それってパクリじゃないですか？

演技が上手いからイライラするんじゃなくて、別の役者の演技にそっくりな事やってるからじゃない？出来の悪い子の演技が、〇〇そっくり。

キュルルンだとかグググッとか思ったことを擬音にするのが亜季のキャラなんだろうけど、その表現をどうするかは芳根さんしだいでしょ。そこが男ウケしか狙ってないような仕草でやるから白けちゃうんだよなー。少なくとも会社でする仕草ではないと思う。

主観的で曖昧な領域は常に発出しようとする可能性の欲動によって言語化を目指して上昇してくる。それをどの深度で捉えるかで天才の狂気にもなり社会人一般の常識にもなるのだが、芳根京子さんは曖昧という概念を見事に演技に翻訳している。そしてとても正確だ。彼女の揺れる動き、言葉にならない直感的擬音も曖昧が創造性の空間だという事を彼女はちゃんと把握している結果だ。まさに天才女優。

イライラさせる芳根京子の演技は北脇に、しょうがないなぁ……助けてやるか頑張ってるしな。の北脇の気持ちの変化を引き出すために不快なイライラを絶妙にギリで回避するもので感情移入はホントなら北脇側に視聴者が同調するはずだが、北脇演じる重岡大毅さんのお芝居が跳ね返してしまう硬さの印象がそのまま芳根ちゃんのイライラを不快なイライラにしてしまっていて残念。

芳根さんのイライラさせる演技には卑屈も傲慢もない。それを卑屈と見れば卑屈に見え傲慢と見れば傲慢と見えるのは反射像なのである。視聴者の気持ちを鏡のように映し返す魔術のような凄い才能だ。

なんかよくわかんないけど芳根京子にイライラしたくて観てる。イライラが快感なんだよなぁ……変だね。イライラが味わい深いって、

釜飯の美味しさにもいろいろあり、美味しくて売れる釜飯もあれば美味しのに売れない釜飯もある。不味いのに人気の店もある。藤崎亜季の天才的商才その直感力は売れる釜飯のすべての要素を瞬間で体験しているそのリアリティをたわわわんと言葉以前の段階で把握して表現している、まさに天才で芳根京子の演技は天才を見事に表現しているまさに芳根京子こそ天才だということを証明する見事な演技である。

確かに頑張っている彼女を差し置いて自分で仕事を進めた北脇さんは最低だと思う。だけど自分の仕事一本じゃなくて仲間の仕事も請け負うとかじゃどっちもどっちかなと思った。しかも仲間と仕事中にじゃれて遊んでいるように見えた。それは嫌かもしれない。

亜季の自分に自信がないという表現が卑屈すぎて嫌になります。肩をすぼめて少しのことに大袈裟に驚いて小心者にしたいんですよね。合ってるとは思いますがそれをヒロインでやられるとずっと見せられるこっちはしんどくなります。

芳根京子の演技が男受け狙った感じがして入り込めない

個人的にはバリバリはつらつとして働いている芳根さんが好きなんだよね。こういうオドオド系は卑屈になりすぎている感じがあって見ていてこっちが辛くなるんだよね。それだけ感情が持っていかれるということで上手いんだろうけど、辛いと見続けられるか心配になる。