※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 3.5 /5.0(70%) | 602位 /1087件中 |
キャスト 3.3 /5.0(66.6%) | 843位 /1087件中 |
演出 3.3 /5.0(66.6%) | 692位 /1086件中 |
音楽 2.5 /5.0(50%) | 952位 /1087件中 |
感動 2.7 /5.0(53.4%) | 758位 /1082件中 |
笑い 2.3 /5.0(46.6%) | 761位 /1082件中 |
スリル・興奮 4.3 /5.0(86.6%) | 64位 /1079件中 |
脚本・ストーリー 3.5 /5.0(70%) | 602位 /1087件中 |
キャスト 3.3 /5.0(66.6%) | 843位 /1087件中 |
演出 3.3 /5.0(66.6%) | 692位 /1086件中 |
音楽 2.5 /5.0(50%) | 952位 /1087件中 |
感動 2.7 /5.0(53.4%) | 758位 /1082件中 |
笑い 2.3 /5.0(46.6%) | 761位 /1082件中 |
スリル・興奮 4.3 /5.0(86.6%) | 64位 /1079件中 |
正隆がどいつもこいつも的なことを言い出してからあれ?と思っていたけど最終回は見事な全ての伏線の回収にスッキリした気分で終われた。全ては麻美の計画通りと言うわけだ。麻美は不治の病に侵されていると知って一矢報いたいと計画を立てたのだろう。それにまんまと踊らされた正隆は哀れという他ない。自分の命を差し出してまで地獄に引きずりたかったのかと思うと麻美の執念が怖い。でも神永の執着も最後に明らかになりゾッとして終わった。もう一度見直したくなる面白さだ。
沙織には不倫を自ら責めるのではなくて一旦は気をつけなさいくらいに優しい言葉をかけて見なかったふりをしたのに、週刊誌からその事実を晒すって麻美ってブラックだなと改めて思った。絵美の父親が怒るのを承知の上で身元がバレるような小説を書き、正隆さんへその怒りが向くように仕向けたのもブラックすぎる。麻美って見れば見るほど奥深くて気づくとハマっている。とうとう殺人まで起きてしまった。どう収拾がつくのか見ものだな。
売れっ子作家になった今なら自分の命と引き換えにこんなことをしなくても十分話題性のある本が作れたのではないかと思うけど、自分にできる精一杯の力で反撃したかったんだろうしそれができたら生きている意味なんてなく彼女たちのところに行きたいと思っていたとすればこれはこれで麻美の本懐だろう。正隆との生活に幸せが見出せていたら未来は変わったのか?とも思うけれど、麻美は自分が幸せになることに後ろめたさを感じていたりしたのだろうか。たらればがたくさん浮かびどんどん麻美に惹かれていった。
混沌とした現在から麻美の高校時代の話になったら一気に物語に色がつき動き出した。キラキラして楽しげな高校生の女子5人による集団自殺。今問題になっている遊び半分のオーバードーズなんて比ではなく確実に死にたいという思いが詰まっていた。言い出した麻美だけが狂言をそのまま実行して取り残された。その喪失感は計り知れない。ただ後の4人の背負っている荷物はあまりにも重く何故死んではいけないのかと問われたら返す言葉がない。むしろ彼女たちがいなくなった後のその家族たちが見てみたいと思った。
死体を探してくださいから入るから麻美はもう死んでしまったのだとしか考えられなくていたけど、そもそもなんで死にたかったのだろう。自分のお金を湯水のように使う夫とその母に疲れたから?でも才能があって自分1人で生きていけるならあんなへっぽこ親子に負ける気がしないし離婚すればいい話だ。そこへ出てきた集団自殺、麻美はその生き残りということであれば元々死ぬ願望が強かったのかもしれない。ただ死ぬのは親子の思う壺だから行方不明なのか?まだまだ闇は深そうだ。
始まって早々の不倫シーン、旦那さんがあの伊藤さんってあんまりラブシーン見たことない俳優さんだったから面食らってしまう。正直に言えばセクシーさを求めたことがないので見たくなかった。私の死体を探してくださいという奇妙な謎解きが始まって視聴者の関心を引いているのを分かった上でさらさらっと家族の内情を暴露していく麻美が怖い。家庭内の鬱憤が溜まりに溜まっての行動なんだろうなとは理解できたが、自分が死ぬという選択をした理由に興味が湧きました。