ落ちそうになっているところが見ていられなかった。切ない演技が上手ですね。

無愛想でもなんでもやっぱりカッコいいですね。歩いているだけで目を惹きます。そして冴の目線からするとつれない感じもまたよくて、かまって欲しくなっちゃうんでしょうね。そぶりもないのにここぞと言う時にグッと引き寄せるとか‥ツンデレはやばい。

中島裕翔さん、今回の「純愛ディソナンス」を見てどんな役柄も出来る方だと確信しました。今は悪役を演じてもどこかしらに悪になり切れない繊細さがありますが（好感の持てる悪という感じ）後々には真の悪を演じることが出来る人になると思います。大物俳優さん、女優さんと共演してもっともっと経験を積んで大物になってほしいと思います。

一昔前の熱血先生には程遠く、自分の職業が先生ってだけな人。笑顔はあんまり見せないけれど人当たりは良さそう‥なのは上辺だけ。途中で見せるブラックな内面が不協和音を煽っている。内側を見せないようなバリアが見える。