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脚本・ストーリー 3.1 /5.0(62.2%) | 783位 /1087件中 |
キャスト 3.3 /5.0(66.4%) | 855位 /1087件中 |
演出 2.9 /5.0(57.8%) | 868位 /1086件中 |
音楽 2.7 /5.0(54.8%) | 891位 /1087件中 |
感動 2.5 /5.0(50.6%) | 823位 /1082件中 |
笑い 2.5 /5.0(50.6%) | 686位 /1082件中 |
スリル・興奮 3.5 /5.0(70.6%) | 348位 /1079件中 |
子どもの頃のオセロと同じく、粒来の方が一枚も二枚も上手だった。
でも、あんな映像があったなら、最初から裁判回避できただろうのに、なぜ出さなかったのか気になる。
認知機能が低下しているのを利用して言わされていると反論されたら決め手にはならないからだろうか。
尊が背中を押されたことも、杉浦先生が篭絡されかかっていたことも何も解決していない。
裁判のあの感情的になっている場面で、あの映像を見せることでエマが心を捉えられただけとも言える。
きっと、この親子の闘いには続きがあるんだろうと思うし、楽しみでもある。
結局は原告のサトウ親子、被告の岡本親子が和解し、亮子と粒来親子も婉曲に親子として語らったということになるのかな。
でもこれって被告側が裁判になる前にマサルの告白映像を、エマに見せていれば裁判にならず終わりだったよね。わざわざ親子和解のために法廷という舞台を用意したのでしょうか?
尊がつき飛ばされた件ももやもやする。やったのはあのコンサル会社の奴しか考えられない。裁判の結果だけを見れば、そんな警告を与えるほどの裏はない。でも探られたくない何かがあるということなのだろう。そこと粒来は関係している。
さて粒来は一体、何を画策しているのやら。
代替医療についての是非は置いておくとして。
父親が多額の寄付を、それも病院ではなく関連企業といち看護婦にしていたというのは少し胡散臭い気がする。
元同僚があしざまに言っていたところを見ると、元々そういう素質のある人たちだったのだろうか。
代替医療を受けて帰ってきてからはやる気も何も消え失せていたように言っていたけれど、もしかしたらお金をほとんどだまし取られて何もかもどうでも良くなってしまったのかもと思った。
神波先生の父親が出てきたけれど、どういう弁護士なんだろう。
親子3組の決着がどうなるのか楽しみだ。
お金がなければ始まらない話だけど、選択肢があるなら可能性があるならと藁をも掴む勢いで臨むのが代替え医療なんだよね。やる方だってそれが絶対に効くなんて思っているのかね?いろいろ試してやれることを全てやって燃え尽きたって方が近いのかな。ただこれは胡散臭いと思える代替え医療だから訴えるのも分かるけど、一般の医療だって同じことよね。同じ病気だってある人は助かってある人は死ぬ、遺産の寄付については十分争う価値があるけど亡くなった結果については争えないんじゃないかな。
父親登場で何やら風雲急を告げる感じになってきました。子どもの頃のオセロの対決シーンからして、春明は亮子に対して容赦なく策を用いるでしょうし。原告、被告、弁護士と3組の親子対決という構図なので、どちらがどこを落としどころにするのか、見物ですね。
クライアントの利益に持っていくのか、親子対決にこだわるのか。それとつき飛ばされた尊は大丈夫なのでしょうか?春明の指示?そういうタイプではなさそうな気がするのだけど。
