『青天を衝け』での田辺誠一 (尾高惇忠 (新五郎)役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
田辺誠一 (尾高惇忠 (新五郎)役) は 「2021年10月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
特に悪くないけど、普通に40前くらいの役者さんでよかったと思う。インチキ祈祷師には騙されない栄一が、信頼する兄ぃの善意の助言は疑いもせず、過激な攘夷思想に染まっていく様子は本当に怖かった。インテリで全く悪意はないのに、長七郎や平九郎の悲劇もこの人のせいだよね…幕末には各地にこういう人がいて、あんな時代になったんだろうなあ。平和な農村に攘夷思想が広がっていく様子を、こんなに実感できた大河は初めてです。
役柄のせいかもしれないけど、そつなく演じすぎててつまんない。この人でよかった、って思わせるものを感じない。
いくつの設定か知らないけど初めからお父さんな風貌で兄ではなかったよね‥。この人がいたから経済の父と呼ばれる栄一も育ったけど、この人が余計な知恵を与えたから死んでしまった命もあっただろう。近所にいたらちょっと関わりたくない。
確か吉田松陰と同い年。現在の視点で彼らの行動を見ると完全に「過激なテロリスト」。計画立てたりするあたりは中高生の学園祭のサプライズのノリだし。惇忠のポジションは、いうならば「花火をするときに用意するバケツの水」でも火事になったらバケツの水では消せないんだよねえ…
俳優やその演技というよりは、この人物にいかにも幕末な矛盾がある。「憂国の士」とオランダ語で独吟した高島流砲術の大家と比べて、国家を憂うけれども自分ちの家業に精を出している節がないことがイタイ。栄一もこの淳兄さんにしても所謂豪農の坊ちゃんたち。習い事としての剣術も普通の農家にはできない贅沢だったはず。たくさん持っている最新刊の本もかなり高額だったので、江戸の町民たちは貸本屋を利用していた時代。血洗島の豪農の経済力が伝わるが、同時にその利益はどこからきているのか彼らの意識がやや弱いのが残念。
特に悪くないけど、普通に40前くらいの役者さんでよかったと思う。インチキ祈祷師には騙されない栄一が、信頼する兄ぃの善意の助言は疑いもせず、過激な攘夷思想に染まっていく様子は本当に怖かった。インテリで全く悪意はないのに、長七郎や平九郎の悲劇もこの人のせいだよね…幕末には各地にこういう人がいて、あんな時代になったんだろうなあ。平和な農村に攘夷思想が広がっていく様子を、こんなに実感できた大河は初めてです。
役柄のせいかもしれないけど、そつなく演じすぎててつまんない。この人でよかった、って思わせるものを感じない。
いくつの設定か知らないけど初めからお父さんな風貌で兄ではなかったよね‥。この人がいたから経済の父と呼ばれる栄一も育ったけど、この人が余計な知恵を与えたから死んでしまった命もあっただろう。近所にいたらちょっと関わりたくない。
確か吉田松陰と同い年。現在の視点で彼らの行動を見ると完全に「過激なテロリスト」。計画立てたりするあたりは中高生の学園祭のサプライズのノリだし。惇忠のポジションは、いうならば「花火をするときに用意するバケツの水」でも火事になったらバケツの水では消せないんだよねえ…
俳優やその演技というよりは、この人物にいかにも幕末な矛盾がある。「憂国の士」とオランダ語で独吟した高島流砲術の大家と比べて、国家を憂うけれども自分ちの家業に精を出している節がないことがイタイ。栄一もこの淳兄さんにしても所謂豪農の坊ちゃんたち。習い事としての剣術も普通の農家にはできない贅沢だったはず。たくさん持っている最新刊の本もかなり高額だったので、江戸の町民たちは貸本屋を利用していた時代。血洗島の豪農の経済力が伝わるが、同時にその利益はどこからきているのか彼らの意識がやや弱いのが残念。