犯罪症候群 season1

おもしろかったです。環さんが何を隠して武藤を使っているのか？ベースになっている部分に何が隠されているのか気になりますね。最終話でカズキくんが無事戻って来てくれる事を信じていたので、死んでしまった事はビックリしました。誰も救われる事の無いストーリーは見た後に悲しくなります。でも犯罪とはそういうものなんでしょうね。「復讐しても地獄。しなくても地獄。」考えさせられます。

とてもシリアスなドラマでした。元刑事が、心に闇を抱えながら仕事、家庭と被害者の気持ちになって、とても観ていて、考えさせられるドラマで、毎回とても楽しみでした。娘のお父さんに対する気持ちもすごくわかって、私も子供が大きくなった時の接し方を考えることができました

最終話では子供を殺された父親がそのきっかけとなった自分の父親を殺してしまいますが、感情的にはわかるけどそれが正しい方法だったのかそれ以外方法はなかったのか、考えさせられるドラマでした。
全体的に重厚で登場人物心理描写もうまく表現され、出演している俳優もいい演技をしていて毎回楽しみにしていたドラマでしたが、毎回最後に「あなたの周りの○○症候群」というコーナーがあり、それがせっかくの重厚な作りのドラマを台無しにしている感じがしました。

大人のドラマと言われているとおり話ごとにハッピーエンドがない。このドラマの面白いのは誘拐、クスリといった世の中のいろんな事件が出てきて、その中で警察を辞めた主人公が、そういう事件に関わって、自分の過去と向き合い、また被害者が必死にあがく様が人間味があっていい。

名前の通り犯罪を描いたドラマですが、犯罪内容は普通の刑事ドラマと変わらない。しかし妹さんを未成年に殺された主人公という設定が気になり観てました。結局未成年なので通常の刑事罰は適応されず、主人公自ら殺しそうになってしまったとゆうかなり被害者家族の気持ちを表した何とも言えないドラマです。自分のせいで知人の子供さんが殺されてしまったり、観ていて悲しくもなり共感できます。その反面渡部篤郎さんの警視庁の悪役も好きですね。

自分なら家族を殺されたら犯人が未成年だろうと、絶対に復讐する。警察官も知らない警察の闇の部分がミステリアスで興味をそそられる。いろいろな事件が絡み合っているが、ひとつずつきちんと解決されていく過程が好きだ。家族の絆を取り戻したとき涙がでた。

1～3話の誘拐のエピソードは、SNSが犯罪に利用されたり、介護に悩む女性が出てきたりと、現代ならではの話で興味深かったです。渡部篤郎が目的のためには手段を選ばない、何を考えているかわからない役を上手に演じていて、怖いです。一方で、玉山鉄二と鶴田真由が夫婦役で中学生の娘がいるようには見えないことは残念でした。

人間は誰しも犯罪に対する意識はあると思われます。特に家庭内の誰かがそれに加担しているとなると必死になると思います。同じ家庭環境にある私には娘が自分の仕事についてどのように感じているのか、話をする機会を与えてくれた作品でした。

全体的に暗いので、好き嫌いに分かれる作品だと思います。ストーリーも面白く原作と結末が変わるのか、ドキドキしながら見ています。ただ音などの演出に欠ける気がします。
なので少し、抑揚に欠けたんたんと進むイメージがあります。

環さんの存在感と、どこまでもつかめないキャラクターに惹かれます。武藤の、ひたむきに事件を追う姿や過去との葛藤もよく描けていると思うし、父親としての苦悩もわかる。でも、もうちょっと家族ときちんと向き合ってほしいな。
事件の内容が、今日の世情に合ってて「こういう犯罪や事件、ありそう」と思わせてくれるところがリアルです。

夜遅くに放送されているものですが、一度見た時になにか引きつけられるものを感じ毎回見ています。謎が多く、家族なこと、仕事のこと、繋がりが見えず知りたくて仕方がないため、とにかく気になります。暗く、ナゾ感はすごいです

内容はとにかく暗いです。そして謎に包まれてることが多くドラマの概要をつかみにくいです。登場人物の素性もあまり明らかになっていません。しかし、少しずつ明らかにされていく内容に毎週欠かさずに見てしまいます。

このドラマの前にやっていたオトナの土ドラ『真昼の悪魔』を毎週録画していたので、そのまま録画になっていて、観てみたら、結構面白い。

玉山鉄二は悲しい過去を背負う役が似合うんだなと発見。要潤演じるジーニアス。『ジーニアス』（天才）って、ハンドルネームとはいえ、自分で名乗っちゃうんだなってちょっと笑っちゃった。

これはドラマだけど、警察組織って結構裏では、色々とえげつないことや、理不尽なことが実際に行われているんだろうなぁ・・というふうに思ってしまう。

今期、続きが気になるドラマの一つ。