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脚本・ストーリー 3.7 /5.0(74.6%) | 474位 /1088件中 |
キャスト 4.2 /5.0(84.6%) | 346位 /1088件中 |
演出 3.7 /5.0(73%) | 527位 /1087件中 |
音楽 3.4 /5.0(67.6%) | 599位 /1088件中 |
感動 3.1 /5.0(62.4%) | 519位 /1083件中 |
笑い 3.5 /5.0(70%) | 233位 /1083件中 |
スリル・興奮 3.2 /5.0(64.6%) | 501位 /1080件中 |
脚本・ストーリー 3.7 /5.0(74.6%) | 474位 /1088件中 |
キャスト 4.2 /5.0(84.6%) | 346位 /1088件中 |
演出 3.7 /5.0(73%) | 527位 /1087件中 |
音楽 3.4 /5.0(67.6%) | 599位 /1088件中 |
感動 3.1 /5.0(62.4%) | 519位 /1083件中 |
笑い 3.5 /5.0(70%) | 233位 /1083件中 |
スリル・興奮 3.2 /5.0(64.6%) | 501位 /1080件中 |
特捜班のメンバー全員が、裁判官や刑事部長の圧力に負けず、信念をもって真実を追求する姿がとても心に響く、良い最終回でした。
特に、父親を冤罪によって死刑となった息子の村野が、弁護士二人を殺害し、裁判官・櫻井の殺害を特捜班に止められた時、「正義とは何か?」という意味を考えさせられるシーンも印象が強く、新藤と浅輪も、村野の無念に寄り添い、彼を救おうと櫻井に立ち向かう姿は、本当にかっこよかったです。
また、宗方班長が、浅輪を守ろうと、自らの立場を顧みず過去の事件に決着をつけるシーンも素敵でした。
最終回のため少々駆け足のストーリー進行のようにも思いましたが、弁護士・検事・裁判官の癒着が説得力のある描かれ方をしている事件で、どんどん引き込まれてしまいました。浅輪直樹が主任の立場を賭けてでも不正を正したいという気持ち、またそれにこたえる宗方朔太郎班長が、自らの辞表で盾になるというエンディングも感動的でした。桜井裁判官が超然とした態度を取りつつ最後に辞職していったのは、ちょっと難しかったですが現代の清濁併せ呑む姿の象徴なのかな、と思いました。
青柳さんの暴走捜査がなかったのが残念。いつもの強引な聞き込みとか見たかったのにな。
最近は新藤くんも少し大人になったのか静かになってきていてもったいない。
若さゆえの暴走、みたいな前作が懐かしい。
猪狩さんの友人が自殺したりと詐欺の被害者がたくさん自殺している話がとても悲しくて
見ているのが切なくなる回だった。復讐からは何も生まれないけれど、復讐でもしないとどうにも晴らしようのない気持ちが残ることは確か。
刑事の青柳のカッコ良さが際立って出ていた内容の一方で、落語が大好きな事が伝わる、特捜班室内で班長の宗方から始まった落語の芝浜の話から、青柳が流暢に語り聞かせるシーンは面白く、もう少し長く見て聞いていたい気持ちになった。
特捜班の若手刑事の新藤が、単独で捜査を続ける青柳を激しく責め立てるシーンの内容は良いと思ったが、怒り方が幼く、青柳からの説明に納得して冷静になるまでの流れが急すぎるために、情緒不安定な人物に見えてしまう部分はもったいなく感じた。
落語の「芝浜」をなんとなく知っていたので、それがテーマになっている今回の事件は特に面白かったです。
寄席の常連である被害者の鍵の隠し場所や、出世を前にして犯罪を犯したのが落語家だったというのが、新機軸な印象でした。
特捜9のメンバーではお茶らけている方の青柳刑事が、意外にも妻に対する愛情を見せている様子、因縁のやくざ者に対し力ではなく迫っていく感じも見ごたえがありました。
