トラックガール

将来に不安がない人なんているのかな。みんなカンタみたいな思考に陥らないように頑張っているんじゃないかな。じゅんちゃんみたいに将来を見据えて自分をどういう風にしていったらいいか考えて行動できるのって素敵だなと思った。死ぬまで自分の体と心を操縦していかなきゃいけないんだからね。トラックドライバーに女性はありかなしかなんて考えたことはないけど、確かに働く上では不利なことも多いかなと思った。でも志があるならじゅんちゃんのように頑張って欲しいと思った。

トラック業界のあるあるが詰まっていてその業界にはすごくウケるんだろうなと思いました。一般の人たちにとっても物流はなくてはならないものだから、感謝感謝ですね。話としてはビアホールにビールが間に合うようにじゅんちゃんがわざわざ待ってる場所から手積みで運んだってだけ。内容はさほど面白くはない。ただ仕事終わりに優勝〜！と言って飲むビールは美味しそうだし今日も一日頑張った！と一緒に労いたくなるようなドラマだと思う。

じゅんちゃんは前向きだな。お酒は嫌なことを洗い流すのではなく自分の今日の頑張りを誉めるため、ノルマが達成できなかったらボーナスが減らされるのではなくノルマを達成できたらボーナスがもらえるっていう思考になったら同じ人生でも感じ方が全く変わるだろう。自分もそんなポジティブな人でありたいと思った。ついでに言うと営業が稼いでくるから会社が潤うが、事務方がいないと会社が回らない。それを考えられない人にはならないでほしいと思った。

かわいくて細い女の子を主役に持ってきたところに偏見との戦いを描きたいんだなと思っていたのでここ数回のそういうやり取りにはそうだろうなとしか感じない。女の子がトラック運転手をやるって今どきそこまで珍しいのかな？荷下ろしの時の体力を考えると難しいかなと思い人もいるかもだけど運転が上手い女の子なんてザラにいるでしょ。今回のおじさんのコミュニケーションを取らないと気遣いできないって話は合ってるような間違ってるような‥。それも思い込みでは？と思ってしまった。

人にできることは自分にもできるってメッセージはシンプルでそうかも！と思うけど、よく考えれば結構難しいと思う。だからこそじゅんちゃんが素直に疑わずにそう思っていることがすごいと思う。トラック運転手の仕事は誰に強制されているわけでもなく、じゅんちゃんが楽しんでやっているなら誰かが大変でしょなんていうのはお節介というものよね。環境がどうしても男向きではあるけれど、好きならどんどんチャレンジしてほしいな。

ネット社会になってますます物流が忙しくなる時に女性にまでその門戸を開けようとするのは素晴らしいけれど、運転だけじゃなくて荷を積んだり下ろしたりがあるんだよね。じゅんちゃんは荷物を手積みにこだわるほどその作業が好きだからやっていけるけどそこがネックって人も多いかもしれないよね。じゅんちゃんはトラック業界の救世主かもしれないけど今のままでは先細るでしょう。優勝Tシャツを着ておかずいっぱい頬張る姿は頼もしい。応援したくなりました。