※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 2.3 /5.0(46%) | 1011位 /1087件中 |
キャスト 2.9 /5.0(58%) | 968位 /1087件中 |
演出 2.6 /5.0(52%) | 951位 /1086件中 |
音楽 2.6 /5.0(52%) | 926位 /1087件中 |
感動 2.3 /5.0(46%) | 905位 /1082件中 |
笑い 2.2 /5.0(44%) | 810位 /1082件中 |
スリル・興奮 1.7 /5.0(34%) | 1051位 /1079件中 |
脚本・ストーリー 2.3 /5.0(46%) | 1011位 /1087件中 |
キャスト 2.9 /5.0(58%) | 968位 /1087件中 |
演出 2.6 /5.0(52%) | 951位 /1086件中 |
音楽 2.6 /5.0(52%) | 926位 /1087件中 |
感動 2.3 /5.0(46%) | 905位 /1082件中 |
笑い 2.2 /5.0(44%) | 810位 /1082件中 |
スリル・興奮 1.7 /5.0(34%) | 1051位 /1079件中 |
このままテンとこたろうのほのぼのした日々が続きましたで終わるのかと思っていたら違ったのね。でもこっちのラストの方が好きだな。そりゃ覚えていてほしいけどずっとそばにいたいけど、転生したテンにだって新しい人生を謳歌してほしい。そこを嫌だーって泣いてお別れしないところがまた良かった。出会いも突然で別れも突然、だから悔いなく今を精一杯楽しもうというメッセージだったのかな。1人に戻ったこたくんだって前のままじゃない。すっきり明るいラストがとても心地よかった。
こたろうのインターンは残念でしたね。高望みをせず身の丈にあった暮らしがモットーのこたろうくんには水が合わなかったってことでいいのではないでしょうか。もったいないとしがみついても憧れもなく価値観の違う人たちとやっていくのは大変でしょう。でもそこで自分の向き不向きが分かったなら大きな収穫です。次へと行動を起こすあたりは成長が見られて良かったです。心配なのはテンですね。前世の記憶が無くなるというより昨日の記憶も怪しくなってきました。病気を疑わないところがファンタジーですね。
猫派だからか従順なテンとこたろうの暮らしにはほのぼのしすぎてつまらないさを感じていたところにエリーさん登場!3人になった関係も新しくどんどん面白くなっていきました。キャリアウーマンのエリーさんには考えさせられるセリフがいくつもあり、女がバリバリ働くことの難しさにうなずきが止まりませんでした。女性が輝ける未来を!といいつつ働け!家事しろ!子供も産め!と言われるような社会では輝いている暇はない!エリーさんに寄り添うこたろうが優しくて沁みました。
ファンタジーだし突っ込むことがどうかしてるのかもしれないけど、推定小学生の時に亡くなった犬が生まれ変わったとして10歳くらいは離れてないとおかしいよね?そして推定中学生の時に会った猫はもっと年下じゃなきゃおかしい。なのにテンは少し年下で、エリーはこたろうよりも年上だ。そこでもうこの物語は破綻しているのだ。違うドラマでやっていたみたいに乗り移ったという方が自然なのかもしれない。そして急にBL要素が強くなったところがよく分からなかった。
浮所くんが演じるテンはやっぱり無邪気でかわいらしく愛情表現がストレートな犬って感じ。そして松本まりかさんが演じたエリザベスは思わず様ってつけたくなっちゃうような女王様気質のお猫様って感じ。2人に挟まれたこたろうが面白かったです。でもいくらもう会えなくなるからって寂しいからってバカ猫とか言うのは悲しいのでやめてほしい。そのくらい大好きだったよっていうのも短期間過ぎてちょっとよく分からなかった。ただこたろうが死んだペット達にも心配される存在だということだけは分かった。しっかりしろよ!こたろう!
なかなかこたろうとテンの関係を他の人に分かってもらうのは難しいかなと思いました。ただファンタジーとしてはこういうことを望んでいる人もいるだろうし希望を込めてって感じでしょうか。テンの元の人格はどうなっちゃっているのか、ある日何かがきっかけでテンの人格?犬格?は消えてしまうのか。どうしようもないこたろうを空から見ていて心配で駆けつけたっていうパターンもありますよね。だけど2人がずっと幸せに暮らしていくっていう結末がいいなと思ってます。
こたろうがデリバリーなんかって言っていたのはその仕事をバカにと言うか軽く見ていたっていうのも事実だろうけど、ずっと働いていなかった自分が働き始めるという緊張をほぐしていたようにも見えたのでそこまで悪い気はしませんでした。ただ見るのとやるのでは大違いなので苦労しますよね。こたろうはいつも横柄な感じに見えますが社会人生活で出会った素晴らしい先輩のいいところを自分の中に持ち続けられるピュアな部分も持っていて少し見直しました。
継続は力なりって言葉が浮かびました。自分が何者になれるか分からないから特別努力もせず何にもしないこたろうと、いつ報われるとも分からないけど作品を書き続けたこうたろう。二人はダメ太郎なんて言いながら一緒に青春を過ごしてきたはずなのにこんなにも違ってしまった。こたろうには誰に何を言われても響かなかったけれど、今回のことは響いたのではないだろうか。子孫になまじっか資産なんか残すもんじゃないですね。スーツを着たこたろうは凛々しくまだまだやり直せると思った。
こうたろうは澪央のことほんとに好きだったって言ってましたが本当なのかな?あれじゃ私も澪央だったら恋人がいる俺が好きだったって思うかな。好きだったなら行動しなきゃ!でもリアクションしない澪央も澪央だと思うしお互い別れたのは仕方ないのかなと思います。お金でしか繋がれなかったなんて悲しいですね。身の回りが困らないくらいのお金があればいい、とは思います。だけどそれ以上のものが欲しかったら自分で動くしかない。ぬるま湯に浸かったダメ男は変わるのか?そろそろ変わらないと愛想が尽きます。
ペットを飼ったことがある人、更には亡くしたことがある人には切なくなったり悲しくなったりする場面もあるけるど心が温かくなるドラマだと思います。ただ何回も出てくる昔の言い伝えはだいぶ怖いですね。それが本物なのかもしれませんが、死んだとはいえ大事なペットの体を傷つけてしっぽを埋めるなんていうのは日本の文化には合わないので何回も出す必要はなかったかと思います。でも二人にしか分からない思い出が共通項となり同居するながれは感動しました。