たまにメンバーのプライベートに迫っていくストーリーがあるのが、このシリーズの好きなところです。
たい焼きで生計が立てられるなんてすごい。青柳は因縁があるからって単独行動はまずいんでは…と気になった。でも通っちゃうんだね。毒殺刺殺に暴力団に詐欺と物騒な要素を豊富に取り揃えているのにどこかふわふわした感じがするのはどうしてなんだろう。派手さはないけどだからと言って堅実といった感じもないし、シリーズ通してこの辺りほんとに謎。さらっと見られるけど、それでいいのかって思ってしまう。しかし特捜の職場環境最高だな…。
内容が凝っていて、犯人らしき人物がいっぱいでてくるし、この人が怪しいと思っても違っていたりと予想ができない展開で面白かった。AIのしくみとか技術の進歩とかもわかるエピソードで興味深かった。AIは便利で現実にもいろいろ利用されているけど、今回のように人の命を見守るような時には、システムにトラブルが起きた時は怖いなと感じた。利用者だけじゃなくAI開発者の姿も描いていて、AIをテーマにいろんな立場の人が複雑に絡んでいるストーリーが面白かった。
「主任の浅輪が頼りないから、部下たちがよく働く」という自虐的な言葉を放って、班長の宗方が笑いを誘う場面は正確に的を射すぎていて笑ってしまった。
今回も宗方が通っている陶芸教室から持ってきた尖った物を示して事件解決に向かわせるパターンだったために、浅輪たちだけでは、あと一歩事件解決の捜査に至っていないのが残念。気になるのは特捜チームで一番若い新藤と全く変わらないタメ口会話で取り仕切る浅輪のキャラクターが幼すぎて、成長が感じられない所は改善すべき点に思えた。
1話の短い時間で4人目の真犯人まで容疑者がどんどん変わり、その成り行きにワクワクしました。
容疑者となるゲスト出演の俳優さんも近藤公園と櫻井淳子で怪しさが満載の熱演だったのに、実はシロだったのが「だまされた!」という感じがあって良かったです。
都会のマンションの1室で近所付き合いがなくても、これほど事件に発展するかかわりができたりするのだなぁと、ドラマとは言え、不思議な感慨がありました。
特捜9のメンバーが、バディを入れ替えて捜査に取り組んでいたのも面白かったです
班長の宗方がやたらとアップルパイの話をしているので、ただ単に食べたいだけなのかと思ったが、物語の重要部分だったとわかり納得できた。
ただ、アップルパイの成分分析をしたのは鑑識係だったのに、最終的に違いを見分けるために、浅輪の妻の倫子が2通り作り、違いを語る所に、倫子も警察官になった方が良いのではと感じた。
倫子が秘伝のアップルパイの要を、リンゴの切り口を種のギリギリまで星形にした方が、良い香りをさせられるとあったが、本当に香りの良いアップルパイが出来るのか、自分で作って確かめたい気持ちにさせられた。
アップルパイに特化した内容と、犯人のなぞ解きがストーリーとして上手くはまっていたのが良かったです。
アップルパイを鑑識が分析する、しかも犯人追及のためにレシピを再現するというのは、新感覚でした。
さらに過去の事件も解決するというのが、深いなぁと感心してしまいました。
浅輪の奥さんになった倫子も久しぶりにパティシエとして出番が多くて、また浅輪の若い頃の映像が挿入されたりしていたので、ファンサービスを楽しむ感覚でも面白かったです。
決して超豪華キャストではないし、良くありそうな刑事ドラマなのですが、前クールから欠かさず見てしまいます。爽やかで笑顔が可愛い井ノ原快彦さん、ダンディな寺尾聰さん、素敵なお姉様羽田美智子さんの3大ベテラン陣の安定した演技はさすがです。しかし私個人がハマってしまったのが怪しいオジサン刑事です。吹越満さんと田口浩正さんの二人です。絶対刑事らしくないし、ボケとツッコミが絶妙で漫才コンビみたいです。特に吹越さんの無謀で強引な言動は、なかなか上司に物が言えない私からすれば「スカッ!」とします。
ドラマ内容は、昔からある保険金殺害事件で珍しくはなかったが、インパクトが十分すぎるゲストキャストに目が奪われてしまった。
