日曜の夜ぐらいは

めるるは芝居のセンスがありますね。前に「石子と羽男」のゲスト出演の時はヤンキーっぽくて、もしかしてこれが素に近いのかと思いましたが、今回の役はまったくテイストが違うし、抑圧されている感じから開放された感じまで、幅の広い感情をキャラにあった強弱の幅でしっかり演じていました。セリフの間もいいし、動きにも固さがない。ヒロインとなる他の二人とのバランスもいいし、祖母との距離感の変化も良かった。もっともっと良い女優に化ける要素がたっぷりあります。期待したいです。

バス旅行から帰ってラジオを聴いている時、ラジオに向かってこんにちは！と笑顔で言いながら泣いている表情がすごく良かった。ラジオを聴いたらバス旅行の楽しい思い出と2人の友達を思い出したのだろう。もう会えないと思って寂しい感情と楽しかった懐かしい感情が入り交じったいい顔だった。