さて代替医療の業界に関わったことがあるけど、基本的に正確なエビデンスがない曖昧なものがほとんどなんだよね。どんな治療も治すというより、個々の治癒力を生かすための有効な方法論であって、いわゆるプラセボ効果もあるから、まったく効果がないという証明はできない。無いものは証明できない悪魔の証明でもあるしね。
病院としては自由診療は儲かるし、更にどんな治療にでもかけたい患者側の要望があれば、やらない手はない。たとえ宗教法人がやれば霊感商法だと言われかねないものでもね。実際に医療界の闇の部分だと思う。
メインキャスト陣は趣里一人いれば、あとは誰でも、いてもいなくても物語が出来てしまうのってどうかと思う。それなら趣里が一匹狼で行動するほうがよりモンスター感が出て迫力が出ると思う。
体罰って定義があるようでないんだなと今更ながら知りました。暴力なら一発アウトだけど練習量が多いとかで体罰となるとなかなか線引きが難しい。でもこれはプロになるためとかスポーツ特待で入ったからなんてメリットがなくても行われている話なんだよね。そこらの中高生だって部活に休みがなくて疲労骨折なんてザラでしょ。休めばいいじゃんなんて思っても休めば試合に出してくれなくなると思えば意地でも練習に参加するしね。伝統って都合のいい言葉だよね。伝統なら殴っていいのか、脳みそまで筋肉でできてるのか?そんな伝統なら潰れてしまえと部外者は思うけどね。
結局、リークしたのはコーチなんだろうな。
きっと同じように膝のケガに気が付いて、練習を減らしたかったからとかかな。
本当に逆らえないほど、意見できないほど怖い監督なら、やっぱり今回のようなキッカケでもないと変われないのかもしれない。
特待で入ってもケガをしてしまう生徒はどうしても出るだろう。それで特待から外すなら治すという選択が無くなるし。
神波先生のおかげでスポーツ特待の制度そのものも見直してもらえるみたいだし、結果オーライって感じかな。
コーチがこの結末をどう思っているのかは、ちょっとよくわからなかったな。
週刊誌にリークしたのはあのコーチなんだろうけどね。学生のことを考えたのか、監督を引きずり降ろして、自分がそのポジションにつこうとしたのか、本当の理由はわからないけど、いずれにせよ自分は矢面に立たず、学生を隠れ蓑にした態度からすれば想像はつく。だから亮子もあえてそこは曖昧にしたのかな。黙っているけど首輪をくつけおく、みたいな意味でね。
個人的にはキーパーふたりの友情とライバル関係の形に首を傾げる。別にもっとバチバチにぶつかり合えよとは思わないけど、競い合ったという感じはしなかったかな。
子供が欲しいと思ったらどう逆立ちしてもできない現実、そこに大好きだった彼の残した精子があった。彼は死んでしまったけど、その種があれば私はずっと彼と繋がっていられる。私たちはそういう運命だったって惚けた顔で言われてもねぇ。実際お金がなくて将来性がないから別れたのにお金が潤沢にある生活で子供ができないから元彼の看病もせず死んだ後に精子だけもらう。独りよがりもほどがある。そんな人は誰も幸せにできない。赤ちゃんも呆れて空に帰ったとさ。
亡くなった元恋人が生前凍結保存していた精子を利用しての妊娠。
これが進行形の恋人を失った状態でも、今後の生活や展望を考えたら賛否別れるところじゃないのだろうか。
まして、とっくに別れたというか振った相手とは信じられない。
人柄は好きだけれど経済力がないからということらしいが、それを含めてその人だったのではと思ってしまう。
結局のところ、お金が全てなのではないのか?