助けを求めて闇夜を走ってくるのに異様な程に濃い過ぎる個性を放っているのがわかる、オネー系のスタイリストの亀谷に腰が引ける姿勢になる浅輪の構図に笑ってしまい、浅輪の聞き込みに間合いを詰めて狙っている雰囲気を感じる、艶かしい動きは面白すぎた。
真犯人とは思っていなかった殺害された樹妃里子の夫の敦郎は、とある会社社長にソックリ過ぎて、もうドラマの内容なんてどうでもよくなってしまう、見た目の面白さが満点だった。
サングラス刑事の青柳とゆるキャラ刑事の矢沢の愉快すぎるコンビが、班長の宗方たちベテラン警察官たちが関わった昭和時代に起きた未解決事件の解決を神社に訪れて神頼みする場面で、賽銭を出さない青柳が矢沢の財布から万札を取りだし投げ入れ願うシーンは短いながらも笑いが詰まっていて面白い。
ベテラン組の解決できなかった無念さが溢れていたのが伝わってきていたので、もう少し宗方と神田に猪狩の登場するシーンを増やして欲しかった。
昭和最後の未解決事件から平成を超えて令和へ、班長もいつもより活躍して、それに猪狩さんも冒頭から登場して、いつもより多い出番で、特捜9の主要メンバー全員がみんな関わり解決した事件だったと思います。
まさか、30年前に殺されたと思っていた女性が生きていた、というのは意外でした。やくざが子供がいるから殺せなかった。「その時の子は立派になったよ」とやくざに伝えるシーンと、喫茶店で30年前の恋人同士が再開するシーンは特捜9ならではの感動シーンだったな、と思います。
女流棋士が出てくるので将棋に関する物が決定的な証拠となるのかと思っていたが、まさかのチョコレートで気付く展開とは予想できなかった。
浅輪の妻の倫子が言っていたチョコレートの形が変という言葉はヒントになった上に、倫子のパティシエという職業も上手く活かせていてよく考えられた構成だった。
ただ、やたらと宗方の犯人に向けて誘導が目立ったために、捜査員の刑事たちを取りまとめるべき浅輪が光って見えないようになっているのが気にかかる展開だった。
今回は、友人で女流棋士の永井知里を殺されたことから、知里の無念を晴らすために事件に立ち向かう小宮山が最も目立ったと思い、凛々しくかっこよかったと思いました。
また、一見いい加減に見える宗方班長ですが、部屋の温度と「勝利を呼ぶチョコレート」の謎を解くヒントをいち早く見つけ出すところは驚かされ、9係のなかで最も観察力が優れているのも、ストーリーの面白さがアップしていると実感しました。
そして、今や主任として活躍している浅輪と、相棒の新藤とともにアクティブに活躍するコンビも相まって、9係全体のリズムがバッチリで面白かったです。
井ノ原快彦演じる浅輪直樹が事件解決の糸口にしたのが、妻が気づいた「チョコレートの形」というのが、意外性があって面白かったです。将棋界のネタは「緊急取調室」でも扱っていたので、被っているのがちょっと残念だったのですが、切り口が違っていたので違和感なく楽しめました。ブレスレットの件で犯人をだましたのは、このような誘導尋問は違法なんじゃないかなとも思いましたが、犯人が楽になったような顔をしていたので、まあよし、という感じです。
青柳と矢沢に村瀬というトリオの組み合わせは面白い。いつもパターンを崩した構成は楽しく、張り込みや取り調べの場面に笑いの要素を多く含む青柳と村瀬のツッコミ合いがとてもよかった。今後も見たい。
出版された書籍の間違いを投書で指摘した愛理に会いに行った矢沢と青柳が、待ち伏せして声をかける場面は笑った。2人が刑事ではあるものの、愛理はそれを知らない上に、周りに人気がなく、普通だったら怪しい雰囲気の中年男2人に対して、1人でいる愛理は走って逃げるだろうなと、物語の内容からしてもそう思った。
