※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 2.8 /5.0(55.4%) | 903位 /1087件中 |
キャスト 3.3 /5.0(66.4%) | 855位 /1087件中 |
演出 3.0 /5.0(60%) | 816位 /1086件中 |
音楽 3.0 /5.0(59%) | 810位 /1087件中 |
感動 2.6 /5.0(51%) | 817位 /1082件中 |
笑い 2.5 /5.0(50%) | 696位 /1082件中 |
スリル・興奮 3.1 /5.0(61%) | 622位 /1079件中 |
脚本・ストーリー 2.8 /5.0(55.4%) | 903位 /1087件中 |
キャスト 3.3 /5.0(66.4%) | 855位 /1087件中 |
演出 3.0 /5.0(60%) | 816位 /1086件中 |
音楽 3.0 /5.0(59%) | 810位 /1087件中 |
感動 2.6 /5.0(51%) | 817位 /1082件中 |
笑い 2.5 /5.0(50%) | 696位 /1082件中 |
スリル・興奮 3.1 /5.0(61%) | 622位 /1079件中 |
忍者を現代まで引き継ぐという設定を守るのは結構大変ですね。跡目争いなどで兄弟間でも殺しあうような時代と今の時代では倫理観がまるで違いますからね。そんな中で赤巻議員を殺した罪で小夜が自首したのは結構な驚きでした。今の世の中暗殺では終わらせないのですね。悟郎と蛍の結婚生活は違う形で終わってしまいましたが、終始蛍の強さが光りました。一生に一度しか使えない術を躊躇なく悟郎に施したのには感動しました。そこまで好きになった相手と別れるのは辛いだろうな、と思っていたら2年で復縁。思ったより早くてそこも驚きました。
結局、小夜は城水にうまく使われた駒に過ぎなかったわけだけど、自分の栄達という欲があったから利用されたわけで、議員を殺し、悟郎も殺害寸前だったことを考えれば、自業自得という感じもします。城水も竜兵も姿を消してしまいましたが、世代交代ということを悟ったという解釈でいいのでしょう。間違っても続編のフラグにはしないで欲しいですね。まあまあ面白かったけど、続編を見たいというほどではないし。でもバランスのいいラブコメだったと思います。
小夜ちゃんはなかなかのわがままお嬢さんだったのね。どさくさに紛れて悟郎くんにプロポーズってどんな神経してるの?自分が知らない間に結婚してて悔しいと思っていたらお相手は敵対する忍者だった。それは小夜にとってこの上ない好都合だったのかもしれない。潰す大義名分があり別れさせることができるから。跡取りも、悟郎くんの嫁もと目論んでいるようだが多分何一つ手に入らない。それに焦って抜刀‥お嬢さん空回りがすぎるよ。悟郎くんどうなっちゃうの?って終わったのにすぐ後の予告でピンピンしてるの、やめて〜!
あの小さな隙間に入れる者が議員殺しの犯人だとすると、認められたい功名心から小夜が伊賀になすりつけようと仕組んだ可能性が高そうです。それならば音無の言う嫉妬だけでなく、抜刀まで命じて蛍たちを殺そうとする理由がわかります。そうだとすると小夜って同情の余地がないバカですね。たとえ蛍を殺したとしても、結果として伊賀と甲賀の激しい報復合戦を生み、もっと人が死ねば死ぬほど、戦国の世ではないのだから、彼女への求心力は低下するのに。まあ血は争えないということでしょうか。クナイが刺さった悟郎ですけど、まあクナイなら致命傷にはならないし、さっさとこの迷惑な暗闘にケリをつけてくれるでしょう。
やはり議員を殺したのは音無ではなさそうです。それにしても小夜は嫌な奴ですね。自意識過剰で欲深いと言うより業が深く、視野が狭い。口では伊賀の古くささをどうこう言っているけど、それなら宇良の方が柔軟だし、視野が狭そうでいて広い。小夜の姑息さは信用されないから、リーダーに向かない。悟郎の蛍を思う気持ちはわからなくはないけど、それは彼の優しさではなく覚悟の弱さだと思う。愛っていうのはそもそも我儘なもので、時に相手に迷惑をかけるとか、苦しみさえ与えてしまうこともある。だから私なら死んでも小夜を選ばない。
宇良くん、やっぱりいいキャラしてたわ。ここで蛍の味方として動いてくれるのはありがたい。いいとこの坊ちゃんでもあるみたいだしいろいろ期待できそう。赤巻議員殺しの犯人にはなかなか辿り着けなくてイライラ。実際そんなもんだろうけど、早くしないと悟郎の身が危ないとハラハラしてしまった。悟郎は蛍を守るために小夜の策略に乗ろうとしたり、蛍は悟郎のために小夜からの任務を受けようとする。こんなことで絆が強くなり、いいカップルになってきているなんて皮肉だね。
