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脚本・ストーリー 4.0 /5.0(80%) | 296位 /1088件中 |
キャスト 4.8 /5.0(96%) | 35位 /1088件中 |
演出 3.8 /5.0(76%) | 429位 /1087件中 |
音楽 3.6 /5.0(72%) | 452位 /1088件中 |
感動 3.4 /5.0(68%) | 333位 /1083件中 |
笑い 2.8 /5.0(56%) | 553位 /1083件中 |
スリル・興奮 3.2 /5.0(64%) | 519位 /1080件中 |
脚本・ストーリー 4.0 /5.0(80%) | 296位 /1088件中 |
キャスト 4.8 /5.0(96%) | 35位 /1088件中 |
演出 3.8 /5.0(76%) | 429位 /1087件中 |
音楽 3.6 /5.0(72%) | 452位 /1088件中 |
感動 3.4 /5.0(68%) | 333位 /1083件中 |
笑い 2.8 /5.0(56%) | 553位 /1083件中 |
スリル・興奮 3.2 /5.0(64%) | 519位 /1080件中 |
正直過去の街並みを覚えているから犯人の行動がわかるっていう設定はよかったのですが捜査会議にも出ず、ほぼ自分の足で調べることもなくすべての謎を解いてしまう感じは刑事ドラマとしては面白みに欠けるなと感じてしまいました。
さらに言えば昭和の街並みを思い出して車椅子から立って歩くっていう演出も録画で見てたら飛ばしちゃうくらい意味がわからなかったです。記憶力の良さがウリなら頭の中で過去の新宿と現在の新宿の街並みを合致させて閃いた!みたいな演出でもカッコよかった気がするし、車椅子の刑事をウリにするなら立つ必要はなかったと思いました。
事件は前回出てきた人が次回で捕まるとか殺されるとか繋がりがあって面白かったです。
特に期待せず見始めたのですが、予想外に面白くて毎回楽しみに見ていました。1話完結だけど毎回ラストに次回に繋がる伏線が張られ、最終回では第1話の通り魔事件に繋がっていくという手の込んだストーリーで、オリンピックや詐欺など時事問題も上手く取り入れていてとても見ごたえがありました。刑事ものでありがちな「この展開、どこかで見た」という既視感が一切なくて毎回新鮮に見られたのも良かったです。
毎話そうなのですが、例えば3話のカレーのスパイスや懐メロの話など、序盤の伏線を後半に綺麗に回収する丁寧なストーリー作りが好きです。刑事ものによくある年配者が鬱陶しがられたり邪険にされる演出が苦手なので、皆が鬼さんを尊敬して頼りにしているところも見ていて気持ちが良いです。派手さはないけど手堅いキャスティングで演技が下手な人がいないところもストレス無く観られて嬉しいです。
定年退職して、しかも車椅子なのに再就職っていうのが夢があるし、新宿の日常が見れて親近感が湧きました。ストーリーは殺人事件が起こるのは普通ですが、お墓の問題は身近なネタなのでリラックス出来るし、散骨が手軽に出来るのは知らなかったので勉強になりました、将来に向けて考えさせられるネタでしたね。部下の女の子のフットワークが軽く飛び出して行ってしまうのが笑えました、新人っぽく散骨に遺族が誰も来ない話を聞いた時とか視聴者目線のようで共感出来ました。
昭和と平成の時代に関わる事件、という視点がとても斬新でどういった物がキーワードになるかというのもこのドラマの楽しみの一つです。今回は、「遺骨、人の弔い、墓」という重いテーマが殺人事件の中に秘められていて、刑事ドラマなので殺人事件は起こったものの、事件の真相よりもそちらの方が心に残りました。平成から昭和にかけての移り変わりで良い物もあれば悪い方に変化しているものもあるな、と改めて考えさせられました。