いつもと違う浅和と村瀬コンビが新鮮で良かった。代わって進藤、小宮山チームの活躍は印象が薄かった。浅和、村瀬チームは安心して見ていられる、そんな捜査だった。お互いが何をしても反対することなく捜査が進んでいく。若いいい意味でも悪い意味でもごちゃごちゃした進藤とのバディとは違っていて、またこういうバディ替えもありだなと思った。事件も容疑者が浮かんでは消え浮かんでは別だった、と見ごたえのあるストーリーだったと思う。
ホテルの爆破事故から始まるが、死亡したのは弁護士だけど、その死亡した人についてはあまり取り上げられず、パーティーに出入りした不信人物が自殺志願者だったとか、死亡した弁護士に辿り着く要素がなく、ストーリーを追いにくい回だった。浅和と新藤の喧嘩も必要だったのか? 喧嘩別れして、それって浅和が単独行動で捕まって助けに行く感動ストーリーのためだけでは?そんなに大袈裟にする必要なかったのでは?と思う。犯人はこの人だろうな、と冒頭から思ったけど、色々不可解というか、ストーリーの繋がりが雑な回だったと思う。特捜9好きとしてはがっかりな回だった。
「特捜9」は、前回放送されていた時に、私は見てなくて、周りの評判が良かったので、season2を見るのを楽しみにしてました。しかし、ガックリ、、おもしろくない、、。なんだか、設定が無茶苦茶で、ドタバタしてるだけって感じがしました。最後の小屋が爆発するところも、なんで?って思ったし、全てにおいて、感情移入ができなかったです。刑事物はだいたい好きでよく見ているのですが、こんなにストーリー設定に疑問を抱いたのは初めてです。
特捜ナインの面々が、それぞれ好きなように動いているのに、じわじわ事件の本筋に近づいている感じが良かったです。
9係の時からのツーカーの仲が踏襲されていて、それぞれが手掛かりを追っているときのテンポのいい感じがオシャレでした。
しかし、進藤がちっとも懲りていなくて、変わらず単独行動をとり、浅輪を危機に陥れたのは、学習能力がないなあと感じました。
そんなアホな後輩を許してくれる度量のある特捜班が、素敵だな、と思います。
浅輪が警部補になれたのは、ちょっとドラマ的すぎますね。
スペシャルも見て第1話も見て、やっぱり特捜班のキャラは前作から続いてるなぁと思った。宗方さんすごく渋くて決める時は部下のためにバシッと決めてくれるし、話の見せ方が前と少し変わったのか、面白い演出だった。三者三様の動きがよくわかった。新藤くんはまだまだ青臭いし、納得いかないことは上司であろうと意見をはっきり言うし、それをわかってる仲間なんだなぁ。すっかり馴染んだので良かったが今シーズンは何かと退場しそうな雰囲気を醸し出している。と言いつつずっといるかもしれないが。しかし、よくよく第1話の犯人はこれからのストーリーに意味があるのかというほど、ざっくりな解決だったと思う。伏線ならばどう回収するのか楽しみだが、伏線ではないのなら、少し疑問が残る終わり方だったと思う。
地味ながら安定感のある刑事ドラマ。抜群のチームワークでスピーディーに事件を解決していくのが爽快。
しかし昨年からメンバーに加わった新藤は、効率を重視するあまり、単独行動をとってチームを掻き乱す。それをきっかけに浅輪にピンチが訪れ、ハラハラする展開に。
そんな緊迫した場面でも、青柳・矢沢コンビのコント的な芝居や小ネタは健在で、くすっと笑ってしまう。
設定に無理があると感じる部分や、そんなにうまくいくわけがないとツッコミを入れたくなる部分はあるが、そこはあまり深く考えず、テンポ良く進んでいくストーリーを楽しんでいる。
1話完結のドラマではあるが、伏線に繋がりそうな場面もあったので、ちゃんと回収されるのか見届けたい。
かつて渡瀬恒彦さんが主演していたシリーズは面白かったのですが、井ノ原快彦さんが主演になってあまりの芝居の下手さにがっかり。井ノ原さん演じる浅輪が、彼の指輪を探しに行って爆発に巻き込まれた新藤(山田裕貴)と抱き合うシーンで見せた泣きの演技は、プロとしていかがなものかというレベルです。共演者はなかなか豪華なのに、井ノ原さんの芝居が気になって楽しめませんでした。せめてもう少し役を掘り下げるとか、芝居の仕方を工夫するとかして欲しい。