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脚本・ストーリー 2.8 /5.0(56.6%) | 882位 /1088件中 |
キャスト 3.3 /5.0(66.6%) | 843位 /1088件中 |
演出 3.2 /5.0(63.4%) | 767位 /1087件中 |
音楽 3.3 /5.0(66.6%) | 620位 /1088件中 |
感動 2.8 /5.0(56.6%) | 673位 /1083件中 |
笑い 1.7 /5.0(33.4%) | 987位 /1083件中 |
スリル・興奮 2.8 /5.0(56.6%) | 745位 /1080件中 |
天才に憧れるのは必然かもしれないけど天才は天才で本気を出しても届かない高みがあって、そこに届かない自分に悩む。その悩みは天才だけのものではなく、天才を羨む人たちがただ見てみぬふりをしてるだけのもの。天才であろうがなかろうが何者にもなれなかったと諦める人間になるか、それでもしがみついて自分が目指す高みではなく求められているものを作れる人間になるか、たくさんの心に刺さるセリフと神秘的な映像が相まってとても見ごたえがありました!
見てる自分自身は共感できる特別な何かを持っているわけではないのになぜか涙が溢れて、語彙力のなさに呆れてしまうけど「すごい、最高の」作品でした。
主人公の光一と天才画家であるエレンの周囲には、仕事仲間や共通の友人等がいて、その5~6人がいろんな組み合わせで、数分おきに登場する。無意味な場面転換が続く上、現在と過去の回想シーンが入り乱れており、非常に見分けずらく、これは過去シーン?などと疑いながら見る内、内容がおろそかになる。例えば美大のカフェでエレンと話すさゆりはニューヨークにいっても、光一と別れ話をする時も、全く変わらない髪型で、後ろで一つ結びしている。光一やエレンも同様で、髪型や服装が全部一様で、今昔でこれらをガラッと変えるなどの工夫が欲しい。そして、それぞれ作品を作るために苦労したり、言い争いするなど、緊張するシーンばかりで、緩和がなく、コメディパート等が全くないので見ていて疲れる。また、登場人物がほとんど20代前半程度の青年たちで、体力的に無理が効くから頑張るのはわかるけど、職場でぶっ倒れるまで考え続ければ新しい何かが生み出せる的な展開は、あまりにスポ根脳すぎる。
構成が悪すぎるように感じます。5話までみましたが毎回毎回半分くらい回想シーンです。回想も学生時代の回想と会社に入ってからの回想(半年前など)とがある上に、時代の描き分けや演じ分けもあまりできていないので、今観ているのがどの時代なのかを視聴者がしっかり意識しながらみないとごちゃごちゃになってしまいます。5話の間、話がぜんぜん前に進んで居ない印象です。あと、八木アリサさん演じるモデルも才能がある人という設定なのですが人物を表現するためのエピソードが下品すぎて全く素敵にみえませんでした。カウンターでお寿司をあんな風に食べるエピソードは必要なかったのでは?
吉村界人さん演じる営業の流川さんがクリエイティブを目の敵にする理由が明かされるのですが、それが「え?そんなことで?」と思うくらいに小さな陰口だったのでちょっと説得力がなかったです。主人公の朝倉にイライラする気持ちは解るのですが資料すら見みないで突っぱねるなんてあり得ないことだと思います。営業として一流ならばそれ相応の描き方があるはずです。そのあとの朝倉の「流川さんは俺だ。エレンと出合えなかった俺だ」というセリフ(心の声)も、いままでの四話までのエレンと朝倉の関係からは納得できる部分が無いように感じてしまいました。あと台詞棒読みの役者さんが多いのも気になります。吉村界人さんが主役を演じた方が良かったんじゃないかしら?と思います。
話が面白そうなのと吉村界人さんが出演されるということで第1話を観てみましたが、うーん、少し間延びした感じがしています。会社内での状況や背景を解らせるための説明が多かったからかもしれません。あと「エレン」の天才感があまり出せてなくて、スプレーで絵を書く場面はただの痛い人に見えちゃうかんじだったのでもう少し神々しさみたいな雰囲気があれば良いのにな、と思いました。主人公の男性の演技がまだまだ少し固い気がするので話が進むにつれて上手くなっていくと良いな、とも思いました。
エレンという絵の才能がある少女が、幼少期から抱えている闇と、ずっと戦っているのが、とても悲しい反面、強くもあるんだなと思いました。
現在葛藤しているようですが、それに至った理由が何なのか、また、同級生の光一達と、どんな関係性があったのかが、早く知りたくなりました。
現在と過去の時代が行ったり来たりしているストーリー展開は、個人的に好きです。
光一は、エレンの存在で一人前になろうと努力していくだろうし、2人に、どんな未来が待ち受けているのか興味深いです。