それに協力した医者も信じられないと思ってしまう。
結局流産して離婚して慰謝料貰って。なんだかあほらしいと思った。
いやはや、不倫がバレそうで訴えた女性も、学歴詐称の男も、不妊治療の夫婦も、そしてその治療にあたった医者も、私からすると全員「モンスター」ですね。みんな、おかしい。
全員誰かのことを考えるフリをして、自分のことしか考えていないし、そこまでする理由がわからない。IQがどうというのも、逆でIQが高いと判定が出たから、親が期待して高い教育を与えた結果、学歴が高くなるだけのこと。子どもの学歴は親の知能指数より、親の収入に関係しているしね。
最後に慰謝料の桁がひとつ違うのを指摘したのは、あなたの価値はそんなもんじゃないという意味なのかもしれませんが、そもそもお金で換算できない価値の話だった筈で、それとこれは別という人間のモンスターぶりがでている気がします。
盗作がもっと掘り下げられれば整形の過去が出てきてしまう危ないところを盗作だけの問題として処理できたのは大きな功績だと思う。アイドルが裁判に巻き込まれていると知ればマスコミがいろんな過去を掘り起こすのは必至だから早急に解決できたのはすごい。でも整形したアイドルはダメなのか?綺麗な顔で歌って踊って夢を見させてくれることに偽りはないのに、その顔が偽物だとだめなのか?ファンって勝手だなと思う。最後の歌って踊る神波先生が1番の謎だった。
リーガルエンターテインメントと言いながら論理が稚拙でがっかりです。これなら別に法廷物でなくても全然良かったのでは。時間が無かったのか練りこまれた感じが無くて全体的に軽いです。ジェシーなる先輩が芝居が下手で余計にがっかり感に拍車をかけます。
自分の顔を好きになれないって悲しいなと思う。誰だってどこかしらコンプレックスはあるだろうけれど、整形して過去ごと葬り去ろうとするなんて、よっぽどのこと。
卒業アルバムにその当時作った歌詞が載っているのなら、同級生が気づくのでは?と思ったが、最後の場面を見る限りほんの一部分だったみたいで、あの程度なら年齢を1歳あげて違っていたら推測されないだろう。
それにしても前の社長?が勝手に流用しておきながら、彼女を盗作で訴えるというのはどういう神経なんだろう。自分の方に非があるというのは当然自分でわかっているだろうのに。
去っていった彼女への報復だとしたら、やっぱり気持ち悪い。
上手く隠したい過去を隠したまま彼女が作った歌詞だと証明できて良かった。
整形かどうかなんてものは、ファンがどう受け止めるかの話だし、それだけで批判的になるのは余計なお世話だという気がするけどね。日本は整形に対して感情的になりすぎかな。
問題は盗作の方。クリエーターなら整形よりそっちが大事だよ。モノを作るっていうのは、ある意味で身を削るってこと。すでにあるものを改良したり、評価するのは比較的簡単だけど、無いところから有を作り出すのは違う能力がいる。亮子が何を考えていたのかはわからないけど、シホが自分自身の欠片である歌詞を捨てなくてよかったと思う。捨てていればもっと多くのものが失われていたんじゃないかな。
主人公が理解できないほどの天才でモンスターなのかと思ったのだけれど、「嘘つき」の後あたりからカウンセラーがモンスターに見えてきて。
最後の事件の振り返りのシーンで少しずつ口角が上がるのを見た瞬間に鳥肌が立った。
ずいぶん昔だが、カウンセラーに相談して不用意に心を抉られて電車に飛び込みそうになったことを思いだした。
カウンセラーはその方面のことに詳しいかもしれないけれど医者ではないし、意図的でないにしてもスイッチを押されてしまうことはある。
追い込まれていた彼女はどうすれば助かったのだろう。
間違えずに彼に折り返して電話できていれば救われたのだろうか。
誰が彼女の背中を押したのか、とても興味深い話でした。神波のいう通りこれで無罪となっても彼の暴言が消えるわけでもないし、したことは許されない。本当の意味で真相は闇の中で本当の意味で誰も正当に裁かれないのはモヤモヤしたけど彼女が死んでしまった以上、後から何をやってもどうにもならないんだよね。彼はその喪失感を抱きながら生きていくのだろう。救えないのはカウンセラーか?彼女は愉快犯のようにさえ見えた。モンスターは誰の心にも住んでいる、ということなのかもしれない。
はてさてタイトルにある「モンスター」とは誰のことなんでしょうね?
もちろん元凶であるハラスメントおやじの上岡はもちろんだし、カウンセラーの梅本もそう。塩屋だって無罪にはなったけど、どうあれ紗江を追い込んだひとりには違いない。それにシロでもクロでもグレーでもいいと言いきる亮子もまるでモンスターだろう。
同じようなモンスターでも裁く者、裁かれる者、逃げる者、許される者など、それぞれだというのが皮肉だし、結局は人間が一番のモンスターということなのかもしれない。
杉浦を演じるジェシーさんですが、突っ立ったままとか、腕を組むとか、動きはほぼ素人。セリフまわしも東大卒らしいプライドだけでインテリジェンスを感じない。申し訳ないけどもう少し端役から経験を積んだ方がいいのでは?