まぁ絶対的な敵であるし容疑者でもある蛍の行方を知りたいとしても、あんなにズカズカと家の中に入られていろんな部屋を見られるのは嫌だな。おまけに鍋が温かいだの洗い物があるだのってジロジロみずき。まだ容疑の段階なのにやりすぎかなと思いました。小夜にしたら大事な初恋の相手を取られたし、小夜の家にとってと跡取りとして功績を残したい気持ちがあるのだろうけどグイグイ来る感じが嫌でした。蛍が本当に普通の人なら手を出せないけど甲賀ならまだ悟郎を取り戻せると思ってるところが痛々しいですね。
まあ議員殺しはある意味で伊賀だけがいる密室殺人だったわけで、音無が第一容疑者だったことは間違いありません。でもその後の彼の奥さんとのエピソードなどを見ていると、音無はそれほどの才覚はないし、器用でもない感じがするので、悟郎を捕らえたのは何か別の意図があるのかもしれません。最終的には小夜の父親を救うために甲賀の秘術を使うのかな。いずれにせよ小夜には共感出来ないし、こういう融通の利かないクソ真面目さと矛盾した略奪愛の感情とが彼女の中で両立している時点で、正常な判断なんて下せないことくらい自覚できてないところが嫌いです。こういう人が他人を不幸にする。
まぁ腐っても夫婦ですからね。一度はこの人と一生添い遂げようと決めた相手ですからいろんな感情が湧き起こって最終的には守る!って決めた悟郎の感情も理解できますし、この難局を乗り越えよう!と同志の感覚が芽生えてより夫婦の絆が強まるっていうのも分かります。ただそれに気づいてしまった上司や仲間は放っておいてはくれないでしょう。ここまで妻を紹介するなどオープンな関係にしてしまっているのが仇となりそうです。このまま伊賀と甲賀の全面戦争になってしまうのかドキドキします。
蛍と悟郎の関係は修復されたけど、小夜は難敵ですね。でも本気で伊賀のためならば裏切り者の悟郎も排除する気なのでしょうか。嫉妬に狂っているという感じではありませんが、こういうタイプはしつこそうです。音無まで本当に敵に回ってしまうとしたら、やはり伊賀は救いようがない。気になるのは竜兵です。悟郎が伊賀だと気が付いた中、修行に出かけるっていうのは何らかの意図があるわけで、自分の妻のこともあるし伊賀を許せない気持ちは強い筈で、蛍たちが四面楚歌にならなければいいけど。まあそこからがラブコメの見せ所かもしれませんが。
絶え間なく続くアクションに急にドラマのテンポが上がり見逃せない1時間となりました。最終的には熱いキス。やっぱり夫婦喧嘩な犬も食わないというやつですかね。生まれ持ったサガや宿命をも超える愛情を確認できてよかったですが、これからが問題。っていうか普通に考えてなんで蛍にばっかり任務が来るんだろうね。住んでるエリアが悟郎も蛍も一緒だからターゲットが被ってるってこと?どう考えても甲賀の作戦ミスではないだろうか?蛍が捨て駒でもっと違うことが他で起きているのかもしれないけど、なんだか腑に落ちない。
いよいよラブコメらしい展開が面白かったです。この手のラブコメはよくありますが、テンポといい、アクションといい、中に挟む展開の面白さ、オチの付け方と、どれもよかったと思います。蛍は父親が、悟郎は横恋慕する幼なじみが、真実に気づいたようだし、伊賀と甲賀全体を巻き込む攻防戦に発展しそうな気配です。まあ蛍の母親の死と議員の暗殺も、何か裏がありそうだし、ことさら伊賀と甲賀の対立を画策している何者かが存在しそうですね。何だかんだで二人が新しい関係を築けるのか、その奮闘に期待しましょう。
2人共が同時に相手を忍者だと認識したのは展開としては良かったと思う。今までだらんとするかイライラするかだった家庭の中に緊張感が生まれ全然違う雰囲気になってしまった。そして今更になって相手の一挙手一投足が気になるなんてどんな因果があるというのか、ちょっとかわいそうよね。もう敵対する忍者だと認識してしまっては後には引けないんだろうな。もう二度と元には戻れないところに来てしまっている気がしてかわいそうな気分になった。
竜兵が語った蛍の母親のエピソードを聞いた限り、蛍たちが伊賀一族を許すとは思いにくいのですけど、ラブコメだし、そこそこハッピーエンドにたどり着く気がするので、とりあえず悟郎が目先の事実だけではなく、本当の真実をどうやって理解するかがポイントになりそうですね。まあでも当面は蛍VS悟郎のバトルが白熱しそうです。城水が余命3ヶ月とか言っているし、蛍の母親の死について何か知ってるかもしれません。蛍が秘術を修得するとなれば、そのあたりのからみが鍵になるかな。それにしてもすごい秘術だけど、かなり反則技ですよね。
結婚相手も親が見つけるような伊賀がよりによって甲賀の忍者と結婚しちゃうってストーリーが破綻してませんか?まあ悟郎の方は家柄が低いみたいなのでその辺は自由が利くのかもしれませんが、ちょっと腑に落ちません。ただ伊賀と甲賀という忍者の設定にしているけど、少し前の村社会と今の個人尊重型の社会の対比にも見えました。甲賀は自由に見えるけど女もバリバリ任務に就くし失敗したら自己責任で消されることもある。伊賀はチームプレーを大事にする男社会だから女は守られているけれど自由はない。どちらか幸せなのか考えさせられました。
そもそも本当の自分とか素の自分とか言うけど、見せたい自分だって見せたくない自分だって、本当だし素でもある。そんなのどちらも切り分けできない自分なのだから、本当とか素にこだわりすぎ。二人でいる時はそれが二人でいる時の本当。そしてそれはどうにでも変化させていい。だから音無は自分で首を締めて息苦しくなっているわけで、奥さんからしたらなめるなだよね。でも互いの事情を知っている音無夫婦と、蛍と悟郎とは別の問題だと思うけど。いずれにせよ知る知らないは大した問題じゃない。大事なのはどこまで信頼できるかどうかです。
本編のドラマよりエンディングで流れるマンガの方が短い時間の中できちんとストーリーがあって登場人物の気持ちも分かるので見入ってしまいます。1話では蛍が悟郎と出会うまで、2話は悟郎が蛍と出会うまで、3話はデート中にも蛍に指令が下りて抜け出して任務に向かわなきゃいけない話。それぞれ忍者だから普通の恋愛を諦めていたり、普通の生活との両立で疲れていたりととてもリアルで背中を押してあげたくなります。こんな日々があったのならやり直せるのかな?もっとこのエンディングみたいな本編を見たいです。
恋のライバル(?)登場で、蛍も少し悟郎に寄り添う感じになってきたかな、というところで、お互いの正体を疑う形になってしまいました。ただこれで互いを探り合う中、二人の距離は縮まっていきそうですけどね。いよいよラブコメらしさが強まってきそうで楽しみです。それにしても忍者オタクの宇良くんは何か怪しい。まあ名前もきっと「裏」にかかっていそうだし、雀押しだから甲賀の隠れエージェントなのか、それとも第3勢力が存在するのか、とにかく「裏」がありそうです。
忍者の話は置いといて、夫婦の話はもう末期じゃない?夫もダメすぎるし、それを指摘しすぎて自分も変わってしまった妻もダメ。もうかわいげとかどこかに置いてきてしまったんだろう。女だから夫のダメさ加減に共感するところも多いけど、夫から見た蛍のダメさにドキッとすることがある。ダメな口癖オンパレードだもの、夫も疲れて当然だよ。誰が変えたとかじゃなく自分で変わらなきゃ二人に未来はない。ここまで拗れてしまったら別れた方がいいんじゃないかと思えてくる。
悟郎はダメですねえ。本人は頑張っているつもりなのでしょうが、性根のところで覚悟が足りていない。だから隙が生まれ、油断して小夜と帰ってきたりするからいらぬ誤解を生む。忍者だからうんぬんよりも、本人の問題です。また殺人の実行犯にされそうな蛍ですが、伊賀の誤解というよりも陰謀かもしれませんね。伊賀と甲賀の対立を望んでいる者がいる可能性があります。その場合、伊賀の中の誰かということになります。それが音無である可能性もある。まあまだ何もわかりませんが。
設定はハリウッド映画によくあるようなラブコメです。でもまずはコメディ以前に悟郎がダメダメすぎますね。これじゃあ笑えるよりも顔をしかめる蛍の気持ちがよくわかり、ラブコメらしく互いが少しずつ理解し、歩み寄っていくスタイルになりません。それくらい悟郎の出来ない言い訳は小学生並みです。もし自分が蛍の友だちなら、さっさと離婚をお勧めします。せめて努力をした証として、何かひとつくらいは蛍の要望に応えらているなら、蛍もちょっと歩み寄ってみようかと思えるのですが。まあ菜々緒さんが魅力的なので、とりあえずは良しとしましょう。
ドラマはドラマで面白かったけれど、忍者の設定関係なく二人のそれぞれの主張が激しすぎるから見ていて疲れたし、もう別れた方がいいのでは?と思ってしまった。だけどエンドロールで流れたマンガの部分が最高だった。日々の繰り返しで疲れ果てた主人公がやっと見つけた旦那様。こういうこの人だ!っていうトキメキがあって今がある。この二人の今までが見られて良かった。この部分をストーリーの中でやるって案がなかったのが残念。原作の伝えたいことは伝えられるのか